カープな毎日

カープファンのひとりごと。

鈴木誠の好守が流れを呼び込んだ白星

2017年07月30日 22時13分14秒 | 試合結果
ヤクルト 000 000 001 1
広島 000 108 05X 14
勝利投手:岡田9勝4敗
敗戦投手:石川4勝11敗
本塁打:[広島]鈴木21号、新井8号

 岡田は、初回に安打と盗塁で2死2塁のピンチを招きましたが、山田を三ゴロに打ち取って無失点で切り抜けると、5回まで毎回のように走者を背負いましたが、後続を断ってヤクルト打線に2塁も踏ませませんでした。

 打線は、石川に3回まで1安打に封じられていましたが、4回に2安打で2死1,2塁と初めて得点圏に走者を進めると、新井が適時打を放って先制点を挙げました。
 
 岡田は、6回に安打と四球で1死1,2塁のピンチを招くと、2死後に大松に右前安打を打たれましたが、鈴木誠が好返球で二走坂口を本塁で刺して失点を免れました。
 直後の6回裏に安打と四球で無死1,2塁となったところで石川が緊急降板すると、代わった山本から鈴木誠が3点本塁打を放ちました。更に敵失、四球、安打で無死満塁のチャンスを作ると、會澤の2点適時2塁打、2死後に菊池と丸の連続適時短長打により、この回一挙8得点で試合を決めました。

 7回から登板した一岡が藤井に投手強襲安打を打たれて降板すると、代わったヘーゲンズが連続四球を与えて無死満塁とピンチを拡大させてしまいましたが、中田が代打リベロ、坂口、山崎を抑えて無失点で凌ぎました。
 8回はジャクソンが三者凡退に抑えると、その裏に2死無走者から安打と四死球で満塁とし、鈴木誠の2点適時打と新井の3点本塁打で5点を挙げました。
 9回は飯田が、2本の2塁打で1点を失いましたが、14安打14得点でヤクルトに大勝して、60勝目を挙げました。


 前半戦は岡田と石川の両投手による投手戦でしたが、6回の攻防を境に試合展開が一変しました。6回表に岡田が2死1,2塁のピンチを招き、大松に右前安打を打たれましたが、鈴木誠の好返球により失点を防いだことが大きく試合の流れを変えて、カーがプに流れを傾けました。もしこれがセーフになっていたら1-1の同点となっており、直後の8得点は無かったと思われます。
 そして、鈴木誠が好守の勢いに乗って3点本塁打を放ち、試合の流れを一気にカープに傾けました。もちろん石川がアクシデントで緊急降板したこともありますが、鈴木誠の打席に直前で降板したことは偶然では無かったと思います。これも6回表の好守が呼び込んだ流れだと思います。
 好守で白星を掴むことができるところが、カープの大きな強みですね。
 
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薮田が6失点で先発初黒星

2017年07月29日 22時21分10秒 | 試合結果
ヤクルト 100 014 003 9
広島 010 000 000 1
勝利投手:小川5勝4敗
敗戦投手:薮田9勝2敗
本塁打:[ヤクルト]バレンティン20号、山田16号、大松3号

 薮田は、初回に2死からバレンティンに本塁打を浴びて先制を許してしまいましたが、打線が、2回に敵失と安打で無死1,2塁として安部の適時打で同点に追いつきました。なおも、無死1,2塁の勝ち越し機でしたが、會澤が三振、薮田はスリーバント失敗、田中は遊ゴロに倒れて勝ち越すことができませんでした。
 
 薮田は、2回から4回までパーフェクトに抑えていましたが、5回に安打をきっかけに2死3塁とされ、奥村に適時打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。
 続く6回には1死後に四球と菊池の失策で2,3塁とされると、山田に3点本塁打、続く大松にも本塁打を浴びて一気に4点を失ってしまい、6回5安打6失点で降板となってしまいました。

 打線は、勝ち越された直後の5回裏に1死から田中が四球で出塁するも、牽制死して得点に繋げられず、6回2死2塁では新井が中飛に倒れて、小川から得点を奪えませんでした。

 7回はジャクソンが登板して、2安打を浴びるも牽制死を奪うなど無失点で切り抜けると、7回裏には2番手近藤から1死後に連打で1,2塁のチャンスを作りましたが、期待の田中と菊池が凡退して無得点に終わりました。
 8回からは飯田がマウンドに上がりましたが、9回に四球と安打などで1死1,3塁とされ坂口と山崎に連続適時短長打を浴びて3点を失って試合が決してしまいました。
 9回裏に粘りを見せて連打で無死1,2塁としましたが、代打バティスタが併殺に倒れてしまい得点を挙げられず、ヤクルトに大敗を喫してしまいました。


 序盤の攻撃で小川を攻略できなかったことが中盤以降に響きました。初回は2四球を得ながら菊池は盗塁失敗してしまい、丸は盗塁を成功させて2死2塁としましたが、鈴木誠が投ゴロに倒れてしまいました。
 そして2回には安部の適時打で同点に追いついて、一気に打線に火が付くかと思われましたが、薮田の犠打失敗もあり後続が倒れて勝ち越すことができず、不安定だった小川を助けてしまいました。
 更に痛かったのは、勝ち越された直後の5回で1死後に田中が四球を選びながら、まさかの牽制死により反撃ムードが萎んでしまいました。
 この悪い流れが、6回表に繋がって菊池の失策後に薮田が痛恨の3点本塁打を浴びてしまいました。

 攻撃のちょっとしたミスが試合の行方を大きく変えてしまう典型的な試合だったと思います。これから正念場の終盤戦に入っていくので、今日のようなミスを繰り返さないでほしいですね。
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九里が粘りの投球で6回1失点

2017年07月28日 22時33分58秒 | 試合結果
ヤクルト 000 100 000 1
広島 013 010 02X 7
勝利投手:九里6勝5敗
敗戦投手:ブキャナン5勝8敗
本塁打:[ヤクルト]バレンティン19号
    [広島]鈴木20号、菊池10号、エルドレッド23号


 久々の先発となった九里は、初回に連打で無死1,2塁のピンチを招きましたが、バレンティンを中飛、山田を二ゴロ併殺に打ち取って無失点で切り抜けると、打線が2回に鈴木誠の本塁打で先制点を挙げ、続く3回には安打、敵失、四球で2死満塁のチャンスを作り、松山が3点適時2塁打を放って4点のリードを奪いました。

 九里は、4回にバレンティンに本塁打を浴びて1点を失い、更に2安打で2死1,2塁のピンチを背負いましたが、奥村を三振に斬って最少失点で切り抜けると、その後は6回まで無安打に抑えて、6回を6安打1失点に抑える好投でした。

 打線は、5回に菊池が本塁打を放って再びリードを4点に広げると、8回には1死1塁からエルドレッドが2点本塁打を放って試合を決めました。

 7回からは一岡が登板して1安打無失点、8回も中崎が1安打無失点に抑え、9回は今村が三者凡退で締めて、ヤクルトに快勝しました。


 九里の投球が光りました。初回に連打で無死1,2塁とされ、バレンティン、山田を迎えるという大ピンチでしたが、バレンティンの中飛を丸が好捕して九里を盛り立てると、山田を併殺に抑えて無失点で凌いだことが大きなポイントだったと思います。
 ヤクルトは前カードの3連戦では10点差を逆転するなど、3試合で31得点を挙げており打線好調だったので、初回に失点していたら、ヤクルト打線を勢い付かせてしまい、早々に炎上していた可能性があります。
 その後も九里は、2回以降も5回を除いて毎回走者を背負いながら、粘り強い投球で辛抱強く投げて、バレンティンの本塁打による1失点に抑えた投球は素晴らしかったと思います。また、初回のピンチで九里を救った丸の守備も大きな価値がありました。
 守り勝つ野球がしっかりとできた好ゲームだったと思います。

 ジョンソンが2度目の長期離脱となり、昨日先発した中村祐は2軍落ちと苦しい先発陣にとって九里が先発として好投したのは心強い限りですね。ジョンソンの離脱により巡ってきたローテの座を手放さないためにも、次戦の投球が重要になってきますね。
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巨人に逆転負けして連勝止まる

2017年07月27日 22時21分28秒 | 試合結果
広島 001 100 100 3
巨人 100 300 00X 4
勝利投手:田口9勝2敗
敗戦投手:中村祐3勝2敗
セーブ:カミネロ3敗19S
本塁打:[巨人]坂本11号

 中村祐は、初回に2死から坂本に本塁打を浴びて先制を許してしまいましたが、打線が、3回に2死無走者から田中が安打で出塁し、菊池の適時2塁打で同点に追いつきました。
 続く4回には、バティスタとエルドレッドが連続2塁打を放って1点を挙げ、勝ち越しに成功しました。

 2回と3回は三者凡退に抑えていた中村祐でしたが、勝ち越した直後の4回に連打で無死1,3塁とされ、阿部に2点適時2塁打を浴びて逆転を許し、1死後には陽に適時打を打たれて3点を失ってマウンドを降りました。
 2番手ヘーゲンズが後続を断って追加点を与えないと、6回には3安打で1死満塁のピンチを招きましたが、陽を二ゴロ併殺に打ち取って無失点で切り抜けました。

 田口に5回と6回を三者凡退に抑えられていましたが、7回に1死後に連打で1,3塁として、田中の犠飛で1点を返して反撃を開始すると、7回から登板したジャクソンが8回に2死後に連続四球で1,2塁のピンチを招きながらも、村田を一邪飛に打ち取ってピンチを脱しました。
 しかし、肝心の打線が、8回はマシソンに丸、鈴木誠、バティスタが三者連続三振に抑えられてしまい、9回はカミネロに三者凡退に抑えられて追いつくことができず、巨人に惜敗を喫しました。


 今日は、巨人の先発が田口ということで大量得点は望めず、カープの先発が中村祐ということで苦戦が予想されましたが、打線は田口に対して7回7安打で3点を挙げました。しかも、初回以外は走者を出したイニングは全て得点に繋がっているので、カープらしい繋ぐ攻撃ができたと思うので、負けはしましたが悲観することは何もないと思います。
 一方で中村祐は、初回こそ坂本に本塁打を打たれましたが、2回と3回は三者凡退に抑えていただけに、4回の投球は残念でした。味方が勝ち越した直後であり、絶対に失点をしてはいけない場面だったので、気負い過ぎたのかもしれませんが、制球が甘くなったように思います。
 これで登板4試合連続でイニング途中での降板となっており、そろそろローテはく奪の可能性があります。ジョンソンが離脱してローテが苦しい状況なので、中村祐には奮起してほしいですね。
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巨人戦の勝ち越し決める

2017年07月26日 22時27分32秒 | 試合結果
広島 202 010 011 7
巨人 000 000 110 2
勝利投手:大瀬良7勝
敗戦投手:畠1勝1敗
本塁打:[広島]鈴木19号、丸17号、エルドレッド22号

 初回に2死から丸が四球で出塁すると、鈴木誠が2点本塁打を放って先制点を挙げ、3回には1死2塁として、2死後に丸が2点本塁打を放って追加点を奪いました。
 4回の2死1,2塁は大瀬良が三振に倒れるも、5回に2死1塁で鈴木誠の二ゴロをマギーが弾き、更にカバーが遅れる間に、一走の菊池が一気に本塁に生還して追加点を奪いました。
 
 大瀬良は、4回まで巨人打線をパーフェクトに抑えると、5回に阿部に初安打を打たれるも、次打者の村田を併殺に打ち取るなど、6回まで1安打無四球で2塁さえ踏ませませんでした。
 しかし、7回にマギーと坂本に連続長短打を浴びて1死1,3塁とされると、阿部に適時打を浴びて1点を失いましたが、後続の村田と陽を抑えて最少失点で切り抜け、この回限りでマウンドを降りました。

 打線は、1点を返された直後の8回にエルドレッドが本塁打を放って再び5点差にリードを広げましたが、8回に登板した中田が、1死2塁とされ2死後に長野に適時2塁打を浴びて1点を失いました。
 それでも、直後の9回に先頭の田中が四球で出塁すると、菊池のプッシュバントが守備の間を抜ける内野安打となり、無死1,3塁と好機が拡大して、丸の犠飛で1点を挙げて試合を決めました。

 9回は一岡が坂本に安打を打たれるも、後続を断って無失点に抑えて巨人に快勝して、今季の対戦成績を13勝3敗として3年連続の勝ち越しを決めました。


 投打にわたって巨人を圧倒しました。初回と3回には2本の2点本塁打で先制してリードを広げ、5回には敵失に緩慢なプレーが絡んだ隙を突く見事な走塁で追加点を挙げました。更に7回と8回に失点すると、直後に得点を挙げて最後まで流れを手放しませんでした。
 5回と9回は、ともに4点のリードがありましたが、巨人の守備の隙を見逃さず、常に先の塁を狙う走塁がしっかりとできていたことが得点に結びついており、走塁への意識の高さを感じさせる素晴らしい攻撃でした。

 投げては大瀬良が、力強い直球と切れの良いスライダーで、巨人打線を6回まで1安打に抑えて付け入る隙を与えませんでした。7回に疲れが見え始めたのか3連続長短打で1点を失いましたが、最後の力を振り絞って後続を断って最少失点で切り抜けました。
 6回まではほぼ完璧な投球で、完封・完投ペースかと思いましたが、7回に捕まり1点を失って降板となってしまいましたが、最少失点で7回を投げ抜きました。先発としての役割は十分に果たしていますが、ローテの軸となるためには、完投を目指してほしいですね。 

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岡田が6回までパーフェクト投球で8勝目

2017年07月23日 22時16分21秒 | 試合結果
中日 000 000 100 1
広島 001 342 11X 12
勝利投手:岡田8勝4敗
敗戦投手:鈴木5勝4敗
本塁打:[広島]鈴木18

 試合開始前に球団から、ジョンソンが左ハムストリング筋損傷のため、加療3週間と発表され、1軍登録を抹消されました。昨日のランニング練習中に痛みを訴えたようで、今日から3軍でリハビリを開始したとのことです。代わりにヘーゲンズが1軍登録されました。
 またしても、ジョンソンが離脱してしまいました。21日の試合では、来日最短となる2回1/3で5安打6失点でKOされており、この時から違和感があったのかもしれません。
 ジョンソンは、開幕直後に咽頭炎により長期離脱しており、6月上旬に復帰しましたが、またも長期離脱となってしまいました。後半戦のキーマンになると思っていただけに、この離脱は痛いですね。
 加療3週間ということは、復帰は9月上旬になりそうで、復帰までは先発の駒が足りないことから、ローテ再編となりそうですね。


 岡田は、力強い直球を取り戻して、中日打線に凡打の山を築かせて、全く寄せ付けず、6回までパーフェクトに抑えました。

 打線は、3回に四球に暴投と犠打で1死3塁とすると、2死後に菊池が適時内野安打を放って先制点を挙げました。続く4回には鈴木誠がソロ本塁打を放ち、更に松山と新井が連続2塁打を放つも、松山が本塁で憤死しましたが、連続四球で1死満塁として、岡田が適時打を放ちプロ初打線を挙げて鈴木をKOし、代わった小笠原から田中が適時打を放って、この回3点を追加しました。
 5回には連続短長打で無死2,3塁として、1死後に新井の犠飛、安部の適時内野安打、會澤の四球と暴投を挟んで、岡田が2打席連続となる2点適時2塁打を放って、4点を挙げて試合の大勢を決めました。
 更に更に6回には2死1塁から松山の適時2塁打と新井の適時打で2点を追加してダメ押し点を挙げました。

 パーフェクトの期待が高まり始めた岡田でしたが、7回に先頭の京田に2塁打を浴びて初安打を許すと、1死3塁から大島に適時打を浴びて1点を失い、更に2四球で2死満塁としたところでまマウンドを中田に譲り、福田を三振に斬ってこのピンチを凌ぎました。
 
 7回裏には菊池と丸の連続2塁打で1点、8回は1死3塁から會澤の内野ゴロの間に1点を挙げて攻撃の手を緩めず、投げては、8回をヘーゲンズが三者凡退に抑え、9回は高橋樹が安打と四球で1死1,2塁のピンチを招きましたが、ビシエドと藤井を共に右飛に打ち取って無失点で凌いで、中日に快勝し、貯金を今季最多の25としました。


 今日は岡田が素晴らしい投球を披露しました。オールスター前の3試合は精彩を欠いた投球が続いており、緒方監督も2軍での再調整を示唆していただけに、今日の内容次第では2軍降格の可能性があったと思いますが、その不安を一掃する完璧な投球でした。
 オールスターでパ・リーグの強打者相手に直球勝負で好投したことにより、本来の投球を思い出して、復調の手応えを掴んだのかもしれません。
 7回に初安打を浴びてから失点して更に四球でピンチを招いて降板したことは、今後の反省材料ですが、先発としては十分な結果を残したと思います。ジョンソンが長期離脱した苦しい先発陣を救う存在になってほしいですね。
 
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繋ぎの打線で得点重ねる

2017年07月22日 21時52分45秒 | 試合結果
中日 000 002 001 3
広島 000 140 10X 6
勝利投手:薮田9勝1敗
敗戦投手:柳1勝4敗
本塁打:[中日]ゲレーロ27号、ビシエド15号

 薮田は、初回に1死から四球で走者を許すも、その後は4回まで無安打に抑える好投で中日打線に得点を与えませんでした。
 
 打線は、柳に対して3回までパーフェクトに抑えられていましたが、4回に田中が2塁打で出塁すると、2死後に鈴木誠の内野安打で2死1,3塁とし、松山の適時内野安打で先制点を挙げました。
 続く5回には無死1塁から會澤が適時2塁打を放って追加点を挙げると、薮田が四球で無死1,2塁としたところで柳が体調不良で降板しました。2番手笠原から1死後に菊池の安打で満塁として、丸の3点適時2塁打でこの回4点を挙げました。

 薮田は、5回に2安打で1死1,2塁とされるも、松井雅と柳を打ち取って無失点で凌ぎましたが、6回に2死1塁からゲレーロに2点本塁打を浴びて2点を失ってしまいました。
 
 直後の6回裏に安打と死四球で1死満塁の得点機を作りながら、田中と菊池が凡退して無得点に終わりましたが、7回を一岡が三者凡退に抑えると、7回裏に2死無走者から四球と安打で1,2塁とし、安部の適時打で1点を追加ししました。

 8回は中崎が登板して、1死後に連打で1,2塁のピンチを招きましたが、大島を併殺に打ち取って無失点で凌ぐと、9回は今村がマウンドに上がり1死を取ったところで雨脚が強くなって試合が中断しました。
 約40の中断を挟んで試合が再開されると、ビシエドに本塁打を浴びて1点を失いましたが、後続を断って中日に競り勝ちました。


 打線が、繋いで繋いで得点を重ねました。3回までパーフェクトに抑えられていましたが、4回に田中が2塁打で出塁して無死2塁と先制機を作りましたが、期待の菊池と丸が凡退して2死となってしまいましたが、鈴木誠が内野安打で繋いで、松山も内野安打でしぶとく繋いで先制点を挙げました。
 続く5回にも會澤の適時2塁打の後、薮田と菊池が繋いで満塁として、丸の3点2塁打を導きました。
 そして、2点を返された後の7回には、2死無走者から松山が四球を選び、続く新井が内野安打で繋いで、安部の適時打で1点を追加しました。この7回の1得点はとても大きな価値があったと思います。
 6回に2点を返されて、6回裏の得点機を逃していただけに、流れが中日に傾きかけていたところだっただけに、この1点で流れを引き戻すことができました。しかも2死からの得点ということで、中日に与えたダメージも大きかったはずです。
 カープ打線の真骨頂が発揮された素晴らしい試合でした。明日も繋ぎの打線で得点を重ねて連勝したいですね。


 


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メヒアが支配下登録

2017年07月20日 21時17分05秒 | 日記
 球団は、育成選手のメヒア内野手と支配下選手契約を結んだと発表しました。契約金は約1,120万円、年俸は新たに約410万円+出来高で、契約年数は今季を含めて6年の長期契約となりました。背番号は146から96に変更となります。

 メヒアは、ウエスタンでは70試合に出場して、リーグ1位の打率.340、リーグ3位の10本塁打、リーグ1位の51打点と素晴らしい成績を残しており、6月に支配下登録されたバティスタと比べてもそん色ないことから、球団も支配下登録を決めたのでしょう。

 あまり多くの打席を見たわけではありませんが、バティスタと比べるとまだ打撃に粗さがあり、変化球への対応が課題という印象を受けました。昨日の試合でも、山井や若松という1軍経験の豊富な投手に対しては苦しんでいたように感じたので、今季の支配下登録は見送られるのかと思っていました。それでも球団は支配下登録を決めたということは、今季中の成長により1軍での戦力になる可能性があると判断をしたのだと思います。

 メヒアにとっては、支配下登録されたことで、モチベーションも上がって、より一層練習に励むと思います。メヒアには、バティスタと同様に今季中に1軍で活躍して、シーズン終盤での秘密兵器となってほしいですね。
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終盤の猛攻で阪神に逆転勝ち

2017年07月19日 21時45分15秒 | 試合結果
広島 000 002 183 14
阪神 020 000 100 3
勝利投手:一岡4勝2敗1S
敗戦投手:マテオ6勝3敗

 
 中村祐は、2回に安打と四球などで1死2,3塁とされると、糸原に2点適時打を浴びて先制を許してしまいました。しかし、3回と4回は無安打に抑え、5回には安打と犠打で2死2塁とされながら、西岡を左飛に打ち取って追加点を与えませんでした。

 打線は、小野に4回まで無安打に封じられ、5回に安部が初安打を放つも後続が続かず、5回まで2塁さえ踏めませんでした。
 しかし、6回に1死後連打で1,2塁と初めてチャンスを作ると、鈴木誠の適時打で1点を返して小野をマウンドから引きずり下ろしました。更に四球で1死満塁として、3番手桑原から新井が犠飛を放って同点に追いつきました。

 直後の6回裏に中村祐が、2塁打と四球で無死1,2塁のピンチを招いてマウンドを降りるも、2番手中田が福留、中谷、鳥谷を抑えて無失点で凌ぎました。
 
 7回には、安打と犠打で1死2塁とすると、田中の適時打で勝ち越しに成功しましたが、7回から登板した一岡が、田中の失策と犠打で1死2塁とされ、2死後に西岡に適時打を浴びて同点の追いつかれてしまいました。

 8回にマテオを攻めて、1死1塁から新井が適時2塁打と安部の適時打で2点を奪い、更に安打と四球で満塁として、田中の3点3塁打、菊池の犠飛で4点を追加し、更に更に四球と盗塁で2死2塁として、鈴木誠の適時打と敵失で2点を追加して、この回一挙8得点で試合を決めました。
 続く9回にも敵失で無死3塁のチャンスを貰うと、1死後のエルドレッドの犠飛で1点、更に安打と四球で1,2塁として、丸の2点2塁打で、この回3点を追加しました。

 8回は中崎が1安打無失点に9回は九里が1安打無失点に抑えて、阪神に快勝し、苦手甲子園での首位攻防戦を2勝1敗で勝ち越して、対戦成績を7勝7敗の五分としました。


 中盤までは小野を全く打てる気配がなく5回まで1安打に封じられ、中村祐は早々に先制を許してしまって、昨日の終盤の5失点の流れが続いているかと思われましたが、中村祐が5回のピンチを無失点で切り抜けると、6回に小野をKOして同点とし、7回には桑原から勝ち越しに成功しました。
 7回裏に失策から同点とされてしまいましたが、8回にマテオから新井が勝ち越し2塁打を放って打線に勢いを付けると、その後は怒涛の攻撃で、打者12人で6長短打を集めて8得点を挙げました。
 やはりポイントは新井の適時2塁打でしょう。新井が決勝打を放ったことで、チームの雰囲気が良くなったと思います。新井が打線の中心的存在であり、苦しい時には欠かせないことを実感しました。

 そして、昨日と今日の2連勝で、5月の甲子園での悪夢を完全に払しょくできたと思います。更に、今日は阪神の勝利の方程式である桑原とマテオを攻略したことは、今後の戦いにおいて大きな意味が出てくると思います。今季の大きなポイントになる試合になるかもしれませんね。


 今日の昼間には、ナゴヤドームでのウエスタンリーグ中日戦を観戦してきました。試合は、打線が爆発して21安打14得点で快勝しました。
 特に目立ったのは、DHで出場していた坂倉です。4打数4安打で右に左にと上手く打ち分け、しかも全て球をしっかりと捉えており、申し分ない打撃内容だったと思います。
 高卒新人で1年目からこれだけの打撃ができるというのは驚きです。今季は2軍でしっかりと経験を積んで、もっとレベルアップすれば、近いうちに1軍で大きな戦力になるかもしれませんが、捕手である以上、守備も大切なので、守備面のレベルアップは今後の大きな課題かもしれません。
 他には堂林が3安打1本塁打4打点と打撃好調をキープしているようでした。できれば、1軍でのプレーを見てみたいですね。

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終盤、悪夢が蘇るも逃げ切る

2017年07月18日 21時01分55秒 | 試合結果
広島 051 200 100 9
阪神 000 000 032 5
勝利投手:大瀬良6勝
敗戦投手:岩貞4勝6敗


 2回の1死後に連打と四球で満塁とすると、石原が適時打を放って1点を先制すると、2死後に田中と菊池の連続2点適時2塁打で、一挙5点を挙げました。
 更に3回には無死1塁から松山が適時2塁打を放って1点を追加すると、続く4回にも1死1塁から丸の適時2塁打、2死2,3塁では松山の犠飛で2点を挙げて、リードを8点に広げました。

 大瀬良は、2回までパーフェクトに抑えましたが、3回に安打と2塁打で2死2,3塁のピンチを招くも、上本を中飛に打ち取って無失点で凌ぎました。
 
 6回の2死1,2塁は松山が三飛に倒れて無得点に終わりましたが、7回に1死後に安打と敵失、犠打で2死2,3塁とすると、暴投で1点を追加しました。


 大瀬良は、4回から7回までは内野安打1本に抑えて2塁さえ踏ませませんでしたが、8回に2四球と安打で1死満塁のピンチを招き、上本に押し出し死球を与えて1点を失ったところでマウンドを降りました。
 代わった中崎が、ロジャースに2点適時打を浴びてしまいましたが、続く高山を右飛、中谷を投ゴロに打ち取ってピンチを脱しました。
 9回はジャクソンがマウンドに上がり、安打と四球に暴投で1死2,3塁としてしまい、内野ゴロと西岡の適時打で2点を失ってしまいました。最後は今村が登板して、上本を遊ゴロに打ち取って、何とか逃げ切りました。


 打線が4回までに10安打を放ち8点を挙げて、終盤の7回には敵失などで1点を追加してダメ押し点を挙げて、大瀬良は7回まで3安打無失点の好投で、ほぼ完璧な試合展開で、誰もがこのまま大勝するものと思っていたと思いますが、8回に流れが一気に変わり、大瀬良が制球を乱して2四球と安打で1死満塁としてしまい、押し出し死球で失点し、リリーフした中崎が新外国人ロジャースに来日初安打・初打点となる2点適時打を浴びて3点を失ってしまいました。
 それでも中崎が後続を断って3失点で食い止めましたが、9回にジャクソンが2点を失って、9点差を逆転された悪夢が蘇ってしまいました。
 幸いにも今村が後続を抑えて、悪夢の再現は防ぎましたが、最後に阪神打線を勢い付けてしまったことは、明日へ向けて少し嫌な感じがします。

 9回は6点差があることからジャクソンを起用したと思いますが、8回の流れからすると一岡を起用し、無失点に抑えて阪神打線の勢いを止めておいた方が良かったと思います。
 とりあえず、勝つことができたので良かったですが、明日の先発中村祐に負担をかけてしまった気がします。中村祐には、今日の試合終盤の悪い流れを断ち切るためにも、しっかりと抑えて絶対に先制点を与えないようにしてほしいですね。
 
 
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