カープな毎日

カープファンのひとりごと。

會沢が負傷退場も石原の活躍で中日を3タテ

2014年08月31日 22時14分02秒 | 試合結果
広島 004 001 010 6
中日 100 030 000 4
勝利投手:戸田3勝1敗
敗戦投手:武藤1敗
セーブ:ミコライオ1勝1敗21S
本塁打:[中日]ルナ16号

 バリントンは、立ち上がり制球が安定せず、先頭の大島に四球を与えてしまい、犠打などで1死3塁とされると、藤井に適時打を浴びて先制を許してしまいました。その後の1死1,2塁のピンチはルナと高橋周を抑えて最少失点で切り抜けるも、本来の投球を取り戻すことができず、毎回走者を背負う苦しい投球ながら、4回までは無失点で凌ぎました。

 エルドレッドが登録抹消されたことで、打順を大幅に組み替えて、1番鈴木誠、2番田中、3番菊池、4番丸、5番梵の新打線は3回に機能し、連打で無死1,3塁として2死後に田中が四球を選んで満塁とすると、菊池、丸、梵の3連続適時打で4点を奪って逆転に成功しました。

 バリントンは5回に2死から連続四球を与えると、ルナに痛恨の3点本塁打を浴びて同点に追いつかれ、更に肘の違和感により降板となりました。
 後を継いだ戸田が後続を断つと、直後の6回に2番手武藤から四球と安打で1死2,3塁とすると、堂林を敬遠して満塁なり、途中出場の石原が適時打を放って勝ち越しに成功しました。
 更に8回にも田島から四球と安打などで1死1,3塁として2死後に再び石原が適時打を放ってリードを2点に広げました。

 6回からは中田が2イニングを無安打4奪三振のパーフェクトに抑えると、8回には中崎が三者凡退に抑えてリードを保って、9回はミコライオに繋ぎました。
 ミコライオは1安打を打たれるも、最後は代打小笠原を併殺に打ち取り、中継ぎ陣が無失点リレーで繋ぎ切りました。
 中日に3タテして貯金は2ケタ10個まで戻し、首位巨人に1ゲーム差にまで詰め寄りました。


 會澤が4回に安打を放ち走塁の際に、右太ももを痛めて途中退場しました。詳細は分かっていませんが、明日にも登録抹消されるようで、代わりに倉が昇格するようです。
 このところ打撃好調でレギュラーの座を掴んだ矢先のアクシデントとなってしまい、チームとってかなり痛い離脱となりました。軽症で早期に復帰できることを願いたいです。
 
 會澤の退場により代わりに出場した石原が、會澤の無念の思いを受けて奮起し、勝ち越しを含む2打点と會沢の代役をしっかりと果たしてくれました。
 リード面での問題は無く、打撃不振により會澤にレギュラーを譲っていましたが、底を脱して少しずつ状態が上がってきたように感じます。今日の2安打が復調のきっかけになってほしいですね。
 
 またもう一人の負傷離脱となったバリントンは、試合開始から違和感のようなものがありながら、我慢して投げていたのかもしれませんね。症状の詳細は分かりませんが、復帰まで時間を要する可能性があります。
 終盤戦に向けて中4日でいけるバリントンが抜けるのは痛いですが、ヒースがバリントンの穴を埋めてくれると思います。7月末にヒースを獲得しておいて本当に良かったです。更に今日はヒースではなくエルドレッドを抹消していて良かったですね。
 カープにはまだツキがあると前向きに考えていきましょう!

 新打線は助っ人が誰もおらず、一発の恐怖感はありませんが、しぶとく安打を重ねる打者が並んでおり、カープが本来目指すべき攻撃ができる打線なので、相手投手にはじわじわと効いていく感じですね。9月からは一味違った野球が見られそうですね。
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ヒース来日初白星で2位浮上

2014年08月30日 22時57分49秒 | 試合結果
広島 000 200 000 2
中日 000 000 000 0
勝利投手:ヒース1勝
敗戦投手:山井9勝4敗
セーブ:ミコライオ1勝1敗20S


 ヒースが来日初白星を目指して2度目の先発マウンドに上がりました。初回を三者凡退に抑えましたが、2回に安打と四球で1死1,2塁のピンチを迎えましたが、荒木と武山を凡打に打ち取り無失点で凌ぎました。
 4回にも四球と安打で2死1,2塁とされるも武山を三振に仕留めて中日に得点を与えませんでした。

 打線は3回まで山井に無安打に封じられていましたが、4回に菊池の2塁打と丸の安打で無死1,3塁とし、エルドレッドは三振したものの、松山が四球を選んで1死満塁とすると、梵が2点適時打を放って先制点を挙げました。 
 続く田中も安打で続き再び満塁とするも、石原とヒースが倒れて2得点止まりでした。
 その後は山井に7回まで無安打に抑えられて、8回は田島に菊池、丸、エルドレッドが三者連続三振を喫してしまい、追加点を挙げられませんでした。

 好投を続けていたヒースは、7回もマウンドに上がり、先頭の四球を与えて、犠打で1死2塁とされたところで100球を越えたこともあり、マウンドを戸田に譲りました。
 戸田は森野と藤井を抑えて無失点で凌ぐと、8回は中崎が三者凡退に抑えました。

 9回は4四球を貰いながら、盗塁死もあり無得点に終わる嫌な雰囲気でしたが、その裏はミコライオがパーフェクトリリーフで中日に反撃を許さず、ヒースが来日初勝利を挙げました。  またチームは2連勝で5カード連続で勝ち越し、2位阪神が敗れたため2位に浮上し、首位巨人とも2ゲーム差に詰め寄りました。
 
 ヒースが今日も素晴らしい投球を披露しました。力強い直球を軸に変化球も交えて中日打線に的を絞らせず、6回1/3を投げて散発3安打無失点に抑える好投でした。
 前回の阪神戦も6回2安打1失点に抑えており、2試合続けて好投した安定感が光ります。今回も制球が良く、直球に力があるので、安心して見ていられてました。
 終盤戦に向けて、大きな戦力が加わりました。明日はバリントンが先発のためヒースが登録抹消されると思われますが、降格させるのはあまりにも惜しいです。


 エルドレッドは今日も4番1塁で先発出場しましたが、4打数無安打2三振と相変わらず状態が上向きません。
 チーム全体でも4安打で4回以外は無安打に抑えられたので、仕方ないかもしれませんが、4回の無死1,3塁で簡単に三振したのは残念でした。下手に内野ゴロで併殺になるよりはマシかもしれませんが…。
 昨日から三振を量産体制に入ったエルドレッドを4番に据えていては、得点力が上がらないので、処遇については再考の必要がありそうです。
 ヒースではなくエルドレッドを降格させた方がチームのためにも良いと思うので、野村監督には決断をしてほしいです。
 
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救援陣が失点を繰り返すも辛うじて白星

2014年08月29日 23時58分59秒 | 試合結果
広島 020 000 000 13 6
中日 000 000 110 12 5
勝利投手:ミコライオ1勝1敗19S
敗戦投手:小川1敗
セーブ:永川勝2勝3敗1S
本塁打:[中日]藤井3号、4号

 打線は初回に1死2塁の先制機を作りながら、丸とエルドレッドが凡退して無得点に終わりましたが、2回に連続四球で無死1,2塁のチャンスを貰うと、田中が適時打を放ち先制、続く會澤の併殺打の間にもう1点を追加して2点を先制しました。
 しかし、3回から6回は立ち直った大野に1安打に封じられて2塁さえ踏めませんでした。

 大瀬良は、立ち上がり制球に苦しみ、初回は安打と四球などで2死1,3塁のピンチを迎えるもルナを三振に仕留め、2回には連打で無死1,3塁とされながら武山、大野、藤井を抑えて無失点で切り抜けました。
 これで立ち直り、3回から6回までは一人の走者も許さない完ぺきな投球でした。

 打線は7回に2死から四球、安打、四球で2死満塁の追加点のチャンスを作ると、好投の大瀬良に代打堂林を送って勝負をかけましたが、三振に倒れて追加点を奪えませんでした。
 7回かhら中田が登板するも、いきなり連続短長打で無死2,3塁とされてしまい、1死を取ったところで戸田にマウンドを譲りました。
 戸田は代打小笠原に適時打を浴びて1点を返されるも、続く谷の左犠飛でタッチアップした三走を赤松の好返球で刺してリードを守り切りました。
 しかし、8回から登板した中崎が藤井に本塁打を浴びて同点とされてしまいました。更に9回のマウンドにも上がり、いきなり連打で無死1,2塁とサヨナラのピンチを迎えましたが、荒木をバント失敗、代打高橋周と代打松井祐を打ち取り、勝ち越しを許さず延長戦に突入しました。

 10回には天谷の3塁打で1死3塁として松山の適時打で勝ち越しに成功するも、その裏にミコライオが2死3塁から平田に適時打を浴びて同点とされてしまいました。更に安打と敬遠で満塁のサヨナラ機を迎えましたが、荒木の遊ゴロを田中が好捕してサヨナラのピンチは切り抜けました。
 続く11回には1死1,3塁から赤松のスクイズに敵失が絡み勝ち越しに成功すると、直後には暴投と田中の適時打で更に2点を加えてリードを3点としました。
 その裏には永川勝が登板し、藤井に2点本塁打を浴びて1点差とされるも、後続を断って辛くも逃げ切りに成功しました。
 巨人と阪神も勝ったため上位とのゲーム差は変わりませんでした。


 今日は今季最後?のナゴヤドームでの観戦でした。残念ながら時間の都合で最後まで見られませんでしたが、とりあえず勝って良かったです。終盤は防戦一方の展開で、勝てる雰囲気を感じられませんでしたから。
 流れが変わったのは7回の攻防ですね。チャンスで好投の大瀬良に変えて代打堂林を起用するも、三振に倒れて追加点を奪えませんでした。
 これで流れが変わり、その後に登板した中継ぎ投手が、戸田以外は全員失点してしまうという悪循環でしたが、赤松や田中の好守が勝ち越しを許さず、土俵際で持ちこたえたといったところでしょうか。守備の力の大きさを感じる一戦でした。
 明日はスカッとした試合でヒースに来日初白星をプレゼントしてほしいですね。



 
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前田健4回KOで3タテ逃す

2014年08月28日 22時40分13秒 | 試合結果
ヤクルト 102 210 000 6
広島 300 000 000 3
勝利投手:石川10勝7敗
敗戦投手:前田健10勝7敗
セーブ:バーネット2敗9S

 前田健が初回に1死3塁とされて川端の犠飛で1点を失いましたが、その裏に連続短長打で無死2,3塁として丸が2点適時2塁打を放って逆転に成功すると、エルドレッドと梵にも連打が出るもエルドレッドが狭殺プレーでアウトになって1死2,3塁となり、ロサリオの内野ゴロが野選を誘い3点目が入りました。
 更に追加点のチャンスでしたが、田中が凡退し、會澤敬遠で前田健も倒れて3点止まりました。

 前田健は2回も先頭打者を出しながら1死後に併殺で切り抜けるも、3回に1死2塁から山田と森岡に連続適時打を浴びて同点とされてしまい、続く4回には3連打で1点を失い、1死後にスクイズを決められ追加点を与えてしまいました。その後の1死満塁のピンチは併殺で切り抜けるも、4回でマウンドを降りました。

 5回からは戸田が登板するも、1死後にバレンティンに四球を与えると2死後に盗塁を決められて2死2塁とされ、畠山に適時打を浴びて追加点を奪われてしまいました。
 6回は三者凡退に抑えて、7回は江草、8回と9回は今井が3イニングを無安打無失点に抑えました。

 打線は2回も無死1塁としながら、菊池、丸、エルドレッドが凡退して好機を拡大できず、石川に3回から5回はパーフェクトに抑え込まれてしまいました。
 6回に1死から連打で1,2塁として反撃開始かと思われましたが、會澤が併殺に倒れてチャンスを活かせませんでした。
 7回と8回も石川に無安打に抑え込まれ、9回も簡単に2死を取られましたが、敵失と代打石原の2塁打で2,3塁として石川をKOしました。
 本塁打が出れば同点の場面でしたが、堂林がバーネットに三振に抑えられて得点には繋がりませんでした。
 
 巨人が阪神に勝ったため、再び巨人とのゲーム差は3に広がりました。エースで気持ち良く勝って、3タテして一気に加速したかったですが失敗してしまいました。明日から気持ちを切り替えて戦ってほしいですね。

 エース前田健と中5日で起用して最後のスパートを掛けましたが、まかの乱調で失敗に終わりました。
 前田健は球のキレ、制球とも良くなく、本来の調子とは程遠い投球でした。前回は阪神を完封しており、完全復調かと思われましたが、今日の投球で内容では不安が残りました。
 この不調が中5日による影響なのか分かりませんが、これからの終盤戦では前田健は中5日でフル回転してもらわないといけないので、今日の乱調は今後に不安を残しましたね。早く完全復調して安心させてほしいですね。 

 打線はエルドレッドが4番に戻りましたが、効果なく9安打を放ちながら初回の3点だけでした。初回に5連打を放ちながら3得点で終わったことで、石川をKOできなかったことが痛かったですね。
 エルドレッドに内野安打とはいえ安打が出て、三振しなかったことは、唯一の明るい材料でした。少しずつ復調に向けて状態が上がっていると信じたいですね。
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延長で執念のサヨナラ勝ち

2014年08月27日 22時38分51秒 | 試合結果
ヤクルト 000 000 000 10 1
広 島 000 000 000 11 2
勝利投手:中田9勝5敗
敗戦投手:松岡2勝2敗


 福井は2回に不運な2塁打で無死2塁のピンチを迎えましたが、堂林の好捕失点を免れると、四球を与えて1,2塁とした後には、相川を併殺に打ち取り無失点で切り抜けました。
 その後は安定した投球で7回まで1安打に抑える好投で3塁を踏ませませず、7回無失点に抑えました。

 エルドレッドが1軍復帰して5番1塁でスタメン出場した打線でしたが、ナーブソンを攻略できませんでした。
 2回に四球と安打で無死1,2塁の先制機を作りながら、田中、會澤、福井が倒れて無得点に終わると、3回から8回まで散発2安打に封じられて、7回までは2塁さえ踏めませんでした。

 8回は中崎、9回はミコライオが無失点に抑えるも、打線も9回まで得点を挙げられず延長戦に突入しました。
 10回から登板した永川勝が、2死3塁とされると代打ユウイチに適時打を浴びて先制点を奪われてしまいましたが、粘る打線は、10回裏に連打で無死1,3塁とすると、代打中東の犠飛で同点に追い付きました。
 11回は中田が三者凡退に抑えると、11回裏に1死後に四球、安打、敵失で満塁として、石原が三塁強襲内野安打で今季6度目のサヨナラ勝ちとなりました。
 首位巨人が敗れたため、ゲーム差は2に縮まりました。更に4カード連続で勝ち越しと勢いが出てきました。


 福井が強力ヤクルト打線を7回3安打無失点に抑える素晴らしい投球でした。直球に力があり、制球も低めをしっかりと意識していたと思います。
 唯一のピンチとなった2回に堂林が安打性の当たりを好捕したことは大きかったですね。あそこで失点していたら、そのままズルズル崩れていたかもしれません。福井は堂林に救われましたね。
 ここ2試合は5回持たずに降板していたことで、背水の覚悟を持っての登板だったと思いますが、福井らしい投球を取り戻しました。この投球を忘れずにローテを守り続けてほしいですね。

 エルドレッドが復帰するも3打数無安打2四球で快音は聞かれませんでした。それでも11回に1死から四球を選んで出塁したことが、サヨナラ勝ちへのきっかけとなりました。
 相手にとってエルドレッドの長打力は脅威となり、慎重になったということでしょうね。
 2四球を選んで、三振は1個と以前よりは良くなったと思いますが、まだ完全復調とはいきませんね。早く調子を取り戻してほしいですね。
 
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乱打戦も好リリーフで逃げ切る

2014年08月26日 23時59分26秒 | 試合結果
ヤクルト 200 301 000 6
広島 720 000 30X 12
勝利投手:野村6勝5敗
敗戦投手:木谷4勝6敗
本塁打:[ヤクルト]バレンティン29号、谷内1号

 野村は初回に2死1塁からバレンティンに本塁打を浴びて2点を先制されてしまいましたが、その裏に打線が爆発して、連続四球と安打で無死満塁とすると、ロサリオの2点適時打で同点とし、更に四球で再び満塁として、梵の適時内野安打で勝ち越し、田中の犠飛、野村の適時打、連続暴投、最後は堂林の適時2塁打で木谷をKOし、この回一挙7得点で逆転しました。
 続く2回にも江村から3安打で1死満塁として、押し出し四球と會澤の犠飛で2点を追加して一方的な展開としました。

 しかし野村が4回に2死から連打で1,2塁とされて谷内に本塁打を浴びて3点を返され、6回には2死1,2塁から山田に適時打を浴びて、3点差まで追い上げられてしまい、ここでマウンドを戸田に譲りました。
 戸田は、続く2,3塁のピンチで登板するも上田をニゴロに打ち取り追加点を与えないと、7回も三者凡退に抑える好リリーフでした。

 3回以降はヤクルト中継ぎ陣に1安打に抑えられていた打線でしたが、7回に松岡を攻めて2死から連続長短打と四球で満塁として、代打小窪の3点2塁打でリードを6点に広げて、試合の行方を決めました。
 8回は中崎、9回は永川勝がそれぞれ走者を出しながらも、無得点に抑えて乱打戦を制し、2位阪神が敗れたため、ゲーム差は0.5に縮まりました。

 また、試合後には野村監督は、明日キラを降格させ、エルドレッドを昇格させることを明言しました。左投手との対戦が増えることを想定しての入れ替えとのことですが、エルドレッドがどこまで復調したか気になりますね。
 また本塁打と打点を量産してくれることを願いたいですね。
 

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中崎乱調でヒースの初勝利は幻に

2014年08月24日 22時23分11秒 | 試合結果
阪神 010 000 034 8
広島 002 000 000 2
勝利投手:安藤5勝2敗
敗戦投手:中崎2敗1S
本塁打:[阪神]今成4号、マートン12号

 新助っ人のヒースが来日初登板で初先発しました。初回に先頭の上本に四球を与えて1死2塁とされましたが、鳥谷とゴメスを内野フライに打ち取り無失点で切り抜けましたが、2回に今成に本塁打を打たれて先制点を与えてしまいました。
 しかし、その後はロサリオと梵の失策で足を引っ張られながらも、最速151㎞の直球に変化球を交えて阪神打線を翻弄して、6回を2安打1失点に抑える素晴らしい投球を披露しました。

 昨日は能見の前に沈黙した打線は、1番に田中、7番に鈴木誠を起用してテコ入れを図ると、3回に鈴木誠の2塁打をきっかけに2死2,3塁として、菊池が2点適時2塁打を放って逆転に成功しました。
 しかし、その後は岩貞に6回まで無安打に抑えられて追加点を奪えませんでした。

 7回からは中田が登板し、安打と四球で1死1,2塁にピンチを招くも後続を断って無失点に抑えて、8回を中崎に託しましたが、その中崎が大乱調で、2安打1四球で1死満塁とされると、伊藤準に押し出し四球与えて同点とされ、更に代打関本に2点適時2塁打を浴びて逆転を許してしまいました。

 9回には江草が1死後に四球を与えて降板すると、後を継いだ横山がゴメスに安打を打たれ、マートンには3点本塁打を浴びてしまいました。更に3連打で1点を失い、この回4失点で試合は決してしまいました。

 岩貞に6回まで2安打に封じられた打線は、その後も阪神中継ぎ陣に対して安打を放つことができず、安藤、福原、呉昇桓に完璧に抑え込まれて全く反撃できず、逆転負けを喫して、同一カード3連勝と2位浮上を逃してしまいました。


 新外国人のヒースが初登板し、白星こそなりませんでしたが、素晴らしい投球で今後に大きな期待を感じさせました。
 最速151㎞の直球に多彩な変化球で、打者に的を絞らせず、6回を2安打2四球7奪三振で1失点に抑える素晴らしい投球でした。
 2四球を与えましたが制球は安定しており、四球で自滅するタイプではないようで、安心して見ていられる投手という印象です。
 今後も先発ローテとして期待が持てる存在になりそうですね。今日のヒースの投球を見たらバリントンも危機感が出るのではないでしょうか。助っ人同士で切磋琢磨して高いレベルの競争をしてもらえそうです。
 今季は在籍した助っ人7人が全員当たりという類稀な年になりそうですね。

 中崎の乱調もありましたが、それ以上に打線が急激に元気が無くなりました。今日は得点を挙げた3回以外は無安打に抑えられてしまいました。
 昨日の能見に続いて2試合連続で沈黙してしまいました。相手が良かったということもあるでしょうが、少し気になります。
 ラストスパートには打線の援護が不可欠なので、しっかりと援護をしてほしいですね、
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會澤が攻守で奮闘

2014年08月23日 22時45分41秒 | 試合結果
阪神 000 000 001 1
広島 000 000 02X 2
勝利投手:永川勝2勝3敗
敗戦投手:能見6勝11敗
セーブ:ミコライオ1敗19S
本塁打:[広島]會澤9号、菊池10号


 大瀬良は制球が不安定で、初回無死1塁とされるも會澤が盗塁を刺してピンチの芽を摘み取ったおかげでその後に鳥谷に2塁打を打たれながらも無失点に抑えることができました。
 2回と3回も走者を背負いながら後続を断ちましたが、立ち直る気配が無く、4回には2四球で1死1,2塁のピンチを作ってしまいました。何とか伊藤準と鶴岡を抑えて得点を与えませんでしたが、この回限りでマウンドを降りました。

 打線は能見の前に4回まで無安打に抑えられていましたが、5回に1死2塁の得点機を作るも、小窪と會澤が凡退して無得点に終わると、6回にも1死1,2塁のチャンスを作りながら、丸が投ゴロ併殺に倒れてしまい得点を奪うことができませんでした。

 5回からは戸田が登板し、2死1,2塁でゴメスを迎えるピンチを作りましたが、三振に仕留めて無失点で凌ぎ、6回は中田が無死1塁とされるも、會澤がまたも盗塁を刺してピンチの芽を摘み取りました。
 7回は江草がマウンドに上がりましたが、1死後に連続四球と安打で満塁のピンチを作ると、代わった永川勝がゴメスを三振、代打関本をニゴロに抑えて無失点で凌ぎ切りました。
 7回にロサリオの2塁打と暴投で無死3塁という大チャンスを作りながら、梵と小窪が共に三ゴロ、田中が三振に倒れて無得点に終わる嫌なムードをが漂いましたが、永川勝が8回もマウンドに上がり、この試合初めて三者凡退に抑えて試合の流れを阪神に渡しませんでした。
 直後の8回に會澤が能見から本塁打を放って均衡を破ると、2死後に菊池にも本塁打が飛び出して2点のリードを奪いました。
 9回はミコライオが登板し、四球と安打などで1死2,3塁とされて鳥谷に適時打を浴びて1点差に追い上げられ、更に1,3塁の一打同点のピンチでしたが、ゴメスを併殺に打ち取り辛くも逃げ切りました。

 阪神に連勝して、0.5ゲーム差となりました。更に3カード連続で勝ち越しとチームに勢いが戻ってきましたね。
 昨年は8月下旬からチーム状態が上がり、9月の快進撃に繋がりました。今年も昨年の再現といきたいですね。

 投手陣が9安打を浴びて8四球を与える乱調でピンチの連続でしたが、阪神の拙攻にも助けられ、會澤が2度の盗塁を刺して失点を防ぎました。
 特に初回に上本の盗塁を刺したのは、その後に鳥谷に2塁打を打たれたので、盗塁を刺していなければ失点していたので、とても大きな意味がありました。
 本業の捕手として好プレーでチームを救うと、持ち味の打撃では8回に先制本塁打を放ってチームを勝利へ導きました。
 攻守で成長著しい會澤が、終盤戦に向けて頼もしい存在になり、一気に正捕手の座を掴みそうですね。

 一方で心配なのはミコライオです。2試合連続で失点しており少し気がかりです。前回は点差が開いていたので、気合が入らなかったかもしれませんが、今回は僅差の場面だったので、2安打1四球で1失点したのは気になります。
 次戦ではしっかりと抑えて安心させてほしいですね。
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前田健完封で藤浪に初黒星つける

2014年08月22日 22時48分58秒 | 試合結果
阪神 000 000 000 0
広島 102 011 01X 6
勝利投手:前田健10勝6敗
敗戦投手:藤浪8勝6敗
本塁打:[広島]會澤8号


 20日に発生した土砂災害を受けて、試合前に選手や観客らが犠牲者の冥福を祈って黙とうをささげ、両チームの選手はユニホームの左袖に喪章をつけてプレーしました。更に両チームの応援団も鳴り物の使用を自粛しました。
 この特別な試合で、打線は苦手藤浪に対して初回に2死1,3塁から今日1軍復帰した松山が適時打を放って先制すると、3回には2死から丸の2塁打と四球で1,2塁として、松山が適時2塁打を放って2点を追加しました。
 更に5回には1死1塁でキラが適時2塁打を放ち、この回限りで藤浪をマウンドから引きずり降ろしました。

 前田健は、初回に先頭の上本に死球を与えると、盗塁で1死2塁とされましたが、鳥谷とゴメスを打ち取り無失点で切り抜けると、3回まで無安打に抑えました。
 4回に安打と四球で1死1,2塁とするも、福留と天敵の伊藤準を抑えて得点を与えませんでした。
 
 打線は6回に代わった榎田から會澤が本塁打を放って1点を追加して試合の行方を決めると、8回には玉置を攻めて1死1,3塁とし、2死後にボークで1点を貰ってダメ押ししました。

 7回まで2安打に抑えていた前田健は、8回に連打で1死1,2塁のピンチを迎えながら、鳥谷とゴメスを抑えると、完封を目指した9回のマウンドに上がり、四球と2塁打で1死2,3塁とこの試合最大にピンチでしたが、新井貴と関本の代打攻勢を抑えて無失点で切り抜けて、今季初完投を完封で飾り、ようやく10勝目を挙げました。


 公式戦でまだ1度も勝っていない藤浪に対して、好調のロサリオをスタメンから外して6人の左打者を並べた打線が見事に機能しました。
 1,3,5回はいずれも上位打線が出塁し、主軸が返すという理想的な攻撃でした。特に初回と3回の松山の適時打が効きました。
 先制点と中押し点を挙げたことで試合の主導権を握り、藤浪に立ち直るきっかけを与えませんでした。
 勝負の終盤戦に向けて頼もしい打者が戻ってきてくれました。これで打線にも更に勢いが付きそうですね。

 前田健がエースの投球をして復調の手ごたえを掴みました。初回はいきなり死球を与えるなど制球が定まりませんでしたが、直ぐに立ち直り、キレの良い球で阪神打線を6回まで内野安打1本に抑える素晴らしい投球でした。
 終盤は疲れが見え始めて、甘い球を捉えられてピンチを迎えましたが、気力を振り絞って最後まで投げ抜きました。
 先週の登板で、雨中とはいえエースらしからぬ投球をしてしまったことで、今日は汚名返上に燃えていたことと、土砂災害の被災者からのメッセージが、前田健を奮起させたのでしょう。
 これで完全に復調したと思うので、これからはチームを引っ張る投球をして白星を積み重ねてほしいですね。
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猛打から一転して零封負け

2014年08月21日 23時05分21秒 | 試合結果
広 島 000 000 000 0
DeNA 100 100 10X 3
勝利投手:三浦5勝4敗
敗戦投手:福井3勝2敗
セーブ:三上1敗17S

 福井が中3日で先発し、初回に先頭の石川にストレートの四球を与えると、投前犠打を悪送球して無死1,3塁とピンチを広げてしまい、梶谷の犠飛で先制点を失ってしまいました。
 3回の無死1,2塁は無失点に抑えるも、4回に安打と死球に暴投で無死2,3塁とすると、バルディリスの犠飛で1点を失い、5回の打席で代打を送られて、4回を2安打3四死球2失点で降板となってしまいました。

 8試合連続2ケタ安打と好調だった打線ですが、三浦に翻弄されて沈黙してしまいました。
 3回まで1安打に抑えられて、4回は無死1塁とするも丸が一ゴロ、ロサリオが併殺で潰してしまい、5回に2死1,2塁と初めて得点圏に走者を進めましたが、代打廣瀬が三振に倒れて無得点に終わりました。
 7回にも四球に安打と敵失で2死1,3塁の得点機を貰うも、代打天谷が左飛に倒れて三浦から得点を奪えませんでした。

 5回からは永川勝が登板し、2イニングをパーフェクトに抑えましたが、7回に登板した小野が1死3塁とされ黒羽根にスクイズを決められて、痛すぎる追加点を与えてしまいました。
 8回は江草が三者凡退に抑えて望みを繋ぎましたが、打線が8回は加賀と林に、9回は三上に完璧に抑えられて零封されてしまいました。

 
 昨日までは面白いように安打が出ていましたが、今日は一転して散発5安打で無得点に抑えられてしまいました。
 打線は水ものであり、好投手と当たると打てなくなるということですね。
 連続2ケタ安打の記録は止まりましたが、記録はいつか止まるものなので、気持ちを切り替えて明日からまた打ちまくってほしいですね。

 福井はもったいない失点ばかりでした。2失点はどちらも四死球が絡んでおり、四死球は失点に繋がってしまうということですが、福井にあまり制球を求めると、また過剰に意識して投球が乱れる可能性があるので、気にし過ぎない程度にしてほしいですね。
 でも無駄な四球は減らさないといけませんね。
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