カープな毎日

カープファンのひとりごと。

野村1球に泣く

2018年06月30日 21時42分30秒 | 試合結果
広島 010 000 000 1
DeNA 000 002 00X 2
勝利投手:東6勝4敗
敗戦投手:野村3勝2敗
セーブ:山崎2勝2敗16S
本塁打:[広島]會澤8号
    [DeNA]筒香18号


 打線は、初回に連続四球で無死1,2塁の先制機を貰いながら、丸、鈴木誠、松山のクリーンアップが凡退して無得点に終わってしまいましたが、2回に1死から會澤が本塁打を放って先制点を挙げました。
 続く3回には1死1塁で丸の中前打を神里がファンブルして1走菊池が本塁を狙うも、憤死してしまい、なおも2死3塁の追加点機では鈴木誠が遊ゴロに倒れて得点を挙げられませんでした。
 6回には無死2塁としましたが、鈴木誠、松山、野間が凡退して、東から追加点を奪えませんでした。

 先発の野村は、初回に死球と安打で2死1,2塁のピンチを迎えるも、ロペスを二ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、3回は2死後に安打と四球で1,2塁としてしまいましたが、筒香を右飛に打ち取って得点を与えませんでした。
 野村は、5回まで3安打無失点に抑えていましたが、6回に1死後宮崎に2塁打を打たれると、続く筒香に2点本塁打を打たれて逆転を許してしまいました。

 7回からはフランスアが2回を無安打無失点に抑える好リリーフでしたが、打線は7回に安打と捕逸に犠打で1死3塁の同点機を作りながら、代打新井が遊ゴロ、田中が左飛に倒れて無得点に終わると、8回はパットンに無安打1四球に抑えられ、9回は山崎康に三者凡退に抑えられてDeNAに連敗を喫してしまいました。


 野村は、球の切れ、制球とも素晴らしく、5回まで走者を出しながらも粘り強く投げて、散発3安打無失点に抑えていましたが、6回に筒香に痛恨の逆転本塁打を浴びてしまいました。
 本塁打だけは避けなければいけない場面で、甘めにいってしまったことは反省点ではありますが、6回2失点で今日の投球内容であれば、野村を責めることはできません。
 それよりも、打線が得点機であと1本が出ませんでした。初回、6回、7回を3度の得点機を作りながら、1度も適時打が出ませんでした。特に初回と6回はチャンスを鈴木誠と松山の主軸に回しながら、凡退したのは痛かったです。
 DeNAに3連敗を喫する訳にはいかないので、明日こそは主軸が打って連敗を止めてほしいですね。
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大瀬良負傷降板で流れが変わりサヨナラ負け

2018年06月29日 21時49分12秒 | 試合結果
広島 120 100 000 4
DeNA 000 100 031 5
勝利投手:山崎2勝2敗15S
敗戦投手:アドゥワ2勝1敗
本塁打:[広島]バティスタ12号
    [DeNA]ロペス16号、神里5号

 打線は、初回に田中の2塁打をきっかけに2死3塁として、鈴木誠の適時打で1点を先制すると、2回には四球と2塁打で1死2,3塁として、大瀬良の適時2塁打で追加点を挙げました。
 更に4回にはバティスタの本塁打で1点を挙げてリードを4点に広げました。

 先発の大瀬良は、2回に1死後に連続短長打で1死2,3塁のピンチを招くも、高城と石田を打ち取って無失点で凌ぎましたが、4回にロペスに本塁打を浴びて1点を失いました。
 6回にも1死後に2塁打を打たれてピンチを迎えましたが、宮崎と筒香を凡打に打ち取って追加点を与えませんでした。

 打線は7回に無死1塁で大瀬良が犠打を決めるも左足を負傷してしまい、更にこの追加点機で田中が三振、四球を挟んで丸も三振に倒れて追加点を奪えませんでした。
 大瀬良が緊急降板となり、7回からは一岡がマウンドに上がり三者凡退に抑えましたが、8回に登板したジャクソンが連打で無死1,2塁のピンチを招くと神里に3点本塁打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。なおも2安打と四球で2死満塁の大ピンチを迎えましたが、嶺井を遊ゴロに打ち取って勝ち越しは許しませんでした。

 それでも9回に山崎康を攻めて、連打と死球などで1死満塁の勝ち越し機を作りましたが、菊池が三振、丸が二ゴロに倒れてチャンスを逃してしまい、9回裏に登板したアドゥワが四球と犠打で1死2塁とされると、神里を敬遠して1,2塁とし、代打佐野に適時2塁打を浴びてサヨナラ負けを喫してしまい、チームの連勝は6で止まりました。またアドゥワがプロ初黒星を喫しました。


 6回まではほぼ完璧な試合展開で、大瀬良の11勝目は手堅いと思っていましたが、7回の攻撃で大瀬良が負傷したことで試合が大きく動きました。
 まずは7回の攻撃で、大瀬良が負傷しながらも1死2塁の追加点機を作りましたが、期待の田中と丸が三振に倒れて無得点に終わったことで、流れが変わり始め、8回に登板したジャクソンがつかまってしまいました。
 連打で無死1,2塁とされたところで、ジャクソンが思い通りの投球ができないことで、少しイライラしていたように感じました。DeNA打線は上位に回ることから、ここでベンチが間を取って冷静さを取り戻させても良かったと思いますが、そのまま投げさせて痛恨の3点本塁打を浴びて、完全にDeNAペースとなってしまいました。
 それでも9回に打線が意地を見せて1死満塁としましたが、今日の試合でブレーキになっていた菊池と丸に打順が回ったのも流れが悪い証だったのかもしれません。
 このチャンスを逃せば、サヨナラ負けを喫するのは当然の展開だったと思います。

 今日は大瀬良の緊急降板が痛かったので、敗戦は仕方ないと思って切り替えてほしいですね。そして大瀬良が軽傷であってほしいですね。
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高橋昂が6回2失点でプロ初勝利

2018年06月28日 21時47分15秒 | 試合結果
巨人 100 010 000 2
広島 000 040 00X 4
勝利投手:高橋昂1勝1敗
敗戦投手:菅野8勝5敗
セーブ:中崎20S
本塁打:[広島]菊池8号、野間4号


 先発の高橋昂は、初回に先頭坂本に3塁打を打たれると、1死後にマギーの遊ゴロの間に1点を失うも、2回に四球と安打で迎えた1死1,2塁のピンチは、小林と菅野を抑えて無失点で凌ぐと、3回には坂本、陽、マギーを三連続三振に斬りました。
 しかし、5回に四球と犠打で2死2塁とされて、坂本に適時打を浴びて追加点を与えてしまいました。

 打線は、初回に四球と犠打で1死2塁の同点機を作りましたが、鈴木誠、松山が倒れて無得点に終わると、2回の1死1,2塁では磯村が併殺、3回1死満塁は鈴木誠と松山が凡退、4回1死2塁も磯村と高橋昂が倒れて、毎回得点圏に走者を進めながら、菅野から得点を奪えませんでした。
 しかし、5回の1死後に菊池が本塁打を放って1点を返すと、2四球で2死1,2塁として、野間が3点本塁打を放って逆転に成功しました。
 7回には3番手アダメスから連打で無死1,2塁の追加点機を作りましたが、鈴木誠が二飛、松山が併殺に倒れて追加点を奪えませんでした。


 高橋昂は、6回も続投して岡本、亀井、長野を三者凡退に抑えて、6回を投げて3安打7奪三振2失点に抑える好投でした。

 7回からは一岡が登板して、無死1塁で代打大城を併殺に打ち取るなど1回を1安打無失点に、8回はジャクソンが1回を無安打無失点に抑えてリードを守り切ると、9回は中崎が1安打無失点に抑えて巨人に逆転勝ちして、巨人戦3連勝でチームは今季初の6連勝となりました。そして、高橋昂が先発3試合目でプロ初勝利を挙げました。


 打線は菅野に対して初回から毎回得点圏に走者を進めながら、あと1本がでない状況が続いて、試合の流れが巨人に傾いてもおかしくない状況でしたが、そこを高橋昂が巨人打線に追加点を与えず主導権を渡しませんでした。
 初回にいきなり坂本にフェンス直撃の3塁打を打たれた時には、巨人打線の波に飲み込まれてしまうのではないかと思いましたが、しっかりと腕を振って内野ゴロの間の1失点で凌ぐと、2回のピンチも無失点に抑えました。
 そして、3回に坂本、陽、マギーから三連続三振を奪ったことで波に乗り、その後は素晴らしい投球でした。5回に1点を失いましたが、当たりは完全に詰まっており、少し不運な適時打だったので、気落ちすることは無かったと思います。
 5回に菅野を捉えて逆転に成功したのも、高橋昂の投球が呼び込んだものだったと思います。
 今日の投球であれば、次回も先発の機会が巡ってくることは間違いないでしょう。今日の1勝を大きな自信にしてローテに定着してほしいですね。


 NPBはマイナビオールスターゲーム2018の選手間投票の結果を発表し、カープからは鈴木誠と菊池が選出されました。鈴木誠はファン投票と合わせてダブル選出となりました。選手間投票は、共に戦っている他球団の選手から評価を受けての選出なので喜びも大きいと思います。
 菊池は、5年連続5度目の選出となりましたが、今季はここまで納得のいく成績を残せていないとのことで、複雑な気持ちとのことでしたが、オールスターで活躍して後半戦に弾みを付けてほしいですね。
 

 
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効果的な得点で巨人を振り切り5連勝

2018年06月27日 22時08分57秒 | 試合結果
巨人 003 001 200 6
広島 401 021 00X 8
勝利投手:九里3勝2敗
敗戦投手:田口2勝5敗
セーブ:中崎19S
本塁打:[巨人]マギー7号、陽3号
    [広島]鈴木誠11号

 
 打線は、初回に連打と四球で無死満塁とすると、鈴木誠の2点適時打で2点を先制すると、続く新井の適時打、野間の遊ゴロの間に2点を追加して、試合開始早々に4点を挙げました。
 
 先発の九里は、初回と2回は三者凡退に抑えましたが、3回に2塁打と四球で2死1,2塁とされると、マギーに3点本塁打を浴びて1点差に追い上げられてしまいました。
 しかし、直後の3回裏に2死無走者から鈴木誠が本塁打を放ってリードを2点に広げると、5回に2番手谷岡を攻めて無死1塁から丸の適時2塁打で1点を挙げ、更に2四球で1死満塁として、會澤の二ゴロの間に1点を追加して、再びリードを4点に広げました。

 九里は、4回と5回は走者を背負いながらも無失点に抑えていましたが、6回に陽に本塁打を浴びて1点を失い、更に2安打で2死1,2塁のピンチを迎えるも、田中俊を遊ゴロに打ち取って追加点を許さず、6回8安打4失点でマウンドを降りました。
 リードが3点となった直後の6回裏に田原から安打と犠打で1死2塁として、丸の適時打で1点を挙げて三度リードを4点に広げました。

 7回からは一岡が登板するも、振り逃げと安打で2死1,2塁のピンチを招くとマギーの適時打と小窪の失策で2点を失ってしまいました。
 それでも8回はジャクソンが無安打1四球無失点に抑えると、9回は中崎が三者凡退に抑えて、追いすがる巨人を振り切ってカード勝ち越しを決めて、チームは交流戦明け5連勝となりました。


 打線は、昨日の勢いのまま、初回に4安打1四球で田口から4点を先制して試合の主導権を握り、その後も巨人が得点を挙げて試合の流れが変わりかけたところで、しっかりと得点を挙げて主導権を渡しませんでした。
 特に3回にマギーの本塁打で1点差に追い上げられた直後の3回裏は、1死1塁で丸が盗塁失敗しており、巨人のペースになったかと思われましたが、鈴木誠が本塁打を放って、重苦しい空気を一変させました。
 これこそが4番としての働きであり、まさに値千金の本塁打だったと思います。

 明日は高橋昂がプロ3試合目の先発登板となるので、打線が早く菅野を攻略して高橋昂を援護してあげてほしいですね。

 
 
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フランスア好救援でプロ初勝利

2018年06月26日 22時14分54秒 | 試合結果
巨人 401 000 000 5
広島 406 102 10X 14
勝利投手:フランスア1勝2敗
敗戦投手:鍬原1勝2敗
本塁打:[巨人]岡本14号
    [広島]松山7号、丸12号、13号、バティスタ11号、會澤7号


 先発ジョンソンは、初回に2安打1四球で1死満塁のピンチを招くと、亀井と長野に連続適時短長打を浴びて3点を失い、更に2死後に捕逸で1点を失って、いきなり4点のリードを許してしまいました。
 しかし、直後の1回裏に2四球と死球で1死満塁のチャンスを貰うと、松山が満塁本塁打を放って同点に追いつきました。

 3回にジョンソンが岡本に本塁打を浴びて再び勝ち越しを許してしまうも、直後の3回裏に丸が本塁打を放って再び同点に追いつき、更に四球と連続暴投で無死3塁のチャンスを貰い、松山の適時2塁打で勝ち越し点を挙げて鍬原をKOしました。
 代わった森福から安打と盗塁で無死2,3塁として、1死後に代打會澤の2点適時打と代打バティスタの2点本塁打で4点を追加して、この回5点を挙げました。
 続く4回にはアダメスから連打と四球で無死満塁として、西川が押し出し四球を選んでリードを6点に広げました。

 4回からはフランスアが登板して、4回と5回は無安打1四球に抑え、6回には2死後に連続四球を与えて1,2塁のピンチを招くも、坂本勇を三振に斬って無失点で凌ぎ、8回は安打と四球で2死1,2塁のピンチで宇佐美を中飛に打ち取って、5回を投げて1安打4四球9奪三振無失点の好救援でした。

 止まらない打線は、6回に2死1塁から會澤の2点本塁打で追加点を挙げると、7回には丸が本塁打を放って試合を決定づけました。
 9回は飯田が三者凡退に抑えて、巨人に逆転勝ちを収めて、リーグ戦再開後4連勝となり、フランスアがプロ初勝利を挙げました。


 打線が驚異の爆発力を発揮して4点差をすぐに追いつき、再び勝ち越された直後にも6点を奪って巨人を突き放しました。今日の勝利は打線によるところが大きいですが、その中で2番手として登板したフランスアが好救援で試合を締めました。
 勝ち越した直後の4回から登板して、4イニングを無安打に抑えて巨人に反撃の機会を与えませんでした。このところ打線が得点を挙げても、中継ぎ投手が失点を繰り返して、いくらリードがあっても安心できない状況が続いていましたが、今日は安心して見ていられました。
 5イニングを1安打に抑えたことは素晴らしかったと思いますが、点差が開いたことで、巨人打線が雑になっており失点には繋がりませんでしたが、4四球は次回への反省点かもしれません。
 フランスアは、先発よりも中継ぎとしての起用の方が合っているのかもしれないので、当分はロングリリーフのできる中継ぎとしてベンチ入りさせても良いですね。
 

 球団はヘルウェグ投手と契約合意したと発表しました。契約金は約550万円で、年俸は約3,300万円+出来高、背番号は62に決まりました。
 ヘルウェグ投手は、身長200㎝、体重106㎏の大型右腕で、今季は3Aで救援として24試合に登板して、1勝1敗11セーブ、防御率1.33の好成績を残しており、27イニングで25奪三振を奪っており、奪三振率が高いですが、13四球と制球に不安がありそうです。
 球団としては、中継ぎ陣強化として獲得したようで、今村が登録抹消されるなど不安定な中継ぎ陣に好転する気配が感じられないので、勝負の終盤戦での切り札になってくれることを願いたいです。
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オールスターファン投票は鈴木誠が選出

2018年06月25日 21時21分55秒 | 日記
 NPBは、マイナビオールスターゲーム2018のファン投票最終結果を発表し、カープからは鈴木誠が外野部門の3位に入り、2年連続2度目のファン投票での選出となりました。
 今季は、右足首の骨折から復活して開幕に間に合ったものの、直後に下半身の張りで離脱してしまいました。それでも4月中旬に復帰後は徐々に状態を上げてきて、打率.307、10本塁打、37打点の活躍でチームを首位に導いています。
 まだ打撃は完全に本来の状態に戻っていないように感じますが、それでも4番としての役割を果たしていることが評価されての選出でしょう。
 オールスターで豪快な本塁打を放って、後半戦に勢いを付けてほしいですね。

 今年はファン投票での選出は鈴木誠だけでした。他の選手では、大瀬良が先発部門で3位でしたが、1位の松坂とは大差がついており、抑え部門では中崎が2位に入るも1位の山崎康に全く及びませんでした。
 一塁手部門は新井が1位の岡本と僅差の2位、は外野手部門で4位と惜しかったですが、それ以外では捕手部門の會澤、二塁手部門の菊池がそれぞれ2位に入るも1位との得票差は大きく、今季の個人成績を反映した結果となっています。
 
 チームは首位を走っていますが、個人成績に目をやると、投手陣では大瀬良以外は目立った成績を残しておらず、打撃陣では丸が素晴らしい活躍でしたが、4月後半から負傷離脱した影響があったと思われます。
 チームは首位を堅持しているものの、各個人の状態は決して良い訳ではありません。後半戦に向けて厳しい戦いを予感させるファン投票の結果でしたね。


 
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鈴木誠の満塁本塁打で阪神を3タテ

2018年06月24日 21時37分52秒 | 試合結果
広島 100 005 005 11
阪神 000 102 300 6
勝利投手:アドゥワ2勝
敗戦投手:ドリス1勝3敗16S
本塁打:[広島]鈴木誠10号
    [阪神]福留6号


 打線は、初回に田中が3塁打で出塁すると、菊池の犠飛で早々に先制点を挙げましたが、2回から5回までは小野に1安打に抑えられて2塁さえ踏むことができませんでした。

 先発の岡田は、2回までパーフェクトに抑え、3回は安打と死球などで2死1,2塁のピンチを招きましたが北條を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぐも、4回に福留に本塁打を打たれて同点に追いつかれてしまい、更に1死後に陽川に3塁打を浴びて勝ち越しのピンチを招きましたが、高山と岡崎を三振に斬って勝ち越しは許しませんでした。
 
 打線が6回に2四球などで1死1,2塁とすると、鈴木誠の適時打で1点を勝ち越して、小野をマウンドから引きずり下ろしました。
 なおも1死1,2塁で2番手岩崎から松山の適時2塁打と野間の2点適時3塁打、更に會澤の犠飛で4点を追加して、この回一気に5点を挙げました。

 しかし、岡田が直後の6回裏に2四球などで1死1,2塁のピンチを招き、高山を中飛に打ち取って2死となったところでマウンドを飯田に譲りました。代わった飯田は鳥谷に安打を浴びて満塁とピンチを拡大させてしまい、代わった永川が代打原口に2点適時打を打たれて3点差に追い上げられてしまいました。
 続く7回には今村が3四球で1死満塁のピンチを招き、陽川に適時打を浴びて1点を失ってマウンドを降りました。後を継いだアドゥワが代打中谷に2点適時打を浴びて同点とされ、なおも1死1,2塁のピンチでしたが、鳥谷を併殺に打ち取って勝ち越しは許しませんでした。

 アドゥワは8回も続投して、2安打と四球で1死満塁のピンチを招きましたが、福留を三邪飛、糸井を投ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。
 9回にドリスから西川が好走塁で無死2塁のチャンスを作ると、代打堂林の犠打が敵失を誘って1点を勝ち越しました。更に四球と敬遠で1死満塁として、鈴木誠が満塁本塁打を放って、この回5点を挙げて試合を決めました。
 9回裏は中崎が三者凡退に抑えて、阪神を3タテしてリーグ戦再開後3連勝となりました。


 打線が初回に幸先良く1点を先制するも、2回以降は小野に完全に抑え込まれて追加点を奪えなかったものの、同点の6回に打線が繋がって5点を挙げたことで、試合の流れを掴んで勝ちを手中に収めたかと思われました。
 しかし、6回に岡田がピンチを招いて継投に切り替えるも、飯田がピンチを拡大して、永川も適時打を打たれて、掴んだ流れを手放すと、7回に登板した今村が乱調で同点に追いつかれて、完全に試合の流れが阪神に傾いてしまいました。
 しかし、8回にアドゥワが1死満塁で福留、糸井を迎えるという大ピンチを無失点に抑えたことで、阪神に傾いた流れを止めました。更に9回に先頭の西川が好走塁で2塁を落とし入れ、代打堂林がしっかりと犠打を決めたことが、流れを引き戻して敵失を誘い、勝ち越しに成功したと思います。
 鈴木誠の満塁本塁打のように派手ではありませんが、アドゥワ、西川、堂林が役割をしっかりと果たした結果が勝利を呼び込んだと思います。各選手がしっかりと自分の役割を果たすことがカープの野球なので、今日の勝利はチームに勢いを付ける1勝だったと思います。これから正念場の夏場に向けてチームが再加速できそうですね。
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野村5回2/3を無失点で復活星

2018年06月23日 22時19分40秒 | 試合結果
広島 200 013 014 11
阪神 000 000 300 3
勝利投手:野村3勝1敗
敗戦投手:岩貞3勝3敗
本塁打:[広島]丸10号、11号、西川2号、下水流2号



 降雨のため試合開始が1時間13分遅れで始まった試合でしたが、初回に田中が四球で出塁すると、1死後に丸が2点本塁打を放って先制点を挙げると、更に安打と2四球で2死満塁と岩貞を攻めたてましたが、西川が遊ゴロに倒れて追加点を奪えませんでした。
 2回から4回までは1安打に抑えられていましたが、5回に丸が本塁打を放って待望の追加点を挙げると、6回には2番手守屋から内野安打と四球と犠打で1死2,3塁として西川が3点本塁打を放ちリードを6点に広げました。

 約2カ月ぶりに1軍復帰した先発野村は、初回に先頭糸原に四球を与えるも後続を断ち切ると、3回まで無安打に抑えました。
 4回に北條に初安打を打たれて無死1塁とされるも、中谷を併殺に打ち取りピンチの芽を摘み取り、5回は2塁打と四球で1死1,2塁と初めて得点圏に走者を背負いましたが、代打高山を併殺に打ち取って無失点で凌ぎました。
 6回もマウンドに上がり、100球を超えたところでマウンドを降り、後を継いだ飯田が糸井を二ゴロに打ち取って、野村は5回2/3を投げて4安打無失点の好投でした。

 7回からはアドゥワがマウンドに上がりましたが、連続四球を与えて無死1,2塁として、陽川に適時2塁打を浴びてなおも無死2,3塁のピンチを残してマウンドを永川に譲りました。
 永川は1死後代打原口に2点適時打を浴びるも、後続を断って3失点で止めました。

 3点差に追い上げられた直後の8回に2四球と安打で1死満塁として、鈴木誠の犠飛で1点を挙げると、9回には1死1塁から下水流が2点本塁打を放ち、更に安打と四球で2死1,2塁として、代打松山の2点適時3塁打により、この回4点を挙げて試合を決めました。

 8回からはジャクソンが登板して三者凡退に抑えると、9回は今村が無安打1四球無失点に抑えて阪神に快勝し、1軍復帰の野村が3勝目を挙げました。


 野村は2カ月ぶりの先発で、試合開始が1時間以上遅れるという難しい登板となりました。先頭の糸原には制球が乱れて四球を与えてしまいましたが、直ぐに立て直して、北條と中谷を連続三振に斬るなど後続を抑えました。
 2回以降は抜群の制球力で阪神打線を翻弄して3回まで無安打に抑えました。4回以降は毎回走者を背負いながらも、2度の併殺を奪うなど粘り強い投球で阪神打線に得点を与えませんでした。
 今日の投球内容を見る限りでは、完全復活を見て間違いないでしょう。投壊状態の先発陣に野村が加わると、大瀬良、野村、ジョンソンの3本柱が確立されて安定してくるはずです。
 勝負の後半戦に向けて、野村の復帰はとても心強いですね。 
 
 
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大瀬良が両リーグ最速10勝目

2018年06月22日 22時19分41秒 | 試合結果
広島 000 102 110 5
阪神 000 000 030 3
勝利投手:大瀬良10勝3敗
敗戦投手:秋山5勝7敗
セーブ:中崎18S
本塁打:[広島]丸9号
    [阪神]糸原1号
 
 
 リーグ戦再開初戦は大瀬良がマウンドに上がりました。初回を三者凡退に抑えると、3回に2死後に連打で1,2塁のピンチを招くも、北條を二ゴロに打ち取って無失点で切り抜けました。
 その後は、4回から7回までを無安打1四球に抑えて2塁さえ踏ませない素晴らしい投球を披露し、7回を投げて3安打無失点に抑えました。

 打線は、初回に2死2塁の先制機を作るも、鈴木誠が遊飛に倒れて得点に終わると、2回と3回は三者凡退に抑えられてしまいました。
 しかし、4回に丸が本塁打を放って先制点を挙げると、1死1塁から菊池の適時2塁打と鈴木誠の適時打で2点を追加し、続く7回には連打で無死1,2塁として、2死後に田中がの適時打で1点を挙げ、更に8回には1死1塁から松山が適時2塁打を放ち1点を追加してリードを5点に広げました。

 しかし、8回から登板したジャクソンが、2死1塁から糸原に2点本塁打を浴びてしまい、更に連続四球を与えたところでマウンドを今村に譲りました。代わった今村も糸井に適時2塁打を浴びて1点を失い、なおも2死2,3塁の一打同点のピンチが続き、中崎をマウンドに送りました。
 中崎は伊藤隼を遊飛に打ち取ってピンチを脱すると、9回もマウンドに上がり、1安打無失点に抑えてリードを守り切って、リーグ戦再開初戦を白星で飾り、大瀬良が両リーグ最速で2桁10勝目を挙げました。


 大瀬良が素晴らしい投球を披露して、交流戦の投壊という悪い流れを断ち切りました。走者を出しても慌てることなく、コースを丁寧に突く投球で阪神打線に凡打の山を築かせ、3回以外は2塁さえ踏ませませんでした。
 前回のソフトバンク戦では4回7失点の大乱調でKOされて心配されましたが、しっかり修正してこれまでの投球を取り戻しました。後半戦に向けて大瀬良がエースとしてチームを牽引してくれそうですね。

 一方で心配なのはリリーフ陣で、ジャクソンが2点本塁打を浴びてしまい、更に連続四球を与えて降板すると、リリーフした今村も適時打を浴びてしまい、勝利の方程式を担う2人に不安を残しました。
 たぶん、交流戦では負けが込んだことで、登板機会が少なく調子を落としているだけだと思います。これから白星を重ねていけば、登板機会も増えて本来の状態に戻ってくることを信じて待つしかありませんね。
 

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薮田4安打1失点完投勝利

2018年06月21日 21時39分28秒 | 日記
 今日は、ナゴヤ球場でのウエスタン中日戦を観戦してきました。試合は薮田が1失点完投し、打線は美間と下水流の2点本塁打2本で逆転して4-1で勝利を挙げました。

 スタメンを見て驚いたのは、1番から4番までが1軍登録選手だったことです。交流戦予備日期間ということで、しばらく試合が無いので、1軍の選手は2軍の実戦で調整するのですね。



 打線では、2番に入った磯村が3安打を放って2度の得点機を演出し、3番の美間は1安打1本塁打でしたが、その他の打席でも鋭い打球を飛ばしており、2人は打撃好調な印象を受けました。
 一方で1番に入った堂林は1安打を放つ打ち損じが目立ち、4番の下水流も1安打1本塁打でしたが、それ以外の打席では快音が聞かれず、少し状態が良くないように感じました。

 1軍メンバーの4人以外では、エルドレッドが2打数無安打で1軍昇格はもう少し先になりそうな様子でした。 


 先発は薮田でしたが、立ち上がりは制球が不安定で、初回にいきなり先頭打者へ四球を与えて盗塁で2塁に進塁されて、適時打を打たれて先制点を失いましたが、3回以降は制球も安定し、テンポの良い投球で中日打線に凡打の山を築かせていました。
 9回まで投げ抜いて4安打1失点と上々の投球内容で、昨季ほどではありませんが、開幕後に比べると状態はずいぶん良くなっている印象でした。もしかすると、今日は最後まで磯村とバッテリーを組んでいたので、来週の巨人戦で磯村と組んで先発起用される可能性があるかもしれません。
 先発投手陣のコマ不足は深刻なので、薮田の復活に期待したいですね。 

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