カープな毎日

カープファンのひとりごと。

野村監督初の退場

2010年08月31日 23時38分33秒 | 試合結果
広島 110 000 001 3
中日 000 403 20X 9
勝:チェン11勝9敗
敗:篠田6勝5敗
本:[広島]岩本14号
 
 好調な打線は初回に梵の安打をきっかけに2死2塁とすると、栗原の適時打で1点を先制し、2回には絶好調の岩本がソロ本塁打を放って追加点を挙げました。しかし、その後は走者を出すものの得点には結びつきませんでした。
 先発の篠田は全体的に球が高く制球に苦しんでいましたが、3回までは無失点に抑えました。しかし、4回に2安打1四球で満塁とされると堂上直の犠飛で1点を失い、再び満塁となったところで、荒木に3点3塁打を打たれて逆転を許してしまいました。
 更に6回には1死満塁から森野に適時打を打たれてしまい、篠田はここで降板となってしまいました。後を継いだ岸本もこの流れを止められず、和田に犠飛、藤井に適時打を打たれて、この回3点を失って試合の行方がほぼ決まってしまい、7回にも森が4連打で2点を失ってダメを押されました。
 8回には今日1軍に昇格したルーキーの伊東がプロ初登板を果たし、ブランコ、藤井、谷繁を三者凡退に抑えました。

 篠田が4回に崩れてしまいました。3回までは何とか抑えていたのですが、4回は一つの四球が命取りになったと思います。1死1,3塁で谷繁に四球を与えて満塁としてしまい、続く堂上直に犠飛を打たれて1点を返されたことで、試合の流れは中日ペースへと傾いてしまいました。
 四球が失点に繋がり試合の流れを変えてしまうパターンを、今季は嫌と言うほど見てきましたが、今日もそのパターンでした。篠田が好調なら満塁としても抑えることができたと思うのですが、今日の篠田では難しいと思いました。
 ここで中日に流れが傾いたため、その後の2死1,2塁でチェンの当たりが内野安打となったのだと思います。
 今日の篠田は2四球と決して自滅した訳ではありませんでしたが、勝負どころでの四球はいけませんね。

 伊東がプロ初登板を見事に三者凡退に抑えました。今日4安打と当たっていたブランコを二飛に打ち取ると、藤井からは三振を奪いました。
 まだ全体的に制球が甘いと思いましたが、気持ちを込めて力強い球を投げていたと思います。それが三者凡退と言う結果となって現れたのでしょう。
 当面は中継ぎでの起用になるようですが、今日のように気持ちを前面に押し出した投球をすれば抑えられると思います。そして中田のように結果を残せば先発の機会も巡ってくると思うので頑張ってほしいですね。

 野村監督が監督として初めての退場となりました。6回の中日の攻撃で森野の左前打を赤松が3塁へ送球しましたが、栗原の足がベースから離れたとしてセーフの判定となり、この判定に対して5分を超えて抗議したとして遅延行為で退場となりました。
 これまでも抗議をすることはあっても、退場となることはありませんでした。冷静な野村監督がここまで抗議するのは、アウトの確信があるのはもちろんですが、投手陣が不甲斐ない投球で失点を繰り返して悔しい気持ちが強かったのでしょう。
 選手のは監督の熱い気持ちを感じとって、明日からの戦いに繋げてほしいですね。
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前田健復帰

2010年08月30日 23時18分06秒 | 日記
 前田健が27日から1軍に合流しており、復帰に向けた最終段階に入っています。明日から1軍に再登録が可能となるため、明日からの中日戦での復帰が予想されます。
 最短なら明日の先発が可能ですが、明日はローテ順でいくと篠田となり、篠田の調子が良いことから敢えて篠田の先発をずらすとは思えません。明後日の先発投手がいないことから、前田健の復帰は明後日となるでしょう。
 20日の横浜戦以来、実戦から遠ざかっていることから、多少の不安はありますが、前田健ならしっかりと調整をしてくると思われますので大丈夫でしょう。
 遅ればせながら、現在は打線が好調なので、前田健が復帰してくれれば、白星を積み重ね手連勝することができると思われます。
 幸い、最多勝を争う東野がもたついているので、前田健も十分最多勝を狙うことができます。そのためにも先ずは復帰初戦を白星で飾って波に乗りたいですね。
 
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打ち負けて4連勝ならず

2010年08月29日 22時12分37秒 | 試合結果
巨人 120 205 200 12
広島 100 323 002 11
勝:久保7勝1敗1S
セ:MICHEAL1勝1S
敗:林1敗
本:[巨人]脇谷6号、小笠原29号
  [広島]廣瀬10号、岩本13号

 先発の齊藤は初回に小笠原とラミレスに連続2塁打を打たれて1点を失うと、2回には脇谷に2ランを打たれてしまいました。更に4回には1死2,3塁から坂本に2点適時打を打たれ、5回に先頭の阿部に2塁打を打たれたところで降板となってしまいました。
 昨日は2安打で勝った打線は、1点を先制された直後の1回に天谷の適時打で同点に追いつくと、4点を追いかける4回に廣瀬の3ランで1点差として、続く5回には天谷と栗原の連続適時打で2点を奪って逆転に成功しました。
 これで流れはカープかと思われましたが、2番手林が乱調で、逆転した直後の6回に3四球で2死満塁として降板すると、継いだ青木高が阿部に押し出し四球を与えて同点に追いつかれると、代打の矢野と長野に連続適時打を浴びてしまい、この回5点を失ってしまい、これまでかと思われましたが打線は諦めず、安打、敵失、四球で1死満塁とすると、梵ろ天谷の適時打で3点を返して1点差に詰め寄りました。
 ところが今日は中継ぎ陣が乱調で、岸本が2死2塁から小笠原に痛恨の2ランを打たれて3点差とされてしまいました。
 巨人は8回から守護神クルーンを投入して逃げ切りを図りましたが、9回2死から岩本が2ランを放って1点差とし、代打倉の安打でクルーンをKOすると、石原が代わったMICHEALから四球を選んで1,2塁と一打同点のチャンスを作り、一昨日の奇跡の再現を期待しましたが、梵が右飛に打ち取られて、あと1点が届かず巨人戦の3タテと4連勝はなりませんでした。

 攻撃陣は最後まであきらめない粘りを見せましたが、投手陣の乱調を補うことができませんでした。2番手林は5回の無死2塁は好リリーフで無失点に抑えましたが、6回は先頭の古城に四球を与えると、2死までこぎつけながら小笠原とラミレスに連続四球を与えてしまい、ピンチで青木高を投入しても手遅れでした。やはり四球で走者を溜めるのは一番やってはいけないことですね。古城に四球を与えたところで嫌な予感がしたのですが、悪い予感は当たるものです。
 この林の投球が巨人に隙をみせてしまい、逃さず攻められてというところですね。巨人相手に少しでも隙を見せてしまうと、今日のような試合になってしまうということですね。
 そんな中光ったのは、8,9回の2イニングを無失点に抑えた森ですね。走者を出しながらも粘りの投球で得点を与えなかったのは良かったと思います。これから中継ぎとして期待できそうな気がします。

 打撃陣は最後まで諦めませんでしたが、6回に追いつけなかったところが痛かったです。梵と天谷の適時打で1点差として、なおも1死満塁で打席には栗原と逆転のチャンスでしたが、栗原が三振で、嶋が左飛に倒れて、最低限の同点に追いつくことすらできませんでした。ここで追いついていたら試合の展開は分からなかっただけに残念でした。こういった場面で一気に攻めきれないところがありますね。上位と互角に戦うためには、攻める時には一気に攻めないといけませんね。
 
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2安打勝利で3連勝

2010年08月28日 23時27分49秒 | 試合結果
巨人 000 001 000 1
広島 200 002 00X 4
勝:ジオ6勝6敗
セ:横山3勝1敗7S
敗:福田3勝4敗
本:[広島]廣瀬9号

 昨日の劇的勝利の余韻が残り、今日も良いムードで試合に臨めました。初回に連続死四球とバントで1死2,3塁として栗原の犠飛で1点を先制し、更に嶋の適時2塁打も出てこの回2点を挙げました。しかし、2回以降は四球で走者は出すものの、安打が出ずに追加点を奪うことができませんでした。
 先発のジオは制球に苦しみ、毎回走者を背負う苦しい投球でしたが、要所を締める粘りの投球で巨人打線を抑えました。6回に安打と四球などで1死1,3塁とされると、暴投で1点を失ったところで降板となったものの、続く1死2塁のピンチを岸本が後続を打ち取り最少失点で切り抜けました。
 1点差に詰め寄られ試合が巨人に傾くかと思われましたが、直後に廣瀬が2ランを放って2点を追加して、7回には1死3塁から谷の右飛でタッチアップした坂本を廣瀬がレーザービームで刺して、巨人に試合の流れを渡さないと、8回を大島、9回を横山が無失点に抑え巨人に連勝し、チームは3連勝となりました。

 廣瀬が攻守に渡る活躍を見せました。1点差とされた直後の6回に放った本塁打は大きな意味がありました。相手は強力打線の巨人ですから、反撃ムードが芽生えると一気に攻められてしまいます。しかし、廣瀬の2ランで反撃ムードの芽を摘み取りました。そして7回に俊足の坂本を補殺したことは、再び巨人が反撃ムードを掴みかけていたところでしたから、カープに流れを引き戻す大きなプレーでした。
 最近は打撃が一時の絶好調から少し下降ぎみですが、価値ある一打を放つ勝負強さは健在です。攻守ともに廣瀬は欠くことができない存在ですね。 

 野村監督が目指す野球ができた試合ですね。投手が粘り強く投げ、手堅い守備で得点を与えず、攻撃では相手のミスに付け込み少ない安打で得点を挙げました。
 特に今日の4得点はどちらも相手からもらった四死球をきっかけにしており、放った2安打がどちらも得点に繋がっています。数少ないチャンスできっちりと得点に繋がる安打を放つとチームの士気は上がり、反対に相手に与えるダメージは大きくなるので、流れをグッと引き寄せることができます。
 最近は拙攻が続いていたと思いますので、今日のような効率的な攻撃ができたことは驚きですね。これからも今日のような攻撃を見せてほしいですね。
 
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天谷劇的サヨナラ3ラン

2010年08月27日 23時56分04秒 | 試合結果
巨人 110 021 000 02 7
広島 003 000 002 04 9
勝:横山3勝1敗6S
敗:野間口1勝2敗
本:[巨人]小笠原28号、エドガー12号、ラミレス42号、古城1号
  [広島]岩本11号、12号、天谷6号

 先発中田は初回に小笠原、2回にはエドガーにソロ本塁打を打たれて2点を失うなど、球の走りが悪く、制球にも苦しみ毎回走者を背負う苦しい投球でした。しかし、打線が3回に會澤の安打を足がかりに1死2塁とすると梵、赤松、栗原の適時打で3点を奪って逆転に成功すると、粘りの投球で3回と4回は無失点に抑えて、プロ初白星の権利を手にする5回に迎えました。ところが、小笠原に四球を与えてラミレスに逆転2ランを打たれてしまい、この回で降板となったため、プロ初白星はまたしてもお預けとなってしまいました。
 6回から登板したチュークも坂本に適時打を打たれて1点を失うと、打線も3回以降は走者を出してもバントができなかったり、併殺打でチャンスを作れず得点を挙げらないといういつも負けパターンかと思われました。しかし、9回1死1塁で岩本が起死回生の同点2ランを放って同点に追い付いて延長戦に突入しました。
 11回に2イニング目に入った横山が古城に痛恨の勝ち越し2ランを打たれてしまい、これまでかと思われましたが、その裏に岩本がソロ本塁打で劣勢を跳ね返す雰囲気を作ると、2連続四球で2死1,2塁として、天谷が右翼席に逆転サヨナラ本塁打を放って、劇的な幕切れとなりました。

 岩本が絶好調です。先週の横浜戦で本塁打を放ってから上り調子で、7試合連続安打で5本塁打を放っています。しかも重要な場面での打点が増えているところも見逃せません。
 特に今日の2本塁打はチームを救う本塁打でした。9回はマウンドには守護神クルーンが上がり敗色濃厚の場面で、追いつくには本塁打しかないところで、右中間席に打ち込みチームを敗戦から救いました。
 そして11回は頼みの横山が2ランを打たれて勝ち越され、またしても敗戦ムードが漂っていたところで、先頭打者として打席に入ると、今度はバックスクリーン横に本塁打を放って、チームのムードを一変させました。
 岩本は何かやってくれそうなオーラを持っていると思います。今シーズンも残り試合が少なくなりましたが、岩本にとっては来季に向けて重要な試合になると思います。また壁にぶち当たっても乗り越えてほしいですね。
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スタルツ完投勝利まであと一歩

2010年08月26日 23時54分19秒 | 試合結果
広島 011 020 020 6
阪神 001 000 000 1
勝:スタルツ5勝9敗
敗:下柳6勝7敗

 昨日は信じられないような投壊で大敗したので、悪い流れを引きずらないかと心配しましたが、投打にわたり隙のない野球をして、流れを断ち切りました。
 2回に2死から四球と安打で1,3塁とすると、會澤が適時打を放ち先制しました。3回には梵の2塁打と木村の犠打と赤松の犠飛で1点を追加しました。
 1点差となった5回には會澤の2塁打をきっかけにして、赤松の適時打などで2点を加えて突き放すと、8回に無死満塁からヒューバーの押し出し四球と岩本の犠飛で2点を挙げてダメ押しをしました。

 先発スタルツは変化球の制球が良く、昨日22得点と爆発した阪神打線を抑えました。2回にマートンの適時打で1点を失ったものの、4回から6回は無安打に抑える危なげない投球でした。このまま完投かと思われた9回に、2安打で1死1,2塁とされ新井を迎えたところで横山にマウンドを譲りました。横山が危なげなく後続を打ち取り阪神に快勝しました。

 昨日の悪い雰囲気を會澤が断ち切りました。打っては2回に適時打を放って先制点をもたらし、1点差の5回には追加点のきっかけとなる2塁打を放ちました。そして、守ってはスタルツを上手くリードして、昨日猛威をふるった阪神打線を1点に抑えました。
 2回の先制点はチームの雰囲気が良くなったのではないでしょうか。昨日はあんな負け方をして、今日も先制点を奪われると阪神は調子に乗り、カープは沈んでいたと思います。しかも、2死無走者から四球と安打で作ったチャンスでしたから、阪神に与えるダメージも大きかったと思います。
 リードについても、先週は初回に四球で自滅したスタルツをしっかりとリードして、9回途中まで投げて6安打無四球と好投に導きました。
 今日のように暗い雰囲気が漂う時には、會澤のような若手のはつらつとしたプレーがチームの雰囲気を変えてくれますね。
 これからも會澤には結果を気にせず、全力でプレーしてチームに活気を与えてほしいですね。

 ひじ痛で登録を抹消されている東出が遊離軟骨を摘出する手術を受けました。投球動作を再開するまで約1カ月かかる見込みで、今季中の復帰は絶望的になりました。
 東出は1番打者として欠かすことのできない選手ですが、チームのリーダーとして選手をまとめていたので、この長期離脱は痛いですね。
 こんな時はベテランの石井を起用するなどして、チームをまとめてチーム一丸となって東出の穴を補うしかありませんね。
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倍返しの逆転負け

2010年08月25日 23時58分30秒 | 試合結果
広島 304 100 00 0 8
阪神 210 002 710X 22
勝:渡辺2勝2敗
敗:岸本1勝2敗
本:[広島]嶋11号、岩本10号
  [阪神]城島22号、金本12号、浅井3号、鳥谷15号、桧山1号

 昨日は粘りの逆転勝利を納めて、今日もその良い流れが続いていました。初回に梵が出塁すると、すかさず盗塁を決め、木村のバントに赤松の犠飛で早々に先制しました。更に栗原と嶋が連打で続き、新井の失策と岩本の適時打で3点を挙げました。
 同点に追いつかれた3回は、嶋と岩本の2ラン2本で4点を挙げて阪神を突き放し、4回にも木村と栗原の2本の2塁打で1点を追加して中押し点を挙げました。

 先発の今村は今日も制球に苦しみ、初回に1安打2四死球で無死満塁とすると、新井とブラゼルの連続犠飛で2点を失い、3四球で1死満塁として鳥谷に適時打を打たれて同点に追いつかれてしまいました。結局、今村は今日も2回で降板となってしまい、2回3安打5四死球で3失点と力を出し切れませんでした。
 3回からは青木高がマウンドに上がり、5回までパーフェクトでしたが、6回に城島に2ランを打たれて降板となりました。6回途中から登板した岸本は、7回に乱れて無死満塁から押し出し四球を与えて降板すると、代わった大島が金本に逆転満塁本塁打を浴び、浅井にも2ランを浴びて、この回7点を失うと、8回には梅津が2本塁打を含む9安打を打たれて10点を失い、被安打20、与四死球11で22失点の大敗となってしまいました。 
 
 昨日は藤川球を打っての逆転勝利を挙げましたが、今日は倍返しにされての逆転負けとなってしまいました。もちろん中継ぎ投手の不調が最大の要因です。今村が序盤で降板したものの、青木高が好リリーフで試合を作っていたので、このまま勝ちパターンに持ち込めるかと思われましたが、岸本が悪すぎました。
 好調だった青木高が城島に本塁打を打たれたところで岸本に交代しましたが、まだ代えなくても良かったのではないかと思います。味方が5回以降拙攻で追加点を挙げられず雰囲気が悪くなりかけていたので、早めに交代させたのかもしれませんね。でも、青木高は調子が良かったので、もう少し投げさせて欲しかったです。
 そして梅津を交代させて欲しかったです。さすがに1イニングで10点も失っては、本人が自信を失ってしまいます。これで梅津が崩れてしまい、次戦以降に引きずってしまわないかと心配になってしまいます。梅津には今日のことは忘れてもらいたいですね。
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粘りの逆転勝ち

2010年08月24日 23時33分23秒 | 試合結果
広島 020 101 001 5
阪神 310 000 000 4
勝:チューク1勝1S
セ:横山2勝1敗6S
敗:藤川球3勝2敗21S
本[広島]岩本9号、嶋10号
[阪神]鳥谷14号

 先発篠田は序盤球のキレが悪く、鳥谷の2ランと新井、金本の2塁打でいきなり3点を失うと、味方が1点差に詰め寄った2回には、2連打で1,3塁とされてマートンの犠飛で1点を失って、2点差に広げられてしまいました。
 しかし、3回以降は立ち直り、6回まで1安打に抑える好投で3塁を踏ませませんでした。ところが、7回に先頭の平野への死球が危険球と判定され退場となり、予想外の形でマウンドを降りてしまいました。

 打線は2回に廣瀬が四球で出塁すると、岩本が2ランを放って追い上げを開始すると、4回には2死1塁から篠田が適時2塁打を放って1点差としました。6回は1死2塁から梵の適時2塁打で同点に追い付きました。
 
 7回は緊急登板した大島が後続を抑えて乗り切ると、8回はチュークが三者凡退に抑えて流れを阪神に渡さないと、9回に1死から嶋が藤川球から右翼へソロ本塁打を放って勝ち越し成功しました。
 この1点のリードを横山が守り切って阪神に逆転勝ちを収めて、チームは3連勝となりました。

 立ち上がりの篠田は球が全く走らず、今日は序盤で大量失点してしまうのではないかと
思いましたが、3回からは立ち直って阪神打線を抑えました。
 以前の篠田なら間違いなく序盤でマウンドを降りていたと思いますが、試合中に立ち直せるようになったということは、一回り成長したということでしょうか。
 7回に危険球退場という予想外の形で降板してしまい、またしても白星を挙げることが出来なかったのは残念でした。
 それでも今日の投球は白星に匹敵する内容だったと思います。次回こそは打線が早く援護して7勝目をプレゼントしてあげてほしいですね。

 打線は毎回の14安打を放って、7回以外は全て得点圏に走者を進めながら、拙攻の繰り返しやバント失敗などで、なかなか得点に結びつきませんでした。
 6回は梵の適時2塁打で追いついた後、木村のバント安打で1死1,3塁としながら天谷が併殺打で勝ち越せず、8回は無死1,2塁としながら、梵がバント失敗して走者を進められず、後続も倒れてしまいました。
 中盤以降は完全にカープが押していた展開であり、拙攻やミスは試合の流れを止めかねないのでいけませんね。今日は篠田を始めとした投手陣が耐え凌いで阪神に追加点を与えなかったことが、逆転勝ちに繋がったと言えます。やはり野球は投手が抑えると勝てる確率が上がるということですね。
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離脱者続出

2010年08月23日 22時05分57秒 | 日記
 先週は前田健と東出が出場選手登録を抹消されてしまいました。これで開幕からレギュラーとして出場している野手は梵だけとなり、投手では誰もいなくなってしまうという異常事態となっています。
 これだけ負傷者がでるというのは何か原因があるのではないでしょうか。昨季はシーズン中に主力が負傷したことはほとんど無かったように思います。
 栗原の離脱は死球だったので仕方ないとして、他の選手は防げたのではないでしょうか。昨季まではブラウン前監督の意向で、コンディショニングに力を入れており、故障の予防に努めていました。今季は練習量が増えてもコンディショニングに力を入れていない分、選手の故障が増えているのではないかと思ってしまいます。
 来季に向けては故障を予防する方法を考えないと、今季のようにまともに戦うことができません。ブラウン前監督の良いところは継承して、野村流の練習方法を作りあげてほしいですね。
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齊藤完封逃すもプロ初完投

2010年08月22日 22時37分57秒 | 試合結果
横浜 000 000 001 1
広島 031 000 20X 6
勝:齊藤3勝4敗
敗:大家4勝7敗
本:[広島]廣瀬8号、岩本8号

 先発は中田ではなく齊藤でした。齊藤は序盤は走者を背負う苦しい投球でした。最大のピンチは3回で、2連続安打を打たれ無死1,2塁とされ、ハーパー、村田、スレッジの主軸を迎えた場面でしたが、それぞれ左飛、右飛、中飛に打ち取り無失点で切り抜けると、調子に乗って4回から8回までを2安打に抑えて2塁すら踏ませない素晴らしい投球でした。
 打線も序盤で齊藤を援護し、2回に廣瀬が先制2ランを放つと続く岩本も本塁打を放って3点を挙げ、3回には栗原の犠飛で1点を追加しました。そして、7回には木村の適時打と1,3塁から梵と木村のダブルスチールでこの回2点を加えて横浜にダメ押しをしました。
 良いリズムは守備にも及び、8回にはセンター天谷がハーパーの本塁打性のあたりとフェンスに登って捕球するファインプレーも飛び出して、齊藤を盛りたてました。
 齊藤はプロ初完封を目指して9回のマウンドに上がり、2死2塁とあと一人と言うところまでいきましたが、カスティーヨに適時打を打たれて、完封は逃してしまいましたが、後続を打ち取りプロ初完投勝利を飾りました。

 齊藤の投球に尽きますね。3回まではいつ点を取られてもおかしくないと思いましたが、3回のピンチを脱して波に乗りました。無死1,2塁とされてクリーンアップを迎えたことで、吹っ切れて腕を振ることだけを考えたのではないでしょうか。これが功を奏して球が走り、制球も良くなって、4回以降を危なげなく抑えられたと思います。
 最近は中田や今村といった若手が先発で起用されて、齊藤にも危機感があったと思います。今日の投球で首脳陣も齊藤の実力を再認識したと思います。次回も先発のチャンスが巡ってくると思うので、そこでしっかりと結果を出して、信頼を勝ち取らなければいけませんね。

 不振にあえいでいた岩本が乗ってきました。2回に本塁打を放つと、7回には先頭打者として安打を放って出塁して、木村の適時打でダメ押しのホームを踏みました。
 昨日も3安打を放ち、2試合連続のマルチ安打となりました。先のヤクルト戦までは壁にぶち当たり打てる気配を感じませんでしたが、20日の横浜戦で放った本塁打で壁を超えたと思います。岩本が一回り成長したということですね。これからの活躍が楽しみになってきまし
た。

 東出が右ひじ痛のため出場選手登録を抹消されました。21日の練習中に負傷したようで、後日病院で詳しい検査を受ける予定となっており、全治などの詳細は分かっていません。昨日の前田健に続く主力選手の登録抹消はとても痛いですね。
 東出は早く直して少しでも早く1軍に戻ってきてほしいですね。それにしても、今年はけが人が続出しており、何か呪われているのではないかと思ってしまいますね。
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