カープな毎日

カープファンのひとりごと。

2018年の収穫

2018年12月31日 23時21分37秒 | 日記
 2018年も終わろうとしています。
 今年は球団初のリーグ3連覇を達成しましたが、日本シリーズではパ・リーグ2位のソフトバンクに完敗して、またも日本一は成りませんでした。更に丸がFAで巨人へ移籍したこともあり、最後は残念な印象が残りました。

 今季を振り返ると、過去2年に比べて苦しいシーズンだったと思います。
 シーズン序盤には鈴木誠、丸、野村が離脱し、薮田は不調で降格と主力が欠けたものの、野間、西川、大瀬良がその穴をしっかりとカバーしました。更に中盤では今村、ジャクソンが不調でリリーフ陣が崩壊しかけるも、フランスア、アドゥワが台頭して代役以上の働きをしました。
 カープが3連覇を成し遂げられたのは、丸、鈴木誠、大瀬良らの活躍があったことはもちろんですが、誰かが欠けても代わりの選手が活躍して、戦力ダウンを最小限に止めることができたことも大きな要因だったと思われ、その点が過去2年とは違う点であり、選手層の厚さを改めて実感できたシーズンでした。
 この選手層の厚さは、来季の日本一に向けて大きなアドバンテージになるはずでしたが、丸のFA移籍により戦力ダウンは必至であり、今季以上に苦しい戦いになりそうです。
 しかし、今季のように誰かが欠ければ、代わりの選手が台頭してくるところがカープの強みであることを考えれば、外野のポジションが1つ空いたことで競争が起きて、予想外の選手が出てくるかもしれません。
 丸の移籍はマイナス要素ばかりではなく、新たな戦力が出てくるきっかけとなり、それは戦力の世代交代も兼ねていると思えば、プラス要素も十分にあると思います。来年はどれだけの新戦力が台頭するのか楽しみになってきましたね。


 それでは、間もなく2019年がやってきます。皆様、良いおよ年をお迎えください。
コメント

鈴木誠が契約更改

2018年12月24日 20時33分13秒 | オフシーズン
 鈴木誠が、契約更改交渉に臨み、7,000万円増の年俸1億6,000万円で更改しました。今日で全選手が契約を更改し、5年連続で保留者なしとなりました。

 鈴木誠は、昨季の右足骨折の影響がありながらも、124試合に出場して、打率.320、30本塁打、91打点の成績で4番としての役割を放たし、チームをリーグ3連覇に導きました。
 また、日本シリーズでは全試合に4番として出場して、打率.455、3本塁打、6打点好成績で敢闘賞を受賞して孤軍奮闘しました。
 一時的にコンディション不良により離脱した時期もありましたが、本来の状態とは程遠い中で、4番を守り抜いて、これだけの成績を残したことは本当に凄いことだと思います。
 状態さえ良ければ、更にレベルの高いプレーができるはずなので、万全の状態で迎える来季が楽しみですね。


 交渉時間は1時間以上に及びましたが、個人の条件面でなく、丸や新井が抜けた来季に向けて、如何にチームが強い状態を維持していくのかなど、チームについての話をしたとのことで、チームを引っ張る主軸としての責任感を感じました。
 来季の目標も具体的な個人成績の数字ではなく、打点と長打率に拘ってチームを白星に導き、リーグ4連覇、日本一を成し遂げることを挙げました。

 今季は新井から4番としての心構えなどを吸収して、個人成績よりもチームの白星のために戦うことの大切さを学び、技術面だけでなく精神面でも大きく成長したと思います。それが契約更改交渉やその後の記者会見からもよく伝わってきます。
 来季から背番号が51から1に変わり、名実ともにチームの顔となります。鈴木誠が新井さんから引き継いだカープの良いところを、後輩にしっかりと伝えていってほしいですね。

コメント

菊池が来季オフ以降のメジャー挑戦を表明

2018年12月21日 21時43分57秒 | オフシーズン
 菊池が契約更改交渉に臨み、5,000万円増の2億4,000万円で更改しました。また、交渉の席で球団に対して、来オフ以降にポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦を希望する意思を伝えたことを明らかにしました。
 
 今季は139試合に出場して、打率.233、13本塁打、60打点の成績で不本意な結果となりましたが、守備力は健在で失策数3、守備率.996の成績はもちろん、驚異的な守備範囲で何度もピンチの芽を摘み取って失点を防ぎ、リーグ3連覇の立役者となりました。
 菊池は守備の印象が強いですが、打率は低いものの、勝負を決める一打を放つ勝負強さを持っており、犠打もレギュラーシーズンでは失敗無しと、数字以上に攻撃面での貢献度は高く、菊池なしでは3連覇は成し遂げられなかったと思います。
 

 メジャー挑戦については、野球をやっている以上、トップレベルでやりたいとの理由であり、以前からメジャーへの憧れがあることは知っていたので、いつか移籍という話題が出るだろうとは思っていましたが、まだ先のことかと思っていたので驚きました。
 菊池が丸に続いて移籍となれば、チームにとっては計り知れない大きな戦力ダウンをなりますが、本人の意思を夢を叶えてほしいという思いますあります。

 球団としては、ポスティングによる移籍を容認した訳ではありませんし、来オフに確実に移籍をするものではなく、本人と周囲が納得のいく成績を残してからの話だと思っています。まずは来季に向けて攻守で更なるレベルアップを図って、個人成績の向上はもちろん、チームを日本一に導いてほしいですね。
コメント

九里と會澤が契約更改

2018年12月20日 22時47分48秒 | オフシーズン
 九里と會澤が契約更改交渉に臨みました。

 九里は、2,400万円増の年俸6,200万円で更改しました。今季は24試合に登板して、8勝4敗、防御率4.26の成績でしたが、九里は数字以上にチームの勝利に貢献しました。
 シーズン開幕時は中継ぎとしてスタートしましたが、先発ローテの薮田が不調で2軍降格したこともあり、先発に配置転換されると、その後はローテを守り続けました。
 リーグ3連覇を決めた試合では、8回無失点の好投を見せると、CSファイナルや日本シリーズでは先発3本柱の一角として起用されるなど、登板を重ねる毎に首脳陣の信頼を得ていきました。
 シーズン序盤で薮田や野村がローテを外れる大誤算がありながらも、持ちこたえたのは九里が穴を埋める活躍をしたからでしょう。
 来季は先発ローテの柱として期待をされるシーズンになります。そのプレッシャーに打ち勝って、今季以上の活躍をして2桁勝利を挙げてほしいですね。


 會澤は、4,200万円増の年俸9,200万円で更改しました。交渉はチーム最長となる約1時間40分にも達したので、条件面での開きがあったのかと思いましたが、半分はチームのことを話していたそうで、選手会長として選手会の要望を、球団に提案していたようです。
 今季は選手会長として、チームのまとめ役を担いながらの大変なシーズンだったと思いますが、自己最多の106試合に出場して、規定打席未満ながら球団捕手最多の13本塁打を放ち、打率.305、42打点で、恐怖の下位打線の中心としてセ・リーグ3連覇に大きく貢献しました。
 守備面では盗塁阻止率の低さなど更なるレベルアップが必要ですが、それ以上に打撃でチームの勝利に貢献しました。西川や野間と共に形成した下位打線は、破壊力抜群で相手チームにとっては大きな脅威になりました。
 また、投手陣としっかりとコミュニケーションを取って、好リードで投手を引っ張り、ベストナインや最優秀バッテリー賞を受賞しました。
来季も選手会長としてチームを、捕手として投手を引っ張ってもらい、4連覇に導いてほしいですね。
コメント

松山と中崎が契約更改

2018年12月18日 22時56分18秒 | オフシーズン
 松山と中崎が契約更改交渉に臨みました。

 松山は、今季国内FA権を取得しましたが、権利行使せずに残留し、3,500万円増の年俸1億円+出来高で更改しました。
 今季は124試合に出場して、プロ11年目で初めて規定打席に到達し、打率.302、12本塁打、74打点の成績を残しました。主に5番打者として強力打線のクリーンアップとしての役割を果たして、チームの3連覇に貢献しました。
 相手バッテリーが丸や鈴木誠を警戒することから、5番の松山には得点機で打席が回ることが多く、勝負強い打撃で打点を稼いでチーム3位の74打点を挙げました。
 松山が5番に入ることで、上位と下位打線に切れ目が無くなり、どこからでも得点を奪える打線を形成することができました。来季も5番として常時スタメン出場して、目標とする100打点を挙げて、丸の抜けた穴を埋める働きをしてほしいですね。


 中崎は、4,500万円増の年俸1億6,000万円で更改し、投手陣最高年俸となりました。
 今季は68試合に登板して、4勝2敗32セーブ、防御率2.71の成績で、3年連続で胴上げ投手となり、チームの守護神として不安定なリリーフ陣の中で孤軍奮闘しました。
 中崎は、三者凡退に抑えることが少なく、ヒヤヒヤする場面が多かったですが、リーグ優勝を決めるまでは一度も敗戦が無く、守護神としての役割をしっかりと果たしていました。
 そして何といっても一度も守護神の座を譲ることなく、最後まで守り抜いたことは、不安定なリリーフ陣にあって心強い存在でした。中崎も離脱するようなことがあれば、リリーフ陣は崩壊していたかもしれないので、チームへの貢献度は計り知れないと思います。
 来季も守護神としてリリーフ陣を支えて、今季果たせなかった敗戦0を成し遂げて、最多セーブ投手賞を目指してほしいですね。
コメント

野村と西川が契約更改

2018年12月17日 21時09分02秒 | オフシーズン
 野村と西川が契約更改交渉に臨みました。 

 野村は、現状維持の1億2,000万円で契約を更改しました。今季は初の開幕投手を任され、エースとしての働きを期待されましたが、4月に背中の張りで離脱して、復帰した2軍戦では死球による負傷もあり、20試合の登板で7勝6敗、防御率4.22と不本意な成績に終わりました。
 この成績では減額となってもおかしくないところでしたが、死球の影響を考慮され、離脱期間を除けばローテを守り切ったことが評価されての現状維持となりました。
 野村が離脱している間に、大瀬良が活躍してローテの軸となり、2人の立場が入れ替わってしまいましたが、野村も本来の投球を取り戻せば、大瀬良に引けを取らない活躍ができるはずです。
 来季は2人でローテの柱となり、先発陣を引っ張ってくれることを期待したいですね。

 
 西川は、1,100万増の3,100万円で契約を更改しました。今季は3塁のレギュラーと目されていた安部が打撃不振で2軍降格したこともあり、3塁での出場機会を掴み取って、自己最多となる107試合に出場て、打率.309、6本塁打、46打点のいずれも自己最高の成績を残しましたが、一方で17失策のリーグワーストを記録してしまい、投手陣の足を引っ張ってしまいました。
 打撃面では何も不安要素は無く、守備さえ上達すれば、間違いなくスタメン候補になれる選手です。来季に向けて丸が抜けたこともあり、秋季キャンプからは本格的に外野の守備練習にも取り組んでおり、外野手転向の可能性もありそうです。
 打撃を活かすために外野に転向することは悪いことではないと思いますが、今季のように安部が不振やケガによる離脱となった場合に、代役として期待できる3塁手は小窪、曽根、上本あたりになるので、打撃面に不安があります。
 西川には安部のバックアップ、更には3塁の定位置を奪い取るためにも、3塁の守備も引き続き練習をしてほしいと思っています。
コメント

大瀬良が大幅増で契約更改

2018年12月14日 23時00分15秒 | オフシーズン
 大瀬良が契約更改交渉に臨み、8,200万円増の年俸1億4,500万円で更改しました。
 今季は27試合に登板して15勝7敗、防御率2.62で最多勝と最高勝率のタイトルを獲得して、ローテの柱としてリーグ3連覇に大きく貢献しました。
 大瀬良の活躍無くして、リーグ3連覇は成し遂げられなかったと思うので、投手陣の中ではNo.1の評価であることは間違いありませんが、8,200万円増とは、本人のコメント通り想像以上の査定でした。
 
 今季の成績は、ほぼ文句の付けようがありませんが、強いて言うならシーズン終盤に勝ち星が伸び悩んだことでしょうか。但し、これは降板後にリリーフが打たれて白星が消えてしまった試合もいくつかあったので、一概に大瀬良の状態が落ちたという訳ではありません。
 来季の目標として、今季182回だった投球回数を200投球回に設定しましたが、この目標を達成するためには、もっと長いイニングを投げないといけないので、完投数を今季の2試合から増やす必要があります。
 完投数が増えれば、リリーフの負担も減り、降板後に追いつかれて白星が消えることもないので、自然に白星が増えてくるはずです。

 来季は大瀬良にとっては真のエースとなるための重要なシーズンになります。周りの期待も高まってプレッシャーを感じることもあるかもしれませんが、それを乗り越えて今季以上の活躍をしてカープのエースという称号を手にして、チームを4連覇、そして日本一に導いてほしいですね。
コメント

田中、今村が契約更改

2018年12月13日 21時47分31秒 | オフシーズン
 田中広と今村が契約更改交渉に臨みました。 

 田中広は、4,000万円増の年俸1億8,000万円で更改しました。今季は3年連続フルイニング出場を達成して、セ・リーグ現役では最長の568試合連続まで記録を伸ばしており、来季は鳥谷の持つショートでの667試合フルイニング出場の更新が期待されます。
 打撃では、シーズン中盤から終盤にかけて調子を落とし、下位打線に降格するなど苦しみ、打率262、10本塁打、60打点、32盗塁の成績でした。一方の守備では失策数が7でゴールデングラブ賞を初受賞しました。
 守備での貢献度は年々上昇しており、菊池との二遊間はセ・リーグNo.1であり、強いカープの象徴となっています。しかし、今季は打撃面では苦しみ、打率が少し物足りないですが、出塁率は.362と高く、盗塁数もリーグ2位の32個と1番としての役割を果たしたと思います。
 来季は丸が抜けたことで打線の組み替えがある可能性が高く、田中も打順が変わる可能性がありますが、菊池、鈴木誠とともに上位打線を形成することは間違いないと思うので、1年通して安定した打撃をして、丸の抜けた穴をカバーしてほしいですね。


 今村は、800万円減の年俸8,700万円で更改しました。今季は中盤以降に調子を落として、勝利の方程式から外れ、更には2軍降格となり、そのまま7回のポジションを一岡に奪われてしまいました。
 結果として43試合の登板にとどまり、3勝2敗1セーブ13ホールド、防御率5.17と不本意なシーズンとなりました。
 2年連続して60試合以上に登板しており、蓄積疲労により本来のパフォーマンスを発揮できなかったものと思われるので、来季に向けてしっかりと体をケアして体調を万全にしてほしいですね。
 状態さえ良ければ、昨季までのような力強く安定感のある投球が戻ってくるはずです。
 カープは中継ぎ陣が手薄なだけに今村の復活は4連覇に向けて欠かせませんね。
コメント

安部、岡田、永川が契約更改

2018年12月12日 22時58分26秒 | 試合結果
 安部、岡田、永川の3選手が契約更改交渉に臨みました。

 安部は、500万減の年俸4,100万円で更改しました。今季は背番号6を背負いましたが、序盤は極度の不振で2軍降格となり、夏に昇格するも死球を受けて右手を骨折して離脱してしまい、72試合の出場にとどまり、打率.236、4本塁打、24打点と不本意な成績に終わりました。
 安部が不在の間に西川が三塁のポジションを奪って攻撃面での穴は十分に補うも、守備面での不安が大きく、安部の不在による戦力ダウンを痛感しました。
 来季は、丸が抜けた3番候補としても考えられるので、開幕から攻守とも本来の力を発揮し、三塁のレギュラーとして活躍して、攻守でチームを引っ張ってほしいですね。

 岡田は、1,300万円増の年俸5,500万円で更改しました。今季はローテの一角を任されましたが、終盤に不安定な投球が続いたことで、優勝決定後は中継ぎに配置転換されました。26試合に登板して8勝7敗、防御率5.09と岡田の実力を考えると物足りない成績でした。
 やはり、岡田は相変わらず好不調の波が激しく、好調時は素晴らしい投球をするも、一度調子を崩すと突如乱れる悪癖が改善されていません。
 シーズン後には侍JAPANの一員として日米野球にも出場したように、十分な実力を持っていいるだけに、制球面の安定が最大の課題さえ克服できれば、先発の柱となれると思っています。
 来季こそ安定感のある投球をして、規定投球回のクリアと2桁勝利を挙げてブレイクしてほしいですね。

 永川は、現状維持の2,000万円で更改しました。昨年9月に左膝のクリーニング手術を受けて、万全の状態で迎えた今季は22試合に登板して、2勝5ホールド、防御率4.82の成績を残しました。
 特に夏場に今村やジャクソンといった勝ちパターンの中継ぎ投手が2軍降格した時期に、一岡、フランスアとともに勝利を方程式に一角を担ったことは、チームにとってとても大きな価値があったと思います。
 来季もチームが苦しい時は必ずやってくると思うので、永川の投球で助けてほしいですね。
コメント

新人選手が施設見学

2018年12月11日 22時20分09秒 | 日記
 昨日、入団会見に臨んだ新入団選手8人が、今日はマツダスタジアムを訪問して、施設見学を行い、グラウンドや屋内練習場、トレーニングルームを見学しました。
 ドラフト1位の小園選手は、実際にショートのポジションに立ち、2位の島内投手はマウンドの感触を確かめるなど、それぞれがマツダスタジアムでのプレーを想像して、改めてプロ入りを実感したのではないでしょうか。


 マツダスタジアムでプレーするためには、チーム内でのポジション争いを勝ち抜かなければいけません。
 即戦力として期待されている島内投手と正随選手は、来春のキャンプで1軍入りを目指て競争を勝ち抜き、小園選手ら高卒選手はプロとしての体力をしっかりと付けてレベルアップして、早くマツダスタジアムで活躍する姿を見せてほしいですね。
コメント