カープな毎日

カープファンのひとりごと。

薮田2回に10失点の大炎上

2018年05月31日 21時59分02秒 | 試合結果
西武 0100 000 101 12
広島 10 0 201 030 7
勝利投手:ウルフ2勝1敗
敗戦投手:薮田2勝1敗
本塁打:[西武]秋山8号

 打線は、初回に1死後安打と四球で1,2塁とすると、鈴木誠の適時打で先制点を挙げましたが、なおも1,2塁の追加点機でしたが、松山が併殺に倒れてしまいました。
 
 先発の薮田は、初回に1四球を与えるも無安打に抑える上々の立ち上がりでしたが、2回に連打と四球で無死満塁のピンチを招き、金子侑に2点適時打あを浴びて逆転を許すと、続くウルフの犠打を松山が悪送球して1点を失い、秋山には3点本塁打を浴びてしまいました。
 更に安打と四球で無死1,2塁として山川に適時打を浴び、続く栗山の中飛を丸が落球して再び無死満塁となり、外崎の2点適時2塁打と森の犠飛により、この回だけで8安打2四球2失策で10点を失いました。
 薮田は、3回と4回も続投して無安打1四球無失点に抑えるも、5回を投げて10失点で降板となりました。

 打線は、4回に四球と安打に暴投で無死2,3塁として、松山と野間の連続適時内野安打で2点を返し、なおも安打で無死満塁とウルフを攻めたてましたが、磯村が一ゴロ、代打エルドレッドが併殺に倒れて追加点を奪えませんでした。
 5回からは藤井晧が登板して、6回に2四球と安打で1死満塁とされながらも後続を断って無失点で凌ぐも、7回に1死後に3連打で満塁とされ、浅村の犠飛で1点を失いました。 
 
 6回に1死3塁から野間の内野ゴロの間に1点を返し、8回には2死から四球と安打で1,2塁として、野間の適時打と四球を挟んで代打新井の2点適時打で3点を返しました。
 9回はアドゥワがマウンドに上がり、連打で無死1,3塁とされて、秋山の併殺の間に1点を失いました。
 9回裏は1死1塁で下水流が併殺に倒れて、西武とのセパ首位対決は負け越て、交流戦はカード負け越しスタートとなりました。

 
 薮田は、初回はまずまずの立ち上がりでしたが、2回に西武打線に捕まり本来の投球を見失ってしまいました。ポイントは無死1,2塁で森に与えた四球でしょう。ここは打たれても仕方ないという気持ちで直球勝負してほしかったです。
 この四球によりピンチが拡大し、このカード当たっている金子侑に打席が回ってしまいました。更に逆転された直後には、ウルフの犠打を松山が3塁へ悪送球して失点を重ねた上にピンチを拡大させてしまい、一気に西武打線を勢い付かせてしまうと、今の薮田にはこの流れを止めることができず、大量失点に繋がってしまいました。
 今日の薮田は、味方の失策に足を引っ張られたこともありますが、変化球の制球が安定せず、直球を狙い打たれたことが失点に繋がったのは間違いありません。今の状態ではまだローテ復帰は難しいと思います。
 もう少し2軍で調整をして変化球の精度を高めてから再び戻ってきてほしいですね。
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延長10回に3点差をひっくり返してサヨナラ勝ち

2018年05月30日 23時24分58秒 | 試合結果
西武 200 001 001 3 7
広島 000 200 200 4 8
勝利投手:アドゥワ1勝
敗戦投手:武隈1勝1敗
本塁打:[西武]メヒア3号
    [広島]松山3号


 先発の岡田は、初回に1死後3連続四球を与えて無死満塁としてしまい、栗山に2点適時2塁打を浴びて先制を許して、更に2死後にも四球を与えて再び満塁としてしまいましたが、金子侑を三振に斬って2失点で凌ぎました。
 2回にも2死後に安打と盗塁で2塁に走者を背負いましたが、浅村を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、3回から5回までは一人の走者も許しませんでした。

 打線は、初回に田中の安打と盗塁で無死2塁の得点機を作りましたが、後続が倒れて無得点に終わると、2回には3安打で1死満塁と十亀を攻めたてるも、岡田と田中が凡退して得点を奪えませんでした。
 それでも4回に3連打で無死満塁として、西川の2点適時打で同点に追いつき、なおも無死1,2塁の勝ち越し機でしたが、岡田が犠打失敗、田中と菊池が凡退して同点止まりでした。
 
 岡田は6回に四球と安打などで2死1,3塁とされ、金子侑に適時打を打たれて勝ち越しを許したところでマウンドを一岡に譲りました。
 代わった一岡は、代打森を三ゴロに打ち取って追加点は与えませんでした。

 6回裏に2番手野田を攻めて、四球と安打で1死1,3塁の同点機作って代打新井を起用するも、1走西川が盗塁失敗し、新井は四球で出塁後、田中が二ゴロに倒れて得点を挙げられませんでした。

 7回は勝ちパターンの今村を起用して三者凡退に抑えると、7回裏に2死2塁から松山が2点本塁打を放って逆転に成功しました。
 8回はジャクソンが三者凡退に抑えてリードを守り、9回は中崎が登板しましたが、代打メヒアに本塁打を打たれて同点に追いつかれ、更に2死後に一ゴロを中崎がベースを踏みそこなって出塁を許し、四球と安打で満塁のピンチを招いてしまいましたが、山川を遊ゴロに打ち取って勝ち越しは許しませんでした。

 10回のマウンドに上がったアドゥワでしたが、安打と連続四球で1死満塁とされると、秋山に3点適時3塁打を浴びてしまいました。
 しかし、10回裏に連打と悪送球により無死2,3塁として、西川と堂林の連続適時打で2点を返し、犠打と敬遠で1死満塁となり、下水流の適時打で同点とし、最後は鈴木誠が押し出し四球を選んで逆転サヨナラ勝ちを収めて、連敗を3で止め、交流戦初勝利を挙げました。またアドゥワがプロ初勝利ををマークしました。

 岡田が四球から失点を重ね、中崎が本塁打を浴びてリードを守れず、攻撃では17安打を放ちながらもチャンスであと1本が出ずに残塁を重ねてしまい、とても喜べる試合内容ではありませんでしたが、とりあえず連敗を止めて、交流戦初勝利を挙げたことは良かったと思います。
 もし今日も負けていたら、交流戦の悪い流れに飲み込まれ、大幅な負け越しをする可能性があっただけに、1勝して負の流れを断ち切ったことに大きな価値がある1勝だったと思います。 
 この勝利をきっかけにチーム状態が上がることを期待したいですね。


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中村祐が3戦連続KOで交流戦黒星スタート

2018年05月29日 22時16分54秒 | 試合結果
西武 100 310 200 7
広島 021 000 000 3
勝利投手:カスティーヨ3勝3敗
敗戦投手:中村祐3勝3敗
セーブ:増田2敗8S
本塁打:[西武]山川14号
    [広島]會澤4号
 

 交流戦が始まり、初戦はパ・リーグ首位の西武と対戦という、いきなり厳しい戦いからのスタートとなりました。
 先発の中村祐は、初回に安打などで1死2塁とされると、2死後に山川に適時打を打たれて先制を許してしまいましたが、打線が2回に1死2塁から會澤の2点本塁打で逆転に成功すると、3回には四球と安打で1死1,2塁として、松山の適時打で1点を追加しました。なおも1死1,3塁の追加点機でしたが、鈴木誠が三振、野間が遊ゴロに倒れて追加点を奪えませんでした。

 中村祐は、2回と3回は無安打に抑えるも、4回に2安打と四球で1死満塁のピンチを招き、金子侑に3点適時3塁打を打たれて逆転を許すと、続く5回には山川に本塁打を浴びて、5回6安打5失点でマウンドを降りました。
 6回からは中村恭がマウンドに上がり、無死1塁から森に2塁打を浴びるも、鈴木誠が好返球により1走外崎を本塁で刺して失点を防ぎました。

 打線は、6回に2番手野田から2四球で2死1,2塁の得点機を貰い、代打新井を起用しましたが、代わった平井に左飛に打ち取られて無得点に終わると、7回に中村恭が、2塁打と四球で1死1,2塁とされ、2死後に外崎に適時2塁打、四球を挟んで金子侑にも適時打を浴びて、3点を失って試合が決してしまいました。
 8回は佐藤祥が三者凡退に抑え、9回は藤井晧が1安打無失点に抑えると、9回に安打と四球で1死1,2塁とするも、代わった増田に代打丸と田中が連続三振に倒れて、西武に逆転負けを喫して、交流戦は黒星スタートとなり、チームは3連敗となりました。


 中村祐が、またもKOされて3連勝後に3連敗となってしまいました。この3試合はビジターや地方球場ということで、マウンドが合わずに本来の投球ができていないのかもしれませんが、マウンドの違いが投球内容に出てしまうようでは、1年間とおして先発ローテとして投げ抜くことはできないので、克服していかないといけません。
 最初のナゴヤドームでマウンドを気にし過ぎて打たれたことで、過剰に意識し過ぎなのではないでしょうか。球場と戦っているようでは、力を出し切れないので、打者と戦うことに集中してほしいですね。

 一方で打線では、調子を落としている打者が多くなっています。菊池、バティスタ、安部、エルドレッドは元気が無く、丸も本来の打撃ができていません。特に安部は深刻で今の状態で1軍に帯同させ続けても上向く気配が無いので、2軍で再調整させた方が良いのではないでしょうか。
 また、丸も実戦感覚が不足しているのは明らかで、2軍で打席に立って感覚を取り戻させた方が復帰は遅れても、シーズンを通して考えればチームのためになると思います。
 この窮地を打破するために、昨年のバティスタのような救世主が表れてほしいですね。
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リリーフ陣崩壊で逆転負け

2018年05月27日 20時49分54秒 | 試合結果
中日 000 010 430 8
広島 202 001 200 7
勝利投手:鈴木博3勝1敗
敗戦投手:一岡1勝4敗1S
セーブ:田島2敗11S
本塁打:[中日]平田4号
    [広島]鈴木誠6号

 打線は、初回に3連続四球で無死満塁のチャンスを貰うと、内野ゴロの間に1点を先制し、更に四球で1死満塁から野間の内野ゴロの間に1点を追加して、無安打で2点を先制しました。
 3回には1死1塁から鈴木誠が2点本塁打を放って追加点を挙げました。

 先発の九里は、2回に2死後に連打で1,2塁のピンチを招きましたが、大野雄を二ゴロに打ち取って無失点に抑えると、4回にも2死後に連打で1,3塁とされながらも代打モヤを遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。
 しかし、5回に2死後にアルモンテとビシエドの連続2塁打で1点を失いましたが、6回に連打で無死1,2塁とされながら、犠打失敗と併殺により中日打線に追加点を与えませんでした。

 4回に2番手福谷から2死後に安打と四球で1,2塁の追加点機を作りましたが、新井が右飛に倒れて追加点を奪えませんでした。しかし、6回に3番手岡田から2死後に西川、九里、田中の3連打で1点を追加し、なおも菊池の安打で満塁の追加点機でしたが、松山が二ゴロに倒れて1点止まりでした。

 7回も続投した九里は、1死後に連打と暴投で2,3塁のピンチを招き、ビシエドに2点適時2塁打を浴びて2点を失ったところで、マウンドを今村に譲りました。
 しかし、今村が平田に2点本塁打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。

 それでも7回に無死2塁から敵失で1点を勝ち越し、更に2死2塁から西川の適時3塁打で1点を追加して2点のリードを奪いました。

 8回は一岡がマウンドに上がるも、3安打で1死満塁のピンチを招き、ビシエドに3点適時2塁打を浴びて逆転を許してしまいました。
 9回はアドゥワが三者凡退に抑えると、その裏に田島を攻めて、2安打と盗塁で1死2,3塁の一打逆転サヨナラのチャンスを作りましたが、代打バティスタが三振、西川が敬遠され満塁となり、代打エルドレッドが三振に倒れて得点を挙げられず、中日に連敗を喫してしまいました。

 交流戦前の戦いを27勝17敗1分の貯金10、2位阪神に4ゲーム差を付けて終えましたが、リーグ戦を後味の悪い連敗で終えてしまいました。ペナントレースの順位に大きな影響を与える交流戦に弾みを付けられず、リリーフ陣に大きな不安を抱えて臨むことになったのは不安を感じますね。


 打線が序盤から着実に得点を重ねて最大4点のリードを作りながら、投手陣が9回を除いて毎回安打となる19安打を浴びるなど、試合の流れを完全に掴むことができませんでした。
 九里は、6回1/3で13安打を打たれながらも4失点と粘りましたが、救援した今村が平田に痛恨の同点弾を浴びてしまい、一岡も4安打3失点と流れを止めることができませんでした。
 8回の継投が最大のポイントだったことは間違いありません。本来ならジャクソンが登板する場面ですが、昨日の試合で精彩を欠いた投球で試合を壊していただけに、登板を回避させたのは仕方ないことだったと思います。
 一岡が8回に登板することに対して準備ができていなかったことが考えられるので、今日はジャクソンの登板を回避させるのであれば、早く伝えてしっかりと準備をさせてほしいですね。
 
 
 
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終盤追い上げるも届かず

2018年05月26日 21時09分49秒 | 試合結果
中日 111 001 030 7
広島 000 201 012 6
勝利投手:ガルシア6勝1敗
敗戦投手:フランスア1敗
セーブ:田島2敗10S
本塁打:[広島]野間2号


 先発は先日支配下登録されたフランスアでしたが、初回に先頭京田に3塁打を打たれると、1死後にアルモンテの内野ゴロの間に先制を許してしまいました。
 続く2回にも四球と安打で無死1,3塁とされ、1死後に大野奨のスクイズが野選となり、フランスアの悪送球も絡んで1点を失い、なおも1死2,3塁のピンチでしたが、後続を断って1失点で凌ぎました。
 3回にも先頭の大島に3塁打を打たれると、続くアルモンテに適時打を浴びて3点目を失い、4回まで投げて5安打3失点でマウンドを降りました。

 打線は、ガルシア対策として3番にバティスタ、5番にエルドレッドを起用しましたが、初回に2死後に四球と安打で1,2塁の同点機を作るも、エルドレッドが三振に倒れるなど、3回まで無得点に抑えられてしまいました。
 4回に安打、敵失、四球で無死満塁のチャンスを貰うと2死後に代打新井が2点適時打を放って1点差に追い上げました。

 5回からはアドゥワが登板すると、6回に先頭打者への四球から2死3塁とされ、大野奨に適時打を浴びて1点を失ってしまいました。
 それでも直後の6回裏に1死2塁とすると2死後に代打下水流の適時内野安打で1点を返しました。

 7回は一岡が三者凡退に抑えましたが、8回に登板したジャクソンが四球と自らの失策で無死1,2塁としてしまい、堂上に適時打を浴びてしまい、なおも無死1,3塁で亀澤のスクイズがジャクソンの野選となり1点を失いました。無死1,2塁とピンチが続き、2死後に京田に適時2塁打を浴びて3点目を失いましたが、バティスタの好返球により一走を本塁で刺して4失点目は防ぎました。

 8回に岩瀬から野間が本塁打を放って1点を返すと、9回に登板した藤井晧が1死2塁のピンチを招きながら、後続を断って無失点で凌ぎ、9回裏には田島を攻めて、2四球で2死1,2塁として、代打松山の2点適時2塁打で1点差としましたが、最後は會澤が右飛に倒れて中日に競り負けてしまい、マツダスタジアムで5月初黒星となってしまいました。


 初先発のフランスアは、自慢の直球は150㎞を計測して潜在能力の高さを示しましたが、初登板の緊張からか制球が安定せず、甘い球を捉えられて3回まで毎回先頭打者を出して失点を重ねてしまいました。
 またフィールディングについても、スクイズを本塁に悪送球してしまい、投球と守備にそれぞれ課題が見つかった初登板となってしまいました。
 緒方監督も今後は更なるレベルアップを図るため、2軍で実戦経験を積ませる意向を示しているので、課題克服をして再び1軍のマウンドに戻ってきてほしいですね。

 その後を継いだアドゥワ、ジャクソンも先頭打者への余計な四球から失点を重ねてしまい、更に守備面でも野選に失策が絡むなどカープらしい野球ができませんでした。
 今季の中日には盗塁を多く仕掛けられ、今日も犠打やスクイズを何度も仕掛けられて、揺さぶりをかけられていることが対戦成績に表れているように思います。
 揺さぶりをかけられないためにも、四球の余分な走者は出さないようにしないといけません。今日も終盤に野手陣が猛追して1点差まで追い上げただけに、無駄な失点を防いでいれば、勝てた試合だったかもしれないので、悔やまれる試合となってしまいましたね。

 
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2回に一挙6得点で快勝

2018年05月25日 21時45分46秒 | 試合結果
中日 000 001 011 3
広島 060 000 00X 6
勝利投手:大瀬良7勝2敗
敗戦投手:柳2勝4敗
本塁打:[中日]高橋3号、アルモンテ8号
    [広島] 鈴木誠5号


 丸が1軍復帰し、当面は代打としてベンチでスタンバイするとのことです。また西川も1軍に昇格して、8番3塁で即スタメン出場しました。
 前回対戦で攻略できなかった柳に対して、2回に鈴木誠が本塁打を放って先制点を挙げると、1死後に四球と安打で1,3塁として、西川の適時2塁打、大瀬良の2点適時2塁打、田中の適時3塁打、菊池の適時打の4連続適時打で一挙6点を挙げました。
 その後は、3回から5回まで柳に1安打に抑えられて追加点を奪えませんでした。
 7回に2番手藤嶋から2死後に四球と安打で1,2塁としましたが、新井が遊ゴロに倒れて無得点に終わると、8回は福谷に1安打無得点に抑えられました。

 先発の大瀬良は、5回まで1安打無失点に抑えて2塁さえ踏ませない好投でしたが、6回に2死1塁から京田に適時3塁打を打たれて1点を失うも、大島を二ゴロに打ち取って最少失点で凌ぎました。
 7回は三者凡退に抑えるも、8回は高橋に、9回はアルモンテにそれぞれソロ本塁打を打たれましたが、9回を5安打3失点に抑えて無四球完投勝利を挙げ、リーグトップタイの7勝目を挙げ、チームは今季最多の貯金12となりました。


 前回の対戦で6回まで無得点に抑えられた柳を早々に攻略しました。そのきっかけとなったのは鈴木誠の本塁打でした。初回はあっさりと三者凡退に抑えられて、今日も苦戦するかと思われましたが、鈴木誠の本塁打により柳が制球を乱したところを打線が見逃さず、ボール球を見極めて、打者有利の状態で甘い球をしっかりと捉えることができました。
 鈴木誠の本塁打後に打撃好調の野間と會澤で好機を拡大したことで、柳に立ち直らせるきっかけを作らせなかったことがビッグイニングを作れた要因だったと思います。
 カープ打線は苦手投手を作ることが多いので、2試合続けて抑えらえると柳に対して苦手意識を持ってしまうところでしたが、3回以降は1安打に抑えられて追加点を奪えなかったのは、次回対戦に向けて一抹の不安を残したものの、今回攻略できたことで苦手意識を持つことは無いと思います。
  
 
 
 
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田中の2本塁打で巨人に快勝

2018年05月23日 21時35分36秒 | 試合結果
広島 500 400 000 9
巨人 000 201 000 3
勝利投手:岡田5勝1敗
敗戦投手:吉川光3勝3敗
本塁打:[広島]田中2号、3号、新井1号
    [巨人]長野3号

 初回に田中が先頭打者本塁打を放って先制すると、2四球で1死1,2塁として新井が3点本塁打を放ち、更に會澤の2塁打で1死2塁とし、2死後に美間が適時打を放って、この回一挙5点を挙げました。
 2回にも1死2塁の追加点機を作りましたが、バティスタと新井が凡退して無得点に終わるも、4回に田中が本塁打を放って追加点を挙げると、連続四球で無死1,2塁として吉川光をKOしました。
 代わった谷岡から、1死後に新井が2点適時2塁打、続く會澤も適時打を放って、この回4点を追加して試合を決めました。

 先発の岡田は、3回まで無安打2四球で無失点に抑えていましたが、4回に安打と四球で1死1,2塁とされ、岡本に適時打を浴び、更に1死満塁から長野の犠飛で2点を失いました。
 続く5回にも連打で無死1,2塁のピンチを招くも、ゲレーロを併殺に打ち取るなど後続を断って無失点で凌ぎましたが、6回に長野に本塁打を浴びて1点を失いました。
 岡田は、7回まで投げて7安打4四球3失点でマウンドを降りました。

 打線は、5回以降、池田と宮國の継投の前に散発2安打に封じられて追加点を奪えませんでしたが、8回は一岡が2安打で2死1,2塁のピンチを招くも長野を三振に斬って無失点で凌ぐと、9回はアドゥワが2四球で2死1,2塁とするも、ゲレーロを一邪飛に打ち取って、巨人に快勝して首位攻防2連戦を1勝1敗で終えました。


 試合開始前から雨が降り、雨天コールドの可能性があったことから早めにリードを奪いたい試合で、初回に打線が繋がって試合を優位に進めました。
 その流れを作ったのは田中の先頭打者本塁打でした。この一発で巨人先発の吉川光が動揺したことは間違いなく、2四球により1,2塁のチャンスを貰い、新井が3点本塁打を放って追い打ちを掛けました。
 そして4回に再び田中が2本目の本塁打を放ち、立ち直りかけた吉川光のリズムを崩し、一気にカープに試合の流れを傾け、その後の連続四球を呼び込みました。
 田中の2本塁打は共にソロ本塁打でしたが、2本とも吉川光に耐えるダメージは大きかったと思います。これこそが1番打者としての役割であり、それを果たすことでチームに流れを呼び込むことができた典型的な試合だったのではないでしょうか。
 田中の状態が上向いてきたので、シーズンの成績に大きな影響を与える交流戦に向けて明るい兆しを感じますね。
 
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2安打完封負け

2018年05月22日 21時32分39秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0
巨人 103 010 03X 8
勝利投手:山口俊4勝3敗
敗戦投手:中村祐3勝2敗
本塁打:[巨人]岡本9号


 先発の中村祐は、初回に先頭坂本の打球を左ひざが直撃して担架搬送されるアクシデントに見舞われ、治療後にマウンドに戻るも、2四球などで1死満塁とピンチを拡大してしまい、岡本の併殺崩れの間に1点を失いました。
 3回には2安打で2死1,3塁のピンチを招き、亀井と長野に連続適時打を浴びて3点を失ってしまいました。続く4回にも四球と安打で1死1,2塁とされましたが、阿部と岡本を打ち取って無失点で切り抜けましたが、4回を投げて7安打4失点でマウンドを降りました。

 打線は、山口俊対策として5番に會澤を起用しましたが、3回まで無安打に抑えられてしまいました。4回に松山の安打と連続四球で1死満塁と初めて得点機を作りましたが、野間とバティスタが連続三振に倒れて無得点に終わってしまいました。
 続く5回にも2死後に田中が2塁打を放つも、菊池が三振に倒れて山口から得点を奪えませんでした。

 5回から中村恭が登板するも、安打と四球で1死1,2塁のピンチを招き、2死後に坂本勇に適時打を浴びて1点を失ってしまいました。
 6回はカンポスが来日初登板を果たし、先頭のゲレーロに四球を与えるも阿部を併殺に打ち取るなど、1回を1安打1四球無失点に抑えました。
 7回はアドゥワがこの試合初めて三者凡退に抑えるも、8回にマウンドに上がった長井が2四球と坂倉の捕逸で2死1,3塁として、岡本に3点本塁打を浴びて試合が決してしまいました。

 打線は、6回以降山口俊の投球に翻弄され、安打どころか四球すら選ぶことができずパーフェクトに抑えられて、2安打完封負けを喫して連勝は3で止まりました。


 初回から波乱の試合となってしまいました。強風の影響で先頭坂本勇の邪飛をバティスタと菊池が連続して捕球できず、その直後に中村祐の左ひざを直撃して立ち上がれなくなり、担架で搬送されてしまいました。
 治療してマウンドに戻るも、明らかに負傷の影響が残っており、制球が安定せずに1死満塁のピンチを背負ってしまいましたが、最少失点で凌いだところは素晴らしかったと思います。
 しかし、その後も中村祐の本来の投球は戻らず、三者凡退は一度も無く、4失点で降板となりました。
 初回にアクシデントにより中村祐がリズムを掴み損ねると、打線も引きずられるように山口俊に翻弄されました。それでも唯一、山口俊が乱れかけた4回に1死満塁として、打席には好調の野間でしたが、フルカウントからボール球に手を出して三振に倒れてしまいました。
 
 今日の試合は、初回に坂本勇の邪飛を捕球していれば、4回に野間が四球を選んで押し出しで得点できていれば、試合展開は全く違っていた可能性が高かったです。スコアは大敗ですが、勝敗は紙一重だった気がします。
 連敗だけは避けなければいけないので、明日は岡田の好投と打線の奮起に期待したいですね。
 
 
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フランスアを支配下登録

2018年05月21日 21時32分06秒 | 日記
 球団は昨日、育成選手のフランスア投手と支配下選手契約を結んだと発表し、今日付けで公示されました。契約期間は6年で、契約金約1,100万円、年俸880万円+出来高払いとなっており、背番号は143から97に変更されました。

 フランスアは、14年9月に練習生として来日して、四国ILに派遣されるなど経験を積み、今年3月に育成契約を結んでいました。左腕から繰り出される150㎞の直球は力強く、スライダー、カーブ、チェンジアップも操り、高い奪三振力を誇る本格派であり、今季はウエスタンリーグで2勝1敗、防御率2.57の成績を残しており、17日の中日戦では緒方監督、畝投手コーチ、會澤らが投球を視察していました。

 実際に17日に投球を見た時の印象は、直球は早く将来性を感じましたが、中日の2軍選手にファールで粘られるなど、直球の球威が足りないと感じました。しかし、緒方監督らの評価は高く、その報告を受けて球団も支配下登録を決めたと思われます。
 以前からフランスアの投球を見ている緒方監督らが成長を認めていることから、今後の伸びしろに期待して1軍登板を見据えての決定なのでしょう。支配下登録されたことで、本人もモチベーションが上がったと思うので、これを励みにして1軍を目指してほしいですね。

 写真は、17日中日戦に登板前のフランスア投手です。
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九里が8回無失点で今季初勝利

2018年05月20日 20時58分27秒 | 試合結果
ヤクルト 000 000 000 0
広島 010 000 00X 1
勝利投手:九里1勝1敗
敗戦投手:小川2敗
セーブ:中崎14S

 打線は、初回に2四球で1死1,2塁とするも、鈴木誠と新井が連続三振に倒れて無得点に終わりましたが、2回に野間と會澤の連打と犠打で2死2,3塁として、田中が適時打を放って小川から1点を先制しました。
 
 先発の九里は、初回に先頭の山田哲に安打を打たれるも、後続を断って無失点で切り抜けると、2回と3回はヤクルト打線も三者凡退に抑えました。
 4回に2安打で2死1,3塁のピンチを迎えましたが、大引を遊ゴロに打ち取ってピンチを脱すると、5回から7回を1安打1四球に抑えて2塁さえ踏ませず、8回に2死後に安打と牽制悪送球で2塁に走者を進めてしまうも、西浦を右飛に抑えて得点を与えませんでした。

 4回に四球などで1死2塁とするも、安部と九里が連続三振に倒れてしまうと、5回には2番手中尾を攻めて、2安打と暴投で1死2,3塁の追加点機を作りながら鈴木誠と新井が凡退、7回は3番手風張から2塁打と四球で2死1,2塁としながらも鈴木誠が三振に倒れてしまい、続く8回は4番手近藤から安打と四球などで1死1,2塁とするも、安部が一ゴロ、九里の代打バティスタが遊ゴロに倒れてしまい、2回の先制点以降、再三の得点機であと1本が出ず、追加点を奪えませんでした。

 9回は中崎がマウンドに上がり、1死後に連続四球と内野安打で1死満塁の一打逆転の大ピンチを招いてしまいましたが、代打荒木を三振、代打川端を左飛に打ち取って、虎の子の1点を守り抜き、今季初の零封勝ちを収めて貯金を今季最多の11とし、8回5安打無失点の九里が今季初白星を挙げました。


 打線は2回に幸先良く田中の適時打で先制点を挙げながら、その後は3回と6回を除いて毎回得点圏に走者を進めるも、追加点を奪えない苦しい展開となりましたが、先発の九里は、力のある直球に変化球を交えた緩急を付けた投球でヤクルト打線に連打を許さず、ピンチでも落ち着いて後続を抑えました。
 2度も登板機会が雨で流れており、調整が難しかったと思いますが、ようやく巡ってきた先発機会で結果を出して、ローテに残るという強い思いが、投球から感じられ、気合が入った投球が好投に繋がったように感じました。
 9回もマウンドに上がって完封を狙うチャンスでしたが、8回のチャンスで代打を送られてしまったことで、完封は次回登板以降に持ち越しとなってしまいました。
 最少得点でも代打を送られず、9回のマウンドに上がるためには、首脳陣からの厚い信頼を得なければいけません。今日のような投球を次戦以降も続けてローテ投手としての信頼を得て、完封をしてほしいですね。
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