カープな毎日

カープファンのひとりごと。

まえけん完封15勝目

2010年09月30日 23時55分12秒 | 試合結果
ヤクルト 000 000 000 0
広島 010 000 00X 1
勝:前田健15勝7敗
敗:館山11勝7敗

 最多勝を狙う前田健は初回から制球良く低めをついてヤクルト打線を3回まで内野安打1本に抑えました。4回には安打に四死球で2死満塁のピンチを迎えましたが、宮本を二飛に打ち取りピンチを脱出しました。
 一方の打線は苦手館山から2回に1死1,2塁から石原が適時打を放って1点を先制しましたが、その後は4回1死1,3塁で石原が併殺、5回の梵は無理に3塁を狙って走塁死と館山を攻略できませんでした。
 前田健は5回から7回まで2塁すら踏ませない素晴らしい投球を披露し、完封が見えてきた8回には2死3塁とされましたが、ここでもホワイトセルを一ゴロに打ち取りました。9回は味方の攻守に助けられてヤクルト打線を6安打完封して1点を守り切り15勝目を挙げました。

 今日の勝利で前田健の最多勝はほぼ確実になりましたね。前田健を追う阪神の久保はチームが逆転負けしたため13勝のままでしたので、前田健の15勝を抜くことは難しくなりましたね。完封により防御率も2.16まで下がりましたが、奪三振は4個だったため2位の村中を大きく引き離すことができませんでした。しかしまだ前田健は1試合登板が予想されるため、抜かれる可能性は低いと思われます。
 そして今日の登板で200投球回を突破しました。これはカープでは05年の黒田以来です。投手3冠に200投球回を達成となれば、カープ投手史上最大快挙と言っても過言ではないでしょうか。あと1試合の登板も勝ってタイトルを確実にして、気分良く今季を終えたいですね。

 打線は館山から1点を奪ったものの相変わらず館山を攻略できませんでした。野手陣が打てないという苦手意識が強すぎるように思います。それが4回の攻撃に現れています。
 1死から梵が左翼フェンス直撃の当たりで、3塁を狙って憤死してしまいました。これは館山から連打することは難しいという意識があったため、無理に3塁を狙ったのでしょう。
 次打者の木村と天谷が連打を放っており、結果的には2塁で止まっていれば1点が入っていただけに残念でした。館山を攻略するには野手の意識改革が必要かもしれませんね。
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建さん引退試合で中田プロ初勝利

2010年09月29日 23時39分36秒 | 試合結果
横浜 001 300 000 4
広島 000 462 00X 12
勝:中田1勝1敗
敗:加賀3勝11敗
本:[広島]嶋13号

 高橋建の引退試合で先発マウンドに上がったのは齊藤でした。齊藤は3回に内川と村田に連打を浴びて廣瀬の後逸も重なり先制を許すと、4回には安打と四球でピンチを招くと、石川と松本に連続適時打を打たれて3点を失ってしまいました。
 しかし建さんの引退試合を勝利で飾るため打者が奮起して、4回に木村、天谷、栗原の3連打で1点を返すと、嶋が3ランを放って同点に追い付きました。
 更に続く5回には、天谷の適時打で1点を勝ち越した後、無死満塁とすると復帰した岩本の適時打に押し出し四球、梵の適時打など打者一巡の攻撃で6点を奪いました。
 6回にも石原の適時打で2点を加えてダメ押を押しました。
 5回は中田、6回と7回は大島が無失点リレーで繋ぐと、8回のマウンドには高橋建がマウンドに上がり、カスティーヨを三球三振に抑え最終登板を飾りました。
 高橋建の後を上野、横山と繋いで横浜打線に反撃を許さず、建さんの引退試合を快勝で飾りました。

 建さんの最後の登板は大量リードの場面で巡ってきました。打者カスティーヨに対して全て140㎞台のストレートを投げ込み、最後は142㎞の内角ストレートで空振りを奪いました。
 打たれても構わないから、最後は一番自信のあるストレートを投げて終わりたいと思ったので、全てストレートで押したのでしょう。
 今日は点差が開いており、勝負が決した後だったこともあり、真剣勝負という雰囲気ではなかったのは少し残念でした。本当はもっと競った場面での登板を見たかったのですが、こればかりは仕方ないでからね。負けている場面では無かったので良かったです。
 今日の投球を見て、体力的にもきつい中継ぎではなく、登板間隔をあけて体力的にも余裕のできる先発として起用すればもう少し現役を続けられたのではないかと思ってしまいましたが、建さんが決めたことなの仕方ないですね。建さん長い間お疲れ様でした。

 齊藤が4点を失った時には負けを覚悟しましたが、野手陣が見事な攻撃で逆転してくれました。特に4回の1点を返した後の嶋の3ランが効果的でした。これで完全に流れがカープに傾き、5回の6得点に繋がりました。嶋は建さんと同期入団ですから、何としても勝って送りたいという気持ちが強かったのでしょうね。
 中田と大島も良い形で建さんに繋ごうという思いが伝わってきました。今日は建さんのためにという思いがチームを一丸にしましたね。建さんの引退試合で中田がプロ初勝利を挙げるというのも世代交代を感じさせますね。
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建さんラスト登板へ

2010年09月28日 22時15分15秒 | 日記
 今週は今季最後のマツダでの試合となります。その初戦である明日の横浜戦は高橋建の引退試合となっています。幸いにも天気も良いようなので良いコンディションで試合に臨めそうです。
 最後の登板も建さんらしく中継ぎでの登板となることも決まったようですが、ラスト登板は引退試合のセレモニーのような対戦ではなく、打者との真剣勝負を見たいですね。そのためにも1点を争うような僅差の試合展開で登板機会が巡ってくる必要がありますから、先発が予想される今井かソリアーノには試合を壊すような投球は絶対にしてほしくないです。

 横浜戦での引退登板といえば、佐々岡投手もそうでしたね。あの時は本塁打王を争う村田に本塁打を打たれて、打った村田が涙を流していましたね。引退登板の投手から打ってはいけないという雰囲気がありますが、私は真剣勝負で対戦してほしいので、打たれても構わないと思っています。もちろん建さんが打たれても良いという訳ではありませんが、佐々岡投手の時と同じように真剣勝負をしてもらい、その結果打たれても仕方ないと思いますね。
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まえけんハーラー単独トップ守る

2010年09月26日 22時22分10秒 | 日記
 今日は日曜日ですが予備日のため試合がありませんでした。こうなるとシーズンの終わりを感じます。
 他球団は試合があり、前田健と最多勝を争っている中日のチェンが登板しました。5回から登板して白星をチェンに付ける作戦でしたが、ヤクルトにリードを許しての登板となり、そのまま逆転できなかったため、チェンは13勝のままでした。
 中日は残り1試合のためチェンが次戦で白星を挙げても14勝で前田健を抜くことはできなくなりました。残りは阪神の久保が13勝で追っているので、2人の戦いになりそうです。
 前田健は残り2試合の登板が濃厚ですから、最低1勝すれば最多勝は堅いと思われます。できれば2勝して16勝で単独での最多勝を期待したいです。
 防御率は前田健がメッタ打ちされない限り2位のチェンに抜かれることはないでしょう。奪三振は2位の村中と7個差ですからまだ分かりませんが、ヤクルトも残り8試合ですから、今までどおり奪三振を積み重ねれば大丈夫でしょう。
 前田健の投手3冠がいよいよ現実味を帯びてきましたね。
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打線沈黙の完敗

2010年09月25日 23時34分29秒 | 試合結果
広島 100 000 002 3
阪神 300 003 20X 8
勝:メッセンジャー5勝6敗
敗:ジオ8勝7敗
本:[阪神]新井19号

 初回に栗原の安打などで2死1,3塁とすると、嶋の適時打で1点を先制しましたが、2回以降はメッセンジャーを捕えることができず、5回まで1安打に抑えられて全く得点できる気配がありませんでした。
 先発のジオは1点を先制した直後の1回裏に平野と鳥谷に連打された後、新井に3ランを打たれて逆転を許してしまいました。2回以降は立ち直ったものの、6回に1死1塁から3塁の中谷が落球して1死1,2塁とされると、坂と林に連続適時打を打たれて痛い3点を失い、この回で降板となってしまいました。
 調子付いた阪神打線に対して、2番手大島は1死から連続四死球を与えると、ブラゼルの適時打などで2点を失って試合は決してしまいました。
 9回に四死球で1,2塁とすると中谷がプロ初安打となる適時打を放つなど2点を返して意地を見せましたが、失点が大きく阪神に完敗となってしまいました。

 ポイントは6回の攻防でしょうね。2点を追いかけるカープはメッセンジャーに手こずっていましたが、木村が安打を放ってこの試合初めて先頭打者を出塁させました。しかし次打者天谷は投ゴロに倒れてしまい、走者を進めることさえできませんでした。栗原が四球を選び1,2塁とすると阪神はスパッとメッセンジャーを諦めて渡辺を投入して嶋と廣瀬を打ち取り得点を与えませんでした。
 逆にカープは1死1塁から中谷が失策を犯してピンチを広げると、ジオがあっさりと坂に2点3塁打を、代打林にも適時打を打たれてしまいました。
 6回の阪神は1点も失いたくないという継投で守り抜いているのに対して、カープは失策から簡単に崩れてしまいました。
 もちろん相手は優勝争いを繰り広げているチームですから、1勝への執念はカープとは比べ物になりません。それでもカープも中谷を除けばほぼベストメンバーで戦っているのですから、来季を見据えた戦いではなく、勝利を目指す戦いだと思います。それであれば選手とベンチには目の前の1勝に拘って戦ってほしいですね。今日の試合を見る限り、勝利への拘りを感じることができなかったのは残念です。
 
 中谷が5年目にしてようやくプロ初安打、初打点を挙げました。打撃センスの良さを認められて育成から支配下に登録され、2軍では結果を出しても1軍では結果が出ていませんでしたから、今日の安打は嬉しかったことでしょうね。この安打を励みにして頑張ってほしいです。
 一方で課題の守備では致命的な失点に繋がる失策を犯してしまいました。これは反省点ですね。今日の失敗を糧にして練習に励んでほしいですね。
 他球団では育成出身選手が活躍していますが、カープでは未だに成果が出ていません。中谷とソリアーノには1軍で活躍できるように頑張ってほしいですね。
  
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鍵を握る

2010年09月24日 22時27分15秒 | 日記
 カープは早々に優勝争いから外れ、CS争いからも外れたので、優勝争いはあまり気にしていませんでしたが、中日と阪神の争いになってきました。(さすがに巨人は苦しいでしょう。)
 中日とは今季の対戦がありませんが、阪神とはまだ4試合もの残しており、阪神にとってはカープ戦の勝敗が優勝争いに大きく影響しますね。リーグを盛り上げるためには、阪神に勝たせるべきなのでしょうが、カープも勝率4割を死守してもらいたいので、負けるわけにはいきません。
 先ずは明日の試合が大きな鍵になりますね。カープが阪神に勝って、中日も勝てば中日にマジックが点灯し、阪神がカープに勝って、巨人が負ければ阪神にマジックが点灯するようです。明日のカープの戦い次第でマジック点灯チームが変るということですね。
 明日の先発は中5日でジオの可能性が高いと思われま。ジオは現在8勝ですから、明日勝てば2ケタ10勝の可能性が残るので、何としても勝ってほしいところです。そうなると負ける訳にはいきません。
 甲子園での戦いで完全アウェーの状態でしょうが、なんとしても阪神を破ってほしいですね。
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まえけん好投も15勝目ならず

2010年09月23日 23時54分19秒 | 試合結果
ヤクルト 000 100 200 3
広 島 000 000 000 0
勝:館山11勝6敗
敗:前田健14勝7敗
本:[ヤクルト]ホワイトセル15号

 先発の前田健は立ち上がりから球のキレ、制球とも良くヤクルト打線を3回まで1安打に抑えていましたが、4回2死からホワイトセルに本塁打を打たれて先制を許してしまいました。それでも気持ちを切らさずヤクルト打線を抑えていましたが、7回に先頭のホワイトセルに四球を与えて出塁させると、2死1,2塁とされて、鬼崎に適時打を打たれてしまい追加点を奪われてしまいました。更に投手の館山の内野安打を梵が2塁に悪送球して、無駄な追加点を与えてしまいました。
 好調な打線は初回に梵の安打などで1死2塁とするも天谷と栗原が凡退、3回の1死1,3塁は木村と天谷が凡退して得点を挙げられませんでした。その後も走者を出すものの後続が続かず、4回から7回まで2塁すら踏めませんでした。
 何とか前田健に白星をと願った8回の2死1,2塁も栗原が投ゴロに倒れてしまいました。結局最後まで館山を攻略できず、6安打完封負けを喫してしまい、前田健の15勝目は持ち越しとなってしまいました。

 打線が序盤で館山を捕えられなかったことが最後までひびきました。特に3回は館山を崩すチャンスだったと思います。無死1塁で前田健がバントを失敗して走者を進められなかったため、梵の安打で本塁に帰れませんでした。それでも1死1,3塁と好機を拡大させバント失敗を取り返しながら、木村が遊飛に倒れてしまい先制機を逃してしまいました。この逸機により流れがヤクルトに傾いて、4回の失点の伏線になったと思います。 
 チャンスを確実にモノにしないと、競った展開では苦しくなります。来季に向けた課題の一つですね。

 前田健は8回を投げて6安打で自責点2の好投でしたが、味方の援護が無くては勝てませんね。調子は良かったと思ったので、15勝目は大丈夫だと思っていましたが、4回に落とし穴が待っていました。
 ホワイトセルに本塁打を浴びた球は明らかに失投だと思います。これを逃さず仕留められてしまいました。
 そして6回まで無四球だったのですが、7回にホワイトセルに四球を与えて先頭打者を出塁させてしまいました。先頭打者に四球を与えると失点に繋がっているのは、今季の特徴ですが前田健も例外では無かったということですね。とは言っても前田健を責めることはできませんね。
 絶対に追加点を与えていけない場面で、自らピンチを作ってしまったので、前田健はホワイトセルへの四球が悔やまれるでしょうね。この悔しさを次回に活かせるのが前田健の凄みだと思いますので、次回登板では成長した前田健が見られるはずですね。
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逆転負け6連勝を逃す

2010年09月22日 22時46分48秒 | 試合結果
ヤクルト 000 101 300 5
広 島 000 103 000 4
勝:押本3勝4敗
セ:林昌勇1勝2敗32S
敗:青木高1勝6敗
本:[ヤクルト]デントナ14号

 久々の先発となったソリアーノは、毎回走者を背負いピンチの連続でしたが、粘りの投球で得点を与えませんでした。しかし、4回に栗原の失策をきっかけに1死2,3塁のピンチを迎えると、川端に犠飛を打たれて同点に追いつかれてしまいました。
 同点の6回にはデントナに本塁打を打たれて勝ち越しを許し、続く飯原に安打を打たれたところで無念の降板となってしまい、またしてもプロ初勝利はお預けとなってしまいました。
 好調の打線は1点を先制された直後の4回に赤松と栗原の連打に敵失も絡んで同点に追いつくと、勝ち越された直後の6回には栗原とヒューバーの連続単長打で無死2,3塁とすると、石川の暴投で同点とし、廣瀬と代打嶋の適時打で2点を勝ち越しました。
 6連勝が見えたと思った7回から登板した青木高が3連打で無死満塁のピンチを招いてしまい、昨日好リリーフをみせた上野に交代しましたが、田中の三ゴロの間に1点を失い、更に畠山に2点適時打を打たれて逆転を許してしまいました。
 粘る打線は7回と8回に同点機をつくり攻めたてましたが、後続が打ち取られ追いつくことができず6連勝を逃してしまいました。

 ソリアーノは5回0/3を投げて7安打を浴びながらも、自責点は1と粘り強い投球でした。注目は奪三振が0というところですね。走者を背負っても落ち着いて丁寧な投球をしたことでヤクルト打線に凡打の山を築かせたのでしょうね。そして与四球も1個で傷口を広げなかったことも良かったです。
 ソリアーノが投げる時には打線が援護できないことが多く、未だにプロ初勝利を挙げられませんが、気を落とさずに今日のような投球を続けていってほしいです。そして何とか今季中に初勝利をプレゼントしてあげたいですね。

 好調な打線は10連勝中の石川を攻略して6回にKOしましたが、終盤の好機でヤクルト中継ぎ陣を攻略できませんでした。逆転された直後の7回に木村の2塁打と犠打で1死3塁としながら栗原と石原が凡退。8回も安打と四球で1死1,2塁としながら會澤と梵が連続三振に倒れてしまい追いつくことができませんでした。特に7回の逸機が痛かったですね。ここで三度追いついていれば、完全にカープペースの試合になっていたでしょう。
 それでも4回と6回に相手に得点を与えた直後に反撃できたのは良い攻撃でした。打線の好調は維持されていると思います。
 明日は前田健が15勝目を目指して登板すると思うので、強力な援護を期待したいですね。
 
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今季初の5連勝

2010年09月21日 23時33分11秒 | 試合結果
ヤクルト 200 000 000 2
広 島 000 101 03X 5
勝:上野1勝2敗2S
敗:松岡2勝4敗3S
セ:横山3勝2敗10S
本:[広島]栗原13号、14号

 先発の今井は初回に2死から4連打を浴びて2点を先制されましたが、2回以降は毎回のように走者を背負いながらも、粘りの投球を見せました。4回と5回の1死1塁のピンチでは共に併殺打に打ち取るなどヤクルトに追加点を与えず、7回を2失点の好投でした。
 好調な打線は苦手の由規に対して3回まで無得点に抑えられていましたが、4回に栗原がソロ本塁打を放って1点を返すと、6回には栗原の2塁打を足がかりに2死1,2塁とすると石井が適時打を放ち同点に追い付きました。
 8回から登板した大島が連打を浴びて無死1,3塁の大ピンチを招いてしまい、マウンドを上野に譲りました。上野はこのピンチでも落ち着いており、飯原を補邪飛、相川を遊ゴロ、川端を一ゴロに打ち取り無失点で切り抜けて流れをカープに引き寄せました。
 上野の好投に応えるように、栗原がこの試合2本目となる本塁打を放ち勝ち越しに成功すると、嶋の安打などで作った1死2塁のチャンスで石井が適時2塁打を、途中出場の丸がプロ初打点となる犠飛を放ってこの回3点を挙げました。
 9回は横山が走者を出したものの無失点に抑えて、今季初の5連勝を挙げました。


 栗原が昨日に続く1試合2本塁打を放つなど、エンジンがかかってきました。今日の2本塁打を含む3安打は全て大きな意味を持つものでした。
 苦手の由規に対して3回まで得点できる雰囲気ではありませんでしたが、4回の栗原の一発で雰囲気が一変し、6回には左中間への2塁打を放ち、同点機を作りました。そして大ピンチを脱した直後の8回には勝ち越しの本塁打で一気に流れをカープに引き寄せました。これぞ4番の活躍といったところでしょうか。
 今季は死球による骨折で長期離脱して、その影響で復帰後も本調子ではありませんでしたが、ここに来て本来の打撃になってきました。この調子のまま今季を締めくくり、来季に繋げてほしいですね。
 
 上野が最大のピンチで好救援を見せました。大島が無死1,3塁とされて勝ち越されるのを覚悟しましたが、無失点に抑えるという最高の結果を出しました。
 特段速球が早い訳ではなく、制球が良かったとも思えませんでしたが、強い気持ちを持って球を投げ込んでいたと思います。多少甘くても、思い切り腕を振って投げ込めば打たれないということですね。
 逃げの投球で四球を連発する他の投手にも見習ってほしいですね。
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同一カード3連勝

2010年09月20日 23時22分13秒 | 試合結果
広島 001 105 110 9
横浜 000 100 000 1
勝:齊藤4勝6敗
敗:三浦3勝8敗
本:[広島]栗原11号、12号、梵12号
  [横浜]スレッジ28号

 先発齊藤は毎回のように走者を背負いましたが、粘り強く投げて横浜打線を抑えました。初回は1死1,3塁のピンチで村田とスレッジを、3回1死1,2塁ではハーパーと村田を打ち取り無失点に抑えました。4回にスレッジにソロ本塁打を浴びて1点を失いましたが、崩れることなく辛抱強く投げて、横浜に追加点を与えませんでした。
 齊藤は9回を投げ抜いて11安打を浴びながらも1失点に抑える好投でした。

 好調な打線は3回に2死から梵の3塁打と木村の適時打で1点を先制すると、4回には栗原がソロ本塁打を放って追加点を挙げました。1点差の6回には木村の3塁打を足がかりに、天谷の適時打、栗原の2打席連続本塁打、廣瀬、石井、石原の3連打でなどで5点を挙げて試合を決めました。
 攻撃は手を緩めず、7回には梵のソロ本塁打、8回は石原の2打席連続適時打で追加点を挙げました。
 今季初の同一カード3連勝で連勝は4となりました。遅ればせながらようやくチーム状態が良くなってきましたね。

 木村の勢いが止まりません。今日も先制適時打と猛攻を呼び込む3塁打と良い場面で安打を放ちました。他の打者も木村につられるようにバットが振れており、天谷が3安打、栗原が2打席連続本塁打を放ちました。
 木村の活躍が他の打者に好影響を与えており、打線全体が活発になり繋がるようになりました。また、2番の木村は長打が多く、俊足の梵が塁に出ていると一気に本塁に帰ってくることができ、得点圏に走者を置いて主軸に回るため得点力がアップすると思われます。
 また木村が神がかり的に打つので、他の打者が気楽に打席に入れているのもあるのでしょうね。
 今季は東出が絶望なので木村が最後までスタメン起用されますが、来季は東出が戻ってくると、木村は3塁か1塁に回る可能性が高く、小窪や岩本とポジションが被るのでおちおちしていられませんね。

 齊藤は味方の大量援護もあり、最後まで投げ切り129球の粘投でした。11安打も浴びながらも失点が1で済んだのは2四球と無駄な四球が無かったことも大きかったですね。また、先頭打者は2度しか出塁させなかったことで効いていると思います。
 無駄な四球は出さない、先頭打者を抑えるという投球の基本ができれば、失点は抑えられるということですね。
 齊藤には今日の投球を忘れず、続けられるようにしてほしいですね。
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