カープな毎日

カープファンのひとりごと。

今季を振り返る

2008年12月31日 23時34分43秒 | 日記
 ついに大晦日となり、2008年も終わってしまいます。今年は市民球場ラストイヤーということで、何とかしてCSに進出してほしかったですが、最後に力尽きてしまいました。しかし、最後までAクラスを争ったことで、来季へ大きな期待を持たせてくれました。
 毎年来季への期待は膨らみますが、今年は今までとは期待の持ち方が全く違いますね。例年なら各選手の成長という期待料を膨らますことで、来季の飛躍を期待したのですが、今年は期待料ではなく、確かな実績が残りました。
 まずは、終盤までAクラス争いをしたことで、各選手がプレッシャーの中での戦いを経験しました。これは確実に来季の糧になるはずです。
 また、戦力を見て見ると、投手陣では、永川が揺ぎ無い守護神となり、前田健、篠田、齊藤の新戦力が台頭してきましたし、大活躍したルイスとシュルツの助っ投コンビの残留が決まりました。他にも梅津、横山がセットアッパーとしての地位を確立し、勝利の方程式が出来上がりました。唯一のマイナスポイントは、高橋建がメジャー移籍を目指してFAしたことでしょうか。それでも、昨季の黒田のメジャー移籍ほどの戦力ダウンにはなりません。そう考えると、投手力は確実にアップしています。
 野手陣では、栗原が4番の重圧に打ち勝ち4番として1人立ちし、赤松と天谷の俊足コンビが伝統の機動力野球復活を印象付けました。そして見逃せないのは、守備の要となった東出がFA宣言せずに4年契約を結び残留。東出が残ったことで、攻撃面だけでなく、守備面でも大きな戦力ダウンを避けられました。そして、石原がリード面で大きく成長を見せて、正捕手に大きく近づきましたし、左の大砲候補として岩本を獲得できました。
 そう考えると、攻守に渡り大きく成長したシーズンではないでしょうか。野手でのマイナスポイントは森笠が志願して横浜へトレード移籍したことくらいでしょうか。こちらも昨季の新井の移籍に比べれば大きな戦力ダウンとはなりませんでした。
 投手陣ほど戦力がアップしている印象はありませんが、ダウンしていることが無いので、昨年よりは明るい展望が望めます。野手で残る不安はサードとショートでしょうか。サードはシーボル、石井、喜田剛と候補がいるものの、絶対的な選手がいません。ショートは梵の復活が期待されますが、まだまだ復活の確証はありません。開幕までにこの2つの課題を如何に解消できるかが、来季の飛躍の鍵になりそうです。
 いろいろ書きましたが、来季への期待は例年とは内容が全く違うことだけは確かだと思います。来年こそは、絶対にCSに進出してくれるはずです。
 それでは、良いお年をお迎えください。
 
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コズロースキーと再契約へ

2008年12月29日 22時03分04秒 | 日記
 来季の外国人選手の獲得が一段落したと思っていましたが、まだまだ動きがあるようです。昨日の報道ではコズロースキー投手との再契約に向けて、球団は大リーグ事務局に身分照会したようで、年明けから本格的な交渉に入る予定のようです。また、開幕までに新たな外国人投手を獲得する方針で、複数の投手の調査を進めているとのことです。
 高橋がFAしたことで先発左腕に不安が残っていましたので、左腕の助っ人がほしいと思っていましたが、まさか一度自由契約にしたコズを獲得に動くとは思いませんでした。コズは9月に左肘を手術しており、投げられるか不安がありますが、キャッチボールを再開できるまで回復していることから、球団は問題ないと判断したようです。
 たぶん、他の左腕獲得に動いていたのでしょうが、交渉がまとまらずに獲得できなかったのでしょうね。そこで今季在籍し、ある程度の力量が把握できているコズの再獲得に路線変更したと思われます。
 コズは投げる球は良いものを持っていると思いますが、クイックに問題があるので、足攻めをされる危険性が高いところが欠点ですね。牽制をもっと練習して走られないようにすれば、十分戦力として計算できると思います。この欠点が改善されているかどうかが、来季活躍の鍵になりそうです。
 コズと再契約すれば、来季の先発左腕候補は篠田、齊藤、コズの3人になります。この内2人がローテを守って投げてくれれば、先発陣がかなり楽になると思います。獲得することはほぼ決まりでしょうから、コズには頑張ってもらうしかありませんね。

 また、もう1人助っ人投手を獲得するようです。まだ先発か中継ぎかも分かりませんが、たぶん狙っているのは先発型ではないでしょうか。中継ぎはシュルツ、ドーマンがいますし、コズは先発も中継ぎもできます。先発専門はルイス1人ですから、もう1人先発候補を獲得し、ローテの充実を図ると思います。ただ、最終的には、キャンプやオープン戦での様子を見て、補強ポイントを決めるでしょうから、どちらのタイプを狙うのかは3月上旬辺りに最終決定すると思いますね。
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永川チーム最高年俸

2008年12月24日 21時51分17秒 | 日記
 永川が契約更改に臨み、今季年俸の倍となるチーム最高年俸の1億6,000万円で更改しました。
 一昨日は野手の最高評価だった栗原が倍増の1億3,000万円で更改したばかりですが、今日は投手陣最高評価の永川が、これまた倍増で栗原の金額を一気に抜き去りましたね。栗原と永川のどちらが今季の球団最高評価なのかは、難しいところですが、私は永川だと思うので、この評価には納得できますね。
 栗原も核が居なくなった打線を見事に牽引しましたが、永川がチームに与えた影響はそれ以上だと思います。永川が守護神として控えていることから、中継ぎ投手が永川に繋ぐことを合言葉に一丸となりましたし、リリーフが安定したことで、野手も最後まで諦めない攻撃を見せてくれました。ここ最近は、今季ほど終盤まで粘った戦いをしたシーズンは無かったと思います。この粘りの原動力となったのが永川だと思いますので、やはりチーム最高評価は永川でしょう。
 今季は56試合に登板して、4勝1敗38セーブ、防御率1.77と安定感抜群でした。セーブ王こそ獲れませんでしたが、開幕から1ヵ月後に守護神に定着したことを考えれば、十分な成績です。来季は開幕から1シーズンを通して、守護神としてチームを助けて欲しいですね。永川がしっかりすれば、Aクラス入りも十分に現実味を帯びてくると思います。
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チームの顔

2008年12月22日 22時42分37秒 | 日記
 栗原と前田のカープを代表するバッターが契約更改交渉に臨みました。栗原は倍増(6,500万円増)の1億3,000万円で、一方の前田は5,000万円減の1億2,000万円で更改しました。
 栗原は今季チームで唯一全試合に出場し、今季は打率.332、23本塁打、103打点と4番として文句の無い結果を残しました。シーズン序盤は4番の重圧により、不振に陥りましたが、5月から調子を上げて、終わってみれば打率はリーグ3位、打点リーグ4位でした。特に4番として重要な得点圏打率は.360を誇っています。チャンスで打つことは4番として欠かすことができません。本塁打が23本と少ない割りに、103打点を叩き出したのは、この得点圏打率の高さによるものでしょう。チャンスで大振りすることなく、ミート中心のバッティングを心がけているから、しっかりと球を捕らえられているのですね。来季は打点王を狙って欲しいです。栗原が打点をあげるということは、それだけカープが勝つ可能性が高くなりますから。
 
 前田はは天谷や赤松らの台頭でスタメン出場が減り、主に代打での出場となってしまい、84試合で打率.270、4本塁打、29打点の成績でした。全ての数字が低く感じてしまいますが、代打での出場という難しい立場であったことを考えれば仕方ないのかもしれません。前田は1試合4打席で結果を出すタイプだと思うので、いきなり打席に立ち、ワンチャンスで結果を出すのは難しいでしょうね。
 本人のコメントにもありましたが、代打成功率が高かったことが、評価されたようで、思ったほど下がりませんでした。過去の佐々岡、緒方の例を考えると1億を切る可能性もあると思っていました。前田の場合は数字だけでなく、相手チームに与える威圧感や若手の手本であることを考えると、この数字は妥当なところでしょう。
 来季は球場が広くなり、さらにスタメン出場が減る可能性がありますが、個人的には、前田を試合開始から見たいと思っているので、何とかスタメンの座を勝ち取って欲しいですね。やっぱりレフトは背番号1に守って欲しいです。

 来季から本拠地が変わる年に、チーム年俸トップの座も若手選手に変わりました。これは球場だけでなく、チームも変わっていく証なのでしょうか。いつかは世代交代しないといけませんが、いざその時がくると寂しいですね。
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セットアッパー

2008年12月19日 23時58分38秒 | 日記
 横山が契約更改交渉に臨み、1,500万円増の年俸5,800万円で更改しました。今季は38試合に登板し、5勝1敗3S、防御率1.50でした。特に試合数が少ないにも関らず、ホールドポイント21は梅津、シュルツと並んでチームトップタイと素晴らしい成績に思えますが、思ったほどの増額とはなりませんでした。やはり、右肩の故障で後半戦はほとんど登板できなかったことがマイナス要因となったのでしょう。
 それでも、横山の存在は永川とともに投手陣、特に中継ぎ陣の精神的支柱になっていたと思うので、その辺りを考慮して、もう一声アップしても良かったのではないかと思いますね。
 来季も永川に繋ぐセットアッパーとして活躍してもらわないといけない選手です。目標に掲げた50試合登板をクリアできるように、しっかりと肩を直して欲しいですね。

 横山のライバルとなりそうなドーマン投手の入団が正式に発表されました。1年契約の契約金2,750万円、年俸4,400万円+出来高で背番号は43に決まりました。ドーマン投手は3Aでの実績は十分のようで、シュルツやベイルよりも良く、過去の外国人投手の中でもトップレベルとかなり期待ができそうです。シュールストロム中米スカウトの眼力は確かなので、きっと活躍してくれることでしょう。
 ただ不安なのは去年のシーボルも3Aでの実績は、過去の外国人打者の中ではトップレベルというフレコミだったという点です。前半戦のシーボルのように期待外れになることは勘弁してほしいですね。
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新外国人投手獲得へ

2008年12月18日 23時30分17秒 | 日記
 球団からの発表はありませんが、米スポーツ専門局ESPNが、大リーグのレイズに所属していたドーマン投手と広島が1年契約で合意に達したと報じました。年俸は5,700万円の1年契約。ドーマン投手は、今季は全て救援で12試合に登板し2勝、防御率6.14の成績で、メジャー通算では164試合で9勝8敗1セーブ、防御率5.32です。
 ドーマンは右投手で最速154㎞を誇るブラウン監督好みのパワーアームで、自慢とする直球のほかに、スライダー得意とするようです。先発タイプではなく、中継ぎ・抑えタイプで、球団は永川に繋ぐ役割を期待しています。
 右のセットアッパーでパワーアームといえば、シュルツとかぶるように思います。欲を言えば、手薄な左のセットアッパーが欲しいところだと思うのですが、目に留まる人材が居ないのでしょうね。これで来季のセットアッパー候補は横山、シュルツ、梅津、ドーマンと4人います。この4人で回せれば、かなり終盤の継投は期待できそうですね。中継ぎの人材不足が課題だっただけに、ドーマンの加入が成功
することを祈ります。
 それより、篠田、齊藤が今季終盤のような活躍をしてくれれば良いのですが、外した時が怖いので、先発タイプの外国人投手が1人ほしいところです。 
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新入団選手発表

2008年12月16日 22時13分46秒 | 日記
 球団は育成選手1人を含む新入団選手5人の入団記者会見を行いました。
 ドラフト1位の岩本と3位の小松は即戦力として、1年目からの活躍が期待されています。また、2位の中田、4位の申は2軍でしっかりと練習を積んで、2年目以降の活躍を期待しています。
 今年の新入団選手では、岩本が注目されて、いきなり外野レギュラー争いに加わると思われます。また、小松も中継ぎで期待できると思っており、即戦力の2人はそれなりの結果を出せるのではないでしょうか。今季は小窪、篠田、昨季は青木高、その前は梵と即戦力ルーキーが毎年活躍しています。この流れでいけば、岩本と小松は期待して良いでしょう。
 でも、個人的には中田に一番期待しています。さすがに1年目から1軍で活躍するのは難しいと思いますが、2年目には1軍で投げられるのではないかと思っています。イメージ的には前田健のような感じでしょうか。前田健ほど完成度は高くないかもしれませんが、急激に成長しMAX148㎞まで球速が上がったことから、磨けば光る原石の予感がします。前田健のように順調に成長してほしい選手です。
 
 そう言えば、今年はブラウン監督が全く参加しませんでしたね。米国帰国中でも電話で参加した年もあったはずなので、今年も電話で参加するのかと思っていましたがありませんでした。何だか監督の居ない入団発表は寂しい気がしますね。
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WBC1次候補発表

2008年12月15日 22時07分28秒 | 日記
 来年3月に開催される第2回WBCの日本代表の第1次候補34選手が発表されました。カープからは栗原と石原の2人が選出されました。また、カープ関連ではドジャースの黒田が選出されました。
 栗原の選出は順当なところでしょう。最終メインバーに残るかどうかは微妙かもしれません。1塁手の候補は阪神の新井が辞退したものの、横浜の内川、巨人小笠原と強力なライバルがいます。また、右の長距離砲としては横浜の村田がいますので、簡単に選出されるとは言えません。それでも、何としても栗原には最終メンバーに選ばれてほしいです。世界の舞台で負けられないというプレッシャーの中で戦うことは、貴重な経験となってこれから成長の糧になるはずです。栗原はもっと伸びると思うので、WBCで一回り大きくなって帰ってきてほしいですね。
 石原も候補に残りました。石原は北京五輪でも候補に残っていましたが、最終的には選出されませんでした。その時からさらに実力もアップしており、リード面での評価は高いと思います。しかし、捕手は他の野手よりもライバルが強力ですから、石原が最終候補に残るのは難しいかもしれません。城島、阿部は当確でしょうから、あとは西武の細川との争いになると考えて良いと思います。あとは代表合宿や練習試合で原監督にアピールしていくしかありません。石原も大きく飛躍するチャンスですから、ぜひとも選ばれてほしいです。

 北京五輪ではカープはセ・リーグでは唯一誰も選出されていませんでした。レギュラーシーズンの戦いを考えればラッキーでしたが、少し寂しい気もしました。今回こそは、1人でも日本代表に選ばれてほしいものです。
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カープうどん

2008年12月12日 22時45分18秒 | 日記
 昨日、球団から新球場内のフードサービスについて発表しました。大手給食事業会社のエームサービスに委託し、約80種類のメニューを提供するようです。
 球団HPにフードサービスの一例が掲載されていましたので、見てみるとハンバーガーやカレーに広島風お好み焼きといった定番メニューから、マリネやサラダ、チキンソテー、牡蠣めしなど球場で食べるものとは思えないメニューまで掲載されていました。また、選手にちなんだ商品も販売されるようです。ブラウン監督が好物のお好み焼きや、栗原の実家の焼き肉店のタレを使った焼肉丼などが検討されているとのこと。
 今まで行った球場で、これだけのフードサービスを展開しているところは見たことがないですね。今までの市民球場は、食べる物の種類が弁当類が中心で少ないと感じていたので、これだけのメニューが揃うとなると野球だけでなく、食べることも楽しみになりそうです。
 ところで、エームサービス社に業務を委託するということは、今まで市民球場にあった店は、新球場には入らないということでしょうか?
 市民球場の名物と言えばカープうどんですよね。しかし、球団HPに掲載されているメニューには鴨南蛮うどんは掲載されていますが、カープうどんは見当たりません。提供する会社が違うので無いのは当然かもしれませんが…。
 やっぱりカープ観戦にはカープうどんが食べたくなると思うので、新球場でもカープうどんを販売してほしいですね。
 
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石原正捕手へ

2008年12月10日 22時13分46秒 | 日記
 石原が契約更改交渉に臨み、2,200万円増の年俸5,000万円で更改しました。今季の年俸では、ほぼ並んでいた倉が現状維持の3,000万円で更改していますから、石原が年俸面でも正捕手へ一歩抜け出した形になりました。
 石原は123試合に出場し、打率.265、9本塁打、50打点で、打率で昨年を下回ったものの、本塁打、打点で自己最高を記録し大きく数字を伸ばしました。本業のリードでも安定しており、ルイスらの投手陣を上手く引っ張ったと思います。課題だった打撃が向上し、リードでの貢献が今回の大幅増に繋がったと思われます。
 今季の石原はオールスターゲームに選出され、北京五輪の代表候補に残るなど、よく頑張ったと思いますが、まだまだリーグを代表する捕手と比べると数字的に見劣りします。守備率の.993はリーグ5位、失策6はリーグ1位、盗塁阻止率.309はリーグ6位と悪い数字が並んでいます。今季の活躍でライバルの倉には大きくリードしましたが、まだまだ他球団の捕手とは実力差があるように感じます。
 来年のWBCの代表メンバーにも選出されていることからも、能力は高いと思っていますので、来季は打撃面だけでなく、守備面での成長を期待したいですね。来季は真の正捕手となり、リーグを代表する選手になってほしいです。
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