カープな毎日

カープファンのひとりごと。

永川復活

2008年04月30日 23時55分43秒 | 試合結果
広島 110 000 011 4
巨人 001 000 200 3
勝利:永川1勝
敗戦:門倉1敗
本塁打:[広島]赤松2号、前田2号、[巨人]亀井3号、4号

 序盤に2本塁打で先制するも、打線は今日もタイムリー欠乏症で、大竹を援護することができず、代わったコズロースキーが逆転弾を打たれる最悪のパターンでしたが、終盤になってようやく打線が目覚めて9回に勝ち越して連敗を止めました。

 赤松が2試合連続の先頭打者本塁打で先制すると、前田にも本塁打が飛び出して幸先良く2点をリードしました。しかし、3回から7回まで毎回走者を出しながらも得点に結びつかず残塁の山を築いてしまいました。
 今日は、15安打を放っていますが、最初の2点は本塁打であることを考えれば、13安打で2得点という計算になりますから、効率が悪すぎますね。
 この悪い流れがベンチの采配まで影響したような場面がありました。1点リードの7回の攻撃です。先頭の赤松が2塁打を放ち、次打者小窪に代えて、喜田を代打に送りました。結果、喜田は投ゴロで走者も進められませんでした。次のアレックスが二ゴロを放ち、赤松が2,3塁間に挟まれアウトに。栗原が左前安打を放っただけにとても悔やまれる攻撃でした。7回裏に亀井の逆転弾が出たことは、この拙い攻撃と無関係ではないと思います。
 終盤に来て1点を争う展開ですから、無死2塁では小窪にバントをさせて、1死3塁とするべきだったと思います。相手投手が右の西村に代わっていたため、左の喜田を起用したと考えられます。しかし、喜田を起用する場面は、一気に得点を奪いたい時だと思われますから、あの場面で喜田という選択はあり得ないはずです。
 勝ったから良かったものの、負けていたらこの選手起用は叩かれていたはずです。もう少し、場面に応じた選手起用をしてもらいたいですね。

 8回から登板した永川が本来の姿を取り戻してきました。いきなり高橋由に四球を与え、代走鈴木に盗塁を許して、内野ゴロで1死3塁のピンチを招いてしまい、いきなり永川劇場か?と思いきや、阿部、ゴンザレスに対して8球連続フォークを投じて連続三振を奪いピンチを脱出しました。9回は三者凡退に抑えて、今季初勝利を挙げました。フォークの切れも良くなっていますし、ストレートの球威も戻っていましたね。今日で4試合目と登板で、計5回を投げて被安打1、奪三振9と安定感があります。
 今日の試合で9回に横山を送らなかったところを見ると、首脳陣の永川に対する信頼感も戻ってきているようですね。守護神永川の復活も近いかもしれませんね。
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光る小窪

2008年04月29日 22時13分23秒 | 試合結果
広島 100 000 100 2
巨人 010 100 10X 3
勝利:グライシンガー3勝1敗
敗戦:梅津1敗1S
セーブ:クルーン1敗7S
本塁打:[広島]赤松1号、[巨人]ラミレス7号、ゴンザレス1号

 2試合連続KO中の長谷川が味方の好守に助けられながらも巨人打線を抑えて、赤松、小窪の新戦力の活躍で追いつき、雰囲気が良くなった直後に、梅津が痛恨の勝ち越し弾を浴びて悔しい敗戦となりました。

 長谷川は6回5安打2失点と前2試合の汚名挽回を果たしました。今日は4回に3連打を浴びた以外は、守備にも助けられて、走者を出しても後続を断ちました。しかし、4回の失点はいけませんね。2死無走者からの連打で失点してしまいました。ここは無失点で切り抜けてほしいところでした。
 今日は甘い球が見受けられましたので、次回登板では失投を無くすことが課題になりますね。とりあずは、1軍に生き残ることができたと言ったところでしょうか。しかし、立場的には一気に好転していないと思いますから、次回も気を引き締めて臨んでほしいですね。

 打線はグライシンガーの前に5安打に抑えられていたものの中盤からチャンスはありました。特に5回の1死2,3塁で得点できなかったところが痛かったですね。打順が悪く投手に長谷川に回ってしまったこともありますが、ベンチは何も動きませんでしたね。スクイズで1点を奪いに行くと思っていたのですが…。結局、長谷川は三振で、次打者の赤松も三振で追いつけませんでした。赤松が初回に先頭打者本塁打を放っていたこともあり、赤松の打撃に期待していたのかもしれませんが、相手は昨年の最多勝投手ですから、1点を奪いに行っても良かったように思います。もちろん、成功するとは限りませんが、その姿勢は見せて欲しかったですね。
 
 打線で光ったのは今日も小窪でした。8番遊撃で初スタメンを果たすと、5回1死1塁から左中間へプロ初安打となる2塁打でチャンスメイクすると、7回2死2塁ではプロ初打点となる右前へのタイムリーを放ちました。守備でも軽快な動きを見せて、長谷川をバックアップしていました。梵不在に穴を十分に埋める働きです。松山や篠田ほど騒がれていませんでしたが、必殺仕事人の本領を発揮し始めました。今後の活躍が楽しみです。
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ウエスタン中日戦

2008年04月29日 20時22分37秒 | 日記
 ナゴヤ球場でのウエスタンリーグ中日戦を観戦してきました。試合は3-0で勝利を収めて7連勝となりました。
 先発は大島でした。8回を4安打無失点と数字上は素晴らしいですが、ストライクとボールがはっきりしていたように感じました。また、簡単に2ストライクまで追い込みながら、決め球に苦労していたようで、ボール3までいく場面が多かったですね。ただ、ストライク先行の投球を心がけていることを十分感じました。1軍昇格には、もう少し制球面の修正が必要ですね。
 悩める梵が1番遊撃で出場していましたが、9回2死1,3塁から貴重な追加点となるタイムリーを放ちました。ただ、守備では三遊間の深いゴロを1塁に悪送球する場面もあり、まだ本来の梵ではないように感じました。しばらくは2軍で頑張ってもらうことになりそうです。
 写真は新外国人シュルツです。9回の登板前のブルペンでの投球練習中。
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チーム活性化

2008年04月28日 22時09分16秒 | 日記
 開幕から約1ヶ月が経過しましたが、チーム状態は一向に上向く気配がありません。特に打線が低迷したままで、投手陣に負担を掛けています。
 ここに来て立て続けに、2軍から松山、小窪の両ルーキーが1軍に昇格しました。もちろん、ウエスタンで結果を出していることもありますが、それ以上に新戦力でチームを活性化させようとする首脳陣の思惑が見えてきます。
 小窪は早速、初出場で送りバントを決めて決勝点のお膳立てをしました。一方の松山は代打で2試合出場していますが、まだ初安打は出ていませんが、明日からの巨人戦で出番があれば、初安打が出そうな気がします。何せ中央への反発心が強いですから燃えるでしょう。
 他にも移籍組の木村もスタメン出場して移籍後初安打を放ち、赤松も1番で起用され2安打を放ちました。
 新戦力がハツラツとしたプレーを見せてくれることで、チームの雰囲気が上がってくるはずです。明日からは調子が上がってきた巨人との対戦です。新戦力の活躍でカード勝ち越しといきたいですね。
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やっぱり初ものは苦手

2008年04月27日 22時28分56秒 | 試合結果
広島 100 000 000 1
横浜 000 002 01X 3
勝利:小林1勝
セーブ:寺原1勝3敗1S
敗戦:青木高1敗
本塁打:[横浜]村田6号

 青木高が今季初先発するも村田に痛恨の逆転弾を打たれてしまいました。打線はプロ初先発となる横浜の新人小林の前に3回以降2塁すら踏めない貧打で、初回に挙げた1点のみ。
 あわよくば3タテと思っていた横浜戦でまさかの負け越し。やはり初戦の逆転負けが痛かったですね。あれでチームの雰囲気が変わってしまったように思います。昨日の監督退場で、持ち返したと思ったのですが…。無念です。

 打線が打て無さ過ぎです。いくら小林が良かったとは言え、初先発のルーキー相手に3回から7回まで2安打に抑えられ2塁も踏めないようでは、ベンチも作戦の立てようがありませんね。赤松、天谷の俊足コンビが1,2番に入っていても全く効果なし。初物に弱いというジンクスは消えませんね。
 今日の敗戦を糧にして、次回対戦時は攻略して、苦手投手に育てないことが大切ですね。これ以上、苦手投手を作ってはいけませんから。

 初先発の青木高は5回まで毎回安打を打たれながらも、後続を打ち取る粘りの投球でしたが、6回に落とし穴が待っていました。無死1塁から村田に逆転2ランを浴びてしまい降板。結局、5回0/3で8安打2失点でした。被安打は多かったですが、試合は十分に作ったので、先発としての役割は果たしたと思います。ただ、昨年からの課題である一発病が改善されていないのは残念です。ウエスタンではマエケンが好投したようなので、ローテの座を守るためには、修正していかないといけませんね。

 
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通算6連勝

2008年04月26日 22時42分01秒 | 試合結果
広島 000 000 110 2
横浜 000 000 010 1
勝利:高橋3勝1敗
セーブ:横山1勝3S
敗戦:三浦1勝3敗

 高橋が前回の巨人戦と同様に低目と突く投球で横浜打線を無得点に抑え、1点差に詰め寄られた8回は横山がナイスリリーフで逃げ切り、連敗を免れました。打線は三浦の前に沈黙していましたが、7回にブラウン監督が通算6度目のセ・リーグ新記録となる退場を宣告されると、シーボルの適時打で先制。8回には代打緒方の適時2塁打で追加点を挙げました。これで監督の退場した6試合は全て勝利を収めています。
 それにしても、両チームともミスの多い試合でした。7回のカープの攻撃はお粗末の一言ですね。無死満塁でシーボルの当たりは右中間を破り、2点は入ったと思ったら、2塁走者栗原が出遅れて3塁でストップ。このため、打ったシーボルが一二塁間に挟まれ侠殺プレーでアウト。ここで終わればまだしも、栗原を制止させた3塁コーチの高コーチが栗原に接触しており栗原もアウト。大量得点と思いきや、1点どまりとなってしまいました。勝ったから良かったものの、負けていたら厳罰もののプレーでした。これで嫌な雰囲気が流れてしまいました。
 その雰囲気は的中し、その裏、高橋が四球と自らの野選で無死1,2塁のピンチを招き、さすがに負けを覚悟してしまいました。しかし、横浜もバントミスで走者を進められず得点できませんでした。これが横浜だったから助かったと見るべきで、上位チームなら確実に逆転されていた場面ですね。横浜は5回にも2度バントミスをしており、カープから見れば拙攻に助けられた試合でしたね。

 そんな締まらない試合でしたが、光るプレーもありました。8回無死1塁で投手高橋の代打として登場したのは、今日、梵と入れ替わりで1軍昇格したばかりの小窪でした。当然、送る場面ですが、小窪はプロ初打席です。この緊張感の中いきなりバントを決めろというのは少し酷な気がしましたが、見事に補前犠打を成功させ、緒方のタイムリーを演出しました。初打席の緊張感の中、見事に大仕事をやってのけた小窪は素晴らしいですね。必殺仕事人を目指すと言った入団発表の言葉をいきなり実行しました。これからがとても楽しみになりました!
 先に1軍昇格した松山もきっと刺激を受けたことでしょう。松山も大仕事をやってくれるかもしれませんね。
 それにしても、あの場面で小窪を起用したリブジーコーチも大胆でしたね。
 

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痛い敗戦

2008年04月25日 23時12分54秒 | 試合結果
広島 011 000 000 2
横浜 010 000 20X 3
勝利:マットホワイト1勝2S
敗戦:ルイス3勝3敗
セーブ:川村1S
本塁打:[広島]栗原2号、天谷2号

 6回にタイムリーも本塁打も打たれていないのに2点を奪われて逆転負け。今日の負け方はとても痛いですね。先発ルイスは今日の素晴らしい投球でしたが、6回に梵の野選で同点とされ、併殺崩れで決勝点を奪われて逆転されてしまいました。打線は栗原、天谷のソロによる2点のみで、4回から8回の得点機にタイムリーが出ずにルイスを援護できませんでした。
 
 ルイスは6回まで3安打1失点と好投しました。しかし、7回に連打で無死1,3塁のピンチを招くと、吉村の遊ゴロを梵が本塁に送球。これが野選となってしまい同点とされなおもピンチを拡大させてしまいました。1点差とは言え、リードしている場面ですから無理に本塁に送球する必要はなかったと思われます。無死1,3塁となった時点でベンチは同点を覚悟していたと思いますから、確実にアウトを取り、ピンチを拡大させないことの方が大切でした。このプレーの背景にはチャンスを潰す続けた打線があるように思います。得点できずに焦り生まれ、1点を与える余裕がなくなってしまったのでしょうね。

 攻撃は5回に得点できなかったことが痛いですね。先頭の赤松が内野安打で出塁すると、すかさず盗塁を決め無死2塁。ルイスが送り1死3塁で上位に回りましたが、天谷、東出が打ち取られて得点できませんでした。理想的な形でチャンスを作りましたが、相手の好守にも阻まれてしまいました。ここで追加点が入っていれば、守りにも余裕が生まれたことでしょう。
 また、7回に1死2塁でルイスに打席が回りましたが、そのまま打席に入り三振。天谷も倒れて得点機を逸しました。ここで代打を送る手もあったと思いますが、ルイスの投球を見ていると、交代しなかったことは理解できます。好投する投手を代えて失敗したこともありましたから。投手交代は難しいですね。





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ようやく大竹に初白星

2008年04月24日 23時38分39秒 | 試合結果
ヤクルト 000 102 000 3
広島 202 010 00X 5
勝利:大竹1勝3敗
セーブ:横山1勝2S
敗戦:リオス1勝3敗
本塁打:[ヤクルト]青木2号

 大竹が5度目の登板でようやく打線の援護に恵まれて今季初勝利を挙げました。チャンスに弱かった打線が一変して、チャンスで確実にタイムリーを放つことができ、得点を重ねていけましたね。

 大竹は序盤3回まではパーフェクトに抑えていましたが、4回に押し出し四球で1点を失い、6回には青木に2ランを打たれて3失点。6回は2ランを打たれた後、ガイエルに安打を打たれてしまい、去年までの大竹なら大崩れしそうな場面でしたが、二ゴロ併殺に打ち取り追加点を許しませんでした。
 6回を5安打3失点と少し物足りない結果でしたが、白星が付いたことは精神的に大きな収穫です。これで波に乗って白星を積み重ねていきたいですね。
 7回には永川がリードした場面で登板。甘い球もあったように思いますが、直球は走っていたように見えました。1回を1安打2奪三振と数字的には上々の内容でしたね。少しずつ厳しい場面で登板させていくつもりなのでしょう。もう少し中継ぎとして起用して様子を見る必要があると思いますが、今日の様子なら復活を期待してもよさそうですね。
 
 打線は眠れる主軸2人が活躍。初回と5回にはシーボルが、3回には栗原がそれぞれタイムリーを放ちました。特に初回は相手にミスで得たチャンスだったので、ここで得点できたことで、試合の流れを掴むことができましたね。
 そして、見逃していけないのが、今日の得点に全て絡んでいるのが2番に入った東出です。3,5回は先頭打者として出塁してチャンスメイク。栗原、シーボルのタイムリーをお膳立てしました。打率も.309まで上昇。今のメンバーでは2番は東出が適役かもしれませんね。
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また雨天中止

2008年04月23日 23時43分45秒 | 日記
 ヤクルト戦はまたしても雨天中止。これで雨天中止は4試合目ですね。まだ開幕して1ヶ月も経っていないことを考えると多いですね。特に4試合の内3試合がヤクルト戦ということは、シーズン終盤でのAクラス争いに大きく影響する可能性がありますね。
 マエケンが登録抹消中のため、明日の先発がいないところでしたが、この中止で今日先発予定だった宮崎がスライド登板できますから、6番目の先発投手は登板機会がなかなかありませんね。順当にいっても30日の巨人戦まで順番が回ってきませんね。早くマエケンの投球が見たいですね。

 今日は仕事の関係でナゴヤドームの近くまで行きました。ドームの西側にセ・リーグ6球団の球団旗が掲げてあり、青空の下で気持ちよさそうにはためいていました。もちろんカープの球団旗も。球団旗のようにチームの状態も気持ち良く上向いてほしいと思いました。写真は風にはためく広島球団旗です。
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天敵石川に完敗

2008年04月22日 23時55分27秒 | 試合結果
ヤクルト 200 003 003 8
広島 000 000 100 1
勝利:石川4勝1敗
敗戦:長谷川1勝3敗
本塁打:[ヤクルト]ガイエル8号

 打線は天敵石川に対して4安打に抑えられ、先発長谷川も5失点とピリッとせずヤクルトに完敗。借金返済に弾みをつけたい初戦でいきなり躓いてしまいました。

 長谷川は5回2/3で7安打5失点と2試合続けてのKO。今日は4個の四球うち3個が得点に絡んでしまっています。 特に初回の2四球はもったいないです。立ち上がりで不安定だったと思われますが、田中への四球はいけませんね。青木、ガイエルと続くセ・リーグ屈指の打者の前に無駄な走者を出すと、失点してしまうということですね。2回から5回は無安打に抑えていただけに、初回の2失点が悔やまれます。
 そして、6回は2死満塁から投手の石川に甘い初球を中前へタイムリーを打たれ、続く飯原に押し出し四球と無駄な2点を失って試合が決してしまいました。
 今季は安定感に欠けており、このままでは青木高との入れ替えも十分可能性が出てきましたね。

 打線は石川の前に6回まで散発2安打で3塁も踏めず完璧に抑えられていました。7回にようやくアレックス、栗原連打でチャンスを作り、前田の二ゴロで1点を返すのがやっとでしたね。前回の対戦でも黒星ことつけたものの、7回1失点に抑えられており、今年も天敵克服ができそうにありませんね。
 昨季までのオーダーでは太刀打ちできないのであれば、新戦力を活用して活路を見出すしかないと思いますね。天谷、赤松の足で揺さぶるなど、次回は機動力を活かす攻撃で勝負するのも1つの方法でしょう。ただ、石川は良い投手なので簡単には攻略できないでしょうけどね。

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