カープな毎日

カープファンのひとりごと。

ようやくルイス10勝目

2009年09月30日 23時23分31秒 | 試合結果
横浜 000 000 100 1
広島 020 000 00X 2
勝:ルイス10勝9敗
セ:永川3勝6敗34S
敗:藤江4敗
本:[広島]栗原21号

 カープの先発陣に立ちはだかる10勝の壁にルイスが4度目の挑戦となりました。
 初回はコントロールが悪く2死球を与えるなど満塁とされましたが、このピンチの切り抜けると、持ち前の制球力が戻り横浜打線を6回まで無安打に抑える好投でした。
 打線は2回に栗原の本塁打で1点を先制すると、更に廣瀬の安打などで1,3塁とすると石原が中前安打を放ち2点目を挙げました。その後も追加点のチャンスはありましたが、あと1本が出ずに、横浜にダメ押しをすることが出来ませんでした。
 ルイスは7回に1点を失って1点差とされると、8回はシュルツが、9回は永川が無失点に抑えて、この1点差を守りきって3連勝となりました。

 ヤクルトと阪神の直接対決は阪神が勝ったため、阪神が3位に浮上し、カープとのゲーム差は2.5となり、3位との差は0.5ですが縮まりました。
 普通なら追い上げてきたと思えるところですが、残り試合が6ということを考えると、かなり厳しい数字ですね。でも、阪神とヤクルトの直接対決が阪神の2勝1敗だったことは、カープにとって1番良い結果だったといえますね。まだ多少なりともツキがあるのでしょうか。

 ようやくカープ先発陣に立ちはだかる大きな壁をルイスが乗り越えました。これまで齊藤、ルイス、大竹の3人が挑んで尽く失敗していましたが、これを打ち破ったのは、やはりエースのルイスでした。
 立ち上がりは制球に苦しみ、ルイスには珍しく2死球を与えて、心配されましたが、2回以降はしっかりと修正されて6回まで無安打に抑える素晴らしい投球でした。
 ルイスが10勝を挙げたことをきっかけにして、齊藤と大竹にも壁を越えてもらいたいですね。

 栗原の調子が上がってきましたね。今日で3試合連続打点と本来の打撃が戻ってきたようです。3試合ともチームを勝利に導く価値ある打点というところに大きな意味があります。
 栗原のバットが勝利に導くというのが、カープの理想とする攻撃パターンだと思っているので、それが出来ているということは、チームに勢いがつくと思います。

 エースが投げて、4番が打ってチームが勝って、何だかチームが良い雰囲気になってきましたね。もしかたら、本当に残り試合を全勝できるかもしれないですね。
 という甘い期待は持ってはいけませんね。
 
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好守がチームを救う

2009年09月29日 23時30分47秒 | 試合結果
横浜 000 001 000 1
広島 100 000 001 2
勝:シュルツ4勝3敗1S
敗:高宮1敗

 昨日は打線が爆発し9得点を挙げましたが、今日は横浜先発の桑原謙を全く打てず、またしても今井を援護できませんでした。
 初回に死球で出塁した小窪が栗原の右前安打で生還して先制点を挙げましたが、2回から8回まで無安打に抑えられ、一人の走者を出すこともできず、追加点を奪う気配を全く感じませんでした。
 先発の今井は5回まで横浜打線を無得点に抑えて、最少リードを守り抜いてきましたが、6回に内川の犠飛で同点とされてしまい、その裏の攻撃で代打を送られたため、またも2勝目はお預けとなってしまいました。
 7回からは篠田、横山、シュルツを投入する必死の継投で8回1死2塁、9回1死1,2塁のピンチを凌ぎました。
 すると、9回に代打廣瀬の安打と東出の犠打などで2死1,2塁のチャンスを作ると、栗原がチーム3安打目となるサヨナラ適時打を放って試合を決めました。

 ヤクルトと阪神の直接対決は阪神が勝ったため、3位ヤクルトとのゲーム差は3に縮まりました。両チームの対戦が1勝1敗となったことで、カープにとって望みを繋ぐことができました。それでも崖っぷちであることに変わりはありません。明日も横浜を倒して、まだ望みを繋いで欲しいですね。

 今日は初回に先制するも2回以降無安打に抑えられて、リードしていても勝てるような気配を全く感じませんでした。その予感は当たり、6回に追いつかれると、8回と9回にピンチを迎えて負けを覚悟しました。
 しかし、この悪い流れを変えたのは小窪の好守でした。9回2死1,2塁の場面で石川の打球は三遊間への痛烈なライナーとなり、抜けたかと思われましたが、小窪がダイビングキャッチして失点を防ぎました。
 この好守が試合の流れを変えて、9回の栗原のサヨナラ打につながったと思います。
 
 今日のように好守で劣勢を跳ね返して、勝利につなげることができたことは大きな意味があると思います。残り試合で1敗もできない厳しい状況ですが、カープが進むべき方向性は、今日のような試合運びだと思います。残り7試合を悔いなく戦ってほしいですね。
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栗原打って連敗止まる

2009年09月28日 23時09分32秒 | 試合結果
横浜 000 011 201 5
広島 430 000 20X 9
勝:青木高2勝2敗
敗:吉川3敗
本:[横浜]吉村14号、ジョンソン24号、[広島]廣瀬5号

 5連敗中は全く打てなかった打線がようやく繋がりました。
 初回に東出、小窪の連打で1点を先制すると、無死1,2塁から不振を極める栗原が左前適時打を放ち追加点を挙げると打線が目を覚まして、マクレーンの適時打と廣瀬の犠飛も出て、いきなり4点を先制しました。
 2回にも小窪と廣瀬の適時打と天谷の犠飛で3点を奪って、2回までに7点をリードしました。
 先発の青木高は、丁寧な投球で6回を3安打2失点に抑える好投で楽勝の展開と思われましたが、2番手の長谷川が7回に2点を失い、3点差とされてしまいました。
 しかし、その裏に廣瀬の2ランが飛び出して、今日は打線がしっかりと投手陣を援護して、ようやく連敗を5で止めました。

 ヤクルトと阪神の直接対決はヤクルトが制したため、3位とのゲーム差は4のまま変わりませんでした。依然、CS進出は絶望的な状況に変わりはありませんが、最後まで諦めずに戦って、意地を見せて欲しいですね。

 悩める主砲がようやく目覚めました。初回に1点を先制した後、なおも無死1,2塁のチャンスで甘い球を逃がさず左前に運び、これが適時打となりました。打線はこれにつられるように繋がり、終わって見れば12安打9得点と爆発しました。
 今日の栗原の安打はこの1本だけでしたが、1本出たことで打てないプレッシャーから解放されたのではないでしょうか。
 やはりいくら上位が出塁しても、主砲が不発では打線が勢いづきませんね。たった1本の安打ですが、4番が打つと他の打者も打たなければという重圧から解放されるのではないでしょうか。
 まだ完全復調とは言えませんが、これをきっかけにして調子を上げて欲しいですね。

 
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絶望的な5連敗

2009年09月27日 22時31分10秒 | 試合結果
広島 000 001 000 1
巨人 000 120 01X 4
勝:高橋尚9勝6敗
敗:大竹9勝7敗
セ:豊田2勝2敗4S
本:[巨人]小笠原31号、亀井25号

 初戦は凡ミスから逆転負け、2戦目は極度の貧打で延長サヨナラ負けと連敗して迎えた巨人戦3戦目は、最後の望みを繋ぐため大竹がマウンドに上がりました。
 昨日は10回2安打に抑えられた打線でしたが、序盤から安打は出るものの、あと1本が出ずに、得点を上げられず大竹を援護できませんでした。
 すると、3回までは危なげない投球だった大竹が4回阿部に適時打を浴びて1点を失うと、5回には小笠原に痛恨の2ランを被弾して、痛すぎる2点を失ってしまいました。
 6回に小窪の2塁打で1点を返したものの、続くチャンスで倉、廣瀬が倒れてしまいました。

 これで5連敗となり、3位ヤクルトとは4ゲーム差に広がってしまいました。残り試合は9なので、これを逆転するには全勝するくらいでないと無理ですね。しかし、今のチーム状態ではそんな勢いを感じません。
 残念ですが、今季はここまでということでしょうか。ただ、何が起こるかわかりませんから、最後まで諦めず戦い抜いてほしいですね。

 序盤に高橋尚を攻略できなかったことが痛かったですね。初回1死2塁、2回2死1,2塁、4回2死2塁と3度得点機がありながら、あと1本が出ませんでした。
 4回は小笠原の好守に阻まれたとは言え、攻めきれなかったことは確かです。特に初回は先頭東出が出て、赤松がしっかり送って、チャンスメイクしましたが、フィリップス、栗原が不発でした。東出が好調でもこの2人が揃って不調では得点力が上がりません。
 栗原はCS争いのプレッシャーを感じているのだと思います。この壁を乗り越えられれば、一回り大きな打者になれると思うので、この経験は来季に活かしてほしいですね。

 それにしても10勝目が遠いですね。齊藤に始まり、ルイス、大竹と9勝投手がなかなか勝てません。これだけ先発陣が揃っていながら、2桁勝利が誰もいないのは寂しすぎます。残り試合数を考えると、各投手ともチャンスは2回といったところでしょうか何としてもこの3人には2桁10勝を挙げて欲しいですね。
 


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星の潰しあい

2009年09月24日 23時08分24秒 | 日記
 勝負の9連戦を4勝5敗と1つの負け越しで終えました。阪神戦までは良かったのですが、最後のヤクルト戦で負け越したのは痛いですね。
 とは言え、3位阪神とのゲーム差は1.5ですから、まだ逆転は可能です。
 阪神とヤクルトの残り試合を見てみると、両チームの直接対決がまだ6試合も残っています。ここで互いに星の潰しあいをしてくれれば、その間にカープが追い抜くことができると思います。もちろんそのためには、カープは勝ち続けなければいけません。
 ここにきて齊藤の不調とルイスが白星から遠ざかっているのは気がかりですが、今井が急成長していることは今後に期待を持たせてくれます。
 あとは打線に元気が無いことは心配です。2試合連続で4安打抑えられていますが、プレッシャーに負けているからだと思います。力まずにCS争いを楽しむくらいの気持ちで戦ってほしいですね。

 明日からは昨日優勝を決めた巨人との3連戦です。優勝が決まったので、多少は戦いやすくなっているのではないかと期待しています。
 カープはルイス、前田健、大竹の3本柱を投入しますから、3タテを狙いたいですね。
 
 こんな大事な時期ですが、明日と明後日は所要で外出するため更新はできません。次回は26日に更新する予定です。カープが連勝していますように。
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好投の今井を見殺し

2009年09月23日 22時17分11秒 | 試合結果
ヤクルト 000 100 003 4
広島 000 000 001 1
勝:ユウキ5勝5敗
敗:今井1勝3敗

 絶対に負けられない1戦で先発したのは今井でした。前回登板でプロ初勝利を挙げて、気分的にも楽になったのか、今季1番の出来でした。
 初回からヤクルト打線に凡打の山を築かせて、全く危なげない投球でしたが、4回に先頭の田中浩に四球を与えると、宮本の犠打を処理した栗原が誰もいない3塁に送球するミスにより1点を失ってしまいました。
 こんな凡ミスで失点しても今井は気持ちを切らさず、7回2/3を1失点に抑える今期1番の投球でした。
 肝心の打線が昨日の再現のようにユウキを攻略できず、今井を援護できませんでした。序盤こそチャンスがあったものの、中盤以降は全く手がでませんでした。
 負けていても9回にはシュルツを投入する執念を見せましたが、これが裏目に出てしまい、5安打を浴びて3点を失って試合が決してしまいました。
 9回にフィリップスの犠飛で1点を返して、ユウキの完封を阻止するのが精一杯の完敗となってしまいました。

 まさかヤクルトに連敗して5位に転落するとは思いませんでした。阪神は勝ったため3位とのゲーム差は1.5に広がってしまいました。
 まだ1.5ゲーム差であれば、逆転の可能性はありますが、これ以上離されると苦しくなってしまいます。ラッキーなのは、巨人の優勝が決まったため、週末の巨人戦が戦いやすくなったことでしょうか。3連勝を狙えるかもしれませんね。
 明日は移動日で試合がありませんから、気持ちを入れ替えて、巨人戦に臨んでほしいですね。

 今井は素晴らしかったですね。7回までは被安打1、与四球2とヤクルト打線をほぼ完璧に抑え込みました。8回に2安打で2死1,3塁のピンチを迎えたところで、横山に交代しましたが、先発として8回途中まで投げて自責点0は文句の付けようが無い内容でした。本来なら十分2勝目を挙げられるはずだったと思います。
 4回に失策による失点は、先頭の田中浩にストレートの四球を与えたことが発端ですから反省するべき点ではありますが、今日の投球全体から見れば、許される程度のことだと思います。
 どうも今井が投げると打線が湿ってしまいますね。まだ頼りない投手をしっかり援護しないといけないという思いが、空回りしてしまうのでしょうか。
 今井は2勝目を挙げることができませんでしたが、プレッシャーのかかる今日の試合での好投により、大きな自信を得たことと思います。またブラウン監督の信頼も大きくなったと思います。CS争いは最後まで熾烈を極めると思いますが、今井の台頭は苦しい先発投手陣に明るい材料ですね。
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高木を攻略できず完封負け

2009年09月22日 21時17分18秒 | 試合結果
ヤクルト 000 300 000 3
広 島 000 000 000 0
勝:高木2勝
敗:齊藤9勝11敗
本:[ヤクルト]飯原6号

 昨日のサヨナラ勝ちで一気に連勝したいところでしたが、ヤクルト先発の高木に苦戦を強いられました。
 初回こそ東出と赤松の連打が出ましたが、東出の盗塁死で得点にに繋がりませんでした。2回以降は全く攻略の糸口が掴めず、2塁すら踏めませんでした。
 先発の齊藤は3回まで無得点に抑えていましたが、4回に青木に四球を与えると、飯原に2ランを打たれてしまいました。これで気落ちしたのか、畠山と野口に連続2塁打を打たれて更に1点を失い、この回で降板となりました。
 2番手以降の林、青木高、篠田が5イニングを1安打無失点に抑える好投をしましたが、最後まで打線の援護が得られず、昨日の再現とはなりませんでした。

 ヤクルトに再び追いつかれ、同率4位となってしまいましたが、幸いにも3位阪神が連敗したため、3位とのゲーム差は0.5のままです。
 今日は敗れましたが、好投手と当たると苦戦することは仕方ないですね。阪神が連敗したことは、カープにとってはとてもラッキーでした。まだまだ、カープに運があると前向きに考えましょう。

 高木が良かったことは間違いないと思いますが、それだけではなく苦手意識もあったかもしれません。9月10日に対戦した時も、7回を無失点に抑えられており、これで高木には16イニング得点となりました。
 前回の対戦では、リリーフ投手を攻略して逆転しましたが、今日は115球で完投したので、逆転のチャンスはありませんでした。
 攻略が難しいのであれば、何か策を考える必要がありますね。苦手意識が植え付けられると、今季だけでなく来季にも影響しますから、絶対に次回の対戦では攻略しないといけませんね。

 齊藤が9勝目を挙げてから3連敗となってしまいました。しかも、3試合とも5回持たずに降板していることが気になります。
 2桁勝利を意識しているのか、4回、5回辺りで失点を繰り返しています。齊藤には勝ちを意識することなく、1イニングずつ確実に抑えることだけを考えて投げてほしいですね。それができれば、結果は付いてくるはずです。
 3試合連続KOと内容が悪いので、次回の登板が正念場となります。信頼を失わないためにも、失敗は許されませんね。
 

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執念の逆転サヨナラ勝ち

2009年09月21日 23時47分28秒 | 試合結果
ヤクルト 100 004 000 5
広 島 201 001 002 6
勝:永川3勝6敗33S
敗:林昌勇5勝4敗25S
本:[広島]フィリップス14号

 先発は大竹が今季初の中4日で登板しました。調子が良いとは言えない状態でしたが、初回に1点を失って以降は、粘りながらヤクルト打線を抑えました。 
 打線も初回にフィリップスの2ランで直ぐに逆転すると、3回もフィリップスの適時2塁打で1点を加えて、カープペースの展開でした。
 しかし、6回に小窪の失策をきっかけに大竹が崩れ、この回5安打を浴びて5点を失って逆転されて降板してしまいました。その後の1死1,2塁のピンチは篠田、横山を投入して、追加点を許しませんでした。
 この必死の投手継投が、反撃意欲を切らさず、直後に石井の適時3塁打で1点を返して、ヤクルトにプレッシャーをかけると、9回にドラマが待っていました。
 ヤクルトのマウンドには守護神・林昌勇が上がり逃げ切りを図りましたが、2死1,3塁から赤松が同点適時内野安打を放つと、フィリップスが右前に適時打を放ってサヨナラ勝ちを収めました。
 
 同率4位のヤクルトを破って単独4位となり、3位阪神が敗れたため、ゲーム差は再び0.5に縮まりました。明日のヤクルト戦にも勝って、ヤクルトを3位争いから後退させたいですね。

 投打とも今日の試合にかける執念が感じられました。6回の小窪の失策が逆転のきっかけになりましたが、それまでに小窪の好守でピンチを脱して、大竹を盛り立てていました。他にも東出やマクレーンにも好守が出るなど、締まった守備を連発しました。
 逆転された後、6回にもかかわらず横山を投入して、余分な追加点を与えないと、8回にはシュルツ、9回には永川を投入して、ヤクルトに得点を与えませんでした。
 打線は序盤こそ2併殺の拙攻で石川をKOできませんでしたが、逆転されてからの攻撃は見事でした。
 6回は2死無走者から天谷が安打で出塁すると、代打石井の適時3塁打で1点を返しました。そして9回は先頭の石井が四球で出塁すると、石原がきっちりとバントを決めました。代打喜田剛の安打で1,3塁として、2死後に赤松が執念の二塁内野安打を放ちました。これで球場のボルテージが一気に上昇すると、今日大当たりのフィリップスが右前に運び勝負を決めました。

 ポイントは6回に1点返したことでしょう。1点差に詰め寄ったことで、ヤクルトにプレッシャーをかけたことがサヨナラ勝ちに繋がったと思います。ヤクルトは最近のカープ戦では、終盤に追いつかれて逆転される試合が続いていましたので、この1点で不安が増幅したはずです。
 そして、9回の石井が四球で出塁したことで、ヤクルトには悪夢が蘇り、気持ちで押されたのではないでしょうか。それが相川の赤松の邪飛落球に繋がったと思います。
 この1勝はとても大きな意味がある勝利だと思います。これでチームがCSに向けて一つになったことでしょう。この勢いで一気にヤクルトを突き放したいですね。
 
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ルイス乱調で3タテならず

2009年09月20日 23時04分17秒 | 試合結果
広島 002 000 000 2
阪神 005 063 00X 14
勝:ジェン1勝1敗
敗:ルイス9勝8敗
本:[広島]フィリップス13号、[阪神]金本21号、桜井10号、新井14号

 今井、前田健で阪神に連勝して、今日はエースのルイスが先発となれば、阪神を3タテして一気に3位浮上を期待しましたが、世の中はそんなに甘くありませんでした。
 打線が3回にフィリップスの2ランで2点を先制しましたが、その直後にルイスが1本塁打を含む6安打を浴びて5点を失い逆転されると、5回には2番手の大島が本塁打を含む4安打を浴び、そこに四球と失策も絡んでの6失点で試合が壊れてしまいました。
 勢いのついた阪神打線は止められず、3番手青木高も3ランを被弾して、合計14失点の大敗となってしまいました。
 
 阪神に3連勝して3位に浮上したいところでしたが、ゲーム差は1.5に逆戻りしてしまいました。それでも最低限の2勝1敗で乗り切ったのですから、まだ残り試合数を考えれば大丈夫でしょう。
 明日からは同率4位のヤクルトと3連戦です。この三つ巴から落ちないようにするためには、ここも2勝1敗が最低ラインでしょう。
 先発は中4日で大竹と齊藤を起用するのか、初戦に篠田を起用して、その後を中5日で大竹、齊藤にすることも考えられます。
 初戦を取ることの重要性を考えると、大竹の中4日起用でいきたいところです。大竹で初戦を取って、勢いを付けて2戦目と3戦目を戦いたいですね。

 ルイスは2回まで完璧に抑えていましたが、3回2死から突如崩れました。
 2死1塁から浅井に安打を打たれて、1,3塁となったところで、平野の二ゴロが適時内野安打となってしまいました。
 ここでルイスは打ち取ったと思い、一度気持ちが切れたのかもしれませんね。そのため、続く鳥谷に適時打を浴びて、金本には勝ち越し3ランを打たれてしまったのかもしれません。
 一度気持ちが切れると簡単には戻せないでしょうから、また気合を入れて投げるのは難しいかもしれませんが、ルイスクラスの投手なら抑えてほしかったですね。特に金本の3ランは余分でした。この本塁打で阪神に試合の流れが傾いてしまったと思います。
  
 打線は10安打を放ちながらフィリップスの2ランによる2点のみでした。ポイントは廣瀬でしたね。2回の1死1,2塁、2点を先制した後の2死1,2塁で共に三振してしまいました。ここで一本出ていれば試合展開は変わっていたと思います。
 廣瀬はその後も、6回無死1,2塁で左飛、8回1死1塁で併殺と、今日は精彩を欠いていました。
 このところの快進撃は、廣瀬の働きがあってのことですから、責めることはできないですね。廣瀬には気持ちを入れ替えて、明日からのヤクルト戦では暴れて欲しいですね。
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ベテランの存在感

2009年09月19日 23時31分38秒 | 試合結果
広島 200 001 100 4
阪神 012 000 000 3
勝:前田健8勝13敗
セ:永川2勝6敗33S
敗:江草4勝4敗
本:[広島]石原10号、[阪神]金本20号、浅井4号、鳥谷19号

 打線は今季初登板の上園をなかなか攻略できませんでした。初回に3連打で無死満塁とすると栗原の適時2塁打で2点を先制するも、その後が続かず2点止まりでした。
 拙攻は2回以降も続いて、毎回のように走者を出しながらも追加点が奪えないと、先発の前田健も2回に金本、3回には浅井と鳥谷にソロ本塁打を浴びて3点を奪われ逆転されて、嫌な雰囲気となりました。
 しかし、この悪い流れを変えたのは石原でした。6回にソロ本塁打を放ち追いつくと、7回には2番手江草を攻めて、石井の3塁打に天谷の犠飛で勝ち越しに成功。
 前田健は尻上がりに調子を上げていき、7回を3失点に抑えると、8回はシュルツ、9回は永川が締めて阪神に連勝しました。

 阪神に連勝して、ゲーム差はついに0.5に縮まり、ヤクルトも敗れたためヤクルトと並び4位となりました。ついにツバメを捕らえましたね。明日はエース・ルイスの先発でしょうから、阪神に3連勝して一気に阪神を追い越したいですね。

 ベテラン石井の調子が良いですね。今日は2番遊撃で先発出場し、4安打2得点の活躍でした。
 初回は先制点に繋がる安打、3回と9回は先頭打者で安打を放ち出塁、5回には無死1塁でしっかり送りバントを決めると、7回は3塁打を放ち、天谷の犠飛で決勝のホームを踏みました。
 本当は2番には末永を起用するはずだったようですが、体調不良のため急遽石井が2番に入ったようです。それでもしっかりと仕事をするところは、さすがベテランですね。
 守備でも華麗なグラブ裁きで投手を盛り立てると、ピンチでは声をかけるなど、攻守に渡って、チームの勝利に貢献してくれています。
 昨日緒方が腰痛のため登録を抹消されたため、1軍でベテランは石井だけとなりました。カープの野手は若手から中堅ばかりですから、石井がいてくれて本当に良かったと思います。石井の存在がチームメートに安心感を与えていることは間違いないでしょう。ここぞという場面では、やはり経験豊富な選手がいてくれると心強いですね。
 まだ熾烈な3位争いは、しばらく続くと思いますが、石井がチームを引っ張ってくれれば、勝ち抜いていけるはずです。
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