カープな毎日

カープファンのひとりごと。

3安打零封負けで黒星スタート

2023年03月31日 23時14分36秒 | 試合結果

広島 000 000 000 0
ヤクルト 200 001 01X 4
勝利投手:小川1勝
敗戦投手:大瀬良1敗
本塁打:[ヤクルト]村上1号、オスナ1号

 新井監督の初陣は、先発の大瀬良が村上に先制本塁打を浴びると、打線は散発3安打に封じられ、走塁ミスも重なり完封されて、苦手ヤクルトに完敗を喫しました。

 先発の大瀬良は、初回に2死2塁から天敵の村上に2点本塁打を浴びて先制を許しました。2回以降も毎回走者を背負う苦しい投球でしたが追加点を与えず、6回の打席で代打を送られて降板となり、5回を投げて5安打、1四球、2失点でした。

 1番小園、2番野間、3番秋山、5番西川、7番坂倉を起用した打線は、初回2死1塁から秋山が盗塁を試みるも、スタートが早すぎて1,2塁間に挟まれ、アウトになってしまいました。

 その後は4回まで完璧に抑えられ、5回には安打と四球で1死1,2塁の好機を作るも、坂倉が併殺打に倒れてしまい、続く6回は敵失で無死1塁のチャンスを得ながら、代打田中の中飛に1塁走者の菊池が飛び出して併殺になる痛恨の走塁ミスとなりました。

 6回は新人の河野が登板するも、いきなりオスナに本塁打を浴びてプロの洗礼を浴びてしまい、痛恨の追加点を奪われ、8回にはケムナが1死1,3塁から中村にスクイズを決められて、ダメ押し点を奪われました。

 打線は、7回1死1塁からマクブルームが併殺打に倒れ、8回以降は三者凡退に封じられて、ヤクルト投手陣に零封されました。

 

 新井監督の初陣は、投打とも良いところがなく、ヤクルトに完敗を喫して、苦手意識払拭とはなりませんでした。

 初回に秋山が走塁ミスで盗塁死した直後、天敵の村上に先制本塁打を浴びてしまい試合の流れを失ってしまいました。それでも大瀬良がピンチを招きながらも無失点で切り抜けると、5回に初めて得点圏に走者を進めながら、期待の坂倉が併殺、さらに続く6回には菊池が判断ミスで飛球で飛び出して併殺になってしまいました。

 すると直後に2番手河野がオスナに本塁打を浴びて、完全に試合の流れを失い、その後は2塁さえ踏めませんでした。

 初回、6回と2度の走塁ミスの直後に失点しており、これではヤクルトに勝つことは難しいです。特に6回は味方が5回と6回のチャンスを逃した後であり、絶対に失点を防がなければいけない場面でした。この場面をプロ初登板の新人河野に託すのは少し荷が重かったように思いますが、チーム全員で戦うという新井監督の姿勢を明確に示した起用だったと思います。

 河野には、ほろ苦いプロ初登板となりましたが、貴重な経験ができたと前向きに捉えて、この悔しさを次戦以降に繋げて、快投を見せてほしいですね。

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韮澤と田村が初の開幕1軍入り

2023年03月30日 21時06分52秒 | 日記

 NPBから、開幕1軍登録選手が公示され、カープでは、新戦力は新人の河野、現役ドラフトで加入した戸根、新外国人のデビッドソンの3人が1軍入りしました。また、韮澤と田村の若手が初の開幕1軍入りを果たしました。

 投手陣では、今年は社会人卒の3投手が、キャンプで評判が良かったので、益田や長谷部も開幕1軍入りするかと思われましたが、残念ながら2軍スタートとなりました。それでも、黒原とアドゥワが復活して1軍入りを果たすなど、昨季までと中継ぎ陣の顔ぶれがかなり違っており、選手層が厚くなったことを感じます。

 野手陣では、やはり韮澤と田村がオープン戦で結果を残して、実力で開幕1軍を勝ち取っているので、今季は大きく飛躍する可能性が感じられ、とても楽しみです。

 新井監督は、全員を戦力として考えており、1軍と2軍の入れ替えが頻繁に行われると思われることから、開幕1軍を逃した選手にも必ずチャンスが来ると思うので、2軍でしっかりと準備をして呼ばれた時に良いパフォーマンスを見せてほしいですね。

<1軍登録選手>

投手:大瀬良、栗林、黒原、床田、ケムナ誠、島内、松本、河野、アドゥワ誠、戸根、玉村、ターリー

捕手:會澤、坂倉、石原

内野:上本、田中、堂林、マクブルーム、菊池、小園、韮澤、デビッドソン

外野:西川、秋山、野間、松山、大盛、田村

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オープン戦最終戦は快勝で連敗止める

2023年03月26日 19時35分05秒 | 日記

SB 000 001 002 3
広島 100 041 20X 8
勝利投手:玉村1勝
敗戦投手:東浜1勝2敗
本塁打:[ソフトバンク]正木2号
    [広島]マクブルーム3号、デビッドソン2号

 オープン戦最終戦は、投打がかみ合ってソフトバンクに快勝し、3分けを挟んだ連敗を7で止めて、4勝9敗3分の最下位で終了しました。

 打線は、初回に2死1,3塁から西川が適時打を放って1点を先制すると、5回には2死1塁からマクブルームが2点本塁打を放ち、さらに2死1塁からデビッドソンにも2点本塁打が飛び出して、この回4点を加えました。

 続く6回には1死1,3塁から野間の内野ゴロの間に1点を加え、7回は2死1塁からデビッドソンと坂倉の連続適時2塁打で2点を挙げ、13安打8得点と繋がりました。

 オープン戦初登板となった先発の玉村は4回2死まで1人の走者も許さず、4回2死後に安打と四死球で満塁のピンチを招くも、後続を三振に斬って無失点に抑えました。

 6回に登板したがアドゥワが2死2塁から適時打を打たれて1点を失うも、7回は河野が1安打無失点、8回はターリーが三者連続三振で無失点に抑えました。

 9回は栗林が登板して、先頭打者に四球を与えた後、2点本塁打を浴びましたが、その後は三者連続三振に抑えました。

 昨日まで低調だった打線が嘘のように繋がりました。4試合連続で出ていなかった適時打を初回に西川が放つと、呪縛から解放されたかのように安打が生まれ、5回にはマクブルームとデビッドソンのアベック本塁打まで飛び出しました。

 特に適時打が出た初回と7回は、どちらも2死無走者から作ったチャンスであり、カープらしい繋ぎの攻撃ができたことは、良かったと思います。

 最終戦で攻撃陣を覆っていた重苦しい空気を一掃できたと思うので、開幕を気持ちよく迎えられそうですね。  

 一方で、先発ローテ争いについては、5番手と6番手が決まっていませんでしたが、玉村が5回を投げて1安打、2四死球、3奪三振で無失点と安定した投球をしたことで、一歩抜け出した形となりました。 

 今後、ウエスタンで登板すると思われるアンダーソン、コルニエルらの内容次第ではありますが、玉村の投球内容が良かったことから、玉村のローテ入りはほぼ間違いないでしょう。

 あとは6番手だけとなりましたが、玉村のような素晴らしい投球をして、レベルの高い争いになってほしいですね。

 

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投打とも不安を残してオープン戦最下位が確定

2023年03月25日 20時11分43秒 | 日記

広島 000 001 010 2
SB 131 010 02X 8
勝利投手:藤井2勝2敗
敗戦投手:床田1敗
本塁打:[ソフトバンク]佐藤直1号

 先発の床田は、初回2死1塁から適時2塁打を浴びて先制点を献上すると、2回に2死1,2塁で3点本塁打を被弾しました。さらに3回には1死2,3塁から適時打を打たれて、毎回失点を喫しました。

 2番手黒原は2四球を与えながらも無失点で抑えましたが、5回に登板した森浦は、1死3塁から犠飛で1点を失いました。その後を継いだ、戸根と松本は無失点に抑えるも、8回に登板した島内は1死3塁から適時打3塁と犠飛で2点を失い、ソフトバンク打線に11安打を浴びて8失点でした。

 打線は、今日もDH以外はシーズンを意識した打線を組むも、5回まで3安打無得点に抑えられました。6回に1死1,3塁から野間の内野ゴロの間に1点を返して、8回も1死2,3塁から内野ゴロの間に1点を挙げただけで、4試合連続適時打なしと低調なままで、3分けを挟んで7連敗を喫して、オープン戦の最下位が確定しました。

 開幕ローテ入りが決まっている床田は、球に切れが無く、3回を投げて8安打5失点と精彩を欠いて、開幕に向けて不安を残しました。

 床田は、前回登板でも5回5安打4失点と打ち込まれており、2試合連続で内容が良くないのは気がかりです。ただ、足の状態には問題は無いとのことであり、コンディション不良による不調ではないので、この2試合の反省を踏まえて、1週間でしっかりと状態を上げて、シーズンに臨んでほしいですね。

 打線は、スタメンに主力が並び、試合終盤まで出場するも、5回まで散発3安打で2塁さえ踏むことができず、6回と8回に内野ゴロの間に1点ずつを返すのがやっとの状態で、ソフトバンク投手陣に10三振を喫してしまいました。

 ただ、昨日と違うのは7安打を放っており、新井監督の見立て通り、打線の状態が底を抜けて上向き始めたのかもしれません。

 明日のオープン戦最終戦こそは、打線が繋がり得点を挙げて、開幕に向けて弾みをつけて、気持ちよく締めてほしいですね。

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打線が湿っており開幕に不安を残す

2023年03月24日 21時27分04秒 | 日記

広島 000 000 010 1
SB 000 050 10X 6
勝利投手:大関2勝
敗戦投手:中﨑1勝1敗
本塁打:[ソフトバンク]正木1号

 開幕前最後のオープン戦となるソフトバンクとの3連戦に臨み、打線は開幕を意識した打順を組むも、相変わらず低調で、初回に菊池が四球で出塁するも、その後は7回まで一人の走者を出すことができませんでした。

 8回にマクブルームがチーム初安打を放って無安打を回避すると、西川の2塁打で無死2,3塁として、1死後に坂倉の一ゴロ間に1点を返しましたが、反撃はこれだけで、ソフトバンクの継投の前に2安打1得点に抑えられて10三振を喫しました。

 先発した開幕投手の大瀬良は、3回を投げて2安打無失点に抑えて順調な調整ぶりを見せましたが、5回に登板した3番手中崎が無死1,3塁のピンチを招いて、2本の適時打などで3点を失って降板となりました。代わったアドゥワも2本の適時打を浴びてしまい、この回7安打を浴びて5点を失いました。

 6回は5番手で栗林が登板して1安打無失点に抑えましたが、7回に登板した河野は本塁打を浴びて1点を失いました。8回はターリーが1安打無失点に抑えましたが、投手陣は12安打で6失点で、ソフトバンクに完敗を喫して、3分けを挟んで6連敗となりました。

 開幕投手の大瀬良については、何も問題は無さそうで、万全の状態で開幕を迎えられそうです。また栗林も実戦復帰し、直球は最速151kmを計測し、フォークの切れも良かったようで、開幕に間に合いそうです。

 一方で打線の状態が上がらないのは気になります。デビッドソンをDHで起用した以外は、シーズンを想定した打順を組み、試合終盤までほぼフル出場していながら、7回まで無安打に抑えられてしまいました。

 明日こそは打線が繋がって、貧打の不安を吹き飛ばしてほしいですね。

 また、森下がウエスタンリーグで実戦復帰して、8回に3番手でマウンドに上がり、1回をわずか7球で1安打無失点に抑えました。直球は最速148kmを計測し、カーブやチェンジアップなどの変化球も低めに集めるなど、投球内容は上々だったようです。今後については、明日以降の体の状態を確認した上で決めていく予定とのことです。

 このまま順調に回復して、早く1軍に復帰できることを願いたいですね。

 森下の場合は、投球内容や結果よりも、投球後の体の状態が一番気になるところですが、投球後の様子は問題は無さそうです。後は明日に何事もなければ、1軍復帰のスケジュールも見えてきそうです。

 

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打線が4安打零封負けを喫してオープン戦は5連敗

2023年03月22日 21時24分38秒 | 日記

広島 000 000 000 0
ロッテ  200 200 10X 5
勝利投手:メルセデス2勝1敗
敗戦投手:アンダーソン1敗
本塁打:[ロッテ]荻野2号

 先発のアンダーソンは初回に無死2,3塁とされ、中村奨に2点適時打を浴びて先制されと、4回は1死後に四球を与えると続く萩野に2点本塁打を浴びてしまいました。

 5回はアドゥワ、6回は松本がそれぞれ三者凡退に抑える好投でしたが、7回に登板した森浦は2死2塁から代打ポランコに適時打を浴びて1点を失いました。8回は戸根が2安打を浴びながらも、無失点に抑えました。

 打線はメルセデスに対して、3回1死から四球と内野安打で1,2塁とするも、菊池と秋山が凡退して得点を挙げれず、5回2死まで3安打に抑えられました。

 その後も、ロッテの継投の前に9回まで1安打に抑えられて得点を挙げられず、零封負けを喫してしまい、チームは3分けを挟んで5連敗となりました。

 今日のスタメンは、1番野間、2番菊池、3番秋山と今季初の打順を組みましたが、上手く機能せず、野間の内野安打1本に抑えらえてしまいました。さらにマクブルームとデビッドソンも無安打と主軸にも当たりが出ていません。

 まだレギュラークラスがフル出場していないとはいえ、開幕まで残り10日を切り、オープン戦も残り3試合となり、開幕に向けて総仕上げに入る時期なので、今の打線の状態は心配になります。

 投手陣は、先発、中継ぎとも好結果を残す選手が多く、1軍枠争いが激しくなっており、あまり心配がないだけに、打線の低調さが際立ってしまいます。

 今週末の最後のオープン戦3連戦では、打線が爆発して不安を払拭してほしいですね。

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遠藤が7回2失点で開幕に向けて順調

2023年03月21日 21時27分18秒 | 日記

広島 100 000 000 1
ロッテ   000 010 10X 2
勝利投手:澤村1勝
敗戦投手:遠藤1勝1敗
セーブ:益田1S

 ロッテとのオープン戦は、打線が初回に1死満塁から松山の犠飛で1点を先制するも、2回以降は走者を出しても後が続かず、さらに6回以降はロッテの継投に1安打に封じられて追加点を奪えませんでした。

 先発の遠藤は、5回に2死1,3塁から適時打を浴びて同点に追いつかれると、7回には1死3塁から犠飛で1点を失って勝ち越しを許してしまいました。

 8回は、1軍に昇格した黒原がオープン戦初登板で三者凡退に抑える好投でしたが、チームはロッテに競り負けて3分けを挟んで4連敗となりました。

 先発の遠藤は、直球と変化球とも球の切れ、制球とも良く、7回を投げて4安打、1四球、2失点の好投でした。

 4回までは1安打に抑えて2塁さえ踏ませない素晴らしい投球でした。5回に安打と四球などでピンチを招いて適時打を浴びてしまい、7回にも1点を失いましたが、4回まではほぼ完璧な投球内容であり、今春最長の7回まで投げたことで、後半に失点したと思われます。

 本人も「久々に7回を投げたが変化球が届かなかったりした。次の登板では変化球の精度をしっかりやっていければいいかなと思う」と話しており、シーズンに向け長いイニングを投げる際の修正点も見つかり、開幕に向けて調整は順調と言えます。

 今季の遠藤は、自身の投球に自信を持っており、2桁勝利も期待できそうですね。

 

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大瀬良は6回途中4失点も開幕に向けて順調

2023年03月15日 20時57分25秒 | 日記

広島 000 200 320 7
中日 000 004 04X 8
勝利投手:谷元1勝
敗戦投手:森浦2敗
セーブ:田島1S
本塁打:[広島]マクブルーム2号
    [中日]福永1号

 打線は中日の先発の涌井に3回まで1安打に抑えられるも、4回無死1塁からマクブルームが2点本塁打を放って先制しました。

 逆転された直後の7回には7回2死2塁から田中の適時打で1点を返し、さらに2死1,2塁として代打末包の2点適時2塁打で逆転に成功しました。続く8回も1死満塁から代打田村の適時打などで2点を加えて7得点を挙げました。

 先発の大瀬良は5回まで2安打に抑えるも、6回に連打で1死1,2塁のピンチを招くと、アキーノに適時打をを浴びて、さらに四球で1死満塁とピンチを拡大させてしまい、アルモンテに2点適時2塁打を打たれ逆転を許したところで降板しました。

 後を継いだ戸根の暴投で1点を失ってこの回4失点となりました。

 打線が逆転した8回に登板した森浦が四球と失策などで1死1,2塁となり、山浅に適時打、福永には3点本塁打を浴びて逆転を許して、逆転負けを喫しました。

 開幕投手の大瀬良は、直球に球威があり、3回まで完璧に抑えると、4回に初安打となる2塁打を打たれて無死2塁となった場面では、ギアを一段上げて三者連続三振に斬って無失点で凌ぎました。球数が増えた6回に4安打を浴びて4点を失ってしまい、5回1/3を投げて6安打、2四死球、4奪三振で4失点でしたが、打たれたのは70球を越えてからであり、今は開幕に向けてイニングを伸ばしていく段階であることから、特に問題は無いと思います。

 大瀬良本人も「打たれたら打たれたで持ち帰って、またやることもありますし、課題として出たというところは良かった」と前向きに捉えているので、次戦では修正してくれるはずですね。

 一方で勝ち継投を入りを狙う森浦が8回に登板して、1回を投げて3安打1四球4失点と乱れてしまい、魔の8回が再来してしまいました。昨日は中崎、ターリー、島内が好投しましたが、どの投手も安定感が無く、投げてみないと分からないところがあるので、まだ栗林や矢崎の代役を務めるには不安を感じます。

 まだ開幕まで時間はあるので、森浦には今日の反省点を見つけ出して、しっかりと修正して次戦では素晴らしい投球を見せてほしいです。そして森浦に限らず、中崎、ターリー、島内も安定した投球を続けてほしいですね。

 明日から3月19日までは所要により更新できませんのでご了承ください。

 

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WBCを離脱した栗林がチーム練習に合流

2023年03月14日 20時50分10秒 | 日記

広島 000 000 020 2
中日 000 002 000 2

 中日とのオープン戦は、先発遠藤が好投すると、終盤も中崎、ターリー、島内が好救援を見せましたが、打線が4安打2得点と抑えられて引き分けに終わりました。

 先発の遠藤は5回無失点に抑える好投で、開幕に向けて順調に調整が進んでいますが、2番手のケムナが安打と失策に四球で無死満塁のピンチを招き、2死後ビシエドに2点適時打を浴びてしまいました。

 7回以降は、中崎、ターリー、島内がそれぞれ1回を無失点で繋ぎました。

 打線は、中日の先発大野雄に4回までパーフェクトに抑えられるなど、7回1死まで無安打に抑えられました。8回に2死3塁から田村と韮澤の連続適時短長打で2点を挙げて同点に追いつきました。

 腰の張りのためにWBC日本代表を離脱した栗林が、マツダスタジアムの残留練習に合流して、室内でストレッチやランニングなどの軽めの調整をしました。

 9日の1次リーグ初戦の中国戦の試合中に異変を訴えて、そのまま登板することなく離脱となりました。本人によると「痛みは自分の中でゼロ。軽くだったら投げられるが全力で投げたときどうか。開幕までに復帰してチームの戦力になりたい」と開幕に向けて調整を進める意向を示しており、今後は近日中に病院を受診する予定で、明日からキャッチボールを再開するとのことです。

 しかし、新井監督は、「開幕、開幕といって本人を焦らせらせてもいけない。フィジカル的にもメンタル的にも万全の状態で、彼自身の開幕を迎えてほしいというのが1番。体の状態を優先させていきたい」と無理はさせない方針を示しており、状態次第では開幕に間に合わない可能性が出てきました。

 WBCで無理をせず登板しなかったことから、深刻な状態では無いと思われますが、明日から投球を再開すると再発する恐れもあるだけに楽観はできません。

 新井監督は、以前から開幕に栗林が不在になることも想定しており、今日のオープン戦でも代役候補の中崎、ターリー、島内の継投を試しており、ターリーと島内は三者凡退に抑えて結果を残しました。

 3人とも好不調の波があることから、安定した投球を続けて、安心して見ていられる存在になってほしいです。

 セットアッパー候補の矢崎も離脱していることから、栗林の状態に関係なく、3人には勝ち継投を任せられる存在になってほしいですね。

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投手陣が10安打9四死球の乱調で連勝ならず

2023年03月12日 21時28分58秒 | 日記

ヤクルト 001 012 100 5
広島 000 010 010 2
勝利投手:吉村1勝
敗戦投手:森1敗
セーブ:久保1S

 昨日に続き、ヤクルトと対戦しましたが、投手陣が10安打を浴びて9四死球を与えるなど5点を失い、打線は5安打で2得点に抑えられて、連勝は成りませんでした。

 また、試合前には新入団選手の紹介セレモニーが行われ、育成を含む新人10選手の他にデビッドソンと戸根が紹介されました。その後は、育成を含む野手4人が途中出場して、1軍のマツダスタジアムの雰囲気を体感しました。

 開幕ローテ入りを狙う先発の森は、3回を投げて3安打、5四死球、1失点と結果を残すことができませんでした。

 初回は先頭から連続でストレートの四球を与えてしまうも、このピンチは後続を断って無失点で凌ぎましたが、3回は2死後に与えた四球から2,3塁のピンチを招いて、適時打を浴びて1点を失ってしまいました。

 結果だけを見れば、3回1失点にまとめるも、毎回四球を与えるなど、終始、制球が乱れており、本来の投球ができませんでした。今日がオープン戦初登板で、開幕ローテ入りを賭けた登板ということで、緊張から力が入ってしまったのかもしれません。

 新井監督も、森が緊張していて硬かったとコメントしており、今日の登板だけで評価をしない意向であり、次回登板のチャンスを与えるようです。

 この時期に悪いところが出たことで課題が見つかったとポジティブに考えて、次回登板までに修正して、次こそは本来の投球を披露して、開幕ローテ争いに残ってほしいですね。

 打線は4回まで投げたヤクルト先発のルーキー吉村の前に菊池の安打1本のみに抑えられてしまいました。初対戦でデータもなく、主力野手もまだ調整段階ということもあり、球を捕らえられなかったと思われます。今日の対戦で球も切れや変化球の曲がりなど、実際の投球を見ることができたので、シーズンで対戦する時には、しっかりと捉えてくれると思います。

 カープの打線は苦手投手が多いだけに、これ以上、苦手投手を増やさないように、しっかりと対策を練ってほしいですね。

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