カープな毎日

カープファンのひとりごと。

バリントン復調も打線が沈黙

2014年03月30日 22時23分48秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0
中日 001 000 23X 6
勝利投手:カブレラ1勝
敗戦投手:バリントン1敗


 打線は、中日先発カブレラに力でねじ伏せられてしまいました。立ち上がりは好機を作るも、徐々に調子を挙げられて、3回以降は無安打に抑えられて付け入る隙がありませんでした。
 初回に安打と犠打で1死2塁としましたが、松山とキラが倒れてしまいました。そして今日の試合で最大のチャンスだった2回は連打で無死1,3塁と絶好の先制機を作りながら、石原がスクイズ失敗の補邪飛、田中の浅い中飛で三走梵が本塁憤死で無得点に終わってしまいました。 
 3回から7回は無安打に封じられ、その後も中日中継ぎ陣の前に安打が出ず、3安打で零封されてしまいました。
 中盤以降は完全にカブレラの球威に押されており、全く打てる気がしませんでした。今日はカブレラの出来が良かったということで、相手を褒めるしかありませんね。しかし、次回対戦に備えて、しっかりと対策を練って、次戦では攻略してほしいですね。


 先発バリントンは、2回を除き毎回安打を浴びましたが、持ち味の低めへの制球が冴えて、打たせて取る投球で中日打線を抑えました。
 3回は四球と安打などで1死2,3塁とされ、荒木のボテボテの当たりが内野安打にある不運な失点でした。その後は6回まで2併殺を奪うなど、最少失点で凌いでいましたが、7回に安打と四球で1死1,2塁とされ、松井雅に2点2塁打を浴びて痛恨の2点を失い、この回途中でマウンドを降りました。
 2番手は西原が登板して後続を抑えましたが、8回に捕まり、3連続短長打で1点を失い、更の四球で無死満塁のピンチを作って、マウンドを久本に譲りました。
 久本は小笠原に2点適時打を浴びて、この回3点を失って試合は決してしまいました。

 開幕3連勝はなりませんでしたが、苦手意識の残る中日に対して2勝1敗と勝ち越したので、良かったと思います。来週は地元開幕戦です。この良い流れを継続して、開幕ダッシュといきたいですね。

 
 オープン戦2試合連続で炎上したバリントンが、6回2/3を投げて8安打3四死球3失点と、先発の役割を十分果たす投球でした。バリントンの持ち味が存分に発揮され、復調の気配を感じました。残念ながら試合は敗れましたが、十分収穫があった試合だったと思います。
 これでバリントンがローテの軸として計算できることが示されたので、今季の不安要素が一つ減りましたね。ただ気になるのは、バリントンが投げると打線が沈黙するというジンクスも復活した可能性があるということです。しかしこれは、カブレラが良過ぎたということなので、ジンクス復活ではないと信じましょう。
 


 

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九里が初登板でプロ初勝利

2014年03月29日 22時54分42秒 | 試合結果
広島 010 002 003 6
中日 000 001 000 1
勝利投手:九里1勝
敗戦投手:大野1敗
本塁打:[広島]エルドレッド1号,2号


 新人の九里がプロ初登板初先発して、持ち味を存分に発揮しました。1回、2回と先頭打者に内野安打を打たれるも、後続を凡打に打ち取り無失点で凌ぐと、その後も低めに球を集め、変化球を駆使して中日打線に内野ゴロの山を築かせました。

 打線は2回にエルドレッドが本塁打を放って先制点を挙げると、6回にもエルドレッドが2点本塁打を放って、3点のリードを奪いました。

 九里は6回に2死無走者から荒木とルナに連続短長打を浴びて1点を失いましたが、失点はこれだけで、6回を投げて5安打1四球1失点の好投でした。

 7回からは一岡が移籍初登板を果たすと、三者凡退に抑えてプロ初ホールドを挙げ、8回は永川勝が三者凡退に抑えました。

 9回に3番手武藤を攻めて、無死満塁から石原の押し出し四球、丸の適時打と菊池の犠飛で3点を奪って試合を決めました。
 点差が開いた9回には新人の西原がプロ初登板して、1安打を浴びるも無失点に抑えて、九里にプロ初勝利が付き、チームは開幕2連勝となりました。


 九里が開幕2戦目という重圧が掛かる試合で、完璧な投球を披露しました。 140㎞台前半の直球と変化球を丁寧にコースに決める投球が冴えて、中日打線をほぼ完ぺきに抑えました。
 奪三振数は0でしたが、18個のアウトのうち内野ゴロが15個で、5安打のうち3安打は内野安打ということで、中日打線が九里を捉えられず、凡打を繰り返したことを示しています。
 マウンドさばきも落ち着いており、プロ初登板とは思えませんでした。全く緊張しなかったとのことで、大学時代に大舞台を経験しているからかもしれませんね。早くもローテの一員としての風格を感じました。次回の登板が楽しみですね。


 エルドレッドが3打数3安打2本塁打3打点と大当たりでした。昨日はキラが同点打を放っており、エルドレッドの闘志に火が付いたのかもしれません。
 左翼守備では、6回にもたついて失点に繋がる場面もあり、相変わらず不安を残しましたが、一発長打のあるエルドレッドが6番にいることは、相手投手からするとかなりの脅威になると思うので、守備でのマイナスを打撃で補っています。
 キラとエルドレッドの助っ人コンビが開幕から絶好調ですね。この勢いで明日もしっかりと投手を援護してほしいですね。

 
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延長戦を制して開幕戦勝利

2014年03月28日 23時04分23秒 | 試合結果
広島 000 002 000 1 3
中日 110 000 000 0 2
勝利投手:永川勝1勝
敗戦投手:岩瀬1敗
セーブ:ミコライオ1S
本塁打:[広島]キラ1号
    [中日]和田1号


 開幕戦のマウンドに上がった前田健でしたが、制球に苦しみました。初回に安打と暴投などで2死3塁とされ、平田に適時内野安打を打たれて先制を許すと、2回には和田に本塁打を浴びて2点目を失いました。
 3回から6回も毎回得点圏に走者を背負いましたが、ここは粘りの投球と丸の好返球で無失点に抑えました。

 打線は初回に不安定だった川上から1安打2四球で2死満塁の先制機を作るも、エルドレッドが一邪飛に倒れて無得点に終わると、2回から5回は1安打に抑えられてしまいました。しかし、6回に無死1塁からキラが2点本塁打を放って同点に追い付きました。
 その後は中日の中継ぎ陣に無安打に抑えられて勝ち越すことができませんでした。

 7回からは2番手中田がマウンドに上がると、いきなり1死1,3塁のピンチを迎えてしまいましたが、粘りの投球で後続を抑えて無失点で切り抜けると、8回は三者凡退に抑えました。
 9回は永川勝が1死2塁のピンチを招きましたが無失点に抑えて、開幕戦から延長に突入しました。
 
 10回に岩瀬から代打小窪と丸の連続長短打で1死1,3塁とすると、菊池が適時2塁打を放って、待望の勝ち越し点を挙げました。
 その裏はミコライオが中日打線を無得点に抑えて、開幕戦を勝利をで飾りました。


 前田健は、制球がばらついて思った通りの投球ができず、6回を7安打2四球と予想外に苦しいマウンドになりました。バックの好守にも助けられましたが、2失点にまとめて試合を作ったところは流石エースでしたね。
 今日の投球は本人にとって満足できる投球ではなかったはずなので、次回登板ではしっかりと修正して、前田健らしい投球をしてくれるはずですね。


 打線は川上を攻略できず、重苦しい空気になっていましたが、キラが起死回生の同点本塁打を放ってチームを救いました。
 一振りで試合展開を変える打撃こそが、キラに期待していることなので、開幕戦でそれが出たということは、今後に大きな期待を感じさせてくれました。 今季もキラが打線を牽引してくれそうですね。


 明日は新人の九里がプロ初登板でプロ初先発です。今日の勝利で良い流れができたと思うので、続けられるような投球をしてほしいですね。
 

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新人3選手が開幕1軍登録

2014年03月26日 22時53分04秒 | 日記
 セ・リーグは開幕時の出場選手登録名簿を公示しました。カープの登録選手は以下の通りです。
【投手】九里、前田健、永川勝、河内、一岡、中田、バリントン、
     西原、ミコライオ、久本
【捕手】石原、白濱、會澤
【内野】小窪、梵、堂林、キラ、菊池、エルドレッド、田中、木村
【外野】中東、丸、岩本、廣瀬、松山、赤松


 まず初めに目につくのは新戦力が4人も入っていることしょう。新人の九里、西原、田中の3人と移籍した一岡です。大瀬良は開幕2カード目の先発であることから、開幕時は登録されませんでしたが、実質的には開幕1軍入りと言えるので、実質的に新人が4人も入ったことになります。
 中田も初の開幕1軍入りを果たしており、新しい顔ぶれが多いということは、戦力が上がっている証拠ですね。若い選手が活躍すると、チームに勢いを付けられるので、今季は開幕ダッシュと行きたいですね。

 また、キャンプ中に負傷で出遅れた松山とオープン戦で負傷した廣瀬が共に開幕に間に合いました。一時は2人とも開幕に間に合わないかと心配されましたが、しっかりと間に合わせてきました。打線には欠かせない2人なので本当に良かったです。

 そして、もうひとつ目に付いたのは、倉と横山のベテラン2人が漏れたことでしょう。白濱と會澤が登録され、長く続いた石原と倉の2人態勢がついに崩れました。寂しい気もしますが、若手捕手が伸び悩んでいたことを考えると、ようやくといったところで、チームとって良いことなのでしょう。そして横山も新戦力に押される形で漏れてしまいました。
 ベテランの力が絶対に必要になる時期がくるはずなので、その時に備えてしっかりと準備をしておいてほしいですね。
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必勝祈願

2014年03月25日 22時53分08秒 | 日記
 松田オーナー、野村監督ら1軍首脳陣と1軍選手27人の計46人が、開幕前恒例の広島護国神社で必勝祈願を行い、今季の優勝を祈願しました。

 昨季までは優勝を祈願するといっても、正直なところあまり実感が湧きませんでした。しかし、今季は本気で優勝を狙うことができると思っているので、優勝祈願にも気持ちが入りますね。

 梵選手会長のコメントどおり、シーズンが終わった時1人1人が最高のシーズンだったと言えるようになってほしいですね。
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6球団の開幕投手を公表

2014年03月24日 23時00分48秒 | 日記
 セ・リーグの「ファンミーティング」が、東京ビッグサイトで開催され、6球団の監督によるトークショーが行われました。その中で全球団の開幕投手が公表されました。

 カープは既に野村監督が公言しているとおり前田健でしたが、開幕カードの対戦相手である中日は、大方の予想である大野ではなく、裏をかいて川上でした。谷繁兼任監督は、公表したくなかったようですが、他の5球団の監督が公表したことで、やむなく公表したとのことですから、開幕前日まで隠しておいて、サプライズ起用するつもりだったのでしょう。

 予告先発なのであまり影響が無いように感じられますが、選手たちが大野だと思って対策を練ったり、準備をしたところで前日に川上だとなると、選手たちも動揺してしまう可能性があったと思います。
 しかし今日公表されたことで、川上を攻略する対策をしっかりと練って開幕戦に臨めます。カープにとっては、ファンミーティングにより事前に中日の開幕投手が分かって助かりましたね。
 中日のサプライズ開幕投手といえば、2004年の川がありました。あの時は逆転負けしているので、同じ失敗を繰り返さずに済むことを願いたいですね。
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バリントン不安を残す

2014年03月23日 22時21分02秒 | 日記
SB 140 311 100 11
広島 011 010 101 5
勝利投手:ウルフ1勝1敗
敗戦投手:バリントン2敗
本塁打:[ソフトバンク]松田1号
    [広島]岩本1号


 オープン戦最終戦でしたが、昨日の九里に続いて今日もバリントンがソフトバンク打線の餌食になり大敗を喫してしまいました。
 これでオープン戦を6勝4敗2分の5位で終えました。成績はまずますではないでしょうか。オープン戦で勝ち過ぎても、負けすぎても心配になるので、少し勝ち越すくらいがちょうど良いですね。でも結果に含まれない練習試合があるので、あまり気にすることもないですね。

 先発のバリントンは4回1/3を投げて7安打2四球で8失点(自責点5)と大炎上しました。前回のロッテ戦でも炎上しており、2試合連続で打ち込まれてしまいました。さすがに実績のあるバリントンといえども心配になりますね。
 ソフトバンクの打線が好調とはいえ、新人の九里とは違うので、走者を背負っても失点は防いでほしかったですね。
 本人もこの2試合の不甲斐ない投球を反省しているようなので、開幕には万全の状態で臨んでくれることを期待しましょう。


 打線は1番田中、3番丸、5番梵と新たなオーダーを組みましたが、田中が無安打と結果を残せませんでした。
 梵を5番に起用する新オーダーのテストだと思いますが、それを最終戦で試さなければいけないということは、打線の状態があまり良くないということでしょう。
 左右のジグザグ打線を組むことを基本線にしているために苦肉の打順になっているように思います。
 松山が今日も3安打2打点と調子を上げてきており、あまり左右に固執せず、適材適所で打線を組んだ方が良いと思います。野村監督には方針転換を期待したいですね。
 
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九里4回8失点で初炎上

2014年03月22日 23時07分50秒 | 日記
広島 000 001 010 2
SB 105 210 30X 12
勝利投手:中田2勝
敗戦投手;九里1勝1敗
本塁打:[ソフトバンク]李大浩1号


 九里がオープン戦最終登板で大炎上してしまいました。4回を投げて9安打4四球で8失点とソフトバンク打線の餌食となりました。
 初回に1点を失いましたが、2回のピンチを無失点で凌いて調子に乗るかと思われましたが、3回に4長短打に2四球で5点を失い、4回にも李大浩に2点本塁打を浴びてしまいました。
 制球力が生命線の九里にとっては、少しの制球ミスが命取りになるということですね。更にソフトバンク打線は絶好調で、昨日の前田健でも6回で7安打を浴びたのですから、九里にとっては少し荷が重すぎたと思います。
 九里は、ここまでオープン戦3試合に登板して1失点と好投が続いていましたが、最後の試合でプロの洗礼を浴びてしまいました。しかし、全く打たれずにシーズンを迎えるよりも、開幕前に打たれて課題を見つけて修正した方が良いと思うので、これはこれで良かったのではないでしょうか。
 野村監督も開幕カードで先発させる方針は変えないようなので、今日の失敗をしっかりと活かして好投してほしいですね。


 打線も8安打放ちながら、2得点と繋がりを欠いていたように思います。オープン戦とはいえ、最後の総仕上げの時期なので、シーズンと同様の卒の無い攻撃を見せてほしいですね。

 明日はオープン戦最終戦です。ソフトバンクは12連勝と記録を伸ばしていますので、最後に記録を止めて、チームに勢いを付けたいですね。
 
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前田健 開幕準備OK

2014年03月21日 22時59分26秒 | 日記
広島 000 010 000 1
SB 000 100 000 1

 開幕投手の前田健がオープン戦に最終登板し、6回を6安打7奪三振で1失点の好投で開幕に向けて万全の仕上がりでした。
 オープン戦11連勝中と絶好調のソフトバンク打線に対して、5回を除き毎回走者を出しましたが、球のキレ、制球とも素晴らしく、ピンチでは狙って三振を奪うなど申し分のない投球でした。
 唯一の失点となった4回も、2死1,3塁からバットを折りながら中前に運ばれたもので、仕方のない失点だったと思います。また6安打を浴びましたが、これもソフトバンク打線が好調ということを考えれば、仕方ないことで、1失点に抑えられたことが素晴らしいですね。
 エースが開幕に向けて完璧に仕上げてきました。開幕戦での投球が楽しみですね。

 前田健の後を継いだ、一岡、永川勝、ミコライオも無失点に抑える好リリーフで、今季の勝利の方程式が完成しつつあります。昨季まではリリーフに不安を抱えていましたが、今季は盤石の継投で逃げ切りできそうですね。

 打線では菊池の調子が上がってきました。3打数2安打2盗塁と持ち味の機動力を存分に発揮しました。特に5回は失策で出塁すると、すかさず二盗を決めて、松山の中前打で生還して同点に追い付きました。
 相手からすると、無失点で終えられたところでの1失点なので堪えるはずです。今日のような卒の無い攻撃をすることが、とても大切になってくると思います。
 菊池にはシーズンでも今日のようなプレーで、チームを引っ張ってほしいですね。
 
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大瀬良 開幕ローテへ手ごたえ掴む

2014年03月19日 22時50分05秒 | 日記
広島 000 000 120 3
西武 002 000 000 2
勝利投手:西原2勝1S
敗戦投手:ウィリアムス2敗
セーブ:永川勝2S
本塁打:[広島]エルドレッド1号

 昨日のDeNA戦から、開幕を想定した選手起用と采配になりました。打順も1番菊池、2番丸、5番堂林という左右を交互に並べながら、上位に機動力のある選手を配置しています。この打線が効果的に機能しており、シーズンでも採用される可能性が高そうです。
 この打順を可能にしているのは、堂林の打撃が好調だからですね。今日も8回1死満塁で同点打を放つなど、シーズン直前でも好調を維持していることから、春の珍事で終わらなさそうです。

 また、7番に入るエルドレッドにも待望の本塁打を飛び出しました。オープン戦序盤は好調で目立っていましたが、最近はキラの影に隠れていました。しかし、自画自賛の打撃で本塁打が出たということは、復調のきっかけになりそうです。
 エルドレッドが7番にいるのは、相手投手にとってはとても嫌でしょうね。カープ打線が下馬評を覆す破壊力を発揮するかもしれないですね。


 大瀬良が先発してプロ入り最長の6回を投げて、4安打、3奪三振で2失点(自責点0)と合格点の結果を残しました。
 最速は149㎞と直球の威力は問題ありませんでしたが、立ち上がりは走者を背負った場面でフォームが乱れていたようですが、試合の中で修正して立ち直したところは流石ですね。
 野村監督も合格点を与えており、本人も開幕に向けて手ごたえを得て、安心して開幕を迎えられるとコメントしています。
 しかし、大瀬良であれば立ち上がりからしっかりと抑えてほしいと思ってしまうのは、期待し過ぎでしょうか。でも大瀬良なら開幕までに修正してくれると信じています。
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