カープな毎日

カープファンのひとりごと。

背番号15が永久欠番に

2016年10月31日 23時20分36秒 | 日記
 球団は、今季限りで現役を引退する黒田の功績を称えて、背番号15を永久欠番にすることことを決めました。カープでは山本浩二の8、衣笠祥雄の3に続き3人目となります。

 松田オーナーによると、単純に成績だけではなく、社会に与えた影響の大きさ、そしてお金だけではなく、それ以外の価値観という意味で一石を投じ、価値観を覆したことは、球団の歴史に残して功績を伝えないといけないとのことで、更に、満身創痍の状態で、右肩や右足首に消炎剤の注射を打ちながらもマウンドに立ち続けてチームを25年ぶりのリーグ制覇に導いただけでなく、若手投手に粘り強く投げることへの考え方や先発投手のとしてのプライドを伝えるなど、チームに多くの財産を残してくれたことも大きいとのことです。
15を永久欠番にするとのことです。

 黒田の後に背番号15を背負うことができるような投手は、なかなか出てこないと思います。また、もし背負うに相応しい投手が出てきたとしても、背番号15の重みに耐えられるかどうか分かりません。
 そして、松田オーナーの言う通り、実績だけでなく、プロ野球選手としての言動・立振る舞い、チームに与えた影響、そして人間性と全てにおいて不世出の選手であると思います。背番号15を永久欠番にすることは、誰も異論がないと思います。
 球団から黒田への最後のプレゼントは、誰もが納得する素晴らしいものでしたね。

また、NPBは、11月10日~13日に行われる侍ジャパンの強化試合に出場予定だった中崎が右腰及び右股関節痛のため辞退すると発表しました。
代わりとして、大瀬良が出場することになりました。
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またリリーフ崩れ4連敗で日本一逃す

2016年10月29日 23時26分12秒 | 試合結果
日本ハム 100 300 060 10
広島 020 011 000 4
勝利投手:バース3勝
敗戦投手:ジャクソン2敗
本塁打:[日本ハム]レアード3号
    [広島]丸1号

 野村は、初回に西川に3塁打を打たれると、中島に四球を与えて1,3塁として、岡に適時内野安打を浴びて先制点を奪われましたが、続く中田を併殺に打ち取るなど最少失点で切り抜けました。2回にも1死から田中賢に2塁打を打たれましたが、後続を断って無失点で凌ぎました。
 
 2回に松山と鈴木の連続短長打で無死2,3塁とすると、1死後に増井の暴投で同点に追いつくと、更に石原の三ゴロが敵失となって1点を勝ち越しました。更に犠打で2死2塁としましたが、田中が左飛に倒れて2点止まりでした。

 野村は、4回も走者を出しながらも無失点に抑えましたが、5回に安打と中田の失策で無死1,2塁となり、田中賢の適時打で同点に追いつかれ、なおも無死2,3塁のピンチで大野と代打矢野を抑えて2死までこぎつけながら、西川に適時3塁打を浴びて2点を失い、2点のリードを許してしまいました。

 4回に2番手鍵谷から2四球で1死1,2塁のチャンスを貰うと、石原に代打安部を送り2死2,3塁となったところで代打新井を起用しましたが、三振に倒れて得点を奪えませんでした。
 しかし、5回に丸が本塁打を放って1点差に追い上げると、5回から登板したヘーゲンズが、6回に3四球で2死満塁のピンチを招きながらも、岡を三振に斬って無失点で凌ぎました。
 6回裏に、松山の安打と鈴木の四球に犠打で1死2,3塁として、會澤は三振に倒れるも、代打下水流が適時内野安打を放って、同点に追いつきました。

 7回は今村がマウンドに上がり、無安打1四球無失点に抑えましたが、7回裏に1死1塁からエルドレッドが併殺に倒れてしまいました。
 8回から登板したジャクソンが2死から西川、中島、岡に3連打を浴びて満塁のピンチを招くと、中田に押し出し四球を与えて勝ち越しを許すと、続く投手のバースにも適時打を浴びてしまい、更にレアードには満塁本塁打を浴びて、2死から6点を失って試合が決してしまいました。

 8回はバースに赤松、鈴木、小窪が三連続三振に抑えらえると、9回は谷元に対して1死から代打西川が安打を放つも、田中と菊池が凡退して日本ハムに完敗して、4連敗となり2勝4敗で日本一を逃しました。

 
 場所がマツダスタジアムに変わっても、日本ハムの流れは変わりませんでした。日本ハムは1番西川が5打数3安打1四球、2番中島が2打数2安打3四球でチャンスメイクして打線を牽引したのに対して、カープは田中が5打数無安打、菊池が5打数無安打とチャンスメイクできませんでした。
 そして、勝負を分けた投手起用についても日本ハムは、5回に先発増井に代打を送って勝負に出て、その後も細かな継投によりカープの反撃を2点に抑えて、勝ち越しを許しませんでした。
 一方のカープは、8回にジャクソンが2死満塁で中田を迎えたところでも、そのまま続投させて押し出し四球を与えると、続くバースにも適時打を浴びて、最後はレアードに満塁本塁打を浴びてしまいました。
 カープは後が無く、勝利が絶対条件であり1点も与えられない状況だったことを考えると、中田を迎えたところで投手交代という策があったと思います。そしてレアードを迎えた場面では、間違いなく交代するべきでした。まだ2点なら追いつくことも可能なので、この場面は代えてほしかったですね。
 緒方監督は、短期決戦の戦い方ができなかったということでしょう。形に拘らず、どんどん良い選手をつぎ込まないといけないと思いますが、変なところで形に拘ってしまったと思います。

 日本一を逃して、黒田の花道を飾れなかったことは残念ですが、この悔しさを来季の成長に繋げる糧にして、来年こそは日本一を目指してほしいですね。 
 


 
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中崎がサヨナラ満塁ホームランを打たれて3連敗

2016年10月27日 20時42分27秒 | 試合結果
広島 100 000 000 1
日本ハム 000 000 104 5
勝利投手:バース2勝
敗戦投手:中崎1敗
本塁打:[日本ハム]西川1号


 初回に田中の安打と犠打で1死2塁とすると、丸も安打で続いて1,3塁とチャンスを拡大して、2死後に鈴木が適時打を放って先制点を挙げました。続く2回には小窪の四球と下水流の2塁打で無死2,3塁とし、1死後に田中が四球を選んで満塁としましたが、2番手メンドーサに菊池が三ゴロ、丸が三振に倒れて追加点を奪えませんでした。

 ジョンソンは、2回に中田とレアードの連打と犠打で1死2,3塁のピンチを迎えましたが、田中賢を一ゴロ、市川は田中の好守にも助けられて無失点で凌ぐと、3回には四球と盗塁で1死2塁とされるも、西川と大谷を二ゴロに打ち取って得点を与えませんでした。
 5回にも安打と犠打で1死2塁のピンチを招きましたが、中島と岡を凡打に打ち取ると、続く6回は1死後に大谷に2塁打を打たれるも中田を左飛に抑え、レアードを敬遠して、代打矢野を遊ゴロに抑えて無失点で凌ぎ、6回を4安打無失点に抑える好投でした。

 打線は、3回から6回までメンドーサに1安打に抑えられて2塁さえ踏めませんでしたが、7回に四球と犠打で1死2塁と久々のチャンスを作りましたが、石原と田中が二ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。

 7回からは今村が登板するも、四球と安打などで1死1,3塁のピンチを招き、岡に犠飛を打たれて同点に追いつかれてしまいました。
 8回はジャクソンがマウンドに上がり、大谷、中田、レアードを三者凡退に抑えると、9回に新井の安打と犠打で1死2塁と勝ち越し機を作りましたが、下水流が中飛、石原が三振に倒れてしまいました。

 9回からは中崎が登板するも1死後四球と犠打で2死2塁とされ、中島に内野安打、岡に死球を与えて満塁としてしまい、西川に満塁本塁打を打たれて、サヨナラ負けを喫して、札幌ドームでまさかの3連敗を喫して、崖っぷちに立たされてしまいました。

 ジョンソンを立てて必勝を期して臨んだ一戦でしたが、今日も勝利の方程式が崩れて逆転負け、しかもサヨナラ負けを喫してしまい、日本ハムに日本一の王手を掛けられてしまいました。
 今日の敗戦はただの一敗以上の大きなダメージが残りました。ジョンソンが打たれた訳ではありませんが、落としたことはチームに大きなショックを与えたと思います。その上、今村と中崎という絶対的なリリーフが打たれての逆転負けは、更にダメージを増幅させてしまいました。
 幸いにも、明日は移動日で第6戦からはマツダに戻っての戦いとなるので、一旦試合の流れは止まると思うので、挽回できるチャンスはあると思います。
 明日の移動日で気持ちを切り替えて、第6戦に臨んでほしいですね。

 この3連戦を見ていて気になったのは、石原に代打を送らないことです。この3連戦でチャンスで石原が打席に入る場面が何度かあったと思います。今日も9回に新井に代走赤松を送って勝負に出ましたが、下水流が倒れて、打順は石原でしたが、そのまま打席に送って三振に倒れて得点を挙げられませんでした。
 日本シリーズはここまで無安打で不振が続いていることから、勝負に出たのであれば、代打松山を送るという手を打つべきだったのではないしょうか。もちろん、9回裏の守備を考えて代えなかったのでしょうが、シーズン中であれば代打を送っていた場面のはずです。
 ベンチには、會澤と磯村の2人も捕手がいるのですから、チャンスでは代打を送っても良いのではないでしょうか。もし、石原に代打を送らないという方針であれば、磯村を抹消して、野手を1人増やした方が良いと思います。
 明後日からは、シーズンと同様の選手起用をして戦ってほしいですね。
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攻守ともかみ合わず連敗

2016年10月26日 23時36分58秒 | 試合結果
広島 000 100 000 1
日本ハム 000 001 02X 3
勝利投手:谷元1勝
敗戦投手:ジャクソン1敗
セーブ:宮西1S
本塁打:[日本ハム]中田1号、レアード2号

 岡田は、初回に先頭の岡に安打を打たれて、盗塁と暴投で2死3塁としてしまいましたが、中田を一飛に打ち取ってピンチを脱すると、2回には2四球と安打で1死満塁の大ピンチを迎えながらも、中島を三振、岡を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。
 更に続く3回には、2死から四球と近藤の2塁打で2,3塁とされましたが、レアードを遊ゴロに打ち取って日本ハムに得点を与えませんでした。

 打線は、2回に四球と盗塁で1死2塁の先制機を作りましたが、エルドレッドが三振、松山が遊ゴロに倒れて得点を挙げられず、3回まで高梨に無安打に抑えられました。
 4回には先頭の丸が四球で出塁しながら盗塁を失敗してしまうも、新井も四球を選んで出塁し、2死後にエルドレッドの飛球が敵失となり、無安打で先制点を貰いました。
 続く5回には、四球と菊池と丸の連打で2死満塁の追加点機を作りましたが、新井が二飛に倒れて追加点を挙げられませんでした。

 岡田は、4回5回と三者凡退に抑えましたが、6回に中田に本塁打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。それでも後続を断って6回を4安打1失点に抑える好投でした。

 6回と7回は2番手バースに無得点に抑えられ、8回には谷元から新井が四球を選んで無死1塁とし、代走赤松を送って勝負に出ましたが、鈴木が送ることができず右飛に打ち取られ、2死後には赤松が盗塁死してしまいました。

 7回からは今村が登板し、先頭大野を田中の失策で出塁させてしまいましたが、後続を断って無失点に抑えましたが、8回から登板したジャクソンが、中田に四球を与えると、2死後にレアードに痛恨の2点本塁打を浴びて、勝ち越しを許してしまいました。

 9回は代打攻勢をかけて、下水流は三振、小窪は好守に阻まれて右飛に倒れるも、會澤が四球を選ぶと、田中と菊池の連打で2死満塁と一打同点のチャンスを作りました。しかし、最後は丸がフルカウントから三振に倒れて試合終了となり、札幌ドームで連敗を喫して、対戦成績は2勝2敗のタイとなりました。

 岡田は、序盤にピンチの連続でしたが、粘り強い投球で無失点に抑えると、4回には無安打で先制点を貰ってカープに流れが傾きましたが、5回の満塁機を逃してしまうと、5回まで粘っていた岡田が6回に中田に甘く入ったスライダーを捉えられて同点に追いつかれてしまいました。
 どちらに流れが傾くか分からない展開で、8回に無死1塁で赤松を代走に送りながら、鈴木へのサインの徹底がされていなかったのか、初球を空振り後の2球目を犠打失敗して、結局右飛に倒れて赤松を動かすことができず、2死後に盗塁死と攻撃面でミスが出てしまいました。
 直後にレアードに2点本塁打を浴びてしまったのは、8回表のミスにより流れを失ったからだと思います。

 昨日、今日と2試合連続で好守とも上手くかみ合っていません。流れが日本ハムに傾いているというよりは、カープが細かなミスを犯して流れを手放しているといった印象です。
 明日は、ジョンソンが先発します。エースでこの悪い流れを止めて広島に戻りるため絶対勝ちたいですが、それ以上にジョンソンで落とすとカープにとって計り知れない大きな敗戦になるので、負けられない試合となりますね。

なお、写真は昨日の試合での黒田投手です。もう一度マウンドに上がる姿が見られる展開になりそうな雰囲気ですね…。

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ジョンソンが沢村賞を受賞

2016年10月24日 20時55分06秒 | 日記
 プロ野球で最も活躍した先発完投型の投手を表彰する沢村賞の選考会が開かれて、ジョンソン投手が初受賞しました。ジョンソンは、15勝7敗、防御率2.15、勝率.682、投球回数180回1/3、3完投(2完封)、141奪三振の成績を残し、選考基準7項目のうち、15勝以上、防御率2.50以下、登板25試合以上、勝率6割以上の4項目をクリアしました。
 外国人枠投手では1964年の阪神・バッキー以来2人目の快挙で、昨年の前田健に続いてカープから2年連続で選出されました。

 最多勝と最高勝率の野村、最優秀防御率の巨人・菅野、ロッテ・石川歩らも候補に挙がったようですが、選考基準でジョンソンの4項目を超える投手がおらず、ジョンソンのクオリティスタート92%が高く評価され、カープの優勝に大きく貢献したことが受賞の決め手となったとのことです。

 沢村賞を受賞するのであれば、ジョンソンだと思っていましたが、選考基準を4項目しかクリアしておらず、投手タイトルを獲得していないことから、今年は該当者なしになるかと思っていました。しかし、カープが優勝した原動力となり、クオリティスタートが驚異的な数字であったことが、候補者無しと主張した選考委員を納得させました。
 ジョンソンは、全ての投手タイトルにおいて素晴らしい成績を残しながらもタイトルを獲得できず残念でしたが、最後に沢村賞を受賞できて本当に良かったと思います。先発投手として名誉ある賞なので、ジョンソンもかなり嬉しかったのではないでしょうか。
 
 また日本シリーズで投げる可能性があります。もし登板機会が巡ってきたら、沢村賞投手として日本ハム打線を抑えて、チームを日本一に導いてほしいですね。

 明日の第3戦の予告先発が発表され、黒田VS有原となりました。黒田の現役最終登板となる可能性があるだけに、絶対に負けられない一戦になりますね。
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緒方監督の采配ズバリ的中して連勝

2016年10月23日 22時54分36秒 | 試合結果
日本ハム 000 100 000 1
広島 010 004 00X 5
勝利投手:野村1勝
敗戦投手:増井1敗
本塁打:[広島]エルドレッド2号

 野村は、初回に1死から中島に2塁打を打たれましたが、近藤を三振に斬り、中田には四球を与えて1,2塁とするも、レアードを右飛に打ち取って無失点で切り抜けると、2回と3回は無安打無失点に抑えました。

 打線は、初回に菊池の2塁打と四球に暴投で1死1,3塁の先制機を作りましたが、松山の右飛を近藤が本塁へ好返球してタッチアップした菊池が本塁で刺されて得点を奪えませんでした。
 しかし、2回に1死後エルドレッドが安打で出塁しすると、続く小窪が適時2塁打を放って、第1戦に続き先制点を挙げました。

 4回に野村は、安打と四球で1死1,2塁としてしまうと、2死後に大野の二ゴロを菊池が後逸して1点を失ってしまいました。それでも続く2死2,3塁のピンチでは、増井を三振に斬って勝ち越しを許さないと、5回と6回は三者凡退に抑えて、日本ハムに得点を与えませんでした。

 打線も、増井に3回から5回まで無安打に抑えられていましたが、6回に先頭の田中が2塁打で出塁すると、菊池がバスターを決めて、田中が本塁を狙うも、西川の好返球によりアウトと判定されました。しかし、リプレー検証が行われ、判定がセーフに覆って、待望の勝ち越し点を挙げました。更に無死2塁から丸の犠打が増井の悪送球を誘って、菊池が本塁に生還して1点を追加しました。
 なおも、無死2塁とチャンスは続き、1死後に2番手鍵谷の暴投で1死3塁となり、鈴木の犠飛で3点目を挙げました。そして、最後はエルドレッドが2試合連続本塁打を放って、この回一挙4得点を挙げて、試合の流れをグッと引き寄せました。

 7回からは今村が登板して三者凡退に抑えると、8回はジャクソンが三者凡退に抑えました。そして9回は中崎がマウンドに上がり、いきなり中田とレアードに連打を浴びて無死1,2塁のピンチを迎えましたが、田中賢を三振に斬ると、代打大谷も三振に斬りました。そして最後は岡を二ゴロに打ち取り無失点に抑えて、日本ハムに連勝しました。


 今日は、緒方監督の采配がズバリ的中しました。スタメンには石井打撃コーチの進言により7番3塁に小窪を起用すると、その小窪が2回に適時2塁打を放って先制点を挙げました。
 そして、6回には無死2塁で菊池に最初の2球は犠打の構えをさせましたが、4球目にバスターを仕掛けて見事に決まって、勝ち越し点を奪いました。更に続く丸には意表を突いて犠打をさせると、慌てた増井の失策を誘って追加点を挙げました。
 今日は、まさに監督の采配で挙げた白星といえる見事な試合でした。

 そして、監督の采配を見事成功させたのは、小窪、田中、菊池、丸でしょう。特に6回の田中の走塁は素晴らしかったです。左翼西川からの鋭い好返球により一度はアウト判定されましたが、大野のタッチをかいくぐって本塁に生還を果たしました。
 この得点により、日本ハムには動揺が広がり、流れが一気にカープに傾きました。この流れに乗って、丸の犠打、鈴木の犠飛、そしてエルドレッドに繋がりました。
 監督の好采配に、それを成功させる選手達がいるカープは、完全にシリーズの流れを掴んだと思います。この流れに乗って第3戦の黒田に繋げたのは良かったと思います。第3戦がとても楽しみになりましたね。
 

 
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大谷を攻略して快勝

2016年10月22日 23時08分35秒 | 試合結果
日本ハム 000 000 100 1
広 島 010 200 20X 5
勝利投手:ジョンソン1勝
敗戦投手:大谷1敗
本塁打:[日本ハム]レアード1号
    [広島]松山1号、エルドレッド1号

 ジョンソンは、初回に2安打と犠打で1死1,3塁のピンチを招きましたが、田中と陽を連続三振に斬って無失点で凌ぐと、2回には大谷に2塁打を打たれて2死2塁とされるも、大野を二ゴロに打ち取って先制点を与えませんでした。

 2回裏に鈴木の四球と安部の安打で1死1,3塁として、石原が2度スクイズを失敗させた後、三振を喫するもここで重盗を仕掛けて、三走鈴木が本塁に生還して先制点を挙げました。
 
 直後の3回表に1死から連続四球を与えて1死1,2塁のピンチを作るも、中田を投ゴロ併殺に打ち取って日本ハムに得点を与えないと、4回裏には大谷から松山とエルドレッドがソロ本塁打を放って2点を追加して、リードを3点に広げました。

 ジョンソンは、6回まで毎回のように走者を背負いながらも無失点に抑えていましたが、7回にレアードに本塁打を浴びて1点を失うと、大谷に内野安打を打たれて無死1塁とされましたが、代打矢野を三ゴロ併殺に打ち取ってピンチの芽を摘み取りました。しかし、西川と中島に連続安打を浴びて2死1,2塁のピンチを招いたところで、マウンドを今村に譲りました。
 今村は、岡を左飛に打ち取って追加点を与えませんでした。

 打線は、5回に2死から連続四球で2死1,2塁としましたが、鈴木が三振に倒れて無得点に終わりましたが、6回までで11三振を喫するも、5安打で3得点を挙げました。
 1点を返された直後の7回に2番手石井を攻めて、田中の2塁打と犠打で1死3塁として、丸の適時打で1点を挙げ、更に3番手バースから連続四球を選んで1死満塁として、エルドレッドの犠飛でもう1点を挙げて、この回2得点でダメを押しました。
 
 8回からはジャクソンが登板し、2死後安打と死球で1,2塁のピンチを招きましたが、代打近藤の当たりを丸が好捕して失点を防ぐと、9回は中崎が無安打1四球で無失点に抑えて、日本シリーズ初戦を白星で飾りました。

 日本シリーズ初戦は、カープが理想的な試合運びで白星を挙げました。2回には自慢の機動力を活かして本盗で先制点を挙げ、4回には松山とエルドレッドの本塁打で中押し点を挙げると、1点を返された直後の7回には、丸の適時打とエルドレッドの犠飛でダメを押しました。
 カープからすると、攻撃陣は、機動力と長打力を生かして先制点と中押し点を挙げ、反撃された直後には、タナキクマルでダメ押し点を挙げました。投手では、ジョンソンが走者を出しながらも6回2/3を本塁打による1失点に抑えると、その後を今村、ジャクソン、中崎の勝利の方程式が日本ハムに反撃を許さず、投打とも完璧に近い試合運びでした。
 この勝利は、チームに勢いを付ける1勝だったと思います。この流れに乗って明日も勝って地元で連勝して、北海道に乗り込みたいですね。
 明日の予告先発は、野村VS増井と発表されました。最多勝の実力を存分に見せてほしですね。
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初戦はジョンソンVS大谷

2016年10月21日 20時36分05秒 | 日記
 明日から始まる日本シリーズを前に、マツダスタジアムで監督会議が行われ、全試合で予告先発を採用することが決まり、初戦の先発は、ジョンソンVS大谷と発表されました。
 予告先発については、緒方監督から提案があり、栗山監督がすぐに同意したとのことです。
 2戦目以降の予告先発は、試合終了後に発表されるとのことでした。

 また、監督会議の前に緒方監督は、黒田が札幌ドームでの第3戦に先発することも明かしました。

 予告先発の採用については、てっきり栗山監督から提案があるかと思っていたので、緒方監督から提案したのは驚きました。隠してもカープの先発順は、ほぼ予想が付くだけにあまり意味がなく、それよりも日本ハムの先発投手が事前に分かった方が、対策も練り易くメリットが大きいと判断したのでしょうね。
 

 初戦の先発は、大方の予想通りジョンソンと大谷ということで、好投手同士の対決で、僅差の緊迫した試合展開になりそうで、非常に楽しみですね。初戦を取ったチームに勢いが付くと思うので、絶対に取らないといけません。
 早い回で大谷から得点を挙げて、ジョンソンを援護して、少しでも楽に投げられる展開に持ち込みたいですね。

 黒田の第3戦先発も予想通りでした。ファンの気持ちとしては、真っ赤に染まったマツダのマウンドで投げてほしいですが、引退を事前に緒方監督や畝投手コーチに伝えていなかったようなので、直前での登板日変更は難しく、黒田本人も自分が引退するから登板順を変えるのは望まないと思っていたので、当初の予定通り第3戦だろうと思っていました。
 できれば、第6戦以降までもつれて、再びマツダのマウンドに立つ機会が巡ってきてほしいですが、かと言って勝敗をコントロールすることはできないので、こればかりは野球の神様に願うしかありませんね。

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田中は5球団競合の末、抽選外す

2016年10月20日 22時32分21秒 | オフシーズン
ドラフト会議が行われ、カープはは、前日公表したとおり1位で田中正義投手を指名しましたが、5球団が競合して、くじ引きの結果、ソフトバンクが交渉権を獲得しました。このため、外れ1位として佐々木千隼投手を指名しましたが、またも5球団が競合して、くじ引きの結果、ロッテが交渉権を獲得しました。
 外れ外れ1位として加藤拓也投手を単独指名して交渉権を獲得した。
 2位では、高校BIG4の一人である、高橋昂也投手を指名し、その後も投手を中心に6名の交渉権を獲得しました。ポジション別では、投手5人、捕手1人で内野手と外野手は指名しませんでした。

 1位指名の田中は、ロッテと巨人も事前に指名を公表しており、競合は必至の状況でしたが、外すリスクを冒しても獲得したい逸材であっただけに、獲得できなかったことは残念でした。また、外れ1位で指名した佐々木までも競合してしまい獲得できませんでした。
 今年はくじを引く順番が最後であり、くじを引く時点ですでに当たりくじが無かったので、大役を務めた緒方監督のくじ運の問題ではありませんね。こればかりは仕方ないですね。

 1位指名の加藤は、最速153㎞の力強い直球が魅力で、2種類のスライダーやツーシームに加えて、130㎞台のフォークが武器になります。先発と抑えの両方を経験しており、どちらでも起用できると思われます。また、打者に向かっていく姿勢、ハートが強いとのことで、引退する黒田と似ているのではないでしょうか。
 即戦力として、リーグ屈指のカープ投手陣が更に強固になるはずです。

 また2位で高橋を獲得できたことは、大きかったと思います。最速152㎞を誇る大型左腕で、2年夏から3季連続で甲子園に出場しており、今夏は優勝した作新学園に敗れたもののベスト16入りを果たして、U-18アジア選手権では日本代表に選ばれました。
 カープは慢性的な左腕不足なので、高橋が加わると、長年の懸案が解消されるはずですね。

 今年のドラフトは、1位で田中と佐々木を逃したことは痛かったですが、2位で高橋を獲得して失敗を取り返した印象で、大成功ではありませんが、成功したドラフトと言えるのではないでしょうか。
 
<指名選手>
1位 加藤拓也  投手 慶大
2位 高橋昂也  投手 花咲徳栄
3位 床田寛樹  投手 中部学院大
4位 坂倉将吾  捕手 日大三
5位 アドゥワ誠 投手 松山聖陵
6位 長井良太  投手 つくば秀英
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黒田が引退発表

2016年10月18日 20時30分06秒 | 日記
 球団は、黒田投手の引退を発表し、本日記者会見が行われました。
 黒田は、昨日球団に引退の意向を伝えて了承され、本日の全体練習前に緒方監督、コーチ、選手ら直接伝えました。その後、ホテルでの記者会見が行われました。

 引退を決めた理由について、リーグ優勝して、日本シリーズに進出できたことが大きな要因だったとのことで、引退を考え始めたのは、9月のリーグ優勝決定後とのことでした。引退については、鈴木球団本部長と新井にだけは伝えていたとのことで、新井からは、もう1年やらないですかと言われたそうですが、黒田本人の意志が固く、変わらなかったとのことでした。
 また、発表時期については、次の日本シリーズで先発する試合が最後になるかもしれないことから、事前にチームメートやファンに直接伝えたいとの思いから、日本シリーズが始まる前になったとのことでした。

 黒田引退の文字を見た時には、正直なところ驚きよりも、やっぱりという思いでした。ここ数年は、毎オフに現役を続行するのか熟考を重ねており、現役を続けるためにはモチベーションが必要だと語っていました。今季はリーグ優勝を決めて、CSファイナルも突破し日本シリーズ進出を決めました。まだ日本一になってはいませんが、ここまでのチーム成績を考えると、来季にモチベーションを維持するだけの目標が見当たりません。また、体も慢性的な肩痛と首痛を抱えており、万全の状態でマウンドに上がることができなくなっていました。
 このことを考えると、今季でユニフォームを脱ぐだろうと思っていました。しかし、日本シリーズ前に発表するとは思いませんでした。今年もオフになってから熟考して決めると思っていただけに、その点では驚きました。

 黒田の引退を聞いた選手たちも、黒田のためにも、日本シリーズを制覇して日本一になって、ビールかけをして笑顔で黒田を送り出して花道を飾りたいと思っているはずです。日本シリーズに向けてチームの結束力が高くなったはずですね。
 日本ハムも引退する武田勝のためにも日本一を目指しているので、両チームの激しい戦いになりそうですね。


 また、侍ジャパンが11月に行う強化試合の出場メンバーが発表され、カープからは野村投手、中崎投手、菊池内野手、鈴木外野手が選出されました。そして、今季の最優秀バッテリー賞が発表され、野村投手と石原捕手が選ばれました。

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