カープな毎日

カープファンのひとりごと。

投打で精彩を欠いて連敗

2018年10月31日 22時53分14秒 | 試合結果
広島 000 100 000 1
SB 002 101 00X 4
勝利投手:東浜1勝
敗戦投手:野村1敗
セーブ:森2S
本塁打:[広島]鈴木誠3号
    [ソフトバンク]上林1号、デスパイネ2号


 初回1死後に菊池が安打で出塁すると、不振の丸が右中間2塁打を放ち、菊池が本塁を狙うも憤死してしまい、続く鈴木誠は三振に倒れて無得点に終わりました。
 2回と3回は三者凡退に抑えられて東浜から得点を奪えませんでした。

 先発の野村は、2回まで三者凡退に抑えていましたが、3回に2死無走者から安打で走者を出すと、上林に2点本塁打を浴びて先制を許してしまいました。
 直後の4回2死後に鈴木誠が本塁打を放って1点差に追い上げましたが、4回裏に2死からデスパイネに本塁打を浴びて再び2点差に広げられてしまい、続く5回には2塁打を犠打で1死3塁とされたところで野村はマウンドを降りました。
 後を継いだヘルウェグは、上本を三振、四球を挟んで内川を投ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。
 
 打線は5回に2死1塁の場面で安部が盗塁を試みるも、またも甲斐に刺されて盗塁失敗となり、6回には2番手モイネロから2四球で2死1,2塁の好機を作りましたが、松山が投ゴロに倒れて無得点に終わりました。

 6回からは今村が登板すると、2安打で1死1,3塁のピンチを招き、代打長谷川に適時打を浴びて痛恨の追加点を与えてしまいました。
 7回はアドゥワが登板して無安打1四球無失点に抑え、8回は中村祐が2死後に四球と安打で1,2塁のピンチを招きながらも高谷を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぎましたが、肝心の打線が、7回は武田に無安打1四球に抑えられ、8回は嘉弥真、9回は森にそれぞれ三者凡退に抑えられて連敗となってしまい、対戦成績は1勝2敗1分となってしまいました。


 今日の試合は試合の勝敗を左右する場面が投打でそれぞれありました。
 まずは初回の攻撃で、1死1塁から丸が2塁打を放ち、1塁走者菊池が本塁で刺された場面です。今シリーズは極度の不振で打線を分断していた丸が快音を発しましたが、本塁で刺されて得点に結びつきませんでした。
 次打者が好調の鈴木誠であったこと、先制点が試合の流れを左右することを考慮すれば、菊池を3塁で止めるという判断もあったと思います。もし1死2,3塁となっていれば、得点を挙げていた可能性が高く、試合の主導権を握れたと思われ、更に丸が得点に絡むことで不振を脱するきっかけになっていたように思いますが、逆に本塁で刺されたことで、ソフトバンクに勢いが付いてしまいました。


 そしてもう1回は4回に鈴木誠の本塁打で反撃の流れを掴みかけた直後に、2死無走者からデスパイネに本塁打を打たれた場面でしょう。ここでは本塁打だけは防がないといけないところで、その本塁打を浴びてしまい、再びソフトバンクに流れが傾いてしまいました。
 5回以降は打線が無安打に封じられたもの、ここで流れを失ったことと無関係ではないと思います。

 敵地で連敗してしまうのは2年前の日本シリーズを思い起こさせます。この悪い流れを断ち切らないといけません。明日こそ投打がかみ合った締まった試合を見せて、対戦成績をタイに戻して広島に戻りたいですね。
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終盤に驚異の粘りを見せるも1点及ばず

2018年10月30日 23時05分22秒 | 試合結果
広島 000 012 050 8
SB 000 224 10X 9
勝利投手:ミランダ1勝
敗戦投手:九里1敗
セーブ:森1S
本塁打:[広島]安部1号、2号、鈴木誠1号、2号
    [ソフトバンク]デスパイネ1号、高谷1号

 打線は、5番DH松山、6番一塁メヒアを起用しましたが、初回に無死1塁としながら、菊池が三振、丸は三振併殺に倒れてしまうと、3回には連打と犠打に四球で1死満塁の先制機で、菊池と丸が連続三振に倒れてしまいました。
 更に4回には1死2塁でメヒアと野間が凡退してミランダから得点を奪えませんでした。

 先発の九里は、初回に安打などで2死2塁とされるも、柳田を三振に斬って無失点で凌ぐと、3回まで2安打無失点に抑えました。しかし、4回に1死後連続四球で1,2塁とすると、中村晃に適時打を打たれて先制を許すと、2死後に今宮にも適時打を打たれて2点を失ってしまいました。
 
 直後の5回に安部が本塁打を放って1点を返しましたが、5回裏に2安打と犠打で1死1,3塁とされて、柳田の一ゴロをメヒアが悪送球して1点を失ってしまい、ここで九里はマウンドを降りました。
 代わったヘルウェグはデスパイネの内野ゴロの間に1点を失い、更に敬遠と四球で満塁としてしまいましたが、今宮を右飛に打ち取ってピンチを脱しました。

 6回には鈴木誠が本塁打を放って1点を返すと、更に2安打で1死1,2塁として、會澤の適時打で1点差に追い上げましたが、安部は二ゴロ併殺に倒れて追いつくことができませんでした。
 6回裏は岡田がマウンドに上がるも、2死無走者から明石、グラシアル、柳田の3連打で1点を失い、続くデスパイネに3点本塁打を浴びて4点を失ってしまうと、7回には中田が2死後に高谷に本塁打を浴びて6点差となり、試合が決したかと思われました。
 しかし、8回に加治屋から鈴木誠が本塁打を放って1点を返すと、2安打と四球で1死満塁として、安部が満塁本塁打を放って、一挙5得点を挙げて1点差に追い上げました。

 8回裏は一岡が2死1,2塁のピンチを招きながら、中村晃を一飛に打ち取って無失点で凌ぎ望みを繋ぐと、9回は森から2安打で2死1,3塁の同点機を作りましたが、野間が一ゴロに倒れて無得点に終わり、あと1点及ばずソフトバンクに惜敗を喫して、対戦成績は1勝1敗1分のタイとなりました。


 打線が序盤の先制機を尽く潰して、試合の流れを失ってしまうと、序盤は好投していた九里が4回に捕まって先制を許してしまいました。その後も安部と鈴木誠の本塁打で反撃するも、失策が失点に繋がるなど試合の流れを引き戻すことができませんでした。
 悪い流れは続き、6回には岡田が打ち取った当たりが安打になり失点すると、デスパイネに3点本塁打を浴びて誰もが試合が決してしまい、今シリーズの流れさえも失ったかと思いました。
 しかし8回に鈴木誠が本塁打を放つと、球場の雰囲気が変わり、安部の満塁本塁打を呼び込み、9回もあと一歩というところまで攻めたてました。
 結果的に1点追いつくことができず負けはしましたが、明日に繋がる試合であり、今シリーズの流れまでは失いませんでした。更にソフトバンクに、カープの強さを示せたと思います。
 今日の流れを明日に繋げて連敗を阻止してほしいですね。

 
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打線が繋がり先勝

2018年10月28日 23時20分07秒 | 試合結果
SB 000 000 100 1
広島 102 020 00X 5
勝利投手:ジョンソン1勝
敗戦投手:バンデンハーク1敗

 初回に2塁打と犠打で1死3塁として、2死後に鈴木誠の適時内野安打で、バンデンハークから先制すると、3回には安打と敵失で無死2,3塁の追加点機作り、丸の犠飛と松山の適時打で2点を追加しました。
 更に5回には1死後に連続短長打で2,3塁として、鈴木誠の2点適時打でリードを5点に広げました。


 先発のジョンソンは、初回に連続三振を奪うなど三者凡退に抑えると、その後もソフトバンク打線を翻弄して3回までパーフェクトに抑えました。
 4回に四球と安打に丸の失策も絡んで無死1,3塁のピンチを招きながら、グラシアルを遊直、柳田を三振、デスパイネを遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぎ、5回と6回も三者凡退に抑えて、6回まで1安打無失点に抑えました。
 7回1死後に連打と内野ゴロで2死1,3塁とされ、松田宣に適時打を打たれて1点を失うも、次打者の甲斐を一ゴロに打ち取って最少失点で切り抜け、7回を4安打1失点に抑えてマウンドを降りました。

 打線は2番手大竹に6回と7回を1安打に封じられ、8回は嘉弥真に抑えられて追加点を挙げられませんでしたが、8回をフランスアが無安打1四球無失点に抑えると、9回は中崎が四球と内野安打で2死2塁のピンチを招きながら、松田宣を遊ゴロに打ち取って無失点に抑えて、ソフトバンクに快勝しました。

 今日も昨日に続き、初回に先制点を挙げましたが、昨日は遠かった追加点を3回に挙げることができたことが大きかったと思います。3回は敵失が絡んで得たチャンスであり、ここで2点を挙げられたことが試合の流れを引き寄せました。
 丸の犠飛による1点だけで終わっていれば、逆に試合の流れを失っていたかもしれません。ソフトバンクは1点は覚悟していたはずであり、2死後に松山が放った適時打がソフトバンクに大きなダメージを与えたと思います。
 今日の試合はカープらしい攻撃ができた試合だったと思うので、第3戦以降への不安は一掃されましたね。

 昨日の初戦は延長12回引き分けに終わり、仕切り直しの第2戦で白星を挙げて先に1勝を挙げることができました。これでチームのムードも一層良くなって、第3戦に弾みがついたと思います。
 対戦成績を1勝1分けとして良い流れのまま、敵地ヤフオクドームでの戦いに臨めるのは良かったと思います。ただ、2年前は札幌ドームでの第3戦を落としたことで、流れが変わってしまい、そのまま4連敗を喫して悔しい思いをしています。
 シリーズの流れを掴んだとはいえ、明後日からの第3戦も重要な1戦になります。油断せずに気を引き締めて戦ってほしいですね。
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初戦は延長12回引き分け

2018年10月27日 23時39分45秒 | 試合結果
SB 000 020 000 000 2
広島 200 000 000 000 2
本塁打:[広島]菊池1号

 先発大瀬良は、初回に先頭上林を三振に斬って、続く明石とグラシアルも抑えて三者凡退に抑える好スタートを切ると、1回裏に千賀から菊池が本塁打を放って先制点挙げ、更に四球と安打で1死1,2塁として、松山の適時打で2点目を挙げました。
 その後は、立ち直った千賀に2回から4回まで無安打に抑えられて追加点を奪えませんでした。

 大瀬良は、2回から4回まで無安打1四球に抑えて2塁さえ踏ませませんでしたが、5回に連打で無死1,3塁のピンチを招き、西田と甲斐は内野ゴロに打ち取って2死までこぎつけましたが、代打デスパイネの2塁内野安打に松山の後逸で2点を失って同点に追いつかれました。

 5回裏に2番手武田から安打と犠打に四球で2死1,3塁の勝ち越し機を作るも、菊池が二飛に倒れて無得点に終わると、6回から登板した岡田が安打と死球で1死1,2塁のピンチを招きましたが、後続を断って無失点に抑えました。
 直後の6回裏に2塁打と安打で1死1,3塁のチャンスを作りましたが、會澤が一飛、安部が三振に倒れて、またも勝ち越すことができませんでした。

 7回は一岡、8回と9回はフランスアが無失点に抑えるも、打線も7回と8回は石川に、9回は森に抑えらて延長戦に突入しました。

 10回は中崎が三者凡退に抑えるも、11回にジャクソンが安打と犠打に敬遠で1死1,2塁のピンチを招いてしまうと、ヘルウェグに交代し、いきなり内川に死球を与えて満塁とピンチを拡大させてしまいましたが、代打福田を左飛に打ち取って無失点で凌ぎました。

 打線は10回は加治屋に三者凡退に抑えられると、11回は無死1塁で松山が併殺に倒れるなど特典を奪えませんでした。

 12回は中田が登板して、四球に犠打と四球で2死1,2塁とピンチを招きましたが、グラシアルを中飛に打ち取って負けが無くなりました。
 12回裏は高橋礼から四球と内野ゴロで2死2塁のサヨナラ機を作りましたが、代わったモイネロに田中が三振に倒れて、初戦は延長12回引き分けに終わりました。

 初回に幸先良く2点を先制しましたが、その後の得 点機ではあと1本が出ずに追加点を奪えませんでしたが、不安視された中継ぎ陣が6回から12回までソフトバンク打線に得点を与えない好投で勝ち越しを許しませんでした。
 白星スタートとはなりませんでしたが、中継ぎ陣の好投は第2戦以降に向けて明るい材料になったと思います。

 両チームとも勝ち越し点を与えない必死の継投で、日本シリーズに相応しい締まった素晴らしい試合だったと思います。明日からも素晴らしい試合を見せてほしいですね。
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第1戦は大瀬良VS千賀

2018年10月26日 22時53分19秒 | 日記
 明日から始まる日本シリーズの監督会議が、マツダスタジアムで行われ、緒方監督と工藤監督らが出席して、試合実施要項とルールの確認を行いました。また、会議の中では、日本シリーズでの予告先発の実施が決まり、早速、両監督から明日の先発は大瀬良と千賀と発表されました。

 カープは予想通りの大瀬良でした。最大でも7試合の日本シリーズでは、流れを掴んだチームが一気に決めてしまう可能性が高いことから、初戦は重要な試合となります。
 ソフトバンクは12球団最多の202本塁打を放った強力打線であることから、如何に投手陣が抑えるかが勝敗の大きな鍵になると思われるので、初戦で大瀬良が打たれると調子に乗せてしまい、第2戦以降も苦戦することが予想されます。
 大瀬良には、チームに勝利を導くだけでなく、ソフトバンク打線を抑えて第2戦以降に良い流れを作る投球をしてほしいですね。
 
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4球団競合も小園の交渉権獲得

2018年10月25日 22時56分46秒 | オフシーズン
 ドラフト会議が行われ、カープは報徳学園の小園海斗内野手を1位指名し、オリックス、DeNA、ソフトバンクの4球団が競合するも、くじ引きで緒方監督が交渉権獲得を引き当てました。
 小園選手には、オリックスとソフトバンクが事前に1位指名を公表していたので競合は必至であり、競合を避けて即戦力投手の単独指名を狙う可能性もあったと思いますが、球団は強気の指名で見事交渉権を獲得しました。 
 3球団の競合になると予想されましたが、予想外にDeNAも指名したことには驚きました。昨年は中村奨を引き当てていたこともあり、4球団競合となった今年は外しそうな気がしたのですが、結果としては逃げずに指名して良かったですね。

 小園選手は、高校1年から遊撃のレギュラーとして活躍し、今夏の甲子園大会では大会最多タイ記録となる1試合3二塁打を放ち、更に高校通算では38本塁打を放っています。そして、打撃だけではなく、50m走5.8秒という俊足の持ち主で、その俊足を生かした広い守備範囲も魅力の走攻守3拍子揃った高校No.1遊撃手です。
 カープの二遊間は、菊池と田中という不動のレギュラーがいますが、その次の世代は選手層が薄く、今季途中にはソフトバンクからトレードで曽根を獲得するなど、補強ポイントとなっていたので、高校No.1遊撃手の小園選手を獲得できたことは嬉しい限りです。


 2位では九州共立大の最速152㎞右腕、島内を指名しました。今ドラフトでは野手中心で素材重視の獲得となっており、唯一の即戦力投手ということで期待を一心に受けることになりそうです。
 タイプ的には大学の先輩にあたる大瀬良に近いようなので、大瀬良のように新人王獲得を目指してほしいですね。

 今ドラフトでは、育成を含めて8名を指名しており、4位の中神は投手ながらも内野手として獲得しているようなので、野手中心で投手は2名しかいないことになります。
 今季は投手陣に脆さを露呈したことから、来季に向けて投手陣の整備も必須でしたが、即戦力投手は島内だけでだったのは少しの不安を残すも、小園選手を指名できたことで、大成功ドラフトだったと思います。

1位 小園 海斗  内野手 報徳学園高
2位 島内 颯太郎 投手  九州共立大
3位 林 晃汰   内野手 智辯学園和歌山高
4位 中神 拓都  内野手 市立岐阜商業高
5位 田中 法彦  投手  菰野高
6位 正隨 優弥  外野手 亜細亜大
7位 羽月 隆太郎 内野手 神村学園高

育1 大盛 穂   外野手 静岡産業大
 
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大瀬良ー會澤がバッテリー賞を受賞

2018年10月23日 22時22分56秒 | 日記
 2018年度プロ野球最優秀バッテリー賞が発表されて、セ・リーグは大瀬良-會澤がともに初受賞しました。また、最大のライバルと思われた菅野は特別賞を受賞しました。

 15勝で最多勝、更に10完投8完封という成績だけをみれば、菅野-小林の方が選ばれてもおかしくないと思っていたので、大瀬良-會澤の受賞には驚きました。
 バッテリー賞は、投手だけの成績では決まらず、今季は小林がスタメンを外れる機会が多かったので、その分がマイナスポイントになったのかもしれません。
 それに対して大瀬良は、15勝で最多勝と最高勝率を獲得してチームの3連覇に大きく貢献しており、會澤もリードだけでなく打撃でも大瀬良を援護したことが評価されての受賞と思われます。
 ただ、大瀬良はシーズン途中に磯村とコンビを組んで好投していたので、バッテリー賞という意味では、大瀬良-磯村の方が合っているようにも感じますね。

 受賞の経緯はともかく、今週末から始まる日本シリーズに向けて大きな自信になったと思います。日本シリーズでも息の合った投球で悲願に日本一に導いてほしいですね。
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日本シリーズの対戦相手はソフトバンク

2018年10月21日 20時51分36秒 | 日記
 パ・リーグのCSファイナル第5戦が行われ、5-6でソフトバンクが西武を破り、対戦成績を4勝2敗として日本シリーズ進出を決めました。
 西武は最後まで強力打線が本来の破壊力を取り戻せず、ファーストステージを勝ち抜いて勢い付いたソフトバンクに飲み込まれてしまいました。

 日本シリーズで対戦することになったソフトバンクは、今季の交流戦では1勝2敗と負け越していることから、カープへの苦手意識もない上に、下克上を目指して勝ち上がってきた勢いがあるので、とても怖い存在です。
 更に2敗は大瀬良とジョンソンの2枚看板が先発しており、大瀬良は4回6安打7失点で敗戦投手、ジョンソンは6回3安打1失点で降板しながら、後を継いだ今村が逆転を許しています。
 ジョンソンはしっかりと抑えており心配は無さそうですが、初戦の先発が濃厚な大瀬良が打ち込まれていることが一抹の不安となります。

 CSや日本シリーズの短期決戦では、シリーズの流れを掴んだチームが優位に立ち、その流れを止めて跳ね返すのはかなり厳しいと思われるので、初戦の勝敗がその後の戦いを大きく左右することから、大瀬良の投球が大きな意味を持ちます。
 大瀬良にはCS初戦で見せた気迫の籠った投球で、ソフトバンクの勢いを止めてほしいですね。 
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巨人に3連勝して日本シリーズ進出決定

2018年10月19日 23時05分31秒 | 試合結果
巨人 000 001 000 1
広島 021 020 00X 5
勝利投手:九里1勝
敗戦投手:今村1敗
セーブ:フランスア1S
本塁打:[広島]丸2号


 打線は、2回に先頭のメヒアが2塁打で出塁すると、続く野間の適時2塁打で先制点を挙げ、更に1死3塁から安部の一ゴロの間に追加点を挙げて2点を先制しました。
 続く3回には丸が本塁打を放ってリードを3点に広げると、5回には安打と2四球などで1死満塁として、2死後に野間の遊ゴロが2点適時失策となり貴重な追加点を挙げました。

 先発の九里は、2回に安部の失策で無死2塁のピンチを迎えましたが、阿部を中飛、長野を三振に斬り、四球を挟んで小林も三振に斬って無失点で凌ぎました。
 3回には1死後に坂本勇に四球を与えるも、続く田中俊を併殺に打ち取ってピンチの芽を摘み取ると、5回まで巨人打線をノーヒットに抑える好投でした。
 しかし、6回1死後に坂本勇に初安打となる2塁打を打たれると、2死後マギーに適時打を浴びて1点を失い、続く岡本に安打を打たれて1,2塁となったところでマウンドを降りました。
 後を継いだ岡田は、阿部を左飛に打ち取ってピンチを脱しました。

 6回以降は巨人の中継ぎ陣に1安打に抑えられて追加点を奪えませんでしたが、7回は一岡が三者凡退に抑え、8回はジャクソンが安打と四球で2死1,2塁のピンチを招くも、フランスアが岡本を一邪飛に打ち取りました。
 フランスアは9回も続投して三者凡退に抑えて、巨人に3連勝として日本シリーズ進出が決定しました。


 投打がガッチリとかみ合った素晴らしい試合で巨人に快勝しました。打線は2回に連続2塁打で先制すると、その後は内野ゴロ2つで追加点を奪いました。更に3回には丸の本塁打、5回は四球で繋ぎ1安打で2点を追加しました。
 多彩な攻撃で得点を奪う攻撃は、カープ打線の持ち味であり、その攻撃ができたことは打線の状態が上向いていることを示しています。シーズン終盤に状態が落ちていたことでCSでの戦いが不安視されていましたが、杞憂に終わって良かったです。

 また先発の九里も気合十分の投球で巨人打線を5回までノーヒットに抑えて流れを渡しませんでした。特に2回の無死2塁では、阿部と長野という好打者を抑えて無失点で切り抜けたことで、直後の先制点を呼び込んだと思います。
 投手陣の不安定さも心配要素でしたが、先発の大瀬良、ジョンソン、九里が素晴らしい投球を披露すると、中継ぎの一岡とフランスアも危なげない投球でリードを守り切りました。
 今回のCSファイナルでは、投打とも不安を払拭できたので、悲願に日本一に向けて視界は良好ですが、唯一不安なのは守護神の中崎がピリッとしないことです。しかし日本シリーズまで時間があるので、しっかりと調整して本来の状態を取り戻してくれることを期待しています。
 
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新井さんが流れを変えて逆転勝ち

2018年10月18日 22時10分58秒 | 試合結果
巨人 000 001 000 1
広島 000 000 04X 4
勝利投手:ジョンソン1勝
敗戦投手:畠1敗
セーブ:中崎1S
本塁打:[広島]菊池1号


 ジョンソンは、2回に四球と失策で2死1,3塁のピンチを迎えるも、小林を捕飛に打ち取って無失点で切り抜けると、その後は5回まで三者凡退に抑えて、5回までノーヒットに抑えました。
 しかし6回に1死後、坂本勇に初安打を打たれると、2死後に1塁走者を牽制で誘い出しながら、メヒアの2塁送球が遅れたこともあり盗塁を決められて2死2塁とされ、マギーに適時2塁打を浴びて先制点を失いましたが、続く2死2塁のピンチでは岡本を左飛に打ち取って最少失点に抑えました。
 ジョンソンは、その後も続投して8回まで投げて、巨人打線を2安打2四球1失点に抑えてマウンドを降りました。
 
 打線は、田口対策として5番にメヒア、7番に小窪を起用するも、田口を攻略できず、6回まで1安打1四球に抑えられて2塁さえ踏めませんでした。
 7回からは2番手畠に代わるも、丸、鈴木誠、メヒアのクリーンアップが三者凡退に抑えられましたが、8回に2死無走者から代打松山が四球で出塁すると、代走上本が盗塁を決めて2塁に進み、代打新井が適時打を放って同点に追いつきました。
 更に田中も四球で繋いで1,2塁とし、菊池が3点本塁打を放って、この回4点を挙げて逆転に成功しました。

 9回は中崎が登板して、2塁打と四球で1死1,2塁のピンチを招いて、阿部にあわや同点本塁打かと思われる大飛球を打たれるも右飛に打ち取り、最後は亀井を二ゴロに打ち取って無失点に抑えました。
 巨人に逆転勝ちで連勝して、アドバンテージを含めて3勝0敗とし、日本シリーズ進出に王手をかけました。



 今日はジョンソンと田口の息詰まる投手戦となり1点勝負になると思われる展開で、6回にメヒアの拙い守備もあり先制点を失ってしまい、自慢の打線も田口攻略の糸口を掴めず、重苦しい雰囲気となりました。
 しかし、8回の2死後に四球と盗塁で初めて得点圏に走者を進めると、代打新井が同点適時打を放ってチームの雰囲気を一変させました。この一打でチームが勢い付いて、菊池の勝ち越し本塁打を呼び込みました。
 ワンチャンスで一気に試合の流れを変えて逆転勝ちするところは、シーズン中に強いカープが戻ってきたことを示しています。この連勝で昨季の悪夢を完全に払しょくできたはずです。
 この良い流れのまま、明日の試合で一気に日本シリーズ進出を決めたいですね。
 
 

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