カープな毎日

カープファンのひとりごと。

福井5回降板も7勝目

2011年08月31日 21時45分48秒 | 試合結果
広 島 100 020 034 10
ヤクルト 000 010 010 2
勝利投手:福井7勝6敗
敗戦投手:増渕6勝7敗
本塁打:[広島]嶋1号
    [ヤクルト]青木2号

 今日は打線が奮起しました。初回に嶋が今季第1号本塁打を放って1点を先制すると、5回には1死1塁から嶋が適時2塁打を放ちました。更に栗原も適時打を放って、この回2点を追加しました。

 先発の福井は3回に宮本に安打を打たれると、続く相川に四球を与えてしまい、犠打で1死2,3塁のピンチを作ってしまいました。しかし、青木の当たりは三直となり、三走宮本が戻れずに併殺になるというツキに恵まれました。
 5回には武内に四球を与えると、宮本の安打で1死2,3塁とされ、2死後に暴投により1点を失ってしまい、この回で降板となりました。

 6回は青木がマウンドに上がり、1死1塁から川端の三塁内野安打を打たれてしまいましたが、一走青木が2塁を回ってしまいアウトになるという走塁ミスに助けられました。
 7回は豊田が2死3塁のピンチを迎えるも、相川を打ち取り無失点で切り抜けると、ここで雨天により試合が中断となりました。

 この中断でヤクルト投手陣の集中力が切れたのか、1安打2死四球で1死満塁のチャンスを貰うと、代打前田智が2点2塁打を放ち、代打小窪も適時打で続いて、この回3点を追加してヤクルトにダメ押しをしました。
 8回は今村が青木に本塁打を打たれて1点を失いましたが、9回にバーデン、小窪、木村の3連続適時2塁打など5長短打で4点を追加いて試合を決めました。

 これで順位は5位のまま変わりませんが、首位ヤクルトに3.5ゲーム差にまで接近しました。そしてゲーム差や順位よりも借金が1となり、明日は4度目の5割復帰を賭けた試合となります。そろそろ5割の壁を突破してほしいですね。ただ天気が心配ですね。


 ヤクルトはミスに拙攻、更にツキにも見放されて試合の流れを失いながら、カープもなかなか流れを掴めませんでしたが、嶋の打撃で一変しました。
 初回に本塁打を放って先制するも、2回以降は毎回走者を出しながら、併殺や適時打欠乏で追加点を挙げられず、増渕を助けていました。しかし、5回に2死1塁で適時2塁打放って待望の追加点をもたらすと、これに栗原が続いて2点を挙げました。
 嶋の2打点はどちらも2死から挙げており、ヤクルトに与えるショックは大きかったと思います。ヤクルトは連敗中ということもあり、この2失点が大きくのしかかったのではないでしょうか。それが青木の走塁ミスとなって現れたと思います。
 今日の試合で貧打を解消して、好投する投手陣を助けてほしいですね。


 福井が5回で降板したため、6回以降は中継ぎ陣をつぎ込むことになりました。今の体制では青木、梅津、豊田、今村の4人が勝ち試合を担っており、特に今村への負担がかなり大きくなっています。これで4試合連続登板となり、疲労の蓄積が心配されます。
 ベンチには大島と今井も入っていますが、僅差の試合では起用できず、結果的に4人に負担が掛かっています。
 横山が2軍で登板しており、もうすぐ復帰できると思いますが、それでもさすがに心配です。今日は1-6となった時点で、今井か大島を起用しても良かったと思います。ただ、5点差はセーフティーリードでなく、元気のないヤクルト打線を目覚めさせないためにも、大島と今井を起用しなかったのでしょうね。でもさすがに8点差の9回は今井を使いました。
 意図は分かりますが、これではいつまでたっても大島と今井が経験を積めません。これからは実績のない投手も貴重な戦力となるので、少しずつでも実績を積ませてほしいですね。
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延長制して連敗止まる

2011年08月30日 22時02分17秒 | 試合結果
広 島 000 200 000 1 3
ヤクルト 001 100 000 0 2
勝利投手:豊田1勝
セーブ:サファテ1勝1敗33S
敗戦投手:林昌勇3勝1敗21S
本塁打:[広島]栗原12号

 Aクラス争い、そして優勝争いの残るためには絶対に負けられないヤクルト3連戦の初戦はバリントンが先発しました。
 バリントンは調子は悪くないと思いましたが、毎回のように安打を浴びて走者を背負う苦しい投球で、3回には2死から田中、川端、畠山の3連打で1点を失い先制されてしまいました。

 適時打が出ない打線は初回に、東出の安打と犠打で1死2塁とすると、赤松の投ゴロで東出が飛び出してアウトになってしまい、上手くかみ合いませんでした。
 しかし、先制された直後の4回に1死から栗原が左翼へ豪快な一発を放ち同点とすると、丸が四球を選び、続くバーデンの2塁打で1点を勝ち越しました。しかし、その後の1死2塁では石原が凡退するなど、一気に石川を攻略することができませんでした。

 味方が勝ち越して流れがカープに傾くかと思いましたが、4回に裏に宮本の2塁打と捕逸で3塁としてしまい、相川に適時打を打たれて同点に追いつかれてしまいました。
 5回の1死2塁は連続三振で、6回の1死1,2塁はバリントン自らの好捕などで無失点で切り抜け、勝ち越しは許しませんでした。

 打線は5回の1死2塁の勝ち越し機を逃すと石川を攻略できませんでした。バーネットに代わった8回に赤松の四球と丸の安打で1死1,3塁と攻めたてるも、バーデン遊ゴロで三走の赤松がアウトになり勝ち越せませんでした。

 7回からは今村が2イニングを、9回は豊田が無失点に抑えて2試合連続の延長戦となりました。10回に2死から栗原が2塁打で出塁すると、暴投で代走中東が一気に本塁を陥れて勝ち越しに成功しました。
 その裏はサファテが2死1,2塁とピンチを招くも、最後は宮本を打ち取り辛くも逃げ切りました。

 これで4位中日とは1ゲーム差、3位巨人とは2ゲーム差のままですが、首位ヤクルトとは4.5ゲーム差となりました。Aクラスどころか、首位も視界に入ってきました。何としてもこのカードを勝ち越して首位争いに加わりたいですね。


 今日はようやく適時打が出ましたが、打線が完全復調とはいきませんね。決勝点も敵失に中東の好走塁で挙げたものでした。その後の1,2塁のチャンスでは代打前田智が三振してしまいました。適時打がもう1本出ていれば、楽な展開になっていたと思います。
 特に4回は栗原の豪快な本塁打で、石川が明らかにおかしくなっていたと思います。バーデンの適時2塁打で勝ち越したところまでは良かったですが、その後の1死2塁で石原が二飛に倒れて、流れを止めてしまいました。
 ここで石川を攻略できなかったことが、苦戦の原因となりました。ただ、適時打が1本出たことで、変なプレッシャーも無くなると思うので、明日こそは打線が爆発することを期待しましょう。

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今村連夜の敗戦

2011年08月28日 22時10分59秒 | 試合結果
巨人 1 0 0 0 0 0 0 1 0 2 4 9 1
広島 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0 2 5 0
勝利投手 [ 巨人 ] アルバラデホ(2勝2敗2S)
敗戦投手 [ 広島 ] 今村(2勝6敗0S)
セーブ [ 巨人 ] 久保(3勝1敗13S

 先発のジオは初回に先頭の藤村に四球を与え、盗塁で2塁に進まれると、1死3塁から長野に適時打を打たれて先制点を奪われました。
 2回以降は直球とスライダーの切れが良くなり、巨人打線を無得点に抑えました。
 そして、今日は守備でもジオをバックアップしました。4回には味方の好守に助けられました。死球と安打と盗塁で無死2,3塁のピンチを迎えるも、高橋由の中飛でタッチアップした亀井を本塁で刺して失点を防ぎました。6回と7回は安打で走者を出すも、石原が盗塁を刺してピンチの芽を摘みました。
 
 元気のない打線は、初回に東出が安打で出塁するも、天谷がニゴロ併殺となり、次打者嶋が安打を放つという、かみ合わない攻撃でした。
 2回には丸が四球で出塁すると、松本の投前犠打を西村が2塁に悪送球して無死1,3塁のチャンスを貰いましたが、石原の併殺打の間に同点に追い付くのが精一杯でした。
 3回以降は苦手西村に対してなかなか安打が出ず、得点圏に走者が進んだのは、6回2死から嶋が3塁打を放ち2死3塁とした時だけでした。

 8回にジオが先頭の古城に安打を打たれると、2番手青木に交代するも、バントと暴投に四球で1死1,3塁としてしまい、亀井に勝ち越し適時打を打たれてしまいました。
 直後の8回裏に、巨人が西村から山口に変わると、先頭の代打小窪が安打で出塁すると、バーデンが四球を選ぶと、東出がバントを決めて1死2,3塁の勝ち越し機を作りました。代打赤松の遊ゴロの間に1点を挙げて同点に追いつくも、嶋が二ゴロに倒れて勝ち越せませんでした。
 9回はサファテを投入する必死に継投により、延長戦に突入しました。10回からは今村が登板し連続三振で2死無走者とするも、長野に内野安打を打たれ、寺内に四球を与えて1,2塁とすると、坂本に2点適時3塁打を打たれてしまいました。
 10回裏は2死からバーデンが四球を選ぶも、東出が二ゴロに倒れて巨人に連敗を喫してしまいました。

 
 適時打が出ませんね。今日の2得点は併殺の間と内野ゴロの間に挙げた得点です。勝負どころであと一本が出ませんでした。
 悔やまれるのは初回の攻撃です。無死1塁で打席には天谷でしたが、初球の甘い球を打ち損じて、併殺にしてしまいました。真ん中の甘い球なので積極的に打ちに行くのは良いのですが、それを打ち損じてはいけません。次の嶋が安打を放っただけに、この併殺打は痛かったですね。 
 そして、2回には西村のミスで貰ったチャンスでしたが、最悪のケースとなってしまい、同点に追いつくことしかできませんでした。
 立ち上がりの西村は本調子ではありませんでしたから、ここで攻略できなかったことが、苦戦の原因となりましたね。
 
 昨日の東野、今日の西村に対して苦手意識が強すぎるように思います。何度も同じ投手にやられているようではいけません。攻略法をしっかりと研究する必要がありますね。
 また、
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5割の壁越えられず

2011年08月27日 22時14分22秒 | 試合結果
巨人 000 000 110 2
広島 100 000 000 1
勝利投手:東野6勝8敗2S
セーブ:久保3勝1敗12S
敗戦投手:今村2勝5敗

 5割復帰を目指してエース前田健がマウンドに立ちました。今日は制球も良く、球も走っており巨人打線を3回まで完璧に抑えました。
 打線は初回に東出が安打で出塁し、バーデンの打席でエンドランは失敗して三振するも盗塁を決めて2塁に進みました。2死後に栗原と丸が連続四球を選んで満塁となったところで、東野が2塁へ牽制悪送球して東出が生還して先制点を貰いました。
 しかし、2回以降は東野が立ち直り、5回まで前田健の内野安打1本に抑えられて、2試合連続で投手戦となりました。
 
 前田健は5回に1死から連打を浴びて1,3塁のピンチを迎えましたが、古城と東野を連続三振に抑えてピンチを脱出しました。ところが7回に先頭の高橋由に粘られて四球を与えると、代走鈴木に盗塁を許し、更に暴投で無死3塁としてしまいました。ラミレスは打ち取ったものの、阿部に適時2塁打を打たれて同点に追いつかれてしまいまいました。続く1死2塁のピンチは亀井と古城を打ち勝ち越しは許しませんでした。

 直後の7回裏に、先頭の木村が安打で出塁しましたが、代打松本がバント失敗して走者を進められないと、東出とバーデンが抑えられて勝ち越し機を逃してしまいました。
 このミスで流れを失うと、8回に今村が代打大村の安打などで2死3塁とされると、長野に適時3塁打を打たれて勝ち越しを許してしまいました。

 しかし、8回に赤松が安打で出塁すると、2盗を決めて無死2塁の絶好の同点機を作り、栗原の二ゴロで1死3塁となり、続く丸の二ゴロで赤松が本塁を狙うもアウトになり追いつくことができませんでした。
 9回も代打石井が安打を放つも、最後は代打前田が投ゴロに倒れて、巨人に逆転負けを喫してしまいました。

 またしても5割復帰はならず、借金は2の5位に戻ってしまいました。とは言っても2位阪神、巨人、中日とは1ゲーム差ですから、まだまだ大丈夫。大事なのは明日の試合を落とさないことです。絶対に勝って5割にリーチを掛けたいですね。


 終盤でのミスにより勝利を逃してしまいました。特に痛かったのは7回のバント失敗です。同点に追いつかれた直後に、無死で走者を出しました。打順は9番ですから、間違いなく送って、1死2塁で上位打線に繋げたい場面でした。しかも、打席には前田健の代打として松本を送って、絶対に2塁に送らなければいけない状況でしたが、まさかの投飛となってしまいました。結局、東出とバーデンが共に二飛に打ち取られて、追いつくどころが、試合の流れまでも失ってしまいました。
 一方の巨人は、その直後の8回に無死1塁から坂本がしっかりと送り走者を2塁に進め、長野の適時3塁打を呼び込みました。
 全く同じ状況でミスをしたカープとしっかり決めた巨人との差が、今日の試合結果ということでしょうね。そして、この悪い流れを跳ね返す力がないから、8回1死3塁で得点を挙げられなかったということでしょうね。
 
 なぜか巨人戦ではミスが出て、それが失点に繋がりますね。巨人相手でも普段通りの野球ができれば、昨日のように勝てるはずです。明日はミスのなカープらしい野球をして巨人戦を勝ち越したいですね。 
 
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篠田巨人にリベンジ

2011年08月26日 22時07分18秒 | 試合結果
巨人 000 000 000 0
広島 100 000 00X 1
勝利投手:篠田5勝5敗
セーブ:サファテ1勝1敗32S
敗戦投手:澤村6勝10敗

 昨日も打ちまくった打線は、初回に先頭の東出が安打で出塁すると、1死後に嶋も安打を放ち1死1,2塁とすると、栗原が通算1000安打目となる左前打を放ち、これが適時打となって1点を先制しました。
 しかし、2回以降は澤村を捉えきれず、3回無死1塁では嶋がニゴロ併殺に倒れ、6回は嶋と丸の安打などで2死1,3塁と追加点のチャンスをつくるも、天谷が一ゴロにに倒れて追加点を挙げられませんでした。
 澤村に対して7回までに7安打を放つも、繋がりを欠いて初回に挙げた1点のみでした。

 先発篠田は8月3度目の巨人戦の登板となりました。前2回はともに白星を挙げられませんでしたが、今日は素晴らし投球で巨人打線を寄せ付けませんでした。
 球のキレ、制球とも申し分なく、ストライクを先行させる投球で、テンポも良く全く打たれる気がしませんでした。
 4回に先頭の藤村にバント安打を決められて無死1塁とされましたが、続く長野を三ゴロ併殺に打ち取るなど危なげない投球で、6回まで内野安打2本に抑えて、2塁すら踏ませませんでした。
 7回に2死から連続四球で1,2塁とするも、高橋信を三ゴロに打ち取り無失点に抑えるました。8回には先頭のライアルに安打を打たれ、犠打で1死2塁と、この試合最大のピンチを迎えましたが、代打谷を遊飛に打ち取りました。ここで今村と交代しましたが、7回2/3を3安打無失点に抑える快投でした。
 継いだ今村は暴投で2死3塁としてしまいましたが、坂本を遊飛に打ち取りピンチを脱出しました。
 9回はサファテが先頭の代打阿部に四球を与えたものの、後続を抑えて1点差を守り抜いて、チームの連勝を3に伸ばしました。


 今日は篠田の投球に尽きます。ここ2試合は好投するも味方の援護に恵まれず、白星が付きませんでした。そして、今日も援護は初回に挙げた1点のみをと苦しい状況でしたが、巨人にやり返すと言う強い気持ちが球に乗り移ったと感じるような投球でした。篠田が一回り成長したように思いました。
 1軍に再昇格後は制球が安定しており、シーズン初めのように四球がきっかけで失点することが少なくなっており、ローテ投手として安心して見ていられるようになってきましたね。高橋建以来の左腕2ケタ勝利を目指して、頑張ってほしいですね。

 今日は守備でも好守があり、締った良い試合でした。巨人戦ではミスをきっかけに失点して負けるパターンが続いていたので、今日のような試合が続けられれば、巨人戦の苦手意識を返上できるはずです。
 明日はエースの前田健が先発すると思われます。2回も5割の壁に跳ね返されているので、次こそはエースで壁を乗り越えてほしいですね。
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福井プロ初完投で6勝目

2011年08月25日 21時23分34秒 | 試合結果
横浜 000 000 010 1
広島 420 002 03X 11
勝利投手:福井6勝6敗
敗戦投手:リーチ1勝4敗
本塁打:[横浜]吉村5号

 昨日は栗原が5打点と爆発して貧打から脱却しましたが、今日も初回から打線が繋がりました。
 初回に東出がバント安打で出塁すると、バーデンが四球を選び1,2塁とすると、2死後に丸の2点適時打で先制すると、赤松と倉も適時打を放ち、この回4点を挙げました。
 2回にも東出と井生の安打で1,3塁とすると、丸と赤松の連続適時打で2点を追加して、横浜先発のリーチをKOしました。
 3回以降は福山らに抑えられていましたが、6回にバーデンと井生の連打で1,2塁とすると、丸がこの試合3本目の適時打で2点を挙げて、横浜にダメ押しをしました。
 勢い付いた打線は8回にも、小窪とバーデンの連続短長打と代打嶋の四球で無死満塁として、栗原の2点適時打などで3点を追加し、17安打11得点と打線が爆発しました。

 先発福井は球に力があり、制球も安定しており、更に味方が序盤で大量リードを奪ったことで、気持ちにも余裕が生まれ、毎回のように走者は出すものの、後続をしっかりと抑えて、横浜打線に得点を与えませんでした。
 完封が見え始めてきた8回に、先頭の吉村に本塁打を打たれて、完封の夢は潰えましたが、気落ちすることもなく9回まで投げ切って、プロ初完投で6勝目を挙げました。

 4位中日は勝ったため順位に変動はありませんでしたが、阪神と巨人は引き分けたため、2位巨人とのゲーム差は1.0にまで縮まりました。


 昨日が栗原デーなら、今日は丸デーでした。初回に先制打を放つと、2回にも適時打を、6回にも適時2塁打をは放つなど、3安打6打点の大活躍でした。今日の適時打3本はどれも素晴らしいタイミングで出たと思います。
 初回は、東出のバント安打をきっかけにリーチを揺さぶり作ったチャンスでしたが、井生と栗原が凡退してしまいました。もしここで丸も凡退して無得点に終われば、リーチが立ち直り、このような大量得点にはならなかったかもしれません。それどころか、先週末の中日戦にように、拙攻の連続になっていたかもしれません。今日の打線爆発は丸の適時があったからこそできたと思いますね。
 そして2回も上位がチャンスを作りながら、栗原が打てなかったところだったので、丸が打っていなければ、試合の流れが変わっていたかもしれません。
 昨日の栗原、今日の丸と主軸が打てば、打線も活気づきますね。この勢いで明日からの巨人戦に臨み、何としてもカードを勝ち越したいですね。

 福井はストライク先行の投球で、横浜打線を1点に抑えて108球で被安打6、奪三振6個と完投しました。今日は課題の四球も1個と少なく、無駄な走者を出さなかったことが好投の要因だと思います。
 やはり味方が2回までに6点を挙げたことで、福井も楽に投げることができたのでしょうね。
 ここ2試合は序盤で降板するなど先発の役割を果たせていませんでしたが、福井もこれをきっかけに安定した投球で、常に6回か7回まで投げられるようになってほしいですね。
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栗原2連発で連敗止める

2011年08月24日 21時26分23秒 | 試合結果
横浜 000 010 000 1
広島 110 042 00X 8
勝利投手:バリントン12勝7敗
敗戦投手:大家6敗
本塁打:[広島]栗原10号、11号

 打線に元気が無く3連敗中でしたが、今日は2番にバーデン、8番木村の新打順でテコ入れを図りました。これが効いたのか、初回に東出と嶋の安打などで1死1,3塁とすると、栗原が適時2塁打を放ち1点を先制しました。その後の1死満塁では天谷が併殺に打ち取られましたが、2回には木村の安打と犠打で2死2塁として、東出が適時打を放ち追加点を挙げました。

 先発のバリントンは、球が高めに浮いて、毎回のように安打を打たれましたが、粘り強い投球で、3回無死2塁ではバントされるも3塁で走者を刺してピンチを脱するなど、4回まで横浜打線を無得点に抑えました。
 5回に安打とバントなどで2死3塁とされ、石川に適時打を打たれて1点を奪われましたが、6回は三者凡退、7回は無死1塁で併殺を奪うなど、7回を1失点で凌ぎました。

 1点を返された直後の、5回裏に2死1塁から栗原が2ラン本塁打を放って横浜を突き放すと、丸の安打、天谷の四球で1,2塁として、石原と木村の連続適時により2点を追加して、この回4点を奪いました。
 更に6回には2死1塁から栗原が2打席連続の2ラン本塁打を放って、横浜にダメを押しました。

 大量得点に守られて、8回を岸本、9回を豊田が無失点に抑えて、横浜に快勝しました。
 これでチームは1分を挟んだ連敗を3で止めました。阪神が勝ち、中日が引き分けたため、順位に変動はありませんでした
 

 昨日までの貧打線とは別チームのように今日は打線が繋がりました。そのきっかけは初回の栗原の適時打だったと思います。
 先週の中日戦から適時打欠乏症に陥り、そのまま打線全体が打撃不振となっていましたが、試合開始早々に4番が打って先制点を挙げたことで、チーム全体を覆っていた沈滞ムードが吹き飛んだと思いました。しかし、ここで一気に畳み掛けられず、天谷が併殺に倒れてしまいまいました。
 中盤に横浜に反撃をされるなど、嫌な雰囲気になりかけましたが、5回に栗原が本塁打を放ち、今度こそ完全に払しょくしました。今日は栗原がチームを救った試合でしたね。

 そして、栗原自身も第1打席で適時打が出たことで、気分的にも楽になったのではないでしょうか。5回の栗原が放った本塁打は試合の流れを引き戻す最高の本塁打でした。
 バリントンが1点を返されて1点差とされた直後で、1番からの好打順にも関わらず、無得点に終わっていたら、試合の流れが横浜に傾きかねないところでしたから、大きな意味のある本塁打でした。これぞ4番の仕事といったところでしょうか。
 打点でも今日の5打点で61打点となり、リーグトップになりました。このまま打点を稼いでチームに勝利を呼び込んでほしいですね。
 
 これで打線全体が吹っ切れて明日からは打ってくれることを信じたいですね。
 ただ、バーデンの2番はやめた方が良いと思います。今日も栗原が本塁打を放ち得点に結びつけましたが、バーデンでは繋ぎ役としては適役ではないと思います。明日からは木村に戻してほしいですね。
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拙攻戦でドロー

2011年08月21日 21時50分52秒 | 試合結果
広島 001 000 000 0 1
中日 100 000 000 0 1

 昨日は勝てる試合を落として連敗したことから、今日こそは勝って連敗を止めたいところでしたが、まるで昨日の再現VTRのような試合でした。
 初回は1死2塁で丸と栗原が凡退、2回には2安打1死球で1死満塁としながら、前田健の右飛で生還できず、東出は投ゴロで無得点に終わりました。
 
 先発は予想外の中4日で前田健でした。さすがに中4日ということで球にキレが無く、制球にも苦しみました。初回に先頭の荒木にストレートの四球を与えると、犠打で2塁に進められて、森野に適時2塁打を打たれてしまいました。
 2回にも1安打2死四球で2死満塁のピンチを作るも、大島を二ゴロに抑えて無失点に抑えると、3回からは本来の投球を取り戻し始めて、3回から5回までを1安打無失点に抑えました。
 6回に2安打で1死1,2塁とされましたが、堂上直と代打谷繁を打ち取ると、7回まで投げて5安打1失点に抑えました。

 拙攻を繰り返す打線は、3回に丸と栗原の連打と嶋の四球で1死満塁とすると、バーデンの犠飛でようやく1点を挙げて同点に追いつきましたが、井生が中飛に倒れて勝ち越すことができませんでした。
 それでも、この1点で流れが変わるかと思いましたが、拙攻は繰り返され、4回無死2塁、5回1死2塁、6回2死2塁とチャンスの連続でしたが、あと1本が出ずに勝ち越せませんでした。
 8回には嶋の安打で無死1塁としましたが、バーデンが送ることができず、チャンスを拡大させられませんでした。次打者の代打前田智が安打を放って1,2塁としたものの、石原と代打石井が三振を喫して無得点に抑えられました。

 8回から2番で今村を投入し、9回に無死2塁の大ピンチを迎えましたが、このピンチを抑えて延長戦に突入しました。
 勝ちがなくなった10回にはサファテを起用し、四球をきっかけに2死3塁のピンチを作ってしまいましたが、最後は野本を三振に仕留めて引き分けとなりました。

 
 何ともイライラの募る試合でした。終わってみれば、7回と9回以外は毎回走者を出すなど10安打を放ちながら、得点は犠飛による1点のみで12残塁と拙攻の繰り返しでした。
 この2試合を見る限り、打線のつながりが悪すぎます。特に気なるのが5番嶋、6番バーデンです。この2人が並んでいることで、小技を使うことができません。2回と8回に嶋が先頭打者で出塁するも、バーデンではバントもできず走者を進めることができませんでした。
 この打順では5番以下で足を使った攻撃も出来ないので、安打が出るのを待つしかなく、足で相手を揺さぶることもできないので拙攻に繋がるのではないでしょうか。
 繋がりと機動力を活かすためにも、バーデンを7番に下げて、6番は赤松を起用した方が良いと思います。

 まさか前田健を中4日で持ってくるとは思いませんでした。今季は9月が過密日程になっていることから、できれば無理をさせたくないですので、中4日はやめてほしかったです。とりあえず負けなかったので良かったですが、負けていればチームに与えるダメージははかり知れません。
 まだ残り49試合もあるのですから、今からスクランブル体制になっては選手が持ちません。もう少し先を見据えた起用を考えてほしいですね。
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篠田見殺しで連敗

2011年08月20日 21時59分11秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0
中日 000 000 10X 1
勝利投手:小林正5勝
セーブ:岩瀬1敗20S
敗戦投手:篠田4勝5敗

 昨日は吉見に2安打に抑えられましたが、今日は序盤からチャンスの連続ながら、あと一本が出ませんでした。 
 初回は東出の安打と丸の四球などで2死1,3塁とするも嶋が見逃し三振、2回は倉の安打と篠田の四球で2死1,2塁としながら東出が空振り三振と不安定な伊藤を助けてしまいました。
 3回から5回は、先頭打者を出しても後が続かず無得点でした。7回には2死四球で1死1,2塁のチャンスを貰うと、木村が犠打で2,3塁しましたが、丸が小林正に打ち取られてしまいました。
 
 先発篠田は適度に球が荒れながらも、球のキレが良く中日打線に得点を与えませんでした。初回は安打と犠打で1死2塁とされるも、森野と和田を抑えて無失点に抑えると、6回まで散発3安打に抑えて、2回以降は2塁すら踏ませませんでした。
 しかし、7回に平田の安打と犠打で2死2塁とされると、堂上直に適時2塁打を打たれて1点を失ってしまいました。

 1点を追う8回の攻撃で、先頭の栗原が浅尾から安打を放って出塁し、代走赤松を送るも1死後に盗塁死でチャンスを広げることができませんでした。
 9回には2死から代打石原が四球を選び、代走天谷が盗塁を決めて2塁に進むと、東出が右前安打を放つも、天谷が本塁憤死で試合終了となってしまいました。

 中日に連日の惜敗で借金は3となり、阪神・中日とのゲーム差は1となってしまいました。これ以上離される訳にはいかないので、明日は絶対に勝って連敗を止めなければいけません。ローテ投手がいないので、大島が先発するでしょう。打線が援護しないと苦しい戦いになりそうです。


 今日は序盤で伊藤を攻略できなかったことが敗因ですね。特に初回の伊藤は制球が定まらずフラフラでした。1,2塁で栗原が中飛に倒れ、嶋は見逃し三振と機能しませんでした。これが伊藤を助けてしまい、7回途中まで投げさせる結果となってしまいました。

 6回の攻撃で1死1,2塁で木村が初球をバントをしました。たぶんセーフティーバントと思われますが、もう少し待ってほしかったです。小林正は制球に苦しんでいたので、もう少し球を見てからでも良かったと思います。次が栗原ならよいのですが、丸であることを考えると、簡単に1死を献上してしまうのはもったいなかったと思います。

 もうひとつ疑問の采配として、7回に無死1塁で栗原に代走赤松を起用するも、嶋はそのまま打たせて中飛、その後赤松が盗塁失敗と攻撃がかみ合っていませんでした。
 勝ち越しの場面でもないのに4番を代走を出す以上は、嶋の打席で何か仕掛けると思ったのですが、何もなく普通に打たせて、盗塁失敗では意味が無いです。
 終盤の勝負どころで采配が迷走していたように思いますね。

 篠田は6回まで素晴らしい投球でしたが、中日にワンチャンスで点を取られてしまった感じですね。ただ、この7回の失点は防げた点だったと思います。
 2死2塁で打順は8番堂上直でしたから、敬遠して次打者の右に代打と勝負する方が良かったと思います。右の代打はグスマン、岩崎達、小山、小田の4人ですから、堂上直と比較すれば抑えやすいと思われました。
 カウントが2-0となった時点で敬遠という選択をしてほしかったです。この1点は悔やまれる失点だったと思います。

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吉見にお手上げ

2011年08月19日 22時03分35秒 | 試合結果
広島 000 100 000 1
中日 000 100 01X 2
勝利投手:吉見10勝3敗
敗戦投手:バリントン11勝7敗

 5割への挑戦となった大事な一戦の先発はバリントンでした。立ち上がりから球の走り・制球とも素晴らしく、全く危なげの無い投球で3回までパーフェクトに抑えました。
 打線は吉見対策として3番丸、5番嶋、7番天谷と左打者を起用しました。3回に丸が初安打を放って出塁すると、2死2塁としてバーデンが右前適時打を放って1点を先制しました。
 しかし、その裏に大島に2塁打を打たれると、2死3塁から和田に適時3塁打を打たれて同点に追いつかれてしまいました。
 その後は両投手の投げ合いでテンポよく試合が進み、7回にバリントンが2安打で1死1,3塁のピンチを迎えましたが、代打佐伯を三振、谷繁の当たりを東出が好捕して勝ち越しを許しませんでした。
 しかし、8回に堂上直の安打と犠打などで再び2死3塁とされると、大島に適時打を打たれて勝ち越しを許してしまいました。

 打線は5回以降、安打どころか走者すら出すことができず、9回も木村、丸、栗原の上位打線があっさりと打ち取られてしまい、逆転負けとなってしまいました。さすがに2安打では勝てないですね。

 4位阪神は雨天中止であったため、阪神と中日の2チームとゲーム差は0ですが、勝率の差で追い抜かれ、5位に転落となってしまいました。


 今日はバリントンは8回を6安打2失点と好投しましたが、打線が全く打てませんでした。吉見の立ち上がりを攻略できなかった時点で、苦戦すると思いましたね。
 3回1死2塁の先制機で、東出と木村が凡退して無得点に終わったことが痛かったですね。ここで1点を先制出来ていれば、吉見を乗せることも無かったかもしれません。
 ただ、これだけ抑えられての敗戦であれば、明日に引きずることは無く、明日は新たな気持ちで臨めるはずです。また、今日は負けながらもバリントンが完投し、中継ぎ投手を使わなく済んだことは良かったですね。阪神戦で中継ぎ投手を多用したことで、疲れていることでしょうから、中継ぎ投手にとっては良い休養になったと思います。 

 4チームの団子状態から取り残されないためにも、連敗はしたくないので、明日は絶対に勝ってほしいですね。
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