カープな毎日

カープファンのひとりごと。

ミスが重なり逆転負け

2012年06月30日 22時05分29秒 | 試合結果
DeNA 012 002 010 6
広 島 100 100 000 2
勝利投手:藤井3勝2敗
敗戦投手:バリントン3勝9敗

 好調な打線は初回に2死から梵の2塁打と岩本の適時打で1点を先制しましたが、先発バリントンがピリッとしませんでした。
 初回は安打と死四球作った2死満塁は無失点で凌ぎましたが、2回は1死2塁から投手の藤井に適時打を打たれて同点に追いつかれました。更に3回には2安打に捕逸などで2死2,3塁とされて、鶴岡に2点適時打を打たれて勝ち越しを許してしまいました。

 2点を追いかける打線は、4回に堂林のソロ本塁打で1点差に追い上げると、続く迎の2塁打と四球で1,2塁と藤井を攻めたてましたが、倉が遊ゴロ併殺に倒れてしまいました。
 5回には、四球と敬遠に重盗で2死2,3塁としましたが、好調岩本が三振に倒れてしまいました。

 これで試合の流れを失うと、6回から登板のサファテが安打と四球で1死1,2塁のピンチを作ると、2死後から登板した菊地原が石川に適時打を浴びると、更に堂林の失策で満塁となり、痛恨の押し出し四球を与えて、この回2点を失ってしまいました。
 8回には、中村恭が四球に暴投などで1死3塁として、2死後に金城に適時内野安打を打たれて、ダメ押し点を与えてしまいました。

 序盤の拙攻が響いて、6回以降は敵失により1度走者を出しただけで、DeNAの継投にの前にほぼ完ぺきに抑えられてしまいました。
 
 DeNAには今季8戦目の対戦で、初めて黒星を喫してしまいました。まあ、いつかは負けるので仕方ないですね。それよりも、今日は打線が拙攻、守備ではミス、投手は失点を繰り返すと、全てにおいて良くありませんでした。これで悪いところを全て出し切ったと思って、明日は切り替えて臨んでほしいですね。
 明日は28日の登板を回避した野村が先発します。万全の状態に戻ったと思うので、快投で今日の悪い流れを断ち切ってほしいですね。

 バリントンが勝てません。これで3連敗となり、全て中盤でKOされています。
 今日も初回からピンチの連続で、5回を投げて5回以外は毎回安打を打たれました。もちろん、ポテンヒットなど不運な当たりもありましたが、それだけでは8安打も打たれることはないので、バリントンの投球にも問題があると思います。
 先発投手に余裕がないので、ローテから外して再調整させるのは難しいと思いますが、夏の連戦が続く時期に離脱されてはもっと困るので、今の時期に万全の状態に戻すためにも、一度2軍調整させてほしですね。
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前田健通算50勝目

2012年06月29日 22時11分13秒 | 試合結果
DeNA 100 000 000 1
広島 200 000 00X 2
勝利投手:前田健8勝3敗
セーブ投手:ミコライオ1勝3敗6S
敗戦投手:高崎3勝6敗


 前田健は制球が甘く、毎回のように走者を背負いピンチの連続でした。初回に1死から連打で1,3塁とされると、ラミレスに犠飛を打たれて先制を許してしまいました。しかし、味方が直ぐに逆転に成功すると、2回からは粘りの投球で横浜打線に得点を与えませんでした。
 5回には2死から安打と振り逃げで1,2塁としてしまい、筒香に中前安打を打たれましたが、赤松の好返球で2塁走者を本塁で刺して失点を防ぎ、守備でも前田健を援護しました。続く6回は、1死1塁で荒波を牽制で刺すなど、前田健は横浜のミスにも助けられ、7回を投げて9安打を浴びながらも1失点で凌ぎました。

 昨日、内海に対して沈黙した打線は、5番に堂林を起用する新打線で臨みました。
 初回に四球と安打で無死1,3塁とすると、梵の犠飛で同点に追い付き、更に岩本も安打で続いて1,3塁とすると、2死後に丸が適時2塁打を放って、直ぐに逆転に成功しました。
 しかし、2回以降は高崎を捕えられませんでした。5回に2安打などで2死1,3塁として岩本に打順が回るも、三振に倒れてしまいました。
 8回にも安打と2塁打で2死2,3塁のチャンスを作り、勝ち越し打を放った丸にまわるも三振で追加点を挙げられませんでした。

 8回から今村がマウンドに上がり、安打と四球で無死1,2塁のピンチを招くも、2三振を奪うなど、何とか無失点で凌ぎました。9回はミコライオが抑えて1点差を守り切りました。

 前田健はリーグトップタイ8勝目を挙げるとともに、通算50勝の記念星となりました。


 前田健は全体的に球が甘かったですが、味方の攻守とDeNAの拙攻に助けられました。前回登板も調子が良くありませんでしたが、登板間隔が開いていたためでしたが、今回は中5日と通常どおりの登板間隔にも関わらず、本来の投球ではありませんでした。疲労が蓄積しているのかもしれませんね。
 首脳陣もそれを考慮して、7回105球で降板させたのでしょうね。シーズンはまだ長いので、これからも無理をさせないでほしいですね。

 昨日は打線が沈黙したからか、打線のテコ入れを図りました。好調の堂林を7番から5番に昇格させました。好調な打者を上位に上げたい気持ちは分かりますが、堂林は7番にしておいてほしいですね。
 岩本らの主軸が作ったチャンスを返すのが7番の役割になるので、堂林が7番にいることで、相手投手にとってはかなりの脅威になると思います。明日は7番に戻ることを期待したいですね。
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散発4安打完封負け

2012年06月28日 22時01分41秒 | 試合結果
巨人 200 101 000 4
広島 000 000 000 0
勝利投手:内海7勝5敗
敗戦投手:今井1敗1S


 本来なら野村が先発するはずでしたが、蓄積した疲労を考慮して登板を回避し、代わりに今井が先発しました。
 初回にいきなり小窪の失策により先頭打者を出塁させると、続く古城に適時打3塁打を打たれて先制されると、1死後に村田に犠飛を打たれて2点を失いました。
 2回と3回は走者を出しながらも無失点で凌ぎましたが、4回に阿部に失投を捕えられソロ本塁打を浴びて追加点を奪われると、今度は6回に村田にソロ本塁打を打たれてしまいました。

 左腕内海対策として、2番に小窪、6番に廣瀬を起用しましたが、内海のキレのある変化球に翻弄されて、捕えることができませんでした。
 3回に石原の2塁打で無死2塁の反撃機を作るも、今井が犠打失敗で走者を進められず、チャンスを活かせませんでした。
 点差が開いた6回から、3イニング連続で先頭打者を安打で出塁させるも、6回は天谷、小窪、梵の上位打線が凡退し、7回は赤松が遊ゴロ併殺に倒れ、8回無死2塁も、代打倉の長打コースの当たりを、矢野に好捕されて得点に繋がりませんでした。
 
 7回と8回は梅津と菊地原が無失点に、9回は今日登録された中村がしっかりと抑えましたが、打線が最後まで内海を捕えられず、散発4安打に抑えられて3塁すら踏めず、内海に今季初完封を許ず完敗となりました。


 序盤の痛いところで攻守でミスがありました。先ずは初回に先頭長野の二ゴロを小窪がファンブルして出塁を許してしまいました。今季初先発の今井を盛りたてなければいけない場面で、逆にミスで足を引っ張ってしまい、更に続く古城の当たりも天谷がダイビングキャッチを狙ったことで3塁打にして、村田の犠飛に繋げてしまいました。
 それでもここで一気に大崩れしなかったことは良かったと思いますが、阿部の本塁打はど真ん中だったので、明らかに失投でしょう。防げたと思うのでもったいない失点でした。
 野村の登板回避で急遽巡ってきた先発登板で、味方の守備に足を引っ張られながらも、6回を4失点に抑えたのは、評価されても良いと思います。2本の本塁打と3回の犠打失敗はいけませんね。 
 次回先発の機会には、今日の反省点を活かしてほしいですね。

 
 打線は4安打に抑えられましたが、全て先頭打者が放っており、得点に繋げられるチャンスはあったと思いますが、後続があっさりと打ち取られて走者を進めることが全くできませんでした。
 点差が開いていたこともあってか、粘りが感じられませんでした。もう少し内海を苦しめる打撃をしてほしかったですね。
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犠打失敗で追いつけず

2012年06月27日 22時18分14秒 | 試合結果
巨人 000 120 000 3
広島 010 001 000 2
勝利投手:ゴンザレス2勝
セーブ投手:西村1勝1敗15S
敗戦投手:篠田1勝3敗
 

 打線は好調で毎回のように安打を放ちましたが、今日は肝心なところでミスが出てしまいました。初回は1死1塁から梵が併殺に倒れてしまいました。続く2回も無死1,2塁から丸が犠打を失敗して、走者を進めらずに石原の適時2塁打でも1点しか奪えず、3回は1死2塁で梵、岩本に回すも一ゴロと三振に倒れて追加点を奪えませんでした。
 
 久々の先発となった篠田は、全体的に制球が甘く、3回まで無失点に抑えるも、4回は坂本に本塁打を浴びて同点に追いつかれると、5回にも2死3塁から、長野に本塁打を浴びて勝ち越し点を奪われてしまいました。

 6回には四球と安打などで無死2,3塁とするも、堂林が三振に倒れ、石原の犠飛で1点を返すも、続く2死3塁では代打前田智が二ゴロに倒れて追いつくことができませんでした。
 
 篠田は5回途中で降板し、その後は中田、7回からは菊地原、梅津と繋ぎました。7回には安部の失策をきっかけに四球と安打で1死満塁で好調坂本を迎える大ピンチでしたが、遊ゴロ併殺に打ち取り無失点で凌ぎました。
 8回には、今日1軍登録されたサファテが登板し、三者凡退に抑えましたが、8回の無死1塁のチャンスで、赤松が犠打をできず走者を進めることができず、9回も無死1塁で倉が犠打失敗で同点機を作ることができず、巨人を上回る10安打を放ちながらも、追いつくことができませんでした。

 打線自体は今日も好調で、7回を除いて毎回安打を放ちましたが、肝心なところミスが出てしまい、巨人に追いつくことができす惜敗してしまいました。
 7回に1死満塁のピンチを併殺で凌いで、カープに流れが傾き始めていたところで、8回と9回の無死1塁の同点に追いつくチャンスを作りましたが、共に犠打を決められず流れを自ら手放してしまいました。
 好調な打線ですが、基本をしっかりと決められないと、競った試合を確実にモノにできないですね。特に今のカープ打線は繋がりが一番大切です。上位進出のためには、チャンスでで確実に得点を挙げることが必須になると思います。今日の失敗を次戦で活かしてほしいですね。
  
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堂林 ズムスタ初本塁打が決勝弾

2012年06月26日 21時56分35秒 | 試合結果
巨人 002 000 000 2
広島 200 120 00X 5
勝利投手:大竹7勝2敗
セーブ投手:ミコライオ1勝3敗5S
敗戦投手:ホールトン5勝6敗


 約2週間ぶりの地元での試合は、投打がしっかりとかみ合いました。初回に四球と盗塁などで1死3塁として、2死後に岩本が本塁打を放って幸先良く2点を先制しました。
 
 大竹は毎回のように安打を打たれましたが、緩急を活かした丁寧な投球で巨人打線を抑えましたが、3回に亀井に3塁打を打たれて、続くホールトンにも適時打を浴びて1点を失うと、2死後には坂本に適時2塁打を打たれ、同点に追いつかれてしまいました。
 しかし、この回以外は危なげない投球でした。6回は安打と失策で1死1,2塁のピンチを迎えても、阿部と高橋由を落ち着いて、外野フライに打ち取り無失点で凌ぎました。
 
 打線は4回に堂林がマツダスタジアムでの初本塁打を右翼に放って勝ち越しに成功すると、続く5回には1死2塁から梵と岩本の連続適時打で2点を追加して巨人を突き放しました。
 6回以降は巨人の継投にかわされましたが、カープも8回は今村が坂本に安打を打たれたものの、村田と阿部を打ち取り無失点に抑えると、9回はミコライオが締めて巨人に快勝しました。

 
 大竹がチームトップタイの7勝目を挙げて、6月は負けなしの4勝と安定感抜群の投球が続いています。好調の要因は、本人も言っていたように、常に一人一人アウトを取っていくという気持ちを持ち続けていることでしょう。
 以前の大竹ならピンチで動揺して崩れるケースが多かったですが、今はピンチでも大竹なら抑えてくれると思えるようになりました。
 6回も1死1塁から遊ゴロを梵が失策して、チェンジが一転して1,2塁のピンチになってしまいました。昔の大竹ならここで制球を乱して打たれていたと思いますが、大竹なら大丈夫だと信じていました。
 ケガをしたことで、緩急の使い方を覚えただでなく、精神的にも大きく成長したということですね。今季は野村の活躍に隠れてしまっていますが、大竹の成長はチームにとってとても大きな戦力アップになっていますね。


 堂林がようやくズムスタ初本塁打を放ちました。それも同点に追いつかれた後の、勝ち越し本塁打と価値ある一発となりました。これで試合が完全にカープペースになり、5回の2得点に繋がりました。
 ここ5試合で4本塁打と量産体制に入っています。7番に堂林が入っていると、相手投手に対して、かなりの恐怖感を与えていると思います。今の好調打線を支える重要な存在ですね。これからも恐怖の7番打者として打線を支えてほしいですね。
 
 

 
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前田健ファン投票1位選出

2012年06月25日 22時06分13秒 | 日記
 オールスターファン投票の最終結果が発表され、カープからは先発投手部門で前田健が選ばれ、2年ぶり2度目の出場が決まりました。
 最初は、杉内が1位でしたが途中で追い抜くと、その後は差を広げて約9万票の差を付けました。
 4月のノーヒットノーランの印象が強いですが、その後も安定した投球を続けており、現在リーグ2位の7勝、防御率1.51はリーグ1位と素晴らしい成績を残しています。
 パ・リーグの先発投手は日本ハムの斎藤が選ばれており、同級生対決も見られそうで、今年のオールスターゲームは注目が高まりそうなので、楽しみですね。

 それ以外の結果をみると、三塁手で堂林が2位に入っている以外は、ほぼ皆無の状態です。先発部門の6位に野村はいますが、選出には程遠いです。
 寂しい結果ですが、チームの顔の栗原も離脱中で、その他の選手の成績を考えると、仕方ないでしょうね。とはいえ外野部門で10位以内に誰もいないのはさすがに情けないですね。
 野手陣にはこの悔しい結果をバネにして、より一層奮起してもらいたいですね。
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打線が粘るも及ばず

2012年06月24日 20時20分04秒 | 試合結果
広島 000 400 000 4
中日 211 010 00X 5
勝利投手:ソーサ2勝1S
セーブ投手:岩瀬1敗23S
敗戦投手:バリントン3勝8敗


 先発バリントンは制球が甘く、初回から中日打線に捕まりました。1死2塁からブランコに2点本塁打を浴びて先制を許すと、2回にも平田にソロ本塁打を浴びてしまいました。
 更に3回には、堂林の失策をきっかけに1死2塁とされると、2死後にブランコに適時2塁打を打たれて1点を奪われて、序盤で4点のビハインドとなってしまいました。

 好調な打線は、2回に岩本と赤松の連打で無死1,2塁とするも、丸、堂林、石原が三者連続三振に抑えられ、3回の無死1塁は、1死後に安部が併殺に倒れるなど、チャンスを活かせませんでした。
 しかし、4点差となった4回に、梵と岩本の連続2塁打で1点を返すと、続く赤松の2点本塁打で1点差に追い上げました。更に、2死1塁からバリントンと天谷の連打で同点に追い付き、安部も安打で続いて満塁として山内をKOしました。梵が代わったソーサに三ゴロに打ち取られ、一気に勝ち越すことはできませんでした。

 これでバリントンが立ち直るかと思われましたが、5回に1死1塁から和田に適時2塁打を打たれて、勝ち越しを許してしまいました。
 7回からは今井が登板し、無安打に抑えて反撃を待ちましたが、5回から7回は中日の継投の前に無安打に抑えられてしまいました。
 8回に無死1塁のチャンスを作るも赤松が併殺に倒れ、9回は岩瀬に三者凡退に抑えられてしまいました。

 
 バリントンは全体的に球が高く、勝負どころでの失投が目立ちました。ブランコと平田の本塁打は、共に甘い所にいった球を見逃さずに仕留められました。
 今日に限らず今季のバリントンは失投が多く、安定感を欠いた投球が目立ちます。今日は打線が4点差を追いつき、良い流れになりましたが、バリントンが立ち直れませんでした。
 6回まで投げて三者凡退は、下位打線だった4回だけで7安打を浴びて5失点と先発の役割を果たせていません。
 前田健、大竹、野村が安定感抜群の投球をしているだけに、余計に目につきます。昨季の投球を取り戻すため、一度2軍調整させる必要があるかもしれないですね。


 打線は好調で4点差を追いつき、中日を上回る12安打を放ちましたが、5回以降は2安打に抑えられてしまいました。
 中盤以降では、8回が唯一のチャンスでした。無死1塁で打席は赤松であれば、確実に送って2塁に進めて、丸に代打前田智を送るべきだと思いましたが、バスターで遊ゴロ併殺と最悪の結果となりました。
 残りイニングを考えれば、ここは確実に送って先ずは同点に追いつく作戦をとるべきだったと思います。結局、前田智を起用する場面も失って、宝の持ち腐れとなってしまいました。
 打線が好調なので、強行策に出たのかもしれませんが、少しのきっかけで4回のように繋がるのですから、8回は確実に1点を狙ってほしかったですね。
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岩本意地の先制打

2012年06月23日 22時26分40秒 | 試合結果
広島 001 200 000 3
中日 000 001 000 1
勝利投手:前田健7勝3敗
セーブ投手:今村2S
敗戦投手:中田賢3勝6敗


 リーグ戦再開後の初戦で登板間隔が開いたためか、前田健は立ち上がりから制球に苦しみ、毎回のように走者を背負いました。
 2回には、投手強襲安打に自らの暴投も重なって無死2塁としてしまい、その後に安打と四球で1死満塁のピンチを迎えてしまいました。しかし、中田賢を三振、荒木をニゴロに打ち取り無失点で凌ぎました。続く3回も、2死から安打と四球で1,2塁とするも、ここは牽制で刺してピンチを脱しました。

 好調な打線は、初回に安打と四球などで1死2,3塁の先制機を作るも、期待の岩本が補邪飛、赤松が遊直に倒れてしまいました。
 3回にも再び2塁打と四球などで1死2,3塁とすると、ここで岩本が9球連続ファールで粘り、14球目を左前に落として先取点を挙げました。
 これで打線に勢いが付くと、4回には堂林が3試合連続となるソロ本塁打を放ち、更に石原の安打などで2死2塁として、天谷が右前適時打を放ち、この回2点を追加して中田賢をKOしました。

 先制点をもらった前田健は、4回以降は制球も安定し始め安心して見ていられました。6回に2塁打などで1死3塁とされて、井端に適時打を浴びましたが後続を抑えると、7回まで投げて1失点に抑えました。

 5回以降は中日の小刻みな継投にかわされ、散発2安打に抑えられて追加点を挙げられませんでしたが、カープ中継ぎ陣も踏ん張り、8回を梅津と菊地原が無安打に抑え、9回は今村が三者凡退に抑えてリードを守り抜きました。

 リーグ戦再開までに試合間隔が空いたので、好調だった打線が湿らないかと心配しましたが、9安打と好調を維持しています。
 初回の拙攻など気になるところはありましたが、岩本が悪い雰囲気を振り払ってくれました。3回に驚異の粘りで中田賢を追い詰めると、最後は詰まりながらも左前に先制適時打を放ちました。初回の同じ場面では補邪飛に倒れて流れを止めてしまいましたが、次の打席でしっかりと借りを返しました。
 初回の凡退があったからこそ、3回は絶対に得点を挙げるという岩本の意地を感じました。この打撃が4回の2得点にも繋がったと思います。
 今日のように強い気持ちを持って打席に入れるようになれれば、岩本はもっと打てるはずです。これからもこの気持ちを忘れずに戦ってほしいですね。

 前田健はかなり調子が悪かったようで、本人曰く今季一番最悪だったとのこと。どうやら中8日と登板間隔が開いたことが原因のようです。悪くてもピンチでの集中力は素晴らしく、中日に先制点を与えませんでした。
 また、味方が序盤に得点をとってくれたことも、前田健にとって精神的な余裕ができて、中盤以降は立ち直れたと思います。
 投手と野手がお互いに支え合って、戦えるというのはチーム状態が良い証拠ですね。
 
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広島カープ芸人

2012年06月22日 22時31分57秒 | 日記

 今日からリーグ戦が再開されましたが、カープは試合が無く、明日から富山と金沢で中日と対戦します。
 先発は前田健です。交流戦の最後を良い形で締めくくったので、その流れを継続させるためにも、絶対に勝たなければいけませんね。
 課題だった打線も、天谷、梵、岩本、堂林と好調な選手が多いので、得点力はニックを欠きながらも交流戦前より上がっていると思います。
 中日先発の中田賢を調子に乗せる前に早めに挙げて、前田健に楽に投げさせられれば、カープペースに持ち込めるはずです。苦手中日を叩いて、リーグ戦を気持ち良く再スタートしたいですね。


 そして、昨日のアメトークの「広島カープ芸人」は良かったですね。マイナーなイメージの強いカープを、全国ネットの人気番組で扱ってもらえたことは嬉しい限りです。
 出演者の年代が自分と近いこともあり、懐かしい映像や話題が満載でした。録画しておいて良かったと思いました。
 できれば、現役の選手をもっと取り上げてほしかったと思うのは、望みすぎなのでしょうか。
 赤松と天谷のスパイダーマンキャッチを取り上げたなら、音のフェンスに登ったスーパーキャッチも見たかったなどと、他にも見たかったシーンが次々に頭に浮かんでしまいました。
 
 今回の放送はカープファンを増やすきっかけになると思うので、カープが勝ってセ・リーグを盛り上げて、全国から注目を集めるようにならないといけませんね。
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エルドレッド獲得

2012年06月21日 21時26分27秒 | 日記
 球団は、エルドレッド内野手の獲得を発表しました。年俸は23万ドル(約1,840万円)+出来高で、背番号は55に決まりました。
 獲得交渉の動きが判明してから、合意まで早かったですね。それだけ、球団も危機感が強かったということですね。これで早ければ今月末にでも来日して、7月から2軍戦に出場することができそうです。調子次第では、前半戦から1軍に合流することも有り得そうです。
 今季の3Aでの成績を見ると、かなり期待できそうです。63試合で24本塁打を放っており、長打力はニックより上かもしれないので、日本でも本塁打を量産してくれそうです。早く実戦で見てみたいですね。

 一方、戦列を離れているニックは、昨日、マツダスタジアムで野村監督と会談して、米国で手術・リハビリを行う意向を伝えたとのことです。今季中の復帰は絶望的ですが、会談では来季の残留を熱望したようです。
 日本の野球にも慣れ、調子が上がってきて、これから本領を発揮できたでしょうし、常に全力でプレーする姿勢、そしてカープを気に入っているようなので、故障箇所の回復が順調なら、来季もカープのユニフォームを着てほしいですね。

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