カープな毎日

カープファンのひとりごと。

9回のサヨナラ機を逃して引き分け

2020年10月29日 22時33分21秒 | 試合結果

ヤクルト 300 000 000 0 3
広島 000 000 300 0 3
本塁打:[広島]長野7号

 先発の薮田が、先頭の塩見にいきなり3塁打を浴びると、続く青木に適時2塁打を浴びて先制を許し、さらに山田哲の安打で無死1,3塁とされ、村上の適時打と宮本の内野ゴロで2点を追加されていきなり3点を失いました。

 2回は2死後に連続四球で1,2塁のピンチを招きましたが、山田哲を遊飛に打ち取って無失点で凌ぐと、3回から5回まで毎回走者を出しながらも後続を断ち、2塁さえ踏ませない好投で、5回の攻撃で代打を送られて5回を7安打3失点で降板しました。

 打線は、プロ初先発の金久保に翻弄され、初回1死後に田中広が四球で出塁するも、鈴木誠と松山が凡退してしまい、2回には西川が四球で出塁して盗塁を決めて1死2塁としながら、堂林と曽根が三振に抑えられて得点を奪えませんでした。

 3回と4回は三者凡退に倒れて4回まで無安打に抑えられていましたが、5回に會澤が初安打となる2塁打を放って無死2塁とするも、堂林が二邪飛、四球を挟んで代打坂倉が併殺に倒れて得点を挙げられませんでした。

 6回からは田中法がプロ初登板すると、廣岡、古賀、代打長岡を三者凡退に抑える素晴らしい投球でした。7回は島内が死球と盗塁で1死2塁のピンチを招きましたが、山田哲を三振、村上を中飛に打ち取って無失点で凌ぎました。

 打線は7回に1死1塁から會澤が適時2塁打を放って1点を返すと、2死後代打長野が2点本塁打を放って同点に追いつきました。

 8回はケムナが登板して2四球などで1死1,2塁のピンチを背負いましたが、代打坂口を一直、田代を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぎ、9回に登板した塹江も四球と犠打で2死2塁のピンチを招き、村上を敬遠して1,2塁として宮本を三直に打ち取って勝ち越しを許しませんでした。

 打線は9回2死に連続短長打と敬遠で満塁と一打サヨナラのチャンスを作りましたが、代打野間が三振に倒れて延長戦に突入しました。

 10回は中田が四球と安打で1死1,2塁のピンチを招き、2死後に四球を与えて満塁とピンチを拡大させましたが、山崎を一ゴロに打ち取って無失点で切り抜けました。

 しかし、打線は10回2死後に鈴木誠が四球を選んで出塁するも、松山が三振に倒れて勝ち越すことができず、引き分けに終わりました。

 

 今日も打線に元気が無く、あと一押しができず引き分けました。中盤まではプロ初先発の金久保の力強い球に抑えれて4回まで無安打に封じられてしまい、5回にようやく初安打を放ってチャンスを作るも、代打坂倉が併殺に倒れるなど、最後まで捉えきれませんでした。

 金久保が降板した6回以降は、8回を除いて毎回走者を出しながら、得点は7回の會澤の適時2塁打と長野の本塁打による3点のみに終わりました。

 9回には2死後に連続短長打で2,3塁のサヨナラ機を作りながら、代打ピレラを敬遠されて満塁策を取られると、羽月に代打野間を送りましたが、三振に倒れてしまいました。

 この場面は、8番塹江に代打ピレラを送れば、敬遠されることは予想できたはずであり、9番羽月の打席も考えて代打を決める必要があったと思います。ベンチには菊池涼も残っており、ピレラ、菊池涼又は逆の順番で代打を送るべきだったと思います。

 菊地涼は完全休養日ということで起用しなかったのかもしれませんが、もしそうであっても代打野間よりはそのまま羽月を打席に送っても良かったと思います。

 明日から3日間は所要のため更新できません。次回は11月2日以降の更新となります。

 

 

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遠藤が7回1失点で4勝目

2020年10月28日 22時09分27秒 | 試合結果

ヤクルト 000 100 010 2
広島 300 000 00X 3
勝利投手:遠藤4勝6敗
敗戦投手:石川2勝8敗
セーブ:フランスア2勝3敗17S
本塁打:[ヤクルト]村上25号、村上26号

 

 打線は、初回2死後に連打と四球で満塁のチャンスを作ると、會澤の死球で押し出しによって先制点を挙げると、続く堂林が2点適時打を放って、この回3点を挙げました。

 2回から4回までは1安打に封じられて2塁さえ踏めませんでしたが、5回に連続四球と犠打で1死2,3塁の追加点機を作りながら、鈴木誠と松山が連続三振に倒れてしまい、6回には1死後2塁打で1死2塁とするも、堂林は三振、菊池涼は中飛に打ち取られてしまいました。続く7回も1死後に2塁打で1死2塁のチャンスを作りましたが、田中広が左飛、四球を挟んで松山が三振に抑えられて追加点を奪えませんでした。

 

 先発の遠藤は、課題の初回を三者凡退に抑えると、2回には安打と盗塁で1死2塁のピンチを迎えましたが、西浦と武岡を抑えて無失点で切り抜けると、3回2死2塁も山崎を三振に斬って得点を与えませんでした。

 しかし、4回に1死後村上に本塁打を浴びて1点を失い、さらに安打と四球などで2死1,2塁とされましたが、嶋を三ゴロに打ち取って最少失点で凌ぎました。6回にも四球と盗塁で1死2塁とされましたが、西浦と武岡を抑えて無失点で切り抜けると、7回まで投げて5安打9奪三振1失点でマウンドを降りました。

 8回はケムナが登板するも、2死後村上に本塁打を浴びて1点差に追い上げられましたが、9回はフランスアが三者凡退に抑えてリードを守り切ってヤクルトに競り勝ちました。

 

 遠藤が課題の立ち上がりを無失点で切り抜けて自身の連敗を止めて4勝目を挙げました。初回を三者凡退に抑えると、2回と3回は得点圏に走者を背負いながらも踏ん張って後続を断ち無失点で切り抜けました。

 しかし、4回に村上に本塁打を浴びると、2死後に安打とボークで2死2塁とすると、武岡には四球を与えて1,2塁とピンチを拡大させてしまいましたが、ここでも踏ん張って嶋を三ゴロに打ち取って1失点で凌ぎました。

 村上に本塁打を打たれて動揺したのか、2死1塁でディレードスチールを仕掛けられるとボークを取られ、その後に四球を与えるなど崩れかけましたが、良く踏ん張って嶋を打ち取ったと思います。

 今季のカープはこういった場面で投手が踏ん張れず、崩れて同点や逆転を許して試合の流れを失うパターンがよくありましたが、シーズン終盤にきて、先発陣が粘って最少失点で防ぐことができるようになってきたことが、最近の安定した戦いに繋がっていると思います。

 遠藤にとっては、今日の1勝は来季に繋がる試合だったと思います。残り試合は少ないですが、今日のような投球をシーズン最後まで続けて来季に繋げてほしいですね。

 

 

 

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今季のヤクルト戦勝ち越しを決める

2020年10月27日 22時07分08秒 | 試合結果

ヤクルト 000 000 000 0
広島 002 000 00X 2
勝利投手:九里8勝5敗
敗戦投手:高梨3勝6敗
セーブ:フランスア2勝3敗16S

 

 打線は、3回に2塁打と犠打で1死3塁として、大盛の適時3塁打で先制すると、続く田中広の一ゴロ野選で追加点を挙げて、この回2点を先制しました。

 4回には安打と暴投で2死2塁とするも坂倉が左飛に倒れてしまい、5回にも敵失と犠打で1死2塁の追加点機を作るも、大盛と田中広が共に左飛に倒れて追加点を奪えませんでした。

 先発の九里は、初回に四球と安打で1死1,2塁のピンチを招くも、村上と塩見を連続三振に斬って無失点で凌ぐと、2回から7回まで1安打に抑える好投でヤクルト打線に付け入る隙を与えませんでした。

 しかし、8回に安打と連続四球で2死満塁のピンチを招いたところでマウンドを塹江に譲りました。代わった塹江は、村上を三振に斬って無失点で切り抜け、九里は7回2/3を投げて3安打10奪三振無失点の素晴らしい投球でした。

 打線は8回に安打と盗塁で2死2塁として、松山が中前安打を放ち、2塁走者田中広が本塁を狙うも、塩見の好返球で本塁憤死して得点を奪えませんでした。

 9回はフランスアが登板して三者凡退に抑えて、ヤクルトに零封勝ちしました。この勝利で今季のヤクルト戦の勝ち越しを決めました。

 

 今日も九里が素晴らしい投球を披露しました。初回こそピンチ招くも、ギアを上げて村上と塩見を連続三振に斬って無失点で凌ぐと、その後は力強い直球と切れの良い変化球でヤクルト打線を翻弄して、2回から6回まで2塁さえ踏ませませんでした。

 100球を超えた8回も続投しましたが、疲れが出て2死3塁から連続四球を与えて満塁のピンチを招いて降板となりましたが、塹江の好救援に助けられて無失点で凌ぎました。

 九里の安定感が素晴らしく、5試合連続のハイクオリティースタートをクリアしており、自身4連勝となりました。今のローテでは森下がエース級の活躍をしていますが、九里も負けず劣らずの素晴らしい成績を残しています。これで8勝目を挙げたので、自身初の2桁勝利を目指して残りの試合もこの良い状態を継続させてほしいです。そして、来季は大瀬良と共に先発陣を支える存在になってほしいですね。

 

 

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社会人No.1右腕栗林を単独1位指名

2020年10月26日 21時18分29秒 | オフシーズン

 今日行われたドラフト会議でカープは、社会人No.1右腕との呼び声が高い、トヨタ自動車の栗林良吏投手を単独1位指名しました。スカウト会議では、会議直前まで1位指名が決まらず、競合覚悟で早稲田大の早川隆久投手を指名する可能性ありましたが、くじを外すリスクを考えると競合の可能性が低く、即戦力として計算できる栗林を指名することになったのでしょう。昨年も森下の単独1位指名に成功しており、2年連続で即戦力の好投手を指名できたことは、スカウティングが素晴らしいことを示していますね。

 栗林は、最速153㎞の直球にカットボール、フォーク、カーブの制球力もあり総合力の高い投手で、昨年末にはJABA選抜でアジアウインターリーグに参戦し、プロ相手に6試合で1勝0敗4セーブ、防御率0.63をマークするなど実力と実績を兼ね備えています。また昨年のドラフト1位森下とは、栗林が名城大3年次の時に選出された大学日本代表のチームメートで、森下とは宿舎の部屋が同じだったそうで、チームに馴染むのも早そうです。

 佐々岡監督も今季の森下と同様の活躍が期待され、2年連続でカープから新人王を獲得できるかもしれませんね。

 ドラフト2位では、天理大の森浦大輔投手を指名し、床田以来となる大卒左腕を獲得しました。森浦は、最速148㎞の直球とキレのあるスライダーが武器で、今秋のリーグ戦は5試合に登板して4勝1敗、2完封を挙げて防御率0・69の好成績を残しています。また、昨年のドラフト5位石原貴とバッテリーを組んでいたので、栗林と同様にチームに馴染みやすそうです。

 さらにドラフト3位は、八戸学院大の大道温貴投手を指名しました。力強い腕の振りから最速150㎞の直球、スライダー、カットボール、チェンジアップを操り、今秋のリーグ戦では2度のリリーフを含めて6試合に登板して防御率0.25の好成績を残して、最優秀防御率賞に輝いています。先発と救援のどちらもこなせるタイプとのことで、チーム事情を考えるとリリーフとして獲得したと思われます。

 今年は1位から5位まで全て投手を指名しており、さらに3位までは大学・社会人投手と即戦力に拘った指名となっています。今年は投手陣が一時期、先発、中継ぎとも崩壊状態となっており、5位に低迷する最大の要因となっており、投手力の向上は来季の大きな課題になっているので、その部分を徹底的に補強したと思われますが、ここまで投手に、しかも即戦力に偏った指名をするのかカープでは珍しいと思います。

 それだけ球団には、早期に投手陣を整備して再び優勝を狙えるチーム作りをしないと、再び暗黒時代に突入してしまうという危機感があったのでしょう。

 今年のドラフトは1位に栗林を獲得できたことで成功と言えると思います。あとは2位以下の即戦力が期待通りの活躍をしてくれれば、一昨年、昨年に続いて大成功のドラフトになると思うので、森浦と大道には1年目からの活躍を期待したいですね。

1位 栗林 良吏 投手(トヨタ自動車)
2位 森浦 大輔 投手(天理大学)
3位 大道 温貴 投手(八戸学院大学)
4位 小林 樹斗 投手(智弁和歌山高)
5位 行木 俊  投手(徳島インディゴソックス)
6位 矢野 雅哉 内野(亜細亜大)

育成1位 二俣 翔一 捕手(磐田東高)

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中村祐が6回3安打1失点も援護なく自身4連勝ならず

2020年10月25日 21時00分15秒 | 試合結果

広島 000 000 000 0
DeNA 100 000 02X 3
勝利投手:伊勢2勝
敗戦投手:中村祐3勝3敗
セーブ:三嶋1勝1敗17S
本塁打:[DeNA]ソト22号

 

 先発の中村祐は、初回に2安打で2死1,3塁とされると、宮崎に適時打を浴びて先制を許しましたが、続く柴田を二ゴロに打ち取って最少失点で凌ぐと、2回から6回までは無安打無四球のパーフェクトピッチングを披露して、6回を3安打7奪三振1失点の好投でマウンドを降りました。

 打線は、2回に安打と盗塁で1死2塁とするも、堂林と羽月が凡退すると、3回は2死後に安打と死球で1,2塁としながら松山が左飛に倒れてしまいました。

 7回には四球と犠打で1死2塁とするも、代打坂倉が三直、四球を挟んで田中広が一飛に打ち取られて得点を奪えませんでした。

 7回からは中田がマウンドに上がるも、四球と安打に犠打で1死2,3塁のピンチを招いてしまい、マウンドを塹江に譲ると、塹江は代打乙坂を遊ゴロ、倉本の右飛に打ち取って無失点で切り抜けました。

 8回にも安打と盗塁で1死2塁の同点機を作りましたが、會澤は倉本の好捕で遊直に倒れ、西川は一飛に倒れてまたも無得点に終わると、8回に登板したケムナが2死後ソトに本塁打を浴びてしまい、さらに連打で1,2塁とされ、大和に適時打を打たれて、痛恨の2失点となりました。

 9回も安打に敵失が絡んで1死2塁としましたが、代打ピレラが三ゴロ、長野が遊ゴロに打ち取られて、DeNAとの今季最終戦は、ブルペンデ-のDeNA投手陣に零封されてしまい、今季のDeNA戦は8勝14敗2分で終えました。

 

 中村祐は、初回に3安打で1点を失うも、2回以降は立ち直って球の切れ、制球とも抜群で、降板する6回まで一人の走者も許さない素晴らしい投球でした。

 中村祐も遠藤や床田と同じく、立ち上がりが課題となっており、2回以降は別人のような投球をする試合が続いています。投球内容は申し分ないので、試合の入りを克服できれば、十分にローテの一角を担える力はあると思います。

 残り試合も登板機会があると思うので、課題克服のきっかけを掴んで、来季に繋げてほしいですね。

 一方の打線は、6回を除いて毎回走者を出し、再三得点圏に走者を進めながら、あと一本が出ない状況が続いています。安打が出ない訳ではないので、チャンスでの力みなどメンタル面の問題ではないでしょうか。

 何か一つのきっかけでガラッと変わると思うので、早くきっかけを掴んで打線が復活して投手陣を援護してほしですね。

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森下が完投に決勝打で9勝目

2020年10月24日 20時00分01秒 | 試合結果

広島 000 010 010 2
DeNA 001 000 000 1
勝利投手:森下9勝3敗
敗戦投手:平田1勝1敗

 先発の森下は、初回2死後に安打と四球で1,2塁を招くも、宮崎を右飛に打ち取って無失点で凌ぎましたが、3回に内野安打に堂林の悪送球が絡んで1死2塁ののピンチを迎え、乙坂に適時打を打たれて先制を許すも、続くロペスを併殺に打ち取って最少失点で凌ぎました。

 打線は、初回と2回に先頭打者を出塁させながらも後続が続かず、3回には連打と犠打で1死2,3塁の先制機を作りましたが、鈴木誠が一邪飛、松山が左飛に倒れて得点を奪えませんでした。

 しかし、5回2死後に安打と四球などで1,2塁として鈴木誠の適時打で同点に追いつきました。続く6回は1死後に連打で1死1,2塁の勝ち越し機を作りましたが、菊池涼と森下が凡退してしまい、7回にも1死後に四球と盗塁に敬遠で1死1,2塁のチャンスをつくりながら、代打會澤が三振、西川が中飛に倒れて勝ち越すことがでできませんでした。

 8回2死後に菊池涼の安打と盗塁で2死2塁の勝ち越し機を作り、森下の適時打でようやく勝ち越すも、9回2死後に2四球と安打で満塁のチャンスを作りましたが、坂倉が二飛に倒れてリードを広げられませんでした。

 森下は、4回から9回2死まで無安打1四球無失点に抑える好投で、DeNA打線に2塁さえ踏ませない素晴らしい投球を披露し、最後はオースティンに左越え安打を打たれるも野間の好返球で2塁でアウトにして、森下は4安打5奪三振1失点で今季2度目の完投勝利を挙げました。

 打線は4回を除いて毎回走者を出して、10安打6四球ながら2得点と拙攻を繰り返しましたが、森下が1年目とは思えない素晴らし投球で味方の失策絡みの1失点に抑える好投を見せると、8回には決勝打を放って9勝目を自らの力で掴み取りました。

 投球では直球にキレがあり、直球と変化球の制球も抜群で、DeNA打線に付け入る隙を全く見せず、唯一の失点となった3回も堂林の悪送球から無死2塁とされながら、乙坂の適時打による1失点で食い止め、続くロペスを併殺に抑えて崩れるどころか、4回からは凄みが増して9回2死まで無安打に抑えました。

 打撃でも2安打を放っており、8回には決勝打を放ちましたが、この打席では絶対に勝ちたいという強い思いを感じました。この打席での姿勢、そして最後までマウンドを守り抜く姿は正にエースであり、とても新人とは思えません。凄すぎますね。

 最近は野手陣が拙攻を繰り返して得点を奪えない試合が多くなっていたので、森下が球に食らいついて安打を放った打撃を見て奮起してほしいですね。

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守乱に拙攻で零封負け

2020年10月23日 21時17分10秒 | 試合結果

広島 000 000 000 0
DeNA 000 020 00X 2
勝利投手:京山2勝1敗
敗戦投手:床田3勝8敗
セーブ :三嶋1勝1敗16S

 

 打線は、初回に2四球などで1死1,2塁の先制機を作りましたが、松山と西川が連続三振に倒れて無得点に終わると、京山に5回2死まで無安打に抑えられました。5回2死から床田がチーム初安打を放つも、野間が二ゴロに倒れて続くことができませんでした。 

 先発の床田は、初回から4回まで安打や失策で先頭打者の出塁を許し、3回には堂林の失策と犠打で1死2塁のピンチを招くも梶谷と神里を凡打に打ち取って無失点で凌ぎぐなど、後続を断って無失点に抑えました。しかし、5回に連打で無死1,2塁とされ、京山の犠打を床田が3塁に悪送球して無死満塁とピンチを広げてしまい、梶谷の適時打と神里の犠飛で2点を失いました。

 6回は三者凡退に抑え、7回の攻撃で代打を送られ、6回を5安打2失点でマウンドを降りました。

 打線は6回に安打と敵失で無死1,2塁とするも、松山、西川、坂倉が凡退して無得点に終わると、7回には2塁打などで1死3塁としながら、代打長野が三振、野間が左飛に倒れて得点を奪えませんでした。

 7回は菊池保が1死後に2塁打で1死2塁のピンチを迎えるも、神里を三振、四球を挟んでオースティンを中飛に打ち取って無失点で凌ぎ、8回は島内が三者凡退に抑えましたが、打線がDeNA中継ぎ陣に8回と9回を三者凡退に抑えられて零封負けを喫しました。

 

 床田は、初回と2回は安打で3回と4回は堂林の失策で先頭打者を出しながら、粘って後続を断ち無失点で凌ぎましたが、5回は無死1塁で三遊間への当たりを堂林が捕球せず田中広が止めて内野安打となり1,2塁となり、さらに犠打を処理した床田が悪送球で無死満塁とピンチを広げてしまいました。

 守乱から招いたピンチで大量失点していてもおかしくない状況でしたが、梶谷の適時打と神里の犠飛で2点を失うも、ロペスと宮崎を凡打に打ち取って2失点で踏み止まったところは良かったと思います。

 今日の粘りは良かったと思いますが、無死1,2塁での悪送球は痛かったです。焦りがあって球が手につかなかったと思われ、フィールディングの大切さを実感したことでしょう。来季に向けての課題がまた一つ見つかったので、しっかりと練習してレベルアップしてほしいですね。

 打線は、初回のチャンスを逃すと、その後は京山に全く手が出ず5回2死まで無安打に抑えられました。それでも先制された直後の6回に敵失が絡んで無死1,2塁のチャンスを作りながら、期待の4番松山、5番西川、6番坂倉が倒れてしまいました。

 7回にも無死2塁としながら、後続が倒れてしまいましたが、2死3塁で野間をそのまま打席に立たせましたが、ここが勝負所とみて代打會澤やピレラを送って勝負してほしかったですね。

 結果的に、この後は走者を出すことさえできなかったので、6回と7回の逸機は悔やまれます。昨日の良い流れを継続させられないところが今季はチームが乗り切れない理由ですね。

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薮田が6回2失点で今季初勝利

2020年10月22日 22時15分46秒 | 試合結果

広島 213 000 003 9
阪神 000 002 300 5
勝利投手:薮田1勝2敗
敗戦投手:岩田1勝2敗
本塁打:[広島]ピレラ11号
    [阪神]原口3号

 

 打線は、初回に2塁打と四球で1死1,2塁とすると、2死後に會澤と堂林の連続適時短長打で2点を先制し、なおも敬遠で満塁としながら上本が二ゴロに倒れてしまいました。 

 続く2回には2四球と死球で1死満塁のチャンスを貰うと、西川が四球を選んで押し出しで1点を追加しましたが、続く1死満塁は會澤と堂林が凡退して追加点を奪えませんでした。

 さらに3回には2塁打などで1死3塁として2死後に長野、田中広、鈴木誠の3連続適時長短打で3点を挙げて、リードを6点に広げました。

 しかし、4回無死1塁で堂林の左翼越え安打を1塁走者會澤がアウトと思い込み2塁でアウトになって、左ゴロになるミスが出ると、1死1,2塁では上本が併殺に倒れて得点を奪えませんでした。

 先発の薮田は、直球のキレ、制球とも素晴らしく、5回まで1安打7奪三振無四球の好投で2塁さえ踏ませませんでしたが、6回1死後に四球と安打で1死1,3塁のピンチを招き、糸原に適時打を浴び、さらに2,3塁から暴投でこの回2点を失いましたが、6回を3安打8奪三振2失点の好投でマウンドを降りました。

 7回は塹江がマウンドに上がるも、2死後に連打で1,2塁とされて代打原口に3点本塁打を浴びて1点差に追い上げられました。

 8回はケムナが三者凡退に抑えると、5回から8回まで2安打に抑えられていた打線が、9回に敵失と安打に盗塁で無死2,3塁として、1死後ピレラが3点本塁打を放ってリードを4点に広げました。

 9回はフランスアが無安打1四球無失点に抑えて、薮田が今季初勝利を挙げました。

 

 薮田がこれまでとは別人のような素晴らしい投球でした。直球は威力十分で制球も安定しており阪神打線に付け入る隙を全く与えず5回まで無失点に抑えました。

 好投の要因は何といっても制球が安定しており、四球を出さなかったことでしょう。6回に疲れからか1死後に四球を与えてしまうと、これをきっかけに2点を失いましたが、なおも1死3塁のピンチでマルテを三振、大山を遊ゴロに打ち取ってピンチを脱しました。四球から失点するのは薮田の悪いパターンですが、ここでそのままズルズルと行かず2失点で踏み止まったことは、薮田の成長の証だと思います。

 残り試合は少なく登板機会も限られますが、今日の好投でまた先発としてチャンスを与えられると思います。今日の好投を次戦でも継続して自信を取り戻すとともに、来季に向けての手応えを掴んでシーズンを終えて、先発として復活してほしいですね。

 

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打線が沈黙して零封負けで優勝完全消滅

2020年10月21日 21時58分08秒 | 試合結果

広島 000 000 000 0
阪神 200 000 00X 2
勝利投手:青柳7勝8敗
敗戦投手:遠藤3勝6敗
セーブ:スアレス2勝1敗22S
本塁打:[阪神]マルテ3号

 

 先発の遠藤は、初回1死後に四球で走者を出して1死1塁からマルテに2点本塁打を浴びて2点を失い、さらに鈴木誠の落球で1死2塁のピンチを迎えましたが、サンズを三振、ボーアを遊飛に打ち取って追加点を与えませんでした。

 2回から5回は8奪三振の快投を見せると、6回2死後に安打を打たれるもボーアを中飛に打ち取り、2回以降は散発2安打に抑えて2塁さえ踏ませない好投で、6回4安打9奪三振2失点でマウンドを降りました。

 7回は菊池保がマウンドに上がり三者凡退に抑えると、8回は中村恭が登板して近本と糸原を抑えたところで中田に交代し、代わった中田はマルテを二飛に打ち取って無失点に抑えました。

 

 打線は、1番田中広、2番羽月、6番宇草、8番曽根とスタメンに左打者を6人並べましたが、初回に安打と犠打で1死2塁の先制機を作るも、鈴木誠と松山が連続三振に倒れてしまい、2回から6回まで無安打に抑えられて2塁さえ踏むことができませんでした。

 7回に安打と四球で2死1,2塁のチャンスを作りましたが、代打ピレラが左飛に倒れてしまい、8回も安打と犠打で1死2塁としながら鈴木誠と松山が連続三振に倒れて得点を奪えませんでした。

 9回も西川、長野、會澤が三者凡退に倒れて、散発3安打11三振で零封負けを喫して、今季の優勝の可能性が完全消滅しました。

 

 遠藤が初回に浴びた一発に泣きました。課題の立ち上がりは球が高く、打たれるべくして打たれた本塁打なので仕方ないかもしれません。

 先頭の近本に安打を打たれて二盗を決められながらも、會澤が三盗を刺してピンチを脱したかと思われましたが、続く糸原に四球を与えて続くマルテに本塁打を浴びてしまいました。その後に鈴木誠の落球で迎えたピンチではサンズとボーアを抑えており、踏ん張っただけに、近本が盗塁死したところで立ち直ってほしかったです。

 2回以降は素晴らしい投球内容を見せたことから実力があることは間違いないだけに、調整方法を工夫するなどして2回以降の投球を初回からできるようになってほしいですね。それができるようになれば、ローテの軸になれると思うので、来季に向けての課題ですね。

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九里が9回途中1失点で自身3連勝

2020年10月20日 21時54分44秒 | 試合結果

広島 004 100 000 5
阪神 000 000 001 1
勝利投手:九里7勝5敗
敗戦投手:ガルシア2勝6敗
セーブ:フランスア2勝3敗15S

 

 打線は、ガルシア対策として1番長野、4番西川を起用すると、2回1死1塁から坂倉が2塁打を放つも、本塁を狙った1塁走者西川がアウトになって得点を奪えませんでした。

 しかし、続く3回に四球と2塁打などで1死2,3塁のチャンスを作ると、2死後鈴木誠が敬遠で2死満塁となり、西川が2点適時打を放って先制し、さらにピレラの内野安打で再び満塁として坂倉の投手強襲の2点適時内野安打でこの回4点を奪いました。続く4回には四球に走塁妨害と暴投で1死3塁のチャンスを貰い、長野の犠飛で1点追加してリードを5点に広げました。

 その後5回から9回まで走者を出すものの、阪神中継ぎ陣に抑えられて追加点を奪えませんでした。

 

 先発の九里は、5回2死まで無安打無四球の完全投球をでしたが、ボーアに四球を与えて初めて走者を出しましたが坂本を投飛に打ち取って後続を断ちました。

 6回は2死後に近本に初安打となる2塁打を打たれましたが、続く板山を三ゴロに打ち取って無失点に抑えると、7回と8回は三者凡退に抑えました。

 完封が見えてきた9回に1死後近本と原口に連打を浴びて1死1,2塁のピンチを迎え、糸井に適時打を浴びて1点を失ったところでマウンドを降りました。

 後を継いだフランスアが大山を投ゴロ、サンズを三振に斬って追加点を与えず、九里は8回1/3を投げて4安打1失点の好投で自身3連勝となり、チームも2連勝に導きました。

 

 今日は九里が素晴らしい投球を披露しました。直球に力強さがあり、変化球の切れ、制球とも抜群で6回2死まで無安打投球で阪神打線に付け入る隙を全く与えませんでした。

 6回に初安打を打たれて得点圏に走者を背負いましたが、ここも落ち着いて板山を凡打に打ち取って無失点で切り抜け、その後も好投を続けて完封するかと思いました。しかし、9回で100球を超えたところから疲れが出てきたのか3連打で1点を失って降板となってしまいましたが、が、今季一番の投球内容だったのではないでしょうか。

 このテンポの良い投球が攻撃にも良いリズムを与え、3回の4得点を呼び込んだことで、さらに投球に余裕ができたことが好投に繋がったと思われ、本当に素晴らしい投球内容で、九里の存在が頼もしく感じました。

 九里は、これで4試合連続で7回以上を投げており、失点も1点以下と安定した投球を続けています。大瀬良と野村が故障離脱し、K,ジョンソンは不調から抜け出せず、苦しい先発ローテですが、森下と共にチームを引っ張る存在になってきました。この好投を来季に繋げてローテの軸となってほしいですね。 

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