カープな毎日

カープファンのひとりごと。

監督退場も効果なく零敗

2012年08月31日 22時05分35秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0
阪神 100 001 01X 3
勝利投手:能見7勝9敗
セーブ投手:藤川2勝2敗21S
敗戦投手:バリントン6勝11敗

 昨日はショックな引き分けとなり、その悪い流れを引きずらないか心配しましたが、予感は当たってしまいました。
 初回無死1塁で犠打を処理したバリントンが1塁へ悪送球して、1,3塁とピンチを広げてしまうと、鳥谷に適時打を浴びてしまいました。更に堂林の失策で無死満塁となるも、金本、ブラゼル、平野を抑えて最少失点で凌ぎました。
 2回には2死2塁から安打を打たれるも、左翼天谷の好返球で走者を本塁で刺して失点を防ぎました。
 3回に梵の失策をきっかけに四球も絡んで1死1,2塁のピンチを招きましたが、ここはバリントンが踏ん張りブラゼルと平野を抑えて無失点で凌ぎました。
 
 元気の無い打線は、初回に菊池が安打を放ちましたが、その後は能見に5回まで完璧に抑えられて3塁も踏めませんでした。
 6回に2死から四球と安打で1,2塁とするも梵が三邪飛に倒れて追いつくことができませんでした。

 そしてその裏事件が起きました。連打などで1死2,3塁とされて打席には能見の場面で、スクイズを仕掛けるもバッテリーが外してファールになったと思いましたが、判定は捕逸とされて1点を追加されてしまいました。また、これに抗議した野村監督が遅延行為で退場となってしまいました。

 これで打線が奮起するかと思いましたが、能見に対して8回まで散発3安打に抑えられて3塁を踏むことができませんでした。そして、8回から登板した河内が狩野にソロ本塁打を浴びて、決定的な1点を追加されてしまいました。
 9回に藤川から四球と安打で1死1,2塁として、代打前田智を送るも一ゴロに倒れ、最後は代打松山が右飛に倒れて阪神に零封負けを喫して、借金は2に増えてしまいました。
 またヤクルトが引き分けたため、ゲーム差は2.0と少し縮まりました。


 昨日までは拙攻の繰り返して思うように得点挙げられませんでしたが、今日は安打さえ出ない貧打ぶりでした。能見に8回まで3安打に抑えられては、どうすることもできませんね。正にお手上げの状態でした。
 監督が抗議して退場処分を受けたため、選手が奮起してくれることを期待しましたが、それも無く、監督退場、零封負けと何一つ良いところが無い試合でした。
 今日で悪いところを出し切ったと信じているので、明日は打線が繋がってほしいですね。

 6回の捕逸の判定は明らかに誤審だと思われます。能見のバットに間違いなく球が当たっており、捕逸ではなくファールが正解でしょう。
 スコアだけを見れば勝敗に直接関係ない得点かもしれませんが、あの場面で追加点奪われるのと、抑えるのでは終盤の試合の流れに大きな影響を与えます。それを野村監督も分かっていたので、あれだけの猛抗議をしたのでしょう。
 あのような場面ではビデオ判定を採用するなど、適正なジャッジをしてほしいですね。残り30試合を切って、これからは1勝、1点の重みが徐々に増えてきます。誤審が勝敗に影響するのは絶対にやめてほしいですね。

  
 
コメント (1)

今村打たれて引き分け

2012年08月30日 21時53分53秒 | 試合結果
広 島 000 110 000 0 2
ヤクルト 000 010 001 0 2

 肘の状態の悪いエルドレッドが、スタメンから外れて4番に松山が入る苦しい打線は、3回までロマンに完璧に抑えられていましたが、4回に2死無走者から梵の安打と松山の適時2塁打で1点を先制しました。
 続く5回には赤松のソロ本塁打で追加点を挙げて大竹を援護しました。

 大竹は全体的に制球が甘く、毎回のように走者を背負う苦しい投球でした。安打、捕逸、死球で1死1,3塁のピンチを迎えましたが、畠山を併殺に打ち取り無失点で切り抜けると、その後も要所を締めて4回まで無失点に抑えました。
 5回に安打と自らの失策などで1死2,3塁としてしまうと、ミレッジに犠飛を打たれて1点を失いましたが、森岡は二ゴロに打ち取り1失点で防ぎました。
 6回と8回にも2死1,2塁のピンチを背負いましたが、松井淳と武内を気迫で三振に仕留めてリードを守り抜きました。

 前半で2点を奪ったものの、その後打線は繋がらず、6回は1死2塁で松山と堂林が、7回2死2,3塁は天谷、8回1死1塁は松山が倒れて追加点を奪えませんでした。

 9回は今村で逃げ切りを図りましたが、球威を欠いており、先頭の松井淳に同点本塁打を浴びてしまいました。その後も2死から連続四球で1,2塁のピンチを迎えるも、田中を中飛に打ち取り延長戦に突入しました。

 10回にバーネットを攻めて四球と安打で1死1,2塁として、切り札前田智を代打に送るも左飛に倒れ、梵も三振でカープの勝ちが無くなりました。
 その裏も、今村がマウンドに上がり、安打、死球、敬遠で2死満塁のサヨナラ機を迎えるも、福地を三ゴロに打ち取って、何とか引き分けに持ち込みましたが、大竹の137球の力投に報いることができませんでした。

 勝利目前でまさかの引き分けとなり、5割復帰はならず、大竹の11勝目も消えてしまいました。4位ヤクルトとのAクラス争いは1勝1敗1分の五分の星で終えました。カープが表ローテ3人をぶつけていることを考えれば、痛い星となってしまいました。
 最低でも2勝1敗で終えたいところでしたが、ミコライオの不在、エルドレッドの欠場が響いてしまいました。
 それでもゲーム差を縮められた訳ではないので、まだ良かったと考えましょう。

 
 今村が打たれたことが印象に残ってしまいますが、今日も打線の拙攻により投手陣を援護できなかったことが最大に原因でしょう。
 4回以降は9回を除いて毎回安打を放ちながら、6回以降は追加点を挙げられませんでした。特に痛かったのが6回でしょう。1死1,2塁で4番松山と5番堂林に回りながら無得点に終わりました。
 松山は前の打席で価値ある先制2塁打を放っており、4番の重責をはねのけたかと思いましたが、甘い球を打ち損じて補邪飛に倒れてしまい、松井光を助けてしまいました。
 松山は8回にも1死1塁で併殺打を放っており、4回の打撃が帳消しになってしまいました。1つの結果で満足することなく、続けていくことが大切なので、次戦で取り返してほしいですね。
 
 これからもエルドレッドが欠場する試合は出てくるでしょうが、代役の適任者がいませんね。苦しい戦いが続きそうです。誰か救世主が現れてくれないでしょうか。
コメント (1)

拙攻が響いて逆転負け

2012年08月29日 22時05分44秒 | 試合結果
広島 010 000 000 1
ヤクルト 000 300 20X 5
勝利投手:松井光1勝
敗戦投手:野村9勝7敗

 昨日は鮮やかな集中打で逆転勝ちしましたが、今日は一転して拙攻の連続でした。初回に安打と四球で1死2,3塁とするもエルドレッドが三ゴロ、堂林は四球を選んで満塁まで攻めたてましたが、迎が一邪飛に倒れて無得点。
 2回は安打と四球に犠打で1死2,3塁として、赤松の犠飛で1点を先制しましたが、不安定な中沢を攻略できず、この1点止まりでした。
 4回も1死1塁で犠打失敗と拙攻を繰り返しました。

 10勝目を狙う野村は、制球が甘く本調子ではありませんでした。初回は1死2塁、2回は無死1塁、3回は1死1,2塁とピンチの連続でしたが、何とか後続を断って無失点で凌ぎました。しかし、4回に2連打と四球などで2死満塁のピンチを背負い、上田と田中に連続適時短長打を浴びて3点を失って逆転を許し、この回限りでマウンドを降りて、10勝目はお預けとなりました。

 打線の奮起を期待しましたが、5回に連続短長打で無死2,3塁とするも、エルドレッドが倒れ、代わった松井光に堂林と迎も抑えられて1点も挙げられませんでした。
 7回にも安打と四球に捕逸で1死1,3塁としながら、エルドレッドと堂林が凡退してしまいました。

 5回から横山、6回からサファテを投入して追加点を与えませんでしたが、7回に2イニング目に入ったサファテが捕まり、連続長打とスクイズで2点を失って試合がほぼ決してしまいました。
 打線は最後まで繋がらず、8安打5四球ながらも1得点のみで11残塁の拙攻でヤクルトに敗れ、またしても貯金に失敗して借金生活に戻ってしまいました。


 今日は不安が的中してしまいました。昨日は10得点と打線が爆発しましたが、今季は爆発した翌日は攻撃が雑になり拙攻を繰り返しているように感じていました。
 その悪い予感が当たり、ヤクルト先発の中沢は調子が悪く、制球に苦しんでおり、もっと早く攻略しないといけないにも関わらず、毎回安打を浴びせながらも5回途中まで投げさせてしまう拙攻で、試合の流れを失ってしまいました。

 今日は、主軸が大ブレーキでエルドレッドは3度の得点機で凡退、堂林は2度、迎も2度と全く機能しませんでした。これでは勝てるはずがありませんね。
 今日はイライラの募る試合でしたが、明日はスッキリとした試合を見たいですね。
コメント (1)

14安打10得点で先勝

2012年08月28日 21時51分38秒 | 試合結果
広 島 000 013 510 10
ヤクルト 000 100 200 3
勝利投手:前田健12勝6敗
敗戦投手:石川6勝10敗

 3位攻防の直接対決は、エース前田健で必勝を期しましたが、序盤は打線が石川を攻めきれませんでした。2回無死2塁、3回1死2塁と先制機を作りながらも、後続が続きませんでした。
 前田健はスライダーの切れと制球が良く、3回まで1安打に抑えていましたが、4回に2四球で1死1,2塁としてしまうと、2死後に川端に適時打を浴びて先制点を与えてしまい、嫌な流れになりました。
 
 しかし、5回2死からミレッジの落球で赤松が2塁に進むと、菊池が適時打を放って同点に追い付いて試合の流れが変わりました。
 6回には2四球で1死1,2塁のチャンスを貰うと、石原が2点適時打を放って勝ち越しに成功し、前田健も適時2塁打で続いて、この回3点の勝ち越しに成功しました。
 続く7回には、先頭梵のソロ本塁打が飛び出すと、連続内野安打で無死1,2塁として、迎が犠打を失敗したものの、天谷の本塁打で3点を追加しました。
 更に石原の2塁打と赤松の適時打も出て、この回5点を奪って試合を決めました。
 8回にも2死から堂林の2塁打と代打丸の適時打で1点を追加して、久々の2ケタ得点となりました。

 前田健は5回、6回と三人で抑えましたが、点差の開いた7回に畠山に2点本塁打を浴びるも、味方の大量援護にも助けられて、7回3失点でマウンドを降りました。

 8回は横山が、9回は明日から戦列を離れるミコライオが三者凡退に抑え、3位攻防の直接対決初戦はカープが大勝しました。これでチームは5割に復帰し、ヤクルトとのゲーム差を3.5に広げました。
 前田健は自身の連敗を3で止めて、リーグトップタイの12勝目を挙げました。


 今日は序盤に拙攻で先制機を逃して、前田健は四球をきっかけに失点するという、いつもの負けパターンかと思いましたが、一つのプレーで試合の流れが一気に変わりました。
 2死無走者からミレッジの落球でチャンスを貰うと、ここで菊池が価値ある同点打を放ちました。もし、ここで菊池が凡退していたら、この逆転勝ちは無かったかもしれません。菊池の意地の一打が勝利を呼び込みました。

 その後は、尽くミレッジの守備が得点に結び付きました。失策は5回の1個だけですが、まずい守備を連発しました。相手のミスではありますが、今季はカープも失策で落とした試合が何試合かあります。
 今日の試合を見て、守備の大切さを改めて実感しました。これからは1試合の重みが大きくなってくるので、ミスで負けることがないように気を引き締めて戦ってほしいですね。特に今日は大勝したので、明日は気が緩み易いので気をつけてほしいです。
コメント (3)

石井引退表明

2012年08月27日 21時10分54秒 | 日記
 石井琢朗が、今季限りでの現役引退を決意し、今日マツダスタジアムで記者会見しました。
 石井は08年オフに横浜を戦力外となり、09年からカープに移籍して4年間在籍しました。石井の加入によりカープの野手陣は雰囲気が変わり、チームが苦しい時に戦力となっただけでなく、若手の手本としてもチームに貢献してくれました。
 
 今季は野手コーチ兼任となりましたが、開幕から調子が上がらず、7月上旬に出場選手登録を抹消されて、コーチとしてチームに帯同していました。
 3月のオープン戦で自打球を足に当てて負傷した影響で調子が上がらなかったということで、この負傷さえ無ければもっと現役を続けられたのではないかと思うと残念な気持ちになります。
 でも、会見でも言っていたように、本人が一番辛いと思いますし、熟慮して決断をしたことなので仕方ありませんね。
 
 来季以降については、カープからコーチとしてオファーを出しているようですが、まだ未定とのこと。琢朗さんには、まだまだ鍛えてほしい選手がたくさんいるので、来季もカープの一因としてチームの成長に力を貸してほしいですね。
 
 こうなったら、絶対にCSに進出して最後の花道を飾らないといけません。先ずは明日からのヤクルトとの直接対決は勝ち越して、3位を固めたいところです。
 そして、CSを勝ちぬいて優勝できたら最高の送り出しになるので、選手にはそれを目標に頑張ってほしいですね。
 
 たった4年の在籍でしたが、とても大きな功績を残してくれたと思います。カープに来てくれて、本当にありがとうございました。まだシーズン中なのでお疲れ様は言わず、シーズンが終わってからにします。
  

 そして、もうひとつ衝撃的な発表がありました。ミコライオが、夫人の出産立ち立ち会いのため、29日に米国へ一時帰国し、再来日は9月3日の予定とのことです。
 ミコライオ不在の間は、今村が代役を務めるようです。セットアッパーは横山かサファテでしょうか。終盤の大事な時に、盤石のリリーフの一角が欠けるのは痛いですね。
 リリーフに負担が掛かるのは明らかなので、攻撃陣がしっかりと援護してほしいですね。
コメント (2)

今井一発に泣く

2012年08月26日 21時26分40秒 | 試合結果
阪神 000 300 000 3
広島 000 001 010 2
勝利投手:スタンリッジ6勝9敗
セーブ投手:藤川2勝2敗19S
敗戦投手:今井1勝5敗1S

 昨日は体調不良のため、素晴らしい逆転勝ちの試合を完全に見逃してしまいました。天谷のランニングホームランを見たかったです。また、近いうちに再現してほしいです。

 今日はエルドレッドがスタメンを外れる苦しい打線で、相手はスタンリッジと苦戦が予想されましたが、そのとおりの試合となりました。
 今井は3回まで2四球を与えるも、無安打に抑える好投で無失点投球でしたが、4回に2死無走者から、金本、坂の連打で1,2塁とされると、ブラゼルに3点本塁打を浴びてしまいました。
 それでも崩れることなく5回も三者凡退に抑えると、6回1死2塁で金本を迎えた場面で江草にマウンドを譲りました。
 江草が後続を打ち取り追加点は与えませんでした。

 打線は4回までパーフェクトに抑えられ、5回に1死から丸が初安打を放つも、堂林が併殺でチャンスを広げられませんでした。
 6回に天谷の2塁打を足がかりにして、2死後に赤松が適時打を放ってようやく1点を返しました。7回に安打と死球で2死1,2塁と攻めるも、天谷が遊ゴロに倒れてしまいました。

 7回からは今日登録された中崎が登板し、2イニングを三者凡退に抑える好リリーフを見せると、打線は8回に代打安部と赤松の安打で1死1,2塁として、代打エルドレッドが適時打を放って1点を返し、なおも1,2塁の同点機でしたが、梵が補邪飛、代打前田智は二ゴロに倒れて追いつくことができませんでした。
 9回は今村が三者三振に抑えて望みを繋ぎましたが、最後は藤川に三者凡退に抑えられて連勝は3でとまり、勝率5割を割ってしまいました。

 
 打線は終盤に粘りを見せて反撃しましたが、あと一歩及びませんでした。6回以降は完全にカープペースになっていましたが、勝ち切れなかったですね。
 最大の見せ場は8回でした。1死1,2塁で中崎の代打としてエルドレッドを送ると、見事に期待に応えて適時打を放ち1点差に追い上げました。押せ押せムードでしたが、梵が打ち損じして補邪飛に倒れてしまいました。それでも切り札前田智を送って勝負に出たものの、代わった榎田に7球粘りましたが、最後は三振に倒れてしまいました。
 エルドレッドはここ一番で結果を出してくれますね。やはりスタメン4番に居るといないのとでは相手へのプレッシャーが違いますね。ひじの具合がおもわしくないのかもしれませんが、4番に座っていてほしいですね。

 打てる手は全て出しつくしたので仕方ないですが、追いつけなかったのは残念でした。もう少し早い回から、スタンリッジを捕えられていれば、試合展開は変わっていたと思います。
 来週も対戦が予想されるので、次戦では早めに攻略できるように対策を練ってほしいですね。


 今井は先発としての結果を出しているのですが、援護に恵まれずなかなか白星が付きません。8月に入って3試合目の先発ですが、大崩れした試合はありません。最低でも5回は投げており、最低限の投球はできています。
 福井が2軍落ちしたことで、先発5枠目が空いてしまいました。このまま辛抱強く投げてくれれば、5人目として計算できますね。次戦こそは白星が付くように、打線がしっかりと援護してほしいですね。
コメント (2)

終盤追いつき引き分け

2012年08月24日 21時56分17秒 | 試合結果
阪神 000 020 000 0 2
広島 010 000 010 0 2

 昨日は敵失による得点だけと低調な打線は、2回に四球と安打に堂林の好走塁で1死2,3塁とすると、丸が犠飛を放って1点を先制しました。しかし、その後は拙攻の繰り返しで、3回2死1,2塁では松山が中飛、4回無死1塁は丸が併殺と、メッセンジャーを助けてしまいました。
 
 バリントンは力のある直球を主体に4回まで2安打に抑えて2塁さえ踏ませない好投でしたが、5回に捕まり、2安打と死球で1死満塁のピンチを迎えると、メッセンジャーに犠飛を打たれて同点とされ、続く上本の安打を中継に入ったエルドレッドが3塁に悪送球して勝ち越し点を与えてしまいました。更に平野に四球を与えて満塁のピンチでしたが、ここは鳥谷を三振に抑えて2失点で凌ぎました。
 6回と7回は三者凡退に抑えて、7回5安打2失点で降板しましたが、今日も打線の援護が無く白星は付きませんでした。

 打線はメッセンジャーを捕えられず、6回無死1塁もエルドレッド、松山、堂林の主軸が倒れて得点を挙げられず、敗戦ムードが漂い始めましたが、8回に菊池の内野安打を足がかりに、1死2塁としてエルドレッドは三振に倒れるも、松山が適時打を放って同点に追い付きました。

 終盤はピンチの連続で、8回は横山が四死球で2死1,2塁のピンチを招くも、河内が代打桧山を三振に仕留めて無失点で凌ぎ、9回は今村が3安打1四球と乱調でしたが、阪神のまずい攻めに助けられて無失点に抑えました。
 カープは9回に1死2塁の勝ち越し機を作るも、天谷、迎が倒れて延長に突入しました。
 10回はミコライオが無死2塁のピンチを迎えるも、後続を抑えて負けが無くなるも、その裏は藤川に三者凡退に抑えられて引き分けに終わり、5割復帰はお預けとなりました。


 バリントンが投げると打線が打たないですね。今日も7回2失点ながらも白星が付きませんでした。序盤に得点のチャンスが何度もありましたが、走者を出しても後が続きません。
 しかも、今日も含めて最近は打てないだけでなく、ミスが失点に直結しており、投手陣の足を引っ張っています。打てないならせめて、守備で投手を盛りたててほしいところです。
 今は投手陣が踏ん張っていますが、これが続くようだと投手陣に負担が掛かり過ぎて、終盤戦まで持たなくなってしまいます。
 誰か救世主が現れて、打線に渇を入れてほしいですね。

 自慢の救援陣に不安を残しました。横山、今村、ミコライオが3人ともピンチを作りました。幸いにも無失点で凌ぎましたが、これが巨人や中日なら勝ち越されていたかもしれません。
 今村は無死1塁を阪神の拙攻で2死無走者としながら、2安打1四球で満塁とされてしまいました。今村もミコライオも疲労の影響があるのは明らかです。
 少しでも休ませられるように、打線がしっかりと援護してあげてほしいですね。

コメント (1)

大竹3年ぶりの2ケタ勝利

2012年08月23日 21時35分57秒 | 試合結果
DeNA 010 000 000 1
広 島 200 000 00X 2
勝利投手:大竹10勝3敗
セーブ投手:ミコライオ2勝4敗18S
敗戦投手:高崎5勝9敗

 初回に四球とエンドランで無死1,3塁とすると、梵の三ゴロを筒香が失策して1点を先制すると、2死後に堂林の二ゴロを今度は内村が失策して、適時打なしで2点を先制しました。
 
 大竹は2回に2安打で2死1,2塁とされると投手の高崎に適時打を浴びて1点を失いましたが、続く荒波の打球を堂林が好捕して追加点を防ぎました。
 これで大竹は波に乗って、3回と4回は三者凡退に抑え、5回は安打と犠打で1死2塁とされて上位に回りましたが、荒波と内村を打ち取り無失点で凌ぎました。
 7回を終えて79球と完投の期待が高まりましたが、8回に2死から筒香に安打を打たれたところで、今村に後を託しました。
 今村はラミレスに安打を打たれるも、後藤を中飛に打ち取り得点を与えませんでした。

 打線は初回に相手のミスで2点を挙げるも、その後は高崎を攻略できず、4回無死1塁も石原が遊ゴロ、大竹と天谷が三振と後が続きませんでした。
 5回以降は無安打に抑えられ、高崎に完投を許してしまいましたが、9回をミコライオが三者凡退に抑えて、1点のリードを守り切ってDeNAに連勝しました。
 大竹が3年ぶりの2ケタ勝利となる10勝目を挙げて、チームの借金は1と5割復帰が見えてきました。
 明日はバリントンで借金を返済したいですね。


 大竹は制球が良く、昨日の野村と同様にDeNA打線に凡打の山を築かせました。先制した直後の2回に投手の高崎に適時打を打たれた時は心配しましたが、荒波の三ゴロを堂林がダイビングキャッチしてピンチを脱したことが大きかったと思います。
 もし抜けていたら同点に追いつかれて、DeNAに試合の流れが変わっていたかもしれないので、堂林の攻守が大竹を助けたと思います。
 大竹もこれで気合が入ったのか、次第に球に力がこもっていき、3回以降は全く危なげない投球でした。
 野村と大竹の2人が安定した投球を続けていることは、終盤戦に向けてとても心強いですね。この流れにバリントンも続いてほしいですね。

 打線は高崎に4安打に抑えられて、適時打は無く、初回に敵失で挙げた2得点のみに終わりました。大竹が踏ん張ってくれたから良かったものの、もう少し打ってくれないと投手陣への負担が大きくなってしまいます。
 初回に敵失で1点を挙げた後、無死1,2塁で4番エルドレッドは三振して、5番松山は二ゴロで進塁打となりましたが、主軸の2人から快音が聞かれないのは残念でした。ここで主軸が打てば、一気に高崎を攻略できたと思います。責めるときに一気に攻めないと、今日のように苦しい戦いになってしまいますね。
 明日はエルドレッドが爆発することを期待したいですね。
コメント (2)

野村連敗止めて、2ケタに王手

2012年08月22日 21時22分09秒 | 試合結果
DeNA 000 000 000 0
広島 100 200 00X 3
勝利投手:野村9勝6敗
セーブ投手:ミコライオ2勝4敗17S
敗戦投手:藤井7勝3敗

 昨日は欠場したエルドレッドが4番で復帰して即結果を出しました。初回に2死から梵が2塁打を放つと、エルドレッドが中前適時打を放って幸先良く先制点を挙げました。
 4回には1死から四球と安打で1,2塁として、2死後に石原が適時2塁打を放って2点を追加しました。

 先発の野村は、制球が冴えてDeNA打線に凡打の山を築かせました。初回は内野安打で無死1塁とするも、内村を二ゴロ併殺に打ち取り、3回には2四球で2死1,2塁と得点圏に走者を背負うも、内村を左飛に打ち取りピンチを脱しました。
 最大のピンチは6回で、安打とセーフティーバントで無死1,2塁とされてしまいました。しかし、昨日本塁打を放っている筒香と後藤を左飛と投飛に打ち取り、最後は金城を補邪飛に打ち取って無失点で凌ぎました。
 7回を投げて5安打打たれましたが、3塁を踏ませない素晴らしい投球でした。

 ダメ押し点がほしいところでしたが、打線は走者を出すものの、盗塁死や2死からと攻めきれず、追加点を奪うことができませんでした。
 8回からは今村が登板し、1安打を打たれるも牽制死を奪うなど3人で抑えて、9回はミコライオが1安打を浴びるも無失点で抑えて連敗を4で止めました。
 野村は9勝目を挙げて2ケタ勝利の王手をかけました。

 やっぱりエルドレッドは頼りになります。昨日は拙攻の繰り返して前田健を援護できませんでしたが、今日は初回のチャンスでしっかりと適時打を放って先制点を挙げました。
 この先制点はかなり大きな意味を持っていたと思います。昨日の敗戦で沈んでいた打線に活気を与えて、4回の追加点を呼び込んだと思います。もうひとつは、野村へのプレッシャーを和らげ、好投を引き出したと思います。
 1点も与えられないというプレッシャーは相当なものだと思いますが、それが初回で無くなり、本来の投球ができたのではないでしょうか。
 エルドレッドが重傷で無くて本当に良かったです。ここから勢いを付け連勝して、早く借金を返済したいですね。
 
 野村は本当に凄いですね。チームの流れが悪く4連敗中で、これ以上負けるとズルズルと落ちていく危険性がある重要な試合で、ほぼ完ぺきな投球でした。
 特に6回は安打とセーフティーバントで無死1,2塁とされて、主軸の筒香、後藤を迎えても、落ち着いており丁寧な投球で打ち取りました。もしここで打たれると、DeNAに流れが行ってしまう場面だっただけに、本当に素晴らしい投球でした。
 2ケタ勝利は間違いありません。後はどこまで白星を積み上げられるかですね。楽しみですね。
コメント (2)

拙攻を繰り返し4連敗

2012年08月21日 21時41分00秒 | 試合結果
DeNA 110 000 010 3
広 島 100 001 000 2
勝利投手:菊地3勝1敗1S
セーブ投手:山口2敗15S
敗戦投手:前田健11勝6敗

 エース前田健に連敗ストップを託しましたが、エルドレッドが右ひじの張りで欠場して、代わりに4番に松山を起用する苦肉の打線となりました。
 そんな苦しい状況で、初回にいきなりミスが出てしまいました。荒波の左前打を迎がファンブルして2塁に進めてしまうと、更に盗塁で無死3塁にされて、1死後に筒香の二ゴロの間に先制点を奪われました。

 打線はその裏に、菊池のプロ初本塁打で同点に追い付いて、試合を振り打に戻しましたが、2回には前田健が後藤に本塁打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。
 その後も5回まで毎回走者を背負う苦しい投球でしたが、後続を抑えて追加点を与えませんでした。

 カープも三浦に対して毎回のように走者を出すも、後が続かず拙攻の連続でした。4回は2四球と安打で1死満塁のチャンスでしたが、石原が最悪の併殺に倒れ、5回には安打と四球で2死1,2塁として、今日4番の松山に回るも二ゴロで追いつくことができませんでした。
 しかし、6回に四球と安打で1死1,2塁として、前の打席で併殺だった石原が適時2塁打を放って同点に追い付きました。なおも2,3塁の勝ち越し機でしたが、前田健と天谷が倒れて勝ち越しはなりませんでした。

 前田健は、7回に安打と堂林の失策で無死2,3塁の大ピンチを迎えましたが、スクイズを失敗させるなど、このピンチを無失点で凌ぎました。
 これでカープペースになったかと思いましたが、7回1死2塁では、松山と丸が凡退してしまい、流れを掴めませんでした。
 直後の8回に前田健が筒香に本塁打を浴びて勝ち越されてしまいました。
 打線は9回に敵失で2死2塁としましたが、最後は代打前田智が三振に倒れてしまい、これで4連敗で借金は3となってしまいました。

 打線の繋がりが無くなってきました。8安打5四球ながら得点はたったの2点のみで前田健を援護できませんでした。4番に入った松山が2度の得点機で共に内野ゴロに倒れてしまったのは痛いですね。特に7回は表の攻撃でDeNAが無死2,3塁の得点機の逃した直後だっただけに、1死2塁のチャンスをモノにして、一気に流れを掴みたかったですね。
 やはり松山に4番は荷が重すぎたかもしれないです。あまり意識せずに、岩本のように4番目の打者という気持ちで臨めば、結果は違ったかもしれないですね。
 エルドレッドは明日の状態を見てから出場を決めるのとのことですが、何とか明日は復帰してほしいです。これ以上4番の離脱は避けたいですね。

 残り40試合を切って、上位争いに残るための正念場となりました。打線も下降気味であることから、2軍の選手も含めてチーム全体で戦っていくしかありません。
 得点力のアップが上位争いに残るための鍵になると思うので、これからはベテランの力も必要になってくると思います。そろそろ石井を1軍登録して、ベテランと若手の力を合わせた戦いを期待したいです。
 
コメント (1)