カープな毎日

カープファンのひとりごと。

今シーズンを振り返る

2010年12月31日 22時54分39秒 | 日記
 今年もあと残りわずかとなりました。10年最後に今季を振り返ります。
 今季は良くも悪くも誤算ばかりでした。良い誤算は、やはり前田健でしょう。今季は10勝は堅いと思っていましたが、まさかタイトルを総なめにするほどの成績を残すとは思いもしませんでした。これは大竹が負傷離脱したため、エースとしての自覚が芽生えて、急成長したと思います。立場が人を作るとはこのことだと感じました。
 野手での誤算は廣瀬と岩本の成長と、梵の復活でしょうか。廣瀬がチームトップの打率.309を打つとは思ってもいませんでした。梵もここ2年は不甲斐ない成績だったことから、打率.306、43盗塁で盗塁王を獲得するのは予想外でした。
 2人に共通するのは監督が代わり、廣瀬は守備力、梵は機動力と自分に求められている部分がはっきりしたことで、余計なことを考えずに自分の力を出し切ることができたと思います。来季は他の選手たちも同じような考え方をしてほしいですね。

 悪い方の誤算は大竹の負傷離脱に始まり、永川勝、シュルツ、横山、栗原、東出の負傷離脱に、ヒューバー、フィオの不振とスタルツ、チュークの途中加入組が外れるなど助っ人の失敗ですね。
 負傷離脱はやむを得ない部分もありますが、ブラウン監督時代には少なかったことを考えると、調整法や練習法の見直しが必要ではないでしょうか。
 助っ人については、当たり外れがあるのは仕方ないことですが、あまりにも外れが多すぎました。8勝したジオも序盤は全く通用しませんでしたし、スタルツもセ・リーグ相手ではなかなか勝てませんでした。
 最近気になるのは、途中加入した助っ人が尽く外すということです。緊急補強ですから、あまり適性を見たり、日本の野球に慣れる時間がないといったことはあると思いますが、もう少し時間を掛けて人選するべきでしょう。他球団は成功しているのですから。
 来季はトレーシー、バリントン、サファテの3選手が加入します。前評判はかなり高そうなので、今季よりは期待できると思いますが、実際に活躍できるかどうかは分かりませんので、過大な期待はやめましょう。

 来季こそは野村監督の言葉どおり、優勝を目指して戦えることを期待して、新年を迎えたいと思います。
 今年も1年訪問していただきましてありがとうございました。皆様も良いお年をお迎えください。
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2011年ドラフト候補

2010年12月29日 23時49分32秒 | 試合結果
 球団は2011年のドラフト1位指名候補として、地元出身の明大の野村投手と中大の井上内野手を徹底マークする方針を決めたようです。
 
 野村は07年夏の甲子園で準優勝しており、明大ではエースとして活躍してリーグ通算19勝を挙げています。08年秋と10年秋には最優秀防御率を獲得するなど、通算防御率は1.61と安定感抜群です。先発投手として即戦力になる逸材と言えますね。
 今ドラフトで福井を獲得していますが、先発投手は何人いても良いので、ぜひとも獲得したい選手です。
 他球団との競合する可能性は高そうですが、球団は早く指名方針を決めることで他球団を牽制して、岩本のように単独指名にこぎつけて欲しいですね。 

 井上は右打ちの内野手で守備位置は1塁とのことです。東都大学リーグで09年秋に打率.359で首位打者を獲得しており、通算打率.300、7本塁打の成績を残しています。
 右の大砲候補となる選手ですが、守備位置が栗原と被ることから、他にも守れるかが大きなポイントになると思います。長距離砲が少ないチーム事情を考えると獲得した選手ではありますが、野村と比較すると見劣りしますね。
 1位指名は野村で、2位で井上を獲得できれば最高ですが、そんな簡単にはいきませんね。
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ソリアーノ契約更新

2010年12月22日 22時16分48秒 | オフシーズン
 球団はソリアーノと年俸700万円+出来高の1年契約で更新したと発表しました。また、育成選手だったゲレロとも契約を更新しました。
 ソリアーノは今季途中に育成選手から支配下登録され、2勝3敗、防御率4.30の成績でした。終盤にローテ入りして好投するも、中継ぎ投手が打たれて白星を逃した試合が多かったので、数字以上に活躍した印象があります。
 まだまだ発展途上の投手だと思っているので、来季も実戦経験を積んでいけば、ローテ入りできる存在だと思われます。ドミニカアカデミー出身ではチェコ以来大活躍した投手がいないだけに、ソリアーノを1軍の戦力として計算できる投手に育ててもらいたいですね。

 また球団はドミニカアカデミーからフェリックス投手、シモン投手を練習生として来春に来日させる方針を決定したようです。
 フェリックスは最速143㎞ですが球の出どころが見にくいのが特徴の左腕で、シモンは145㎞で変化球のキレとコントロールが良いとのことです。
 フェリックスは年齢と名前を詐称していたということで、早くも話題?になっているようですが、実力もある投手のようなので、今後の成長が楽しみな存在ですね。
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イベント終了

2010年12月21日 22時14分49秒 | 日記
 昨日の前田健の契約更改で全選手の契約更改が終わり、年内の話題となりそうなイベントは全て終了しました。
 契約更改では廣瀬と梵の150%アップがあったものの、チームの顔である永川、栗原、東出の1億円プレーヤーが今季は揃って結果を残せず、現状維持又は減俸となったこともあり、前田健の大幅アップが際立っていました。やはり、主力選手が活躍できなかったことが、チーム成績の低迷を象徴しているシーズンでした。いくら前田健がすばらしい活躍をしても、他の主力が働かないと上位には進出できません。
 来季は永川、栗原、東出の主力選手はもちろん、大竹らが復活を果たして、チームが上位争いに加われるようになってほしいですね。

 これからしばらくは話題が無くなることから、更新頻度が減ります。基本的に話題があった時に更新していきます。
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前田健チーム最高年俸に並ぶ

2010年12月20日 22時07分18秒 | オフシーズン
前田健が契約更改交渉に臨み、7,200万円増の1億2,000万円で契約を更改しました。更にタイトル料として3,000万円が加算されています。カープでは史上最速、最年少で1億を突破し、栗原と永川勝に並ぶ球団最高年俸となりました。
 今までの最速は5年目オフの前田でしたが、前田健は4年目のオフで1億円を超えました。セ・リーグでも巨人の松井、坂本と並ぶリーグ最速タイとなりました。

 今季は28試合に登板し、15勝8敗、防御率2.21、174奪三振で最多勝、最優秀防御率、最多奪三振の投手3冠に加え、沢村賞、ベストナイン、最優秀投手賞、ゴールデングラブ賞と主要タイトルをほぼ獲得しました。
 球団の評価もそれに見合ったもので、今季の最高評価であることはもちろんのこと、球団史上最大の評価を得たと言っても過言ではないでしょう。

 来季は他球団に研究され、更に今季の疲労も懸念されますが、前田健は自分のスタイルを持っており、来春の開幕を目指してしっかりと調整してくるはずですから、心配しなくて大丈夫でしょう。
 本人のコメントのとおり勝利数と防御率に拘っていけば、その他のタイトルは自然についてくるはずです。まずは2年連続の最多勝を目標にして、背番号と同じ18勝を挙げてほしいですね。

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梵も150%増で契約更改

2010年12月17日 22時01分53秒 | オフシーズン
 梵が契約更改交渉に臨み、4,500万増の7,500万円で契約を更改しました。今季はチームで唯一全試合出場を果たし、打率も廣瀬に次ぐ.306で13本塁打を放ち、盗塁は43個で初の盗塁王も獲得しました。また守備では失策数7個でゴールデングラブ賞を獲得するなど、走攻守全てで活躍しました。

 梵は廣瀬とともに今季のカープ野手陣最大の功労者ですね。8月下旬までは2番に入り繋ぎの役割を果たすと、東出の離脱以降は1番打者として、カープ打線を牽引しました。
 梵がいなかったら今季のカープ内野陣はどうなっていたかと思うとゾッとします。東出と栗原はケガで離脱し、小窪も不振から立ち直れず、ヒューバーは外れと散々な状況の中、梵が正に孤軍奮闘といった活躍でした。
 
 廣瀬も攻守での活躍が認められて大幅増でしたが、梵は更に走塁での貢献もありましたから、廣瀬以上の高評価を得たのでしょう。今季野手ではNo.1の評価でしょうから、この増額は納得です。

 来季は盗塁への警戒が厳しくなるでしょうが、やはり盗塁王はカープの選手が獲得してほしいですから、今季以上の盗塁数を決めて、2年連続盗塁王を獲得してほしいですね。
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廣瀬大幅アップ更改

2010年12月16日 22時18分24秒 | オフシーズン
 今日は廣瀬と東出が契約更改交渉に臨み、廣瀬は3,000万円増の5,000万円で、東出は現状維持の1億円+出来高でそれぞれ更改しました。
 
 今季の廣瀬は入団以来初の規定打席に到達し、打率.309、12本塁打、57打点と自己最高の成績を残し、守備でもリーグトップタイの10補殺と強肩を発揮して初のゴールデングラブ賞を獲得しました。
 今季の廣瀬は攻守にわたって活躍し、誤算続きのチームを救ってくれましたので、この150%増は当然の評価でしょうね。廣瀬はリーグ屈指の強肩でこれまでも何度となく失点を防いでいましたが、打撃が課題でレギュラーに定着できませんでした。しかし今季は打率でチームトップの成績を残して、ようやく壁を乗り越えたという感じですね。
 廣瀬はもっとできるはずですから、この成績に満足せず更に上を目指してほしいです。今季の得点圏打率が.277と低かったことから、ただ打つだけでなくチャンスに強い打者になってほしいですね。

 東出は8月末に右ひじを痛めて登録抹消され、そのままシーズンが終わってしまいました。今季は打率.267、10盗塁と数字的にも寂しいです。1番打者として最大のポイントとなる出塁率も.307と低く、東出にとっては不本意なシーズンだったでしょう。
 シーズン終盤には木村が台頭して、2塁のレギュラーも安泰ではなくなりました。このままでは木村にレギュラーの座を奪われかねませんから、来季はフルシーズンを戦えるように体調を万全に整えて、1番打者として粘り強い打撃を取り戻し、出塁率に拘った打撃をしてほしいですね。

 昨日は栗原と永川勝が契約更改交渉に臨み、栗原が現状維持の1億2,000万円、永川が4,000万円減の1億2,000万円+出来高でそれぞれ契約を更改しました。
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横山現状維持

2010年12月13日 22時12分53秒 | 試合結果
 横山と赤松が契約更改交渉に臨み、横山は現状維持の6,500万円+出来高、赤松が400万円増の3,100万円でそれぞれ契約しました。
 
 横山は46試合に登板して、3勝2敗11セーブ、防御率1.62でした。今季は途中離脱した時期もありましたが、永川勝、シュルツと守護神が相次いで離脱した穴を埋めて、崩壊したリリーフ陣では唯一頼れる存在となってくれました。
 これだけの成績を残していながら、年俸が現状維持というのは意外ですが、来季は3年契約の2年目ということもあって、現状維持だったのかもしれませんね。普通に考えれば、増額になってもおかしくないですから。
 今季は本来の役割ではありませんでしたが、来季こそは中継ぎ投手の柱として活躍してもらわないといけませんね。

 赤松は本塁打をフェンスに駆け上がって好捕したファインプレー、外野手でリーグ最多タイの10補殺と初のゴールデングラブ賞を受賞するなど、守備面での貢献が評価されたようです。
 攻撃面では打率.285、20盗塁と数字上は素晴らしいですが、規定打席に到達しておらず、スタメン出場が少なかったことがマイナスポイントだったようです。
 打率よりも赤松は好不調の波が大きいことから、安定した打撃ができて、今の打率くらいを維持できれば、十分スタメンを勝ち取ることができると思うので、打撃力アップが最大の課題ですね。
 赤松がスタメンで中堅を守っていると、投手にも安心感を与えることができると思うので、来季はスタメンに名前を連ねてほしいですね。
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新入団選手発表

2010年12月10日 22時20分26秒 | オフシーズン
 昨日、新入団選手の発表が行われ、育成選手2人を含む9人がカープのユニフォームに袖を通しました。
 今年は9人のうち8人が投手という珍しい入団発表となりました。しかも上位4人は全て大学・社会人の即戦力ということで、1年目からの活躍が期待されます。首脳陣も来春キャンプでは沖縄1軍キャンプに参加させる意向のようで、期待の大きさが伺えます。

 1位指名の福井が注目されるのは当然として、その他で気になる選手は2位の中村恭ですね。最速153㎞の直球が持ち味の本格派左腕で、今のカープにはいないタイプの投手です。
また、高校時代までほぼ無名で、大学時代に急成長していることから、プロに入っても伸びる可能性を十分に持っていると思います。
 福井が完成された投手で1年目からの活躍が期待できる投手なら、中村恭は数年後に主戦級になる存在といったところでしょうか。
 前田健、福井、中村恭、そして今村が将来のカープ投手陣を背負って立つ存在になってくれれば、投手王国復活も夢ではありませんね。

1位 福井 優也 投手 背番号11
2位 中村 恭平 投手 背番号22
3位 岩見 優輝 投手 背番号28
4位 金丸 将也 投手 背番号30
5位 磯村 嘉孝 捕手 背番号61
6位 中崎 翔太 投手 背番号56
7位 弦本 悠希 投手 背番号69
育成1位 山野 恭介 投手 背番号125
育成2位 池ノ内 亮介 投手 背番号121
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背番号変更

2010年12月08日 22時07分04秒 | オフシーズン
 球団から背番号の変更が発表されました。中東が35から00に変わり、育成選手契約となった中谷は56から128、中村憲は69から122に変わります。

 中谷と中村憲は育成選手となることから当然ですが、中東が00に変わるのは意外でした。00というと今季まで田中が付けていましたが、その前は山崎や尾形、ブレイクする前の嶋が付けていました。この番号を中東が付けるということは、伸び悩んでいる中東に壁を越えてほしいという球団の思いがあるのでしょうね。
 中東はブラウン監督時代に捕手に挑戦していましたが、今は外野1本に絞っています。阿ープの外野陣は球界でもトップクラスの選手層ですから、なかなか1軍に残るのは大変だと思いますが、この背番号変更を意気に感じて、来季は1軍枠に定着できるようになってほしいですね。

 明日は新入団選手の発表がありますが、たぶん更新できませんので、明後日アップしようと思います。
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