カープな毎日

カープファンのひとりごと。

中村恭4回4失点で12連勝ならず

2016年06月30日 22時45分56秒 | 試合結果
ヤクルト 010 300 001 5
広島 000 110 000 2
勝利投手:村中5勝2敗
敗戦投手:中村恭1勝1敗
セーブ:秋吉3勝3敗2S


 中村恭は、初回を三者凡退に抑えましたが、2回に先頭山田への四球をきっかけに1死2塁とされ、雄平に適時打を浴びて先制点を奪われました。更に4回には3連続長短打で無死満塁のピンチを背負うと、雄平に2点適時打を浴びて、1死後に中村の安打で再び満塁とされ、2死後に大引に中前に適時打を浴びてしまい、2走は丸の好返球により本塁でアウトにしましたが、この回3点を失って、中村恭はこの回限りでマウンドを降りました。

 打線は、先制された直後の2回に2四球で1死1,2塁の先制機を貰いましたが、磯村が併殺に倒れて無得点に終わりましたが、4回に丸の2塁打をきっかけに1死3塁として鈴木の犠飛で1点を返しました。 
 続く5回には2死無走者から、代打會澤が2塁打で出塁すると、田中が適時打を放って1点を返し、更に菊池の安打で1,3塁としましたが、丸が遊ゴロに倒れて1点止まりでした。

 5回からはオスカルが登板して1安打無失点に抑え、6回は九里が四球と安打などで1死1,3塁のピンチを招きましたが、代打今浪を三振に斬り、大引に四球を与えて満塁とするも、坂口を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。九里は、7回にも安打と四球で1死1,2塁のピンチを迎えましたが、雄平と西田を凡打に打ち取って追加点を与えませんでした。
 8回は一岡が三者凡退に抑えましたが、9回に登板した今村が四球と安打に盗塁で無死2,3塁とされ、山田に犠飛を打たれて痛すぎる追加点を奪われました。

 打線は、8回に先頭の菊池が安打で出塁して、盗塁を決めて1死2塁としましたが、ルナと鈴木が連続三振に倒れてしまい、9回も先頭の新井が安打で出塁するも、後続が倒れて得点を挙げられず、チームの連勝は11で止まり、球団記録に並ぶことはできませんでした。それでも2位巨人も敗れたため、ゲーム差は9のままです。


 今日も先制されたものの、打線が中盤から反撃を開始して、連勝の原動力となった勝負強い打線が本領を発揮するかと思われましたが、6回以降は無得点に終わり、追いつくことができませんでした。
 ポイントは5回の攻撃で、2死無走者から田中の適時打で1点を返して、更に菊池が安打で続いて1,3塁としましたが、ここで前の2打席で安打を放っていた期待の丸が遊ゴロに倒れてしまいました。
 ここで丸に1本出ていれば、流れが一気にカープに流れが変わり、連勝中と同様に逆転していたはずでしょう。まさに紙一重の試合だったと思います。
 負けて球団記録の12連勝に届かなかったのは残念ですが、連勝はいつか止まるものです。大切なのは連敗しないことです。そのためにも明日の試合は絶対に勝ちたいですね。
 
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黒田日米通算199勝&32年ぶりの11連勝

2016年06月29日 22時31分17秒 | 日記
ヤクルト 010 000 000 1
広島 004 003 01X 8
勝利投手:黒田6勝3敗
敗戦投手:原樹2勝8敗
本塁打:[ヤクルト]山田26号

 黒田は、初回を三者凡退に抑えましたが、2回に天敵山田にソロ本塁打を浴びて先制点を奪われましたが、3回は1安打を打たれながらも無失点に抑えました。
 打線は、2回まで原樹に無安打に抑えられていましたが、3回に松山と石原の連打で無死1,2塁としたところで原樹が緊急降板すると、2番手徳山から1死後に田中が四球を選んで満塁として、菊池が2点2塁打を放って逆転に成功しました。更に2死後にルナも2点適時打を放ち、この回4点を奪いました。
 6回には成瀬から連続四球を選び1死1,2塁としましたが、代打下水流の左前打で本塁を狙った鈴木がアウトになってしまいました。次打者石原が敬遠され満塁となったところで、黒田が3点2塁打を放って、リードを6点に広げました。
 7回は四球と安打で無死1,2塁としましたが、鈴木、新井、下水流が倒れて無得点に終わりました。

 黒田は、4回以降6回までヤクルト打線を完璧に抑えて反撃の糸口さえ与えず、7回に先頭の山田に四球を与えたものの、雄平を中飛、バレンティンを遊ゴロ併殺に打ち取って、7回を3安打1失点に抑える好投でした。
 8回はヘーゲンズが登板して三者凡退に抑えると、その裏に2死2塁から菊池が適時2塁打を放ってヤクルトにダメ押しをしました。
 9回は今村が山田に安打を打たれるも、後続を断って無失点に抑えて、ヤクルトに快勝し、チームの連勝を32年ぶりの11に伸ばして、貯金を16としました。更に黒田が今季6勝目を挙げて、日米通算199勝として、200勝まであと1勝となりました。


 今日も打線が見事な集中打で逆転勝利を挙げました。先制された後、直ぐに逆転することで試合の主導権を握って、流れをカープに引き寄せられていることで、投手も思い切った投球ができて好投に繋がっているように思います。そして投手がリズムの良い投球をすることで、攻撃のリズムも良くなって、追加点を挙げられるのでしょう。
 これが投打の歯車がガッチリとかみ合っているということなのでしょうね。連勝はいつか止まると思いますが、この好循環が続けば、大型連敗をすることはないはずです。
 このままシーズン終盤までいってほしいですね。


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22年ぶりの10連勝&野村リーグトップ9勝目

2016年06月28日 22時42分31秒 | 試合結果
ヤクルト 010 001 000 2
広島 001 200 00X 3
勝利投手:野村9勝2敗
敗戦投手:山中3勝6敗
セーブ:中崎1勝3敗16S
本塁打:[ヤクルト]雄平7号、大引4号
    [広島]田中7号


 野村は、初回を三者凡退に抑える上々の立ち上がりでしたが、2回に雄平にソロ本塁打を浴びて先制点を奪われました。しかし、打線が3回に2死から田中が山中からソロ本塁打を放って同点に追いつきました。
 野村は、直後の4回に四球と安打で無死1,2塁のピンチを招いてしまいましたが、山田を右飛に打ち取り、続く雄平を遊ゴロ併殺に打ち取って無失点で凌ぐと、4回裏にルナと鈴木の連打で無死1,3塁のチャンスを作ると、新井と松山の連続適時打で2点を挙げて勝ち越しに成功して、山中をこの回限りでマウンドから引きずり下ろしました。
 5回には松岡から無死1塁としましたが、菊池が盗塁失敗して好機を拡大させられず、6回以降はヤクルト中継ぎ陣の前に無安打に抑えられて追加点を奪えませんでした。

 野村は、5回に安打と犠打で1死2塁とされるも、代打田中浩を三振に斬って無失点で凌ぎましたが、6回に大引にソロ本塁打を浴びて1点差に追い上げられたものの、後続をしっかりと抑えて、7回も三者凡退に抑えて、7回4安打2失点で降板しました。
 8回からはジャクソンが登板して三者凡退に抑えると、9回は中崎が無安打1四球で無失点に抑えてリードを守り切って、チームの連勝を22年ぶりの10に伸ばし、貯金は15、2位巨人とのゲーム差を9に広げました。そして野村は、リーグ単独トップの9勝目を挙げました。


 投打ががっちりかみ合って見事な逆転勝利を挙げました。2回に先制を許すも、3回に田中の本塁打で直ぐに追いつきました。野村が4回に無死1,2塁で山田と雄平を迎えるというこの試合最大のピンチを招きましたが、2人を凡打に抑えてピンチを脱すると、直後に4連打で2点を奪って試合の主導権を握りました。追加点を奪えなかったものの、野村からジャクソン、中崎と盤石の継投でリードを守り切りました。
 投手が失点しても打線が直ぐに援護し、投手がピンチを脱すると直ぐに打線が得点を挙げるという、試合展開としては申し分ない完璧な試合運びだったと思います。今のチーム状態の良さを感じさせる試合でした。
 この良い流れをずっと続けて、白星を積み重ねていってほしいですね。


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新井と丸がファン投票で選出

2016年06月27日 20時32分55秒 | 日記
 マツダオールスターゲーム2016のファン投票最終結果が発表され、カープからは新井と丸の2人が選出されました。昨年の5人と比べると少し寂しいですが、昨年は黒田効果があったので仕方ないですね。

 惜しくも2位だったのは、抑え部門の中崎、2塁手の菊池でした。抑え部門は、2位といっても1位の山崎康とは10万票以上の差がありました。山崎康は素晴らしい投手なので、この結果は当然でしょう。中崎には、もっと抑えとして成長して、山崎康を超えてほしいですね。
 一方で、菊池も1位の山田と20万票近くの得票差が付きました。思った以上に離された印象ですが、山田は打撃各部門でトップの成績を残しており、このインパクトが凄すぎるので、この差は仕方ないところでしょうか。

 
 1塁手部門は、ビシエドがインパクトのある活躍をしていたので、苦戦するかと思われましたが、新井は4番として勝負強い打撃で好調な打線を牽引して、チームの快進撃を支えたことが、ファンにも認められたのでしょう。
 新井がお祭り男の本領を発揮して、オールスターでも全セの勝利につながる一打を放てば、後半戦に向けてチームの雰囲気はもっと良くなりそうです。


 丸は、外野手部門2位で選出されました。数字的な成績については、ずば抜けたものはありませんが、菊池とともにチームを引っ張るリーダーとして好調なチームを支えており、不動の3番として新井と同様に勝負強い打撃でチームの勝利に貢献している点が評価されたのでしょう。
 相棒の菊池が選ばれなかったのは残念でしたが、監督推薦で選ばれる可能性は高いので、オールスターでもキクマルコンビで活躍してほしいですね。


 
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驚異の粘りで逆転サヨナラ勝ち

2016年06月26日 22時35分45秒 | 試合結果
阪神 002 000 010 3
広島 010 010 002 4
勝利投手:オスカル2勝
敗戦投手:岩貞4勝5敗
本塁打:[広島]新井5号

 2回に1死から新井がソロ本塁打を放って幸先良く先制点を挙げましたが、2回まで1安打に抑えていた戸田が、先制した直後の3回に安打と四球で1死1,2塁としてしまい、2死後に福留とゴメスに連続適時打を浴びて2点を失ってしまいました。
 戸田はマメを潰してしまったようで、4回からは2番手として九里がマウンドに上がり、いきなり先頭の中谷に安打を打たれましたが、菊池の好守もあり、後続を断って無失点で凌ぐと、5回は三者凡退に抑えました。

 打線は、岩貞に新井の本塁打以降、パーフェクトに抑えられていましたが、5回に1死から3連続四球で満塁のチャンスを貰うと、田中の犠飛で同点に追いつきました。
 しかし、6回から8回も岩貞に完全に抑えられて勝ち越すことができませんでした。

 6回からは今村が登板して、2イニングを無安打4奪三振の好リリーフで無失点で凌ぎましたが、8回に一岡が1死1塁から福留に適時2塁打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。更に続くゴメスにも安打を浴びて1死1,3塁のピンチでしたが、原口を二ゴロ併殺に打ち取って1失点で防ぎました。
 9回をオスカルが三者凡退に抑えると、8回まで岩貞に新井の本塁打による1安打に抑えられていた打線が奮起して、先頭の丸が安打を放って出塁して、ルナの二ゴロで一二塁間に挟まれて併殺を回避させる好走塁により望みをつなぎました。
 すると、続く鈴木が安打でつないで、新井が敬遠されて1死満塁のチャンスを作り、下水流は三振に倒れて2死となりましたが、會澤が適時打を放って同点に追いつき、更に代打松山は平凡な中飛となりましたが、中堅の中谷と左翼の俊介が交錯して落球して、まさかの逆転ンサヨナラ勝ちで連勝を9に伸ばして、貯金も14となりました。


 8回に勝ち越され、その裏を三者凡退に抑えられた時点では、さすがに負けを覚悟しました。しかし9回裏に驚異の粘りを見せて、8回まで1安打に抑えられていた打線が、2安打でチャンスメイクすると、不振の會澤が適時打を放って同点に追いつきました。これで流れがカープに傾き、最後は阪神の守備の乱れに繋がってサヨナラ勝ちとなりました。
 ここで見逃せないのは、丸の走塁でしょう。無死1塁でルナが二ゴロを放ったことで、併殺になっていれば2死無走者となり、この逆転劇はあり得なかったはずです。このワンプレーが試合の流れを動かして、劇的な勝利につながったと思います。
 走塁は、盗塁や次の塁を狙う積極的な走塁だけではなく、しっかりとした状況判断でアウトカウントを増やさないこともあるということを認識しました。今日のような好プレーが9連勝に繋がっているのですね。

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岡田プロ初勝利で8連勝

2016年06月25日 22時58分12秒 | 試合結果
阪神 000 000 200 2
広島 003 010 00X 4
勝利投手:岡田1勝2敗
敗戦投手:能見4勝6敗
セーブ:中崎1勝3敗15S
本塁打:[阪神]中谷1号


 打線は、初回に安打と盗塁で1死2塁とするも、丸とルナが凡退してしまい、2回にも2安打で1死2,3塁としながら、石原と岡田が倒れて得点を挙げられませんでした。
 しかし、3回に3連続四球で無死満塁のチャンスを貰うと、ルナが適時打を放って1点を先制し、1死後に新井の犠飛と下水流の適時打が飛び出して、この回3点を先制しました。
 更に5回には2死から新井が内野安打で出塁すると、下水流の適時2塁打で1点を追加しました。

 岡田は、3回まで1安打に抑えましたが、4回2死から福留に2塁打を浴びてしまいましたが、原口を右飛に打ち取り無失点で凌ぐと、6回にも内野安打2本と菊池の失策で2死1,3塁とされましたが、原口を左飛に抑えて阪神に得点を与えませんでした。
 しかし、7回に無死1塁から中谷に2点本塁打を浴びて2点を失い、続く伊藤隼に安打を浴びたところで、マウンドを降りました。
 後を継いだヘーゲンズが、四球と安打で2死1,3塁のピンチを招きましたが、ゴメスを三ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。
 8回からはジャクソンが登板し、三者凡退に抑えると、9回は中崎が四球で走者を出すも、最後は代打今成を二ゴロ併殺に打ち取って無失点に抑えて、チームは8連勝となり、ようやく岡田がプロ初勝利を挙げました。

 
 球団はデラバー投手と契約合意に至ったと発表しました。年俸は約3,900万円+出来高で、背番号は70に決まりました。
 デラバーは、メジャー通算190試合に登板して、15勝9敗2セーブ、防御率4.07の成績を残しています。13年にはメジャーのオールスターゲームにも出場した実績を残しており実績は十分です。
 デラバーは、150キロ超の直球とスプリットが武器のパワーピッチャーで、メジャーでの登板は、全てリリーフとのことで、ジャクソンとヘーゲンズのバックアップの意味合いが強い補強です。
 デラバーも2軍に置いておくには、もったいないと思えるような存在になってほしいですね。
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新井の決勝3塁打で7連勝

2016年06月24日 22時23分13秒 | 試合結果
阪神 010 100 00X 2
広島 100 100 02 4
勝利投手:ジャクソン3勝3敗
敗戦投手:藤川3勝5敗2S


 リーグ戦再開の初戦は、雨のため30分遅れで試合が始まりました。ジョンソンは、その影響を感じさせず、初回を三者凡退に抑えると、その裏に藤浪から田中の2塁打と丸の四球などで1死1,3塁のチャンスを作ると、捕逸で先制点を貰いました。
 しかし、直後の2回にジョンソンが、2死から四球で走者を出すと、中谷に適時2塁打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。更に4回には1死から四球と安打で1,2塁のピンチを招き、北條に適時2塁打を浴びて勝ち越しを許してしまいましたが、続く1死2,3塁のピンチでは2三振を奪って追加点を与えませんでした。

 2回、3回と無安打に抑えられていた打線は、勝ち越された4回に鈴木の3塁打で無死3塁として、1死後の安部の犠飛で同点に追いつきました。
 続く5回には、1死2塁としながら、丸とルナが抑えられてしまい、6回にも四球と安打に盗塁で1死2,3塁とするも、石原と代打天谷が凡退して勝ち越すことができませんでした。

 ジョンソンは5回と6回を三者凡退に抑えて、6回を3安打2失点抑えました。
 7回からはヘーゲンズが登板して、2安打などで2死1,3塁のピンチを招きましたが、代打伊藤隼を三振に斬って無失点で凌ぐと、8回はジャクソンが1安打無失点に抑えました。

 打線は、8回に2番手藤川を攻めて、安打と盗塁で無死2塁として、1死後に敬遠で1,2塁となり、2死後に代打新井が2点適時3塁打を放って、勝ち越しに成功しました。

 9回は中崎が登板し、先頭の中谷に内野安打を打たれ、次打者代打高山への初球を投げたところで雨脚が強くなり、15分の中断後に降雨コールドとなりました。

 リーグ戦再開の初戦を白星発進して、チームは7連勝となり、2位巨人とのゲーム差を7に広げました。


 今日も打線が終盤に勝負強さを発揮しました。同点に追いついた後の5回と6回に勝ち越し機を作りながら、あと1本が出ずに得点を挙げられず、7回は先頭の田中からの攻撃ながら、三者凡退に抑えられてしまい、流れが悪くなりかけました。
 しかし、8回の無死1塁の場面で代走赤松が盗塁を決めて無死2塁と好機を拡大して、流れをカープに引き戻し、新井の決勝3塁打を呼び込みました。
 決勝打を放った新井はもちろん良かったですが、赤松の盗塁はそれ以上に大きな価値あるプレーだったと思います。もし赤松が盗塁を決めていなかったら、勝ち越し点を挙げられず、引き分けに終わっていたかもしれません。
 今季の打線は、本塁打が注目を集めていますが、機動力も大きな武器になっていることは、間違いありません。大技、小技を織り交ぜた攻撃ができていることが、今の成績に繋がっているのですね。

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鈴木が日本生命賞を受賞

2016年06月22日 22時17分35秒 | 日記
 NPBは「日本生命セ・パ交流戦」の日本生命賞の受賞者を発表し、セ・リーグはカープの鈴木が受賞しました。賞金として100万円が贈られます。
 鈴木は、16試合に出場して、セ・リーグの最高打率となる.381、4本塁打、13打点の成績を残しました。成績だけでなく、オリックス3連戦では、2本のサヨナラ本塁打を含む3試合連続の決勝本塁打を放っており、ファンに強烈な印象を残していたことが評価されたものと思われます。また、鈴木の活躍無くして、交流戦3位という成績はあり得なかったことから、チーム成績という面からも、貢献度は非常に高かったので、この受賞は順当な選出ではないでしょうか。
 
 鈴木には、この受賞を自信にして、明後日から再開するリーグ戦でもチームを勝利に導く打撃をして、悲願の25年ぶりの優勝に導いてほしいですね。
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鈴木が3試合連続の決勝本塁打で6連勝

2016年06月19日 22時13分06秒 | 試合結果
オリックス 220 000 000 4
広島 000 022 01X 5
勝利投手:ジャクソン2勝3敗
敗戦投手:山崎福1勝1敗
セーブ:中崎1勝3敗14S
本塁打:[オリックス]モレル6号
     [広島]下水流1号、鈴木10号


 中村恭は、初回に2死から四球で走者を出して、続くモレルに2点本塁打を浴びて先制点を奪われると、続く2回には四球と2塁打で無死2,3塁のピンチを招き、1死後に投手のディクソンに2点適時打を浴びてしまいました。
 3回にも安打と盗塁で1死2塁のピンチを招きましたが、菊池の好守もあり無失点で凌いだものの、裏の攻撃で代打を送られて、3回4失点で降板となりました。
 4回からは九里が登板し、2イニングを1安打無失点に抑えて、試合を立て直しました。

 打線は、初回に1死1塁で菊池が牽制死すると、2回には四球と安打で無死1,2塁としながらも、新井、松山、磯村が凡退して得点を挙げられず、ディクソンに4回まで無得点に封じられました。
 5回に連打と四球で1死満塁とすると、敵失と押出し四球により2点を返し、続く6回には2死3塁から、代打下水流がプロ初本塁打を放って同点に追いつきました。
 7回にも四球と安打で1死1,3塁としましたが、ルナの中飛でタッチアップした田中が本塁で憤死して勝ち越しはならなかったものの、8回に鈴木がソロ本塁打を放ってついに試合をひっくり返しました。

 6回は一岡、7回はヘーゲンズ、8回はジャクソンがそれぞれ三者凡退に抑える好リリーフで、オリックスに追加点を与えず、9回は中崎が三者凡退で締めて、オリックスに逆転勝ちして、2カード連続で同一カード3連勝とし、連勝を6に伸ばしました。
 また、交流戦は11勝6敗1分の貯金5で終え、チームは貯金を11まで伸ばしました。


 鈴木誠也が3戦連続で大きな仕事をしました。8回の決勝本塁打は素晴らしかったと思います。やはり持ってる選手は良い場面が回ってくるのですね。この流れが出来ているということは、チーム状態が良いからでしょうね。
 
 でも今日は誠也以上に大きな仕事をしたのは下水流だと思います。2点を追いかける場面で、代打として登場して同点本塁打を放って、試合の流れをカープに引き寄せました。
 この一発で打線が活発化して、押せ押せムードの展開となり、鈴木誠也の勝ち越し本塁打を呼び込んだのは間違いないでしょう。
 次々と新しいヒーローが生まれるのは、チームの雰囲気が良くなり、勢いを生み出します。来週からのリーグ戦も楽しみですね。

 そして、もう一つ忘れていけないのは、中継ぎ陣の好投でしょう。中村恭が4回で降板して4点のビハインドでしたが、九里、一岡、ヘーゲンズ、ジャクソン、中崎と5人のリレーで5イニングを1安打無失点に抑えて、オリックスに傾いていた試合の流れを止めて、逆転に繋げたと思います。
 投打で最後まで諦めない姿勢が生んだ逆転勝利であり、価値ある1勝だったと思います。   
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鈴木の2試合連続サヨナラ本塁打で5連勝

2016年06月18日 22時10分27秒 | 試合結果
オリックス 000 000 201 3
広島 000 010 003 4
勝利投手:今村2勝3敗
敗戦投手:平野1勝4敗12S
本塁打:[広島]鈴木9号

 打線は、2回まで山田にパーフェクトに抑えられていましたが、3回に2四球で2死1,2塁のチャンスを貰うも、菊池が中飛に倒れて無得点に終わると、4回まで無安打に封じられてしまいました。
 5回に連続短長打で無死2,3塁の得点機を作ると、會澤の犠飛で1点を先制しました。なおも1死3塁のチャンスでしたが、岡田と田中が倒れて追加点を奪えませんでした。
 6回は2番手山崎福に、7回は吉田一に三者凡退に抑えられてしまいました。8回に佐藤達から代打西川の安打で無死1塁とするも、盗塁失敗によりチャンスを拡大できず、得点を奪えませんでした。  

 岡田は、初回に1安打を打たれるも、2回を三者凡退に抑える上々の立ち上がりでした。3回に安打と犠打で1死2塁とされましたが、小島と西野を凡打に抑えて無失点で切り抜けると、4回と5回は三者凡退に抑えました。
 6回も四球と犠打で1死2塁されるも、西野と糸井を打ち取って得点を与えませんでしたが、7回に内野安打と2塁打で1死2,3塁とされると、中島を敬遠して満塁策をとったものの、代打モレルに適時2塁打を浴びて2点を失って逆転を許してしまいました。それでも1死2,3塁のピンチは、代打原を三振、西野を一ゴロに打ち取って追加点を与えませんでした。
 岡田は8回も続投し、安打と盗塁で1死2塁のピンチを迎えましたが、クラークを三振、T-岡田を左飛に打ち取って無失点切り抜け、8回を6安打2失点に抑える好投でした。

 9回からは今村が登板するも、安打と犠打で2死2塁とされて、代打武田に適時2塁打を浴びて、痛すぎる追加点を失ってしまいました。
 しかし、9回に菊池と丸の連打などで1死1,3塁のチャンスを作ると、鈴木が2試合連続となるサヨナラ本塁打を放って、劇的な逆転サヨナラ勝ちを収めて、チームは今季初の5連勝として、貯金も2桁10となり、2位中日に6ゲーム差を付けました。


 本当に2試合連続で劇的な勝ち方です。9回に今村が1点を失った時には、完全に負けを覚悟しました。しかし、キクマルがチャンスメイクすると、鈴木に打席が回った時に、もしかしたら今日も何かやってくれるかも・・・と期待はしましたが、まさか逆転サヨナラ本塁打が出るとは思ってもいませんでした。
 打った瞬間は、鳥肌が立ってしまい、驚きを通り越して、言葉になりませんでした。緒方監督のコメントどおり、鈴木は神がかっているとしか思えませんね。
 ラッキーボーイが出てくるチームは強く、勢いに乗ることができると思うので、このまま一気に首位固めして優勝といきたいですね。でもそんなに甘くないと思うので、明日の交流戦最終戦も気を引き締めて臨み、勝って気持ちよく交流戦を終えて、リーグ戦に戻りたいですね。
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