カープな毎日

カープファンのひとりごと。

前田健今季初完封

2013年06月30日 20時40分28秒 | 試合結果
広島 110 000 000 2
阪神 000 000 000 0
勝利投手:前田健6勝4敗
敗戦投手:秋山1敗

 打線は今日も序盤に繋がりました。初回にルイスの2塁打をきっかけに1死3塁として、丸の犠飛で1点を先制しました。2回には梵の2塁打と敬遠で2死1,2塁とし、前田健が自ら適時打を放って追加点を挙げました。
 3回以降も毎回のように走者を出しましたが、後続が続きませんでした。5回1死2塁ではルイスと菊池が凡退し、6回2死1,2塁は菊池が三振してしまい、追加点を奪えませんでした。

 6月は未勝利の前田健は、ノーワインドアップに変えて臨みました。立ち上がりは、調子が良くありませんでしたが、要所を締める投球で阪神打線を封じました。
 3回は無死1塁で秋山の犠打を失敗させるも、西岡に安打を打たれて1,2塁とされると、大和に安打を打たれてしまいましたが、ルイスが好返球で2塁走者を本塁で刺し、続く鳥谷の当たりをまたもルイス好捕して失点を防ぎました。
 これで調子を上げていき、7回には三者連続三振を奪うなど4回から7回は1安打に封じる危なげない投球でした。
 8回は1死から連打で1,2塁とされるも、大和のセーフティーバントを失敗させ、鳥谷も打ち取り無失点で切り抜けました。
 110球を越えながらも9回のマウンドに上がると、連打で無死1,2塁のピンチを迎えてしまいました。しかしここから粘りを発揮し、新井良と代打桧山を外野フライに打ち取り、日高を一直に抑えて、今季初完封でチームの連敗を止めました。

 ルイスが攻守で光るプレーを見せてくれました。初回は2塁打を放って先制点のきっかけを作るなど2安打を放ち、守備でも3回に好返球と好捕で前田健を助けました。
 昨日も3安打1本塁打と打撃の状態が上向き始めており、それに合わせて守備での動きも良くなってきました。ようやく実力を発揮し始めた感じがします。俊足で長打も期待できるので、1番として起用できれば、得点機会もグッと増えてくると思います。
 今季のカープ打線のキーマンだと思っていたルイスが、本領を発揮すれば後半戦の巻き返しも十分に期待できますね。

 前田健はノーワインドアップからの投球に変えることで、力勝負では無く、緩急を使って上手く阪神打線を抑えました。序盤は制球に苦しんでいたようでしたが、3回の好守に助けられて調子を取り戻しました。
 中盤以降は安心して見ていられましたが、終盤の継投をどうするのかが気になりました。8回を終えて110球を越えており、9回はミコライオが登板するかと思いましたが、そのままマウンドに上がりました。
 最近は終盤にもたつく試合が続いており、中継ぎ投手への負担が増えていたことから、負担軽減のため9回もマウンドに上がったのはないでしょうか。最後はヒヤリとしましたが、何とか後続を抑える姿は、流石エースだと思いました。
 エースのプライドを賭けた投球で6月を締めたので、7月はこの流れを活かして反転攻勢といきたいですが、今村の不在により、中継ぎ投手に不安を抱える現状では、今日のように完投若しくはミコライオに直接繋ぐことが、確実に勝てる方法なのは辛いですね。
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連日の逆転負け

2013年06月29日 22時41分39秒 | 試合結果
広島 201 000 000 3
阪神 000 120 001 4
勝利投手:福原3勝1S
敗戦投手:久本2勝2敗
本塁打:[広島]ルイス3号

 昨日は守乱で逆転負けと嫌なムードになりましたが、序盤に打線が奮起しました。初回に無死1,2塁とすると、2死後に松山が2点適時2塁打を放って先制点を挙げました。更に3回にはルイスがソロ本塁打を放って追加点を挙げて大竹を援護しました。

 先発の大竹は緩急をつけた投球で3回まで1安打無失点に抑えましたが、4回に四球をきっかけに1死3塁からマートンに適時打を浴びて1点を失うと、5回には連打で無死1,3塁とされると、代打今成の一ゴロで三塁走者を狭殺する間に2,3塁となり西岡の投前安打で1点を失いました。更に大和のセーフティースクイズで同点に追いつかれてしまいました。
 6回の1死1,2塁は連続三振に仕留めて無失点で切り抜けましたが、6回3失点で降板となりました。

 幸先良く3点を挙げたものの、4回、5回を無安打に抑えられましたが、6回に2番手渡辺を攻めて、四球と安打で無死1,2塁の勝ち越し機を作るも、松山、梵、堂林が外野フライに抑えられて得点を挙げられませんでした。
 阪神の小刻みな継投の前に、7回から9回は1安打に抑えられてしまいました。

 7回からは上野が登板し、7回と8回とも1死1塁で併殺を奪って無失点で切り抜けました。9回は久本が登板するも、1死後に連続四球で1,2塁とすると2死後に大和に適時2塁打を浴びてしまい、サヨナラ負けを喫してしまいました。
 これで借金は今季最多の11となってしまいました。


 今日は5回の守りがポイントでした。無死1、3塁で今成の一ゴロをエルドレッドは本塁に送球して1失点は防ぎましたが、ここは2塁に送球して併殺を取るべきだったと思います。2点リードしていたので、1点を失っても走者を無くすことの方が良かったと思います。結果的に1死2,3塁となり、西岡の投ゴロを大竹が弾く不運もありましたが、1点を失い、更にピンチが続くことになってしまいました。
 冷静な判断ができていれば、1失点で済んでいたと思うと痛いプレーでした。これも前日の逆転負けの影響かもしれませんね。
 
 そして、5回は大竹も新井良と日高に対して、球が上ずりカウントを悪くして、ストライクを取りに行った球を安打にされてしまいました。しかし、ここから大竹らしさを取り戻したのですが、不運が重なり2点を失う結果となってしまいました。
 大竹も最近白星から遠ざかっていたことから、5回を抑えると勝ち投手の権利が得られるという焦りがあったのかもしれません。
 チーム全体が浮足立っているように感じます。もう少し落ち着いて戦ってほしいですね。

 序盤は昨日の悪夢を払しょくする素晴らしい攻撃でしたが、中盤以降は沈黙してしまいました。特に6回の逸機が痛かったですね。同点に追いつかれた直後で、試合の流れが阪神に傾いていたところで、勝ち越しのチャンスを作りながら、後続があっさりと外野フライを打ち上げて、走者を進めることができず無得点に終わり、その後は1安打に抑えられて、サヨナラ負けに繋がってしまいました。
 代わったばかりの渡辺が不安定なところで、一気に攻めたい場面でしたが、ベンチは何も動きませんでした。好調の松山なので、普通に打たせるのは仕方ないと思いますが、梵の打席でも何も動く気配がありませんでした。セーフティーバントのそぶりを見せるなど、渡辺を揺さぶっても良かったと思います。苦しい時こそ工夫をしてほしいですね。
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守乱で武内のプロ初勝利吹き飛ぶ

2013年06月28日 23時04分02秒 | 試合結果
広島 000 201 010 4
阪神 000 000 16X 7
勝利投手:渡辺1勝
セーブ:加藤1S
敗戦投手:ミコライオ2勝3敗13S

 今日昇格した武内が今季2度目の先発マウンドに上がると、制球はバラつきながらも力のある直球で阪神打線を圧倒しました。
 初回は先頭の西岡に四球を与えるも盗塁死で助けられると、その後は阪神打線に凡打の山を築かせました。5回には失策で無死1塁となりましたが、新井良を併殺に打ち取るなど落ち着いていました。
 6回まで無安打に封じていましたが、7回に大和に初安打を許すと、1死2塁からマートンに適時打を浴びて1点を失いましたが、後続は抑えて最少失点で切り抜けました。

 昨日は見事な逆転劇を演じた打線は、3回まで1安打に抑えられていましたが、4回に1死2塁から丸の適時打で先制点を挙げると、更に2死1,3塁から會澤の適時打も飛び出して、この回2点を挙げました。
 6回には2死2塁から松山の適時打で1点を追加すると、1点を返された直後の8回には2死1塁からエルドレッドの適時2塁打で1点を挙げて、再び3点差にリードを広げました。

 8回からは今井が登板するも1死1塁とすると、代打桧山に対して河内を投入しましたが、四球を与えて1,2塁とピンチが拡大してしまいました。ここでミコライオを投入するも、松山の悪送球で1点を失い、更に大和を投ゴロに打ち取りながら、2塁ベースカバーの安部がまさかの落球で満塁なってしまいました。
 内野ゴロの間に1点を失って1点差とされると、マートンに2点適時打を浴びて逆転され、今成にも2点3塁打を打たれて、この回6点を失ってしまいました。
 9回はあっさりと三者凡退に倒れて、またも勝てる試合を落としてしまい、好投した武内のプロ初勝利は目前で吹き飛んでしまいました。
 1日で4位に転落し、早くも自力優勝の可能性が消滅してしまいました。

 
 武内は素晴らしい投球でした。6回まで無安打投球には驚きました。直球がずば抜けて早い訳ではなく、制球も安定せずに甘い球があるなど、決して凄い投球ではありませんでしたが、阪神打線を抑えたのは、球に切れがあったということでしょう。
 細かい制球を意識し過ぎず、思い切り腕を振って投げたことが、好投の要因ではないでしょうか。
 残念ながら終盤の守乱でプロ初勝利は成りませんでしたが、今日の投球なら近いうちにプロ初勝利を挙げることができると思います。
 次回も先発のチャンスが巡ってくると思いますので、今日の投球を忘れずに次回に活かしてほしいですね。


 またしても8回に悪夢が待っていました。まるで3日前の再現のようでした。河内が四球を与えてミコライオを投入した時に嫌な予感はしましたが、まさか2連続失策で自滅するとは思っていませんでした。
 たぶん守っている選手たちも、3日前の逆転負けが残っており、余計なプレッシャーが掛かって焦りが出たのではないでしょうか。
 もちろん敗因は松山と安部の失策ですが、その前に河内が桧山に四球を与えてことが伏線になっていると思います。桧山を抑えるために投入しながらも、ストレートの四球はいけません。これが悪夢の再現の引き金になったと思います。
 最近の河内は調子が落ちているように思えるので、一度2軍に降格して再調整させてほしいですが、代わりの投手がいないという実情があるところが苦しいですね。こんな時に青木がいてくれれば…。などと思っていても仕方ないので、河内には早く復調してもらうしかありませんね。
 
 
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バリントン2カ月半ぶりの3勝目

2013年06月27日 21時53分35秒 | 試合結果
巨人 200 000 000 2
広島 000 002 10X 3
勝利投手:バリントン3勝6敗
セーブ:ミコライオ2勝2敗13S
敗戦投手:宮國2勝3敗
本塁打:[巨人]阿部20号
     [広島]エルドレッド5号、會澤3号

 今日負けると早くも自力優勝の可能性が消滅するという試合は、先発のバリントンは制球が安定せず甘い球もありましたが、要所を締める粘り強い投球でした。
 初回は2死1塁から阿部に本塁打を浴びて2点を失いましたが、3回1死1,2塁では阿部を併殺に打ち取り無失点で切り抜けました。4回と5回も得点圏に走者を背負うも、後続を抑えて追加点を与えませんでした。
 そして、6回には3連打で無死満塁の大ピンチを迎えましたが、宮國のスクイズを失敗させて併殺を奪うと、長野を三振に仕留めて無失点で凌ぎました。
 
 調子の上がらない打線は、今日も宮國を捕えられず苦しい展開となりました。初回に2四球で1死1,2塁のチャンスを貰うも、走塁死にエルドレッドが三振に倒れて得点できませんでした。
 5回まで散発2安打に抑えられて、今日もこのまま終わるかと思いましたが、6回にルイスの2塁打をきっかけに1死3塁とすると、2死後にエルドレッドが2点本塁打を放って同点に追い付きました。
 更に7回には會澤に本塁打を飛び出して、勝ち越しに成功しました。

 8回からは今井が登板し、無死1,3塁のピンチを招きましたが、後続を内野ゴロ2つと中飛に打ち取って無失点で凌ぐと、9回はミコライオが三者凡退に抑えて、巨人に逆転勝ちしました。
 バリントンが4月10日以来となる3勝目を挙げて、チームはカードの連敗を5で止めるとともに、ようやくカード2勝目を挙げることができました。そして1日で3位に浮上しました。


 野村監督がエルドレッドに求める流れを変える一発が最高の場面で飛び出しました。伏線は6回表のバリントンの投球でしょう。無死満塁の大ピンチで、追加点を奪われると、今の打線の状態では、ほぼ試合が決まってしまうという苦しい状況でしたが、バリントンはスクイズを失敗させて、併殺を取るというこれ以上ない最高の結果となりました。
 このピンチを無失点で凌いだことで、流れがカープに傾きかけると、ルイスが2塁打で流れを引き寄せ、エルドレッドが本塁打を放って、完全に流れを変えました。もしここで無得点に終わっていたら、今日も零封されていたかもしれません。エルドレッドの本塁打はとても大きな意味のある一打でした。
 エルドレッドは不振に苦しんでいますが、この一発が復調のきっかけになってほしいですね。そして今日のような試合展開を変える本塁打をどんどん打ってほしいですね。

 バリントンに久々の白星が付きました。ここまで好投しながら打線の援護に恵まれず、防御率2.55と先発陣で最も安定した投球を続けていながらも2カ月半も白星から遠ざかり、6敗も喫していました。
 それでも腐ることなく、チームの勝利を最優先に考えて、先発として与えられた仕事をしっかりとこなしていました。今日も打線が沈黙する中、粘り強い投球で、追加点を与えなかったところは流石です。
 今日の白星をきっかけに、打線との兼ね合いも良くなって、白星を積み重ねていってほしいですね。
 
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青木に移籍初勝利を献上

2013年06月26日 22時00分38秒 | 試合結果
巨人 030 020 000 5
広島 000 000 000 0
勝利投手:青木1勝
敗戦投手:中崎2勝4敗
本塁打:[巨人]阿部19号

 先発の中崎は、変化球の制球がばらつき、毎回のように走者を背負う苦しい投球となりました。2回に1死1,2塁から村田に適時2塁打を浴びて先制点を与えると、2死後に投手の笠原に四球を与え満塁としてピンチを広げてしまい、長野に2点適時打を打たれて、この回3点を奪われてしまいました。
 4回の2死1、2塁は長野を遊ゴロに打ち取り無失点で切り抜けましたが、5回に四球を与えた後に阿部に本塁打を浴びてしまい、痛恨の2点を失ってしまいました。
 
 打線は緊急先発の笠原に対して、毎回先頭打者を出しながらも後が続きませんでした。初回はルイスが盗塁死、2回は梵が併殺、3回は2死2塁でルイスが代わった青木に打ち取られてしまいました。
 5回にも無死1塁とするも梵が併殺、6回は1死1塁でルイスが併殺と拙攻を繰り返しました。

 7回からは上野が2回を1安打無失点に抑え、9回は久本が無死1,2塁のピンチを迎えるも、長野を一直併殺に打ち取って追加点を与えませんでした。
 しかし打線は、7回からの山口、マシソン、西村の小刻みな継投の前に無安打に抑えられてしまいました。結局、6投手の継投の前に散発3安打に抑えられ、零封負けを喫して、4位に転落してしまいました。
 そして、巨人は2番手で登板した青木が勝利投手となり、移籍後初勝利を献上してしまいました。

 中崎は不要な四球が失点に繋がってしまいました。2回は1点を失った後、2死から投手に四球を与えて満塁として2点を失ったのは余分でした。更に5回の失点も四球を与えた直後に本塁打を浴びています。失点したイニング以外は粘りを見せていただけに、もったいない投球でした。
 今日の中崎に限らず、昨日の逆転のきっかけは今村と河内の四球でした。最近は四球からの失点が目立っており、首脳陣も投手陣に対して四球を減らすように指導しているようですが、成果が表れていません。
 不調の今村が2軍降格となり、リリーフ陣が更に苦しい状況となったので、この四球から失点に繋がる悪循環を直さないと、カープの生命線である投手力で勝つ野球ができず、苦しい戦いが続いてしまいますね。

 打線が繋がらず拙攻の繰り返しでした。散発3安打に封じられたこともありますが、それ以上に3併殺では攻撃のリズムが良くなるはずがありません。
 序盤に3点を先制されて焦りがあったのかもしれませんが、攻撃が淡白に見えてしまいました。打者はファールで粘り、走者は足で投手にプレッシャーをかける攻撃ができていないと思います。本塁打がそんなに出る打線では無いので、各打者が打席ごとに自分の役割を理解して、繋ぐ野球をしないと勝つことは難しいでしょう。
 もう一度繋ぐ意識をしっかりと持って打席に入ってほしいですね。そして明日こそは勝って、巨人戦の連敗を止めたいですね。
 
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リリーフ炎上して逆転負け

2013年06月25日 21時59分21秒 | 試合結果
巨人 000 002 040 6
広島 120 001 000 4
勝利投手:アコスタ1勝
セーブ:西村2勝2敗17S
敗戦投手:河内1勝1敗
本塁打:[広島]安部1号

 巨人先発は苦手とする菅野が先発ということで、苦戦が予想されましたが、初回に安部、丸、エルドレッドの3連打で1点を先制すると、2回には1死満塁から坂本の適時失策で2点を貰って、序盤で3点を挙げました。
 しかし、その後は毎回安打を放つものの、後続が続かず追加点が奪えませんでした。3回と4回の2死1,2塁は石原とエルドレッドが共に三振に倒れてしまいました。

 先発の野村は甘い球がありながらも、要所を締める投球で巨人打線を抑えました。初回は1死1,3塁のピンチを迎えるも、阿部を併殺に打ち取り無失点で切り抜けると、4回無死1,3塁では阿部を三振、小笠原を併殺に打ち取って得点を許しませんでした。
 しかし、6回に2死2,3塁から阿部に適時2塁打を浴びて2点を失ってしまいましたが、7回まで投げて6安打2失点に抑える好投でした。

 追加点を奪えない打線は、1点差に追い上げられた直後の6回裏に、安部が本塁打を放って追加点を奪い、リードを2点に広げました。
 7回には2番手アコスタから1死3塁の得点機を作りましたが、堂林と會澤が三振に倒れてリードを広げることができませんでした。

 そうなると後はリリーフ陣で逃げ切りを図るだけでしたが、リリーフ陣が揃って乱調でした。8回から登板の今村は1死後に安打と四球で1,2塁のピンチを作ると、阿部は河内が三振に抑えるも、小笠原に四球を与えて満塁としてしまいました。
 ここでミコライオを投入するも代打矢野に2点適時打を浴び、更に村田に2点2塁打を打たれて逆転を許してしまいました。

 打線の奮起を期待しましたが、8回は山口、9回は西村に抑えられて、巨人に逆転負けを喫してしまいました。
 これで巨人戦は1勝8敗1分と歯が立たない状態になりました。今日の試合を含めて勝てる試合がいくつかはありましたが、ミスや継投失敗で落としており、完敗ばかりではないと思います。
 チーム力の差があることは確かだと思いますが、これほど対戦成績が偏るほどではないはずです。選手の苦手意識が動きを堅くしているのかもしれません。苦手意識を払しょくして、本来の動きを取り戻すことができれば勝てるはずです。気持ちを切り替えて、明日こそは勝ってほしいですね。

 直接の敗因にはリリーフ陣の乱調ですが、それだけは無く、打線が巨人を上回る13安打を放ちながらも得点はたったの4点だったこともあります。
 9回以外は毎回安打を放ち、無得点だった3回、4回、7回も得点圏まで走者を進めながら、後続が続きませんでした。特に7回は1死3塁で犠飛でも良い場面でしたが、連続三振という最悪の結果でした。
 巨人戦ではセーフティーリードは無いので、チャンスで確実に得点しないと今日のような逆転負けを喫してしまいますね。

 そしてもうひとつ、巨人に5個も盗塁を決められ、その全てが得点に直結している点は見逃せません。6回は1,3塁で盗塁を決められ2,3塁とされて、阿部に適時2塁打を打たれました。これは仕方ないとしても、8回は2度の重盗を決められて4失点に繋がったのは、明らかにバッテリーミスです。
 捕手が経験の浅い會澤だったことに、投手が勝負どころで打者に集中していた点を、巨人に付け込まれたと思います。
 本来ならカープがやるべき攻撃を巨人にやられてしまいました。少しの隙でも見逃さないところはさすが首位チームといったところですね。
 カープのバッテリーには、今日の失敗を次戦以降に活かしてほしいですね。
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前田健、丸、廣瀬がファン投票で選出

2013年06月24日 22時54分38秒 | 日記
 マツダオールスターゲームのファン投票結果が発表され、カープからは先発投手部門で前田健、外野手部門で丸と廣瀬の3人が選出されました。前田健が2年連続3回目、丸は初、廣瀬は3年ぶり2回目の出場となりました。正直なところ、ファン投票で3人も選ばれるとは思っていなかったので驚きました。

 前田健も中間発表では藤浪に負けており、体調面の不安もあったことから、今回は難しいと思っていましたが、やはりWBCでの好投が得票に繋がったのでしょう。
 
 外野部門で丸と廣瀬がマートンと長野を逆転して2位と3位に入りました。丸は3位に入る可能性があるかもしれないと思っていましたが、まさか2位になるとは驚きました。現在リーグトップの21個の盗塁を決めていることが大きいですね。
 そして、廣瀬は規定打席に到達していませんが、15試合連続出塁の日本新記録を達成したことがファンの印象に残っているのでしょうね。

 前田健には昨年に続いてMVPに選ばれる快投を、丸には盗塁だけでなく成長した打撃を、そして廣瀬は打撃だけでなく守備を全国にアピールして、ファン選出にふさわしい活躍をしてほしいです。
 3人がそれぞれの持ち味を出して活躍することで、後半戦に弾みが付くとともに、チームにも勢いが付くはずですね。
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堂林逆転サヨナラ本塁打

2013年06月23日 21時51分12秒 | 試合結果
ヤクルト 004 000 000 4
広 島 000 003 002 5
勝利投手:今村1勝2敗2S
敗戦投手:山本哲2敗8S
本塁打:[ヤクルト]バレンティン23号
     [広島]廣瀬4号、堂林3号

 連敗ストップを前田健に託しましたが、球に切れが無く毎回のように走者を背負いました。3回に2死1,3塁からミレッジの内野安打で1点を奪われると、バレンティンに2試合連続となる3点本塁打を浴びて、この回4点を失ってしまいました。
 4回と5回も安打を打たれるも、後続を打ち取り無失点で切り抜けましたが、100球を越えたことから、5回8安打4失点でマウンドを降りました。

 昨日沈黙した打線は、今日も八木に翻弄されました。3回まで前田健の1安打に抑えられ、4回には無死1塁で廣瀬が左飛、エルドレッドと會澤は連続三振に倒れるなど、5回まで散発2安打で2塁さえ踏めませんでした。
 しかし、6回に無死1,3塁のチャンスを作ると、丸の内野ゴロの間に1点を返すと、続く廣瀬の2点本塁打で1点差に追い上げました。
 7回には1死3塁の同点機を作るも、ヤクルトの小刻みな継投の前に代打松山が投ゴロ、代打岩本が三振に倒れて追いつくことができませんでした。 

 6回から登板した今井が2回を無安打に抑える好リリーフでヤクルトに追加点を与えず、8回から登板した今村は2安打と四球で1死満塁のピンチを招くも、何とか後続を抑え、9回も1,2塁のピンチを無失点で切り抜けました。
 9回に宮本の失策などで1死2塁とすると、堂林が左翼に逆転サヨナラ本塁打を放ち、連敗ストップを劇的な勝利で飾りました。


 前田健がバレンティンに本塁打を浴びて、打線は八木の前に沈黙するという、中盤までは昨日のリプレイのような試合展開でした。しかし、6回にこの試合初めて得点圏に走者を進めると1点を挙げて、更に廣瀬が本塁打で繋いで八木をKOしました。
 この廣瀬の本塁打は大きな意味のある一打でした。もし1点で終わっていたら、このままヤクルトペースのまま終わっていたでしょう。エルドレッドが不振に苦しんでいるため、安打で繋いでも得点の期待が薄かったので、本塁打は最高の結果だったと思います。
 そして、2番手今井が無安打投球でヤクルトに傾いていた流れを止めたことも大きかったと思います。先発が崩れても中継ぎがしっかり抑えると、勝機が生まれるということですね。
 
 前田健が気がかりですね。前回登板は終盤に打たれたとはいえ5失点で、今日は5回4失点で早々に降板となりました。
 本来の球ではなく、ファールで粘られるなど苦しみました。まだ体調面で万全ではないのかもしれません。次回も打ち込まれたら、首脳陣は何らかの対応を考える必要がありますね。

 
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ルーキー小川に完封負け

2013年06月22日 22時50分45秒 | 試合結果
ヤクルト 000 300 000 3
広 島 000 000 000 0
勝利投手:小川7勝2敗
敗戦投手:大竹5勝4敗
本塁打:[ヤクルト]バレンティン22号

 前回の対戦でプロ初勝利を献上した小川に対して、初回に安打と犠打で1死2塁の先制機を作りましたが、丸とエルドレッドが連続三振に倒れて無得点に終わると、3回は2死からルイスが2塁打を放つも、菊池が右飛に倒れて先制点を奪えませんでした。

 先発の大竹は緩急を駆使して3回までヤクルト打線を完璧に抑えていましたが、4回に2安打で1死1,3塁のピンチを迎えると、バレンティンに3点本塁打を浴びて先制を許してしまいました。
 5回にも安打と四球で2死1,2塁のピンチを迎えるも、ここは森岡を二ゴロに打ち取り無失点で切り抜けると、7回1死1塁では併殺打に抑えるなど、粘り強い投球で追加点を与えず、8回を5安打3失点に抑えました。

 大竹を援護したい打線ですが、小川を捉えきれず、安打が出ても後が続きませんでした。7回2死から四球と安打で1,2塁と久々に得点圏に走者を進めるも、石原が三直に倒れてしまいました。

 9回にはミコライオを投入して、野手の奮起を促しましたが、最後まで小川を攻略できず、散発5安打で3塁さえ踏むことができず、小川にプロ初完封を許してしまいました。

 チームは4連敗で借金は9と2ケタ借金目前となりました。明日は前田健が登板するので、何とかチームの連敗を止めてほしいです。でもそれ以前に打線が点を取らないと勝てませんね。明日はしっかりと援護してもらいたいものです。


 4番の差が勝敗を分けてしまいました。カープの4番エルドレッドは初回の2死2塁の先制機で三振に倒れ、ヤクルトの4番バレンティンは4回に訪れた初めてのチャンスで本塁打を放ち3点を先制しました。
 両チームとも5安打ずつで、どちらもチャンスが多くない投手戦となったことで、ワンチャンスをモノにしたヤクルトに軍配が上がりました。
 カープ打線に一番足りないのは、正にこれですね。接戦で星を落とすのは、チャンスで確実に得点を挙げられないことが大きいです。これはメンタル面の問題が大きいと思うので、意識改革で何とか克服してほしいですね。

 大竹は一球に泣きました。3回までは完璧に抑え、5回以降も崩れることなく辛抱強く投げ抜きました。打線の援護に恵まれず黒星を喫してしまいましたが、大竹を責めることはできません。失投を見逃さなかったバレンティンが上手だったと思います。
 次回こそは打線が奮起して援護してくれるはずだと思うので、次戦も今日のような粘り強い投球をしてほしいですね。
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早々に雨天中止

2013年06月21日 23時17分34秒 | 日記
 リーグ戦再開初戦は、早々に雨天中止が決まりました。先発は大竹がスライドします。スライドは調整が難しいので一抹の不安が残りますが、経験豊富な大竹なら大丈夫だと信じています。

 中5日で先発していた前田健とバリントンが体調面で不安があるため、当面は中6日で回すとのことで、先発6人体制で3連戦の2戦目を谷間にする方針のようです。順当なら明日は今井が先発予定だったようで、今日の雨天中止により大竹がスライドし、3戦目は前田健が先発するので、このヤクルト2連戦は谷間が無くなりました。
 この雨天中止がカープにとって恵みの雨になったと考えることもできます。大竹と前田健で連勝して、本当の恵みの雨にしたいですね。
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