カープな毎日

カープファンのひとりごと。

野村の粘投に打線が応えて巨人戦の連敗止める

2020年09月30日 22時19分16秒 | 試合結果

巨人 000 000 010 1
広島 000 031 00X 4
勝利投手:野村6勝2敗
敗戦投手:田口5勝4敗
セーブ:フランスア2勝3敗10S
本塁打:[巨人]岡本24号
    [広島]鈴木誠19号

 

 先発の野村は、3回まで毎回走者を背負いながらも無失点で抑えると、4回には連打で無死1,2塁のピンチを招きましたが、丸と中島をともに右飛に打ち取り、四球を挟んでウレーニャを一飛に抑えて無失点で凌ぎました。

 5回にも四球と安打で1死1,2塁とされながらも、坂本を捕ゴロ、岡本を中飛に打ち取って、5回を4安打4四球無失点でマウンドを降りました。

 打線は、4回まで田口に2安打に抑えられていましたが、5回に安打と犠打に安打で1死1,3塁として、田中広の投ゴロ併殺崩れの間に1点を先制すると、続く鈴木誠の2点本塁打でこの回3点を奪いました。

 さらに6回にも連打と盗塁に四球で2死満塁とすると、途中出場の長野が四球を選んで押し出しで貴重な1点を追加しました。

 6回からはケムナがマウンドに上がり、2イニングを三者凡退に抑える好リリーフを見せると、8回は塹江が2死後に岡本に本塁打を浴びて1点を失いましたが、9回はフランスアが安打と死球で2死1,2塁とされるも、松原を三振に斬ってリードを守り切って巨人戦の連敗を4で止めました。

 

 野村は、毎回走者を背負う苦しい投球でしたが、5回まで無失点に抑える粘投でした。4回は連打と右飛で1死1,3塁のピンチでしたが、中島を右飛に打ち取り、大城に四球を与えて満塁とピンチを拡大させるも、ウレーニャを凡打に打ち取ってピンチを脱すると、5回にも先頭打者への四球から1死1,2塁としてクリーンアップを迎えましたが、坂本と岡本を凡打に打ち取りました。

 野村が2度のピンチを無失点で凌いだことで、試合の流れがカープに傾き、直後の攻撃でベンチもこの良い流れに乗って積極的に仕掛け、無死1塁から代打磯村の犠打で1死2塁として、続く代打長野の安打で1,3塁と好機を拡大させて先制点を挙げると、鈴木誠の2点本塁打に繋げました。

 先発が粘り強く投げて無失点で凌ぎ、ベンチも勝負所で積極的な采配を見せ、打線がそれに応えるという理想的な試合展開で巨人戦の連敗を止めました。今季はこの良い雰囲気が継続できないことが続いていますので、何とか明日もこの勢いで巨人に連勝してほしいですね。

コメント

菅野を攻めきれず開幕12連勝を許す

2020年09月29日 22時20分49秒 | 試合結果

巨人 002 102 001 6
広島 100 000 000 1
勝利投手:菅野12勝
敗戦投手:遠藤2勝4敗

 

 開幕12連勝を狙う菅野に対して、初回に先頭の大盛が3塁打で出塁すると、田中広の犠飛で幸先良く先制点を挙げました。

 先発の遠藤は、初回に2塁打で無死2塁のピンチを迎えましたが、松原、坂本、岡本を凡打に打ち取って無失点で凌ぎましたが、3回に四球と犠打に死球で1死1,2塁のピンチを招き、松原に適時打を浴びて同点とされると、さらに1死1,3塁からランエンドヒットがかかった坂本の遊ゴロが併殺崩れとなり勝ち越しを許しました。

 続く4回にも先頭の丸に四球を与えて、2死後若林に適時3塁打を浴びて追加点を奪われました。5回も2死後に安打と四球で1,2塁のピンチを招きましたが、丸を一ゴロに打ち取って無失点で切り抜けるも、5回裏の打席で代打を送られて、5回4安打4四死球3失点で降板となりました。

 打線は4回に安打と四球で2死1,2塁とするも堂林が三振に倒れると、5回には敵失と2塁打で無死2,3塁のチャンスを作るも、大盛と田中広が三振、鈴木誠は右飛に倒れて得点を奪えず、菅野に6回を4安打9奪三振1点に抑えらえました。

 6回は中田がマウンドに上がり、無死2塁とされると1死後若林に適時打を浴びて1点を失い、更に犠打で2死2塁とされたところで、マウンドを中村恭に譲りました。代わった中村恭は、代打ウィーラーに適時2塁打を浴びて、この回痛恨の2点を失いました。

 7回に死四球で無死1,2塁として、1死後に敵失により1死満塁のチャンスを貰いましたが、代打メヒアがウィーラーの好守により一ゴロ併殺に倒れて無得点に終わると、8回にも1死後に連打で1,2塁としながら會澤が併殺に倒れてしまいました。

 7回は菊池保が三者凡退に、8回は島内が1四球無失点に抑えましたが、9回は一岡が1死後連続長短打で1死1,3塁とされて岡本に適時打を浴びて1点を失いました。

 9回はビエイラに堂林、菊池涼、野間が三者連続三振に抑えらえて、巨人に完敗を喫しました。

 

 菅野に対して初回に幸先良く1点を先制するも、その後はツキも無く、チャンスを作ってもあと1本が出ず、追加点を奪えませんでした。

 試合のポイントは5回と7回の2度ありましたが、どちらもカープには運がありませんでした。5回は無死1塁で代打坂倉がエンタイトル2塁打を放ちましたが、スタンドに入っていなかったら1塁走者の菊池涼が生還して1点を返して、なおも無死2塁という可能性がありましたが、エンタイトルということで無死2,3塁となり、ギアをが挙げた菅野に後続が抑えらえて無得点に終わると、直後の6回に中田が2失点して巨人に突き放されてしまいました。

 そして7回は死四球と敵失で1死満塁としながら、代打メヒアの1塁線への強烈な当たりをウィーラーが好捕して併殺となってしまいました。もし抜けていれば2点入って、鈴木誠、松山に続く場面だったので、ビッグイニングになった可能性があっただけに残念でした。

 一方の巨人は1点を追う3回に四死球にエンドランを3度も絡めて遠藤を揺さぶって試合の流れを引き寄せて、1安打で2点を挙げて逆転すると、4回にも四球から1点を追加など、その後も隙の無い攻撃で着実に得点を重ねていきました。

 カープとは対照的な攻撃で、首位を独走するチームとの違いを見せつけられての完敗でした。カープも巨人のような隙の無い攻撃ができていたはずなので、もう一度取り戻してほしいですね。

 

コメント

九里が今季初完封で連敗止める

2020年09月28日 22時27分31秒 | 試合結果

DeNA 000 000 000 0
広島 101 010 10X 4
勝利投手:九里5勝5敗
敗戦投手:京山1勝1敗
本塁打:[広島]菊池涼9号

 

 打線は、3番鈴木誠、4番松山、5番坂倉を起用してテコ入れを図ると、初回に安打と盗塁などで1死3塁の先制機を作り、鈴木誠の犠飛で先制点を挙げました。

 3回には菊池涼が本塁打を放つと、5回は四球で無死1塁として1死後菊池涼が適時2塁打を放ちました。6回は2死後の安打と四球で1,2塁とするも長野が二飛に倒れましたが、7回に安打と盗塁などで1死3塁として九里の内野ゴロの間に1点を挙げて、着実に追加点を挙げましました。

 先発の九里は、2回までに5奪三振と最高の立ち上がりでしたが、3回に四球と安打で無死1,2塁のピンチを招くも、梶谷を三振、ソトを菊池涼の好守により二ゴロ併殺に打ち取って無失点で凌ぐと、5回にも安打と犠打で1死2塁とされましたが、戸柱を右飛、梶谷を二ゴロに抑えてピンチを脱しました。

 8回は2塁打で無死2塁とされながら、梶谷、ソト、オースティンを凡打に抑えると、9回にも2塁打で無死2塁のピンチを招きましたが、宮崎を中飛、四球を挟んで柴田と代打乙坂をともに左飛に打ち取って、9回を7安打7奪三振無失点に抑えて、今季初完封勝利を上げて、チームの連敗を止めました。

 

 九里は力強い直球で攻めの投球を披露してDeNA打線を完封しましたが、3回の菊池涼の好守が大きなポイントになったと思います。

 打線が初回に機動力を絡めて先制点を挙げて流れを掴むと、九里は2回まで5奪三振と素晴らしい立ち上がりでしたが、3回は先頭打者の投手京山に四球を与えると戸柱に安打で続けられて無死1塁のピンチを招き、梶谷は三振に斬るも、続くソトの右前へ抜けそうな打球に対して菊池涼が追いつき、素早く反転して2塁へ送球して併殺を完成させて無失点で凌ぎました。

 右前安打になっていたら同点に追いついかれてなおもピンチが続いていた可能性があり、同点になっていなくても1死満塁とピンチが拡大して大量失点に繋がって、九里はKOされていたかもしれません。

 ここで同点に若しくは逆転されていたら、試合の流れが変わりDeNAペースに展開になって、直後の3回裏の菊池涼の本塁打も出ていなかったでしょう。

 菊地涼のワンプレーで試合展開が大きく変わった試合であり、守りからリズムを作るカープらしい投打がかみ合った素晴らしい試合展開でした。この1勝でチームの雰囲気も変わると思うので、明日もこの良い流れに乗って菅野を攻略してほしいですね。

コメント

中村祐は6回2失点も打線の援護なく2敗目

2020年09月27日 19時54分58秒 | 試合結果

DeNA 200 000 001 3
広島 000 000 100 1
勝利投手:大貫7勝4敗
敗戦投手:中村祐2敗
セーブ :三嶋1勝1敗11S 

本塁打:[DeNA]梶谷15号
    [広島]松山5号

 

 10日のヤクルト戦の守備でファウルをマスク越しに受けて出場選手登録を抹消されていた會澤が1軍に復帰してチームの重苦しい雰囲気を払拭してほしかったですが、先発の中村祐は、初回に先頭の梶谷に本塁打を浴びると、続くソトの2塁打などで1死3塁とされ、佐野の二ゴロの間に2点目を失いました。

 4回には連打で無死1,2塁のピンチを迎えましたがロペス、倉本、戸柱を凡打に打ち取って無失点で凌ぐと、5回にも2塁打と暴投で1死3塁のピンチを招くもソトとオースティンを凡打に打ち取り、2回以降は追加点を与えず6回を投げて6安打2失点でマウンドを降りました。

 打線は、1番野間、3番ピレラ、6番磯村、7番メヒアと前回完投を許した大貫対策をして臨みましたが、5回まで1安打に抑えらえて2塁さえ踏むことができませんでした。

 6回1死後にバント安打と四球で1死1,2塁と初めて得点圏に走者を進めながら、野間が三振、田中広が右飛に倒れて無得点に終わりましたが、7回2死後に松山が本塁打を放って1点を返して1点差に追い上げました。

 7回と8回はケムナが三者凡退に抑えるも、9回に登板した塹江が安打と犠打で1死2塁とされ、敬遠と四球で満塁とピンチを拡大させてしまい、捕逸で痛恨の追加点を与えてしまいました。

 打線は、8回をパットン、9回を三嶋に三者凡退に抑えられて散発3安打1得点に抑えられてDeNAに惜敗を喫して、チームは今季最多の13となり、今季のDeNA戦の負け越しが決まりました。

 

 前回プロ初完投を献上した大貫攻略のため打順を組み替えて臨みましたが、DeNAの好守にも阻まれ返り討ちにあってしまいました。

 唯一の得点機となった6回は下位打線の菊池涼のバント安打からチャンスを作りましたが、1番に抜擢した野間が三振に倒れてしまい、続く田中広も倒れてしまいました。

 相性や対戦成績から打順を決めていると思いますが、今の状態を考えると1番田中広、2番菊池涼という打順が良いと思います。また堂林の状態が上がらないことからメヒアを起用したのでしょうが、攻撃だけでなく守備もメヒアよりは堂林の方が良いと思われます。

 今日のスタメンを見ると威圧感は無く、大貫を楽に投げさせてしまったかもしれないので、貧打は起こるべくして起こったと思います。

 明日は意地を見せて入場制限緩和後最初の地元開催カードで3連敗は避けてほしいですね。

 

コメント

森下はまたもDeNAに勝てず

2020年09月26日 20時23分07秒 | 試合結果

DeNA 010 210 010 5
広島 200 000 000 2
勝利投手:濵口6勝4敗
敗戦投手:森下6勝3敗
セーブ:三嶋1勝1敗10S
本塁打:[DeNA]宮﨑13号、オースティン9号

 

 打線は、1番に野間、2番に田中広を起用すると、初回に野間が安打で出塁して無死1塁から田中広が適時3塁打を放って先制点を挙げ、さらに1死後鈴木誠の適時打で1点を追加して、この回2点を挙げました。

 先発の森下は、2回先頭の宮崎に本塁打を浴びて1点を返されると、3回は安打と四球で2死1,2塁のピンチを招きながらも佐野を三振に斬って無失点で凌ぎましたが、4回に連打で無死1,3塁とされて倉本の適時打で同点に追いつかれ、なおも2死2,3塁から暴投で1点を失って勝ち越しを許してしまい、続く5回にはオースティンに本塁打を浴びて1点を失いました。

 6回にも2死後に連打で1,2塁のピンチを招きましたが、梶谷を三振に斬って無失点で凌ぐと、7回も続投してこの試合は始めて三者凡退に抑えて、7回の打席で代打を送られて、7回を投げて11安打4失点でマウンドを降りました。

 8回は菊池保がマウンドに上がるも、3塁打で無死3塁のピンチを招き、ロペスに適時2塁打を浴びて1点を失い、2死後に四球で1,2塁となったところでマウンドを降りました。

 代わった中村恭は、四球で2死満塁とピンチを拡大させるも、ソトを左飛に打ち取って追加点を許しませんでした。

 9回は一岡が2死後に連続短長打で2,3塁のピンチを招くも、倉本を三振に斬って無失点で凌ぎました。

 

 打線は、2回以降立ち直った濱口を捉えきれず、2回から4回まで三者凡退に抑えられ、5回には安打と犠打で1死2塁のチャンスを作るも、捕手が球を弾いた間に3塁を狙った2塁走者菊池涼がアウトになってチャンスを潰してしまい、6回は2死後に敵失と四球で1,2塁としながら、堂林が遊ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。

 7回は代わったエスコバーから四球で無死1塁とするも、菊池涼、代打ピレラ、代打メヒアが凡退して好機拡大できず、9回も三嶋から2塁打で無死2塁としながら、堂林、坂倉、菊池涼が凡退してしまい、2回以降は2安打に抑えらえて、DeNAに逆転負けを喫してしまいました。

 

 森下は、制球が安定せず7回を投げて自己最多の11安打を浴びて4失点で、またもDeNAから黒星を喫してしまいました。

 初回に2点の援護を貰うも、2回に宮崎に本塁打を浴びて、3回には不運な内野安打で無死1,3塁とピンチが拡大してしまい、倉本の適時打で同点に追いつかれました。それでも2死までこぎつけながら、暴投で勝ち越し点を与える痛恨のミスが出てしまいました。この失点は防げたもので、同点で止めていれば試合展開が変わっていた可能性もあるだけに、本人も悔しかったでしょう。この失敗は次戦以降に活かして更なるレベルアップに繋げてほしいですね。

 7回まで投げて三者凡退に抑えたのは7回だけで、1回から6回まで毎回安打を浴びる苦しい投球でしたが、本調子ではない状態で4失点で止められた粘り強い投球は、とても新人とは思えず、森下の投球能力の高さを改めて実感できました。

 なかなか7勝目を手にすることができませんが、今日のような投球を続けていれば、打線が援護してくれるはずです。次こそは7勝目を挙げてほしいですね。

コメント

床田7回1失点の好投で連敗止める

2020年09月25日 22時33分34秒 | 試合結果

DeNA 000 100 002 3
広島 012 002 00X 5
勝利投手:床田2勝6敗
敗戦投手:井納6勝5敗
本塁打:[DeNA]佐野13号
    [広島]田中広6号

 

 打線は、2回に安打などで1死2塁として、ピレラの適時2塁打で先制点を挙げると、続く3回には無死1塁で田中広が2点本塁打を放ってリードを3点に広げました。 

 先発の床田は2回に2安打で1死1,2塁のピンチを迎えるも、倉本と嶺井を抑えて無失点で切り抜けると、3回まで2安打無失点に抑えました。しかし、4回1死後に佐野に本塁打を浴びて、さらに2安打で2死1,2塁のピンチでしたが嶺井を遊ゴロに抑えて最少失点で切り抜けました。

 直後の4回裏に無死2塁のチャンスを作るも、ピレラと堂林が凡退し、敬遠を挟んで床田が二ゴロに倒れて無得点に終わりましたが、6回に安打で無死1塁として松山の適時二塁打で1点追加し、さらに四球などで1死1,3塁として大盛の適時打で1点を挙げてリードを4点に広げました。

 5回から6回に掛けて4者連続三振を奪うと、7回に連続長短打と四球で1死満塁のピンチを迎えましたが、ソトを遊ゴロ併殺に打ち取って無失点で凌ぎ、7回を投げて8安打1失点9奪三振でマウンドを下りました。

 8回は塹江が1安打無失点に抑えると、9回はフランスアが登板するも、安打と田中広の失策と盗塁で2死2,3塁とされてソトに適時2塁打を浴びてしまいましたが、オースティンを三振に斬ってリードを守り切って、チームの連敗を4で止めました。

 

 先発の床田は、直球のキレが良く、また制球も安定しており、ピンチでも粘り強い投球で失点を許さず、佐野の本塁打による1失点で持ちこたえました。

 4回に佐野の本塁打で失点した後の2死1,2塁のピンチで嶺井を抑えて1失点で凌ぎ、味方が無死2塁の追加点機を逸した後の5回には、投手の井納に安打を浴びて無死1塁とされましたが、梶谷、ソト、オースティンを三者連続三振に斬って無失点で抑えたところは今日の試合の行方を左右する大きなポイントだったと思います。

 DeNAに追い上げられ、味方が拙攻した後に投手の安打から失点していたら、試合の流れは間違いなくDeNAに傾いていたと思いますが、ここで三者連続三振に斬ったことで、6回の追加点に繋がったと思います。

 床田がようやく復調の手応えを感じさせてくれました。次回登板が真価を問われると思うので、悪い床田に戻ってしまっては、今日の好投が水の泡になってしまいます。今日と同じように強気の投球でチームを勝利に導いでほしいですね。

コメント

巨人に3タテされて借金12

2020年09月23日 22時12分48秒 | 試合結果

広島 000 100 002 3
巨人 022 200 10X 7
勝利投手:田口5勝3敗
敗戦投手:野村5勝2敗
本塁打:[広島]ピレラ10号
    [巨人]坂本16号、若林1号

 

 先発の野村は、初回は無失点に抑えましたが、2回に四球と安打で無死1,2塁のピンチを招くと、大城の適時2塁打と若林の適時打で2点を失い、なおも無死2,3塁のピンチでしたが、田口、吉川尚、松原を凡打に打ち取って2失点で止めました。

 しかし、続く3回には先頭の坂本に本塁打を打たれると、2死後2塁打で2死2塁とされと大城に適時打を打たれて、この回も2点を失い、4回の打席で代打を送られて降板となり、野村は3回で7安打2四死球4失点でした。

 打線は、2回に無死2塁の先制機を作るも、ピレラが右飛、堂林の四球を挟んで、磯村が一邪飛、野村が三振に倒れて無得点に終わると、3回無死1塁も菊池涼、長野、鈴木誠が凡退して得点を奪えませんでした。

 しかし、4回に1死1塁から堂林の適時2塁打で1点を返して、なおも1死2塁の追加点機でしたが、磯村は右飛、代打メヒアが三振に倒れてこの回は1点止まりでした。

 

 4回からは島内がマウンドに上がるも、安打と連続四球で無死満塁のピンチを招き、丸の併殺の間と暴投で2点を失いました。

 6回は中村恭が登板して四死球で2死1,2塁のピンチを招くも、丸を中飛に打ち取って無失点で凌ぎましたが、7回に菊池保が若林に本塁打を浴びて1点を失いました。

 8回は中田が2塁打と四球で2死1,2塁とされながらも、丸を中飛に打ち取って無失点で凌ぎました。

 打線は、5回から8回まで田口に完璧に抑えられていましたが、9回に1死1塁からピレラが2点本塁打を放って田口をKOしましたが、反撃もここまでで巨人に3タテされて、チームは4連敗で借金は今季最多の12となりました。

 

 先発の野村が2回に四球をきっかけに3連打を浴びて2点を失いましたが、その前の2回の攻撃でカープは無死2塁の先制機を作りながら、ピレラが右飛に倒れ、堂林は四球を選ぶも、磯村が一邪飛に倒れるなど、走者を3塁に進めることさえできず先制機を逃しており、その悪い流れの中で野村が先頭打者に四球を与えて失点したところで、流れが巨人に大きく傾いたと思います。

 それでも4回に堂林の適時2塁打で1点を返して、反撃ムードが漂い始めるも、磯村と代打メヒアが倒れて反撃ムードが萎むと、4回裏に島内が2四球に暴投が絡んで2点を失って、完全に流れを失って、5回から8回まで田口にパーフェクトに抑えられてしまいました。

 今日の試合は、何一つ収穫も無く、次戦に繋がる内容が無い寂しい試合となってしまいました。とりあえず9連戦が終わり、明日は移動日で試合が無いので、気分を一新してチームの重苦しい空気を入れ替えてほしいですね。

コメント

9回に追いつくもサヨナラ負け

2020年09月22日 21時34分04秒 | 日記

広島 000 300 001 4
巨人 002 020 001 5
勝利投手:デラロサ2勝13S
敗戦投手:フランスア2勝3敗9S
本塁打:[広島]長野5号
    [巨人]岡本22号

 先発の遠藤は、2回まで巨人打線を完璧に抑えていましたが、3回に安打と四球で2死1,2塁のピンチを招き、松原に2点適時2塁打を浴びて先制を許してしまいました。

 打線は、1番田中広、2番菊池涼を起用するも3回1死2塁の先制機で遠藤が中飛、田中広が三振に倒れてしまいましたが、先制された直後の4回に2死後連打で1,3塁として、長野が3点本塁打を放って逆転に成功しました。この長野の本塁打は12球団アーチ達成&球団8500号のメモリアル弾でした。

 遠藤は、4回に安打と連続四球で2死満塁のピンチを迎えるも菅野を三振に斬って無失点で凌ぎましたが、5回に1死後四球を与え、2死後岡本に2点本塁打を浴びて逆転を許してしまい、遠藤は5回を投げて4安打4四球4失点でマウンドを降りました。

 6回は中田が登板して1死2塁とされながら、大城と菅野を連続三振に斬って無失点で凌ぎ、7回はケムナが三者凡退に抑えると、8回は塹江が1四球無失点に抑えましたが、打線が5回から8回まで菅野に1安打に抑えられて2塁さえ踏むことができませんでした。

 しかし、9回にデラロサを攻めて1死1塁から松山が適時打を放って同点に追いつき、松山は送球の間に2塁に進み、なおも1死2塁の逆転機でしたが、長野が二直、堂林が中飛に倒れて同点止まりでした。

 9回裏はフランスアがマウンドに上がり、先頭打者に安打を打たれ、2死後に牽制悪送球で2死3塁のピンチを招き、吉川尚に適時打を浴びてサヨナラ負けを喫してしまい、チームは3連敗で今季最多の借金11となりました。

 

 巨人先発は開幕から11連勝中の菅野ということでロースコアの試合展開が予想された試合で、遠藤は初回と2回はストライク先行の好投を見せて、自身の課題であった立ち上がりを無失点で凌ぎました。

 この投球であれば、菅野と互角に投げ合えるかと思われましたが、3回に2死1塁から四球を与えてピンチを拡大させてしまい、松原に2点適時2塁打を浴びてしまいました。この回は1死1塁で菅野が犠打失敗しており、無失点で凌げばカープに流れが来た可能性があっただけに、四球の後に適時打を浴びる痛恨の失点でした。

 また、5回は4回に長野の3点本塁打で逆転してチームの雰囲気が良くなっている場面で、四球で走者を出して岡本に逆転本塁打を打たれる最悪の失点パターンでした。

 これまでは立ち上がりの失点が目立ち、課題とされてきましたが、今日は立ち上がりを切り抜けて少し気が緩んだのか、3回以降はボールが先行してしまい自ら苦しい投球にしてしまいました。

 一つ課題をクリアしても次の課題が出てしまいましたが、この反省を次回は修正して先発として試合を作れるようになってほしいですね。

コメント

毎回の19安打を浴びて10失点で大敗

2020年09月21日 22時20分19秒 | 試合結果

広島 200 000 001 3

巨人 111 303 01X 10
勝利投手:鍵谷3勝1敗
敗戦投手:九里4勝5敗
本塁打:[広島]田中広5号
    [巨人]松原2号、中島7号

 

 打線は、2番に田中広を起用すると、初回に無死1塁から田中広が2点本塁打を放って先制しましたが、先発の九里は1回裏に安打などで1死2塁とされ、2死後岡本に適時打を打たれて1点を失うと、2回には2死後に松原に本塁打を浴びて同点に追いつかれました。続く3回にも1死後に連打と四球で1死満塁とされて丸の内野ゴロの間に勝ち越しを許すと、4回には中島に本塁打を浴び、さらに安打と田中の失策に犠打で1死3塁のピンチを迎えると、吉川尚に適時打を打たれ、続くパーラの捕ゴロを坂倉が悪送球して1死1,2塁となると、坂本に適時2塁打を浴びて、この回3点を失ってしまい、九里は4回を投げて9安打6失点でした。

 打線は、4回2死後に2塁打で2死2塁とするも、堂林が二飛に倒れると、5回には1死後2四球と死球で1死満塁のチャンスを作りながら、長野と鈴木誠が連続三振に倒れて得点を奪えませんでした。

 5回は中村恭が登板すると、2塁打と犠打で1死3塁のピンチを迎えるも、中島と松原を凡打に打ち取って無失点で凌ぎましたが、6回に登板した今村が1死後連打と暴投で1死2,3塁とされて坂本の2点適時2塁打、岡本の適時打で3点を失い、さらに四球と安打で1死満塁となったところで、マウンドを菊池保に譲りました。

 代わった菊池保は、中島と松原を連続三振に斬って追加点を許しませんでした。 

 7回からは島内がマウンドに上がると、安打と四球で無死1,2塁のピンチを招きましたが、パーラを併殺、増田大を三振に斬って無失点で凌ぎました。

 8回はケムナが登板して2安打と四球で2死満塁とされると、田中俊の適時内野安打で1点を失ってしまいました。

 7回2死後に四球と安打で2死1,3塁とするも、長野が三振に倒れて得点を奪えず、8回には1死後2塁打で1死2塁のチャンスを作りながら、坂倉が二ゴロに倒れ、堂林の四球などを挟んで2,3塁とするも、代打ピレラが三邪飛に倒れて得点を奪えませんでした。

 9回に1死後2塁打で1死2塁として、2死後に長野の内野安打に敵失が絡んで1点を返しましたが反撃もここまでで、巨人に毎回の19安打を浴びて10失点で大敗を喫しました。

 

 昨日の9回の流れで初回に田中広が2点本塁打を放って先制しましたが、九里が粘り切れませんでした。初回に岡本に適時打を打たれて1点を返されると、2回には2死無走者から松原に本塁打を打たれて同点に追いつかれてしまいました。

 この2回の本塁打が痛かったです。2死後に伏兵松原に本塁打を浴びたことで、巨人ベンチの雰囲気を良くしたと思われ、カープにとっては同点以上のダメージを受けました。もし2回を三者凡退に抑えていれば、九里も立ち直り、試合の流れも巨人に渡さなかったように思われ、展開も変わっていたのではないでしょうか。

 後は勢い付いた巨人打線を止めることができず、主力がベンチに退いた後も中継ぎ陣は打たれて毎回の19安打を浴びる惨劇となりました。

 また、今日の試合前には、球団からDJ.ジョンソンが金銭トレードで楽天に移籍することが発表されました。開幕前は守護神として期待されていましたが、結果を残すことができず、今季14試合に登板して0勝0敗1ホールド、防御率4.61の成績でした。

 今日の試合もですが、中継ぎ陣が崩壊状態となっている現状を踏まえて、現在1軍の戦力になっていないとはいえDJ.ジョンソンを金銭トレードで放出するのは疑問を感じます。

 もしトレードするのであれば、即戦力でなくても良いので将来性のある中継ぎ候補の投手を獲得するなどカープにとってもプラスになるトレードをしてほしかったです。

 このトレードはカープにとって何一つプラスが無いので、理解に苦しみます。

 

  

 

コメント

中村祐

2020年09月20日 22時15分22秒 | 試合結果

広島 000 010 005 6
ヤクルト 300 004 10X 8
勝利投手:小川9勝3敗
敗戦投手:中村祐1敗
セーブ:石山3勝2敗11S
本塁打:[ヤクルト]濱田2号、青木15号、山田哲10号、村上15号

 

 先発は今季初登板の中村祐でしたが、初回に先頭の浜田に先頭打者本塁打を浴びると、青木、山田にも連続本塁打を浴びて、先頭打者からの3者連続本塁打を打たれ3点を失いました。

 しかし、3連続本塁打を浴びた後は、制球が安定して変化球の切れも良く、2回から4回まで無安打1四球無失点に抑えました。

 5回1死後に安打を打たれ、2死後青木に四球を与えた際に、左足を気にするそぶりを見せ、治療のためベンチに下がるもそのまま降板となり、マウンドには菊池保が緊急登板して、山田に四球を与えて満塁とピンチが拡大しましたが、村上を三振に斬って無失点で凌いだことで、中村祐は4回2/3を投げて4安打3失点でした。

 

 打線は、3回に2塁打と犠打で1死3塁のチャンスを作りながら、大盛が三振、菊池涼が二ゴロに倒れると、4回無死1塁も鈴木誠、松山、堂林が凡退して得点を奪えませんでした。

 5回に田中広の2塁打で無死2塁として敵失で1点を返し、なおも無死2塁のチャンスでしたが、中村祐が犠打失敗して追加点を奪えませんでした。6回にも敵失と2盗塁で2死3塁とするも、堂林が三振に倒れて追加点を奪えませんでした。 

 6回裏からは島内が登板して、2安打と四球で無死満塁のピンチを招き、西田に2点適時打を浴びてしまい、なおも無死1,2塁のピンチを残してマウンドを中田に譲りました。

 中田は、犠打で1死2,3塁とされ二ゴロの間に1点を失うと、青木に適時2塁打を浴びて、この回4点を失って試合が決してしまいました。

 7回からは高橋樹が登板するも、先頭の村上に本塁打を浴びて1点を失いました。

 

 打線は、7回と8回は三者凡退に抑えられ、9回に連続長短打で無死1,3塁として堂林の併殺の間に1点を返し、更に連打で2死1,2塁として代打坂倉の適時打とピレラの適時2塁打、上本の2点適時打で4点を挙げ、なおも野間の安打で1,3塁の一打逆転という場面でしたが、最後は代打正随が三振に倒れて、ヤクルトに競り負けました。

 

 今季初登板の中村祐は、初回に先頭打者からの3者連続本塁打を浴びたものの、それ以降は5回1死まで無安打1四球に抑えて追加点を与えず、味方の反撃への流れを作ると、打線は2回から6回まで毎回走者を出して徐々に試合の流れが変わり始めましたが、打線が繋がりを欠いて流れを掴みきれませんでした。

 特に5回に敵失で1点を返してなおも無死2塁の追加点機で、中村祐が犠打失敗して1点止まりだったところが痛かったです。ここで1死3塁としてもう1点取れていれば、試合の流れが変わっていたかもしれないだけに悔やまれます。一つのミスが勝敗を分けることを改めて痛感しました。

 それでも9回に8安打を集めて5点を返した攻撃は明日に繋がると思います。明日はこの良い流れを続けていって早く九里を援護してほしいですね。

 

 球団は、中崎が昨日、広島市内の病院で「右後上腕回旋動脈瘤切除術」の手術を受けたと発表しました。今後は未定とのことですが、今季中の復帰は絶望となりました。

 昨年11月に右膝の手術を受けており、3月に実戦復帰して開幕1軍入りするも、本来の投球が戻らず7月中旬から2軍で調整していました。

 今季は中継ぎ陣が苦しんでいるので、中崎の復活を期待していましたが、自分の思うような投球が戻らず手術を決断したのでしょう。来季の開幕に向けてしっかりリハビリをして万全の状態で戻ってきてほしいですね。

コメント