カープな毎日

カープファンのひとりごと。

初回の好機を逸して逆転負け

2024年04月30日 21時31分43秒 | 試合結果

阪神 010 101 301 7
広島 100 000 000 1
勝利投手:村上2勝1敗
敗戦投手:床田2勝2敗
本塁打:[広島]秋山1号

 打線は、初回に天敵の村上から秋山が初球先頭打者本塁打で1点を先取し、さらに安打と敵失で無死1,2塁の追加点機でしたが、松山は左飛、坂倉は三振、宇草は投ゴロに倒れて追加点を奪えないと、先発の床田は、直後の2回に四球などで2死2塁として、坂本の適時打で同点に追い付かれました。

 4回には四球と安打に死球で無死満塁のピンチを招き、坂本の併殺打の間に1点を失うと、6回にも四球と安打などで1死1,3塁として、坂本の右邪飛が犠飛となって追加点を奪われ、6回を投げて4安打6四死球3失点でマウンドを降りました。

 7回は益田がマウンドに上がるも、2塁打と死四球で1死満塁として、ノイジーの適時打と佐藤輝の内野ゴロの間に2点を失ったところでマウンドを黒原に譲りました。 

 代わった黒原は、坂本に適時打を浴びて、この回3点を失って試合が決しました。

 9回は森浦が登板するも、連打などで1死1,3塁のピンチを招き、木浪の内野ゴロの間に1点を失いました。

 打線は、2回1死1塁で床田の犠打失敗して好機拡大できず、3回と4回は三者凡退に抑えられました。5回から8回までは毎回安打を放つも後続が続かず、3回以降は2塁さえ踏むことができず、7安打を放つも1得点の抑えられて、完投を許してしまい、阪神に完敗を喫しました。

 

 打線が、初回に秋山の先頭打者本塁打で天敵村上に先制パンチを食らわせ、さらに無死1,2塁と攻め立てながら、松山、坂倉、宇草が倒れて追加点を奪い損ねると、2回には床田が犠打を決められず、立ち上がりが不安定だった村上を助けてしい、3回以降は立ち直った村上から好機を作ることができませんでした。

 床田も、先制した直後の2回表に四球をきっかに同点に追いつかれてしまうと、4回と6回も四球をきっかけに勝ち越し点と追加点を与えて、試合の流れを手放してしまいました。

 村上は、初回に秋山の先頭打者本塁打で明らかに乱れていたところに、失策も絡んで一気に攻略するチャンスでしたが、松山が左飛に倒れて立ち直るきっかけに与えてしまいました。ここで最低限、走者を進められていれば、犠飛などで追加点を奪えていたかもしれず、試合の流れが変わっていた可能性があったと思います。

 この悪い流れが2回の失点にも繋がったのは間違いないと思われるので、初回の攻撃が悔やまれます。

 阪神に対して少しでも隙を見せると、今日のような試合展開になってしまい、勝機を失うと思うので、手堅く得点を奪う攻撃を徹底して戦ってほしいですね。

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恵みの雨天中止

2024年04月29日 22時39分23秒 | 日記

 マツダスタジアムでの阪神戦は、降雨中止となりました。

 チームは、昨日の試合で延長12回を戦い、その後広島へ移動するハードスケジュールだったことから、今日は選手たち、特に中継ぎ投手陣にとっては良い休養になったと思います。

 今日の中止を有効活用してコンディションを整えて、明日からの阪神戦に臨んでほしいですね。

 また、今日の中止により、先発予定だった大瀬良は、スライドせず明後日の試合に回り、明日は当初の予定通り床田が先発して、明後日の先発予定だったアドゥワは5月3日のDeNA戦に回ることになったようです。

 先発ローテにも余裕ができて、チームにとっては恵みの雨だったとプラスに捉えられますね。

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再三のピンチを凌ぎ12回引き分け

2024年04月28日 21時10分20秒 | 試合結果

広島 000 000 000 000 0
中日 000 000 000 000 0

 先発の九里は、3回に2死2塁のピンチを招くも、田中を遊ゴロに抑えると、5回の1死2塁も村松を左飛、高橋宏を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。

 6回は安打と犠打で1死2塁とされながらも、カリステと中田をともに遊ゴロに打ち取ると、7回は内野安打と自らの失策で1死2塁のピンチを招きましたが、木下を三ゴロ、村松を左邪飛に抑えて得点を与えず、8回の打席で代打を送られ7回を4安打2四球無失点の好投でした。

 打線は4番に松山を起用するなどスタメン野手全員左打者を並べるも、3回2死後に2塁打と四球で1,2塁の先制機を作りながら、小園が三ゴロに倒れてしまい、4回から6回までは三者凡退に抑えられました。

 7回は無死1塁で坂倉が犠打を決められず、後続も倒れて走者を2塁に進めることさえできず、8回と9回も三者凡退に抑えられて得点を奪えませんでした。

 8回は島内が三者凡退に抑えると、9回は栗林が安打と捕逸で1死2塁のピンチを迎えましたが、細川を遊ゴロ、敬遠を挟んで代打山本を右飛に打ち取って無失点で凌ぎ、延長戦に突入しました。

 10回は2死後に安打と盗塁で2死2塁とするも、代打堂林は三ゴロに倒れてしまうと、10回裏は矢崎が四球と安打で無死1,2塁のピンチを招きましたが、岡林を犠打失敗、田中を三振、四球を挟んで代打宇佐見を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。

 11回は森浦が登板して、小園の失策と安打に敬遠で1死満塁の大ピンチを迎えましたが、石川昴を二飛、岡林を二ゴロに打ち取り得点を与えませんでした。

 12回は2死後に2塁打で走者を出すも、矢野が三振で得点できず、12回裏は塹江が三者凡退に抑えて、延長12回引き分けに終わりました。

 

 高橋宏対策として左打者を8人並べたものの、3回2死後に秋山が2塁打を放った以外は2塁を踏むことができず、7回は初めて先頭打者を出すも、坂倉が犠打を決められず三振に倒れてしまい、高橋宏攻略の糸口を掴むことができませんでした。

 九里は、毎回のように走者を背負い、3回以降は4回得点圏に走者を進められる苦しい状況でしたが、粘り強い投球で中日打線に得点を許しませんでした。

 リリーフ陣も9回の栗林、10回の矢崎、11回の森浦と3イニング連続でサヨナラの大ピンチでしたが、踏ん張って無失点で凌ぎました。

 序盤こそ、カープに流れが傾きかけていましたが、中盤以降は押されっぱなしで劣勢の展開が続き、いつ失点してもおかしくない試合でしたが、よく投手陣が踏ん張り、引き分けに持ち込んだ試合であることを考えれば、勝ちに等しい一戦だったとプラスに捉えて良いと思います。

 この良い流れに乗って、明日からの首位阪神との試合に臨んでほしいですね。

 

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森下と宇草の同期が活躍して5割復帰

2024年04月27日 21時23分37秒 | 試合結果

広島 020 100 201 6
中日 010 000 030 4
勝利投手:森下2勝
敗戦投手:梅津3敗
セーブ:栗林1敗6S
本塁打:[広島]宇草3号
    [中日]林 1号、カリステ2号、細川5号

 4番坂倉、6番宇草を起用した打線は、2回1死1塁から宇草が2点本塁打を放って先制するも、先発の森下が直後の2回裏に上林に本塁打を浴びて1点を返されました。

 しかし、4回に2安打と四球で1死満塁として、矢野のセンターゴロの間に1点を挙げて、リードを再び2点に広げました。

 6回には安打と死球で無死1,2塁としながら、會澤の右飛で3塁を狙った二走小園がアウトになってしまい得点を奪えませんでしたが、7回2死後に敵失、安打と四球で満塁として、小園の2点適時打でリードを4点としました。

 森下は、3回から6回まで1安打に封じて2塁さえ踏ませず、7回には四球と安打などで1死1,3塁のピンチを迎えるも、村松と代打福永を連続三振に斬って得点を与えず、7回を5安打1四球6奪三振1失点の好投でした。

 打線は、8回に無死1塁から會澤が併殺に倒れた後、安打と四球で1,2塁とするも、秋山が三振に倒れて追加点を奪えず、8回に登板した益田が、2死後にカリステに本塁打を打たれ、さらに2死1塁から細川にも本塁打を浴びて、1点差に追い上げられてしまい、島内にマウンドを譲りました。

 島内が上林を二飛に打ち取ると、打線が9回に2死1塁から小園の適時2塁打で1点を加えて、リードを2点に広げ、9回裏は栗林が三者凡退に抑えて、中日に競り勝ち、同カードの今季初勝利を飾るとともに、5割復帰で3位タイに浮上しまた。

 

 宇草がチームトップとなる3号先制本塁打を放って、試合の流れを引き寄せると、森下はストライク先行のテンポの良い投球で中日打線を1失点に抑えて、試合の流れを渡しませんでした。

 中日戦は、前回の対戦で3試合連続完封され、この試合の初回も無死1塁で菊池が併殺に倒れて好機拡大を逃しており、重苦しい雰囲気になりかけましたが、2回に宇草が一振りで払拭しました。

 この本塁打をきっかけに打線が繋がり、四球や敵失に機動力を絡めて得点を重ねるカープらしい攻撃で10安打で6得点を挙げて、8回に益田が2被弾して追い上げられるも、逃げ切りに成功しました。

 宇草が昇格してから打線の状態が上向き始めており、ラッキーボーイ的な存在になっています。チームがこの良い流れに乗って、勝利を重ねていってほしいですね。

 

 

 

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4点差を逆転するも、リリーフ陣が乱れてサヨナラ負け

2024年04月25日 23時04分33秒 | 試合結果

広島 112 202 000 8
ヤクルト 060 001 011 9
勝利投手:石山1勝1S
敗戦投手:栗林1敗5S
本塁打:[広島]二俣1号、菊池1号
    [ヤクルト]オスナ5号、サンタナ2号

 打線は、7番左翼で二俣をプロ初スタメンで起用すると、初回は1死3塁から野間の適時打で先制すると、2回には二俣のプロ初本塁打でリードを2点に広げました。

 先発のハッチは、初回2死1,2塁のピンチは、サンタナを中飛に打ち取って無失点で凌ぎましたが、2回に2塁打と死球で1死1,2塁とされ、高橋の投前のバントを緩慢なプレーで内野安打として1死満塁とピンチを拡大させてしまい、塩見と丸山和の連続適時打で同点に追い付かれ、なおも1死満塁で、オスナに満塁本塁打を浴びて、2回6失点でKOされました。

 しかし、打線が直後の3回に1死1塁から菊池の2点本塁打で追い上げると、続く4回には2死後に矢野が四球で出塁すると、黒原の幸運な適時3塁打で1点差とし、さらに死球で1,3塁とし、菊池の適時内野安打で同点に追いつきました。

 6回には安打と犠打で1死2塁として、代打秋山の適時打で勝ち越し、さらに安打などで2死1,3塁とし、野間の適時打でリードを2点に広げました。

 3回から登板した黒原は、いきなり連打と犠打で1死2,3塁のピンチを招くも、高橋を三振、塩見を中飛に打ち取って無失点で切り抜けると、3回を無失点に抑えました。

 6回は中﨑がマウンドに上がり、2塁打などで2死3塁のピンチを背負い、暴投で1点を失ってしまいました。

 打線は7回に2死1,2塁とするも、秋山が左飛に倒れてしまい、8回も2死1,3塁としながら、小園が三振に抑えられ、さらに9回にも2死1,2塁で上本が右飛に倒れて追加点を奪えませんでした。

 7回は矢崎が矢崎が三者凡退に抑えましたが、8回に登板した島内が2塁打と犠打で1死3塁とされ、代打川端の適時打で同点に追いつかれてしまい、さらに9回は栗林が1死後にサンタナに本塁打を浴びて、痛恨のサヨナラ負けを喫してしまい、チームの連勝は4で止まりました。

 

 ハッチの乱調により序盤で壊れかけた試合でしたが、打線が驚異の粘りを見せて4点差を逆転しましたが、頼みのリリーフ陣が崩れてしまい、痛恨のサヨナラ負けとなりました。

 2番手黒原が3回を無失点投球で試合を立て直し、打線も諦めることなく反撃して、試合の流れを引き寄せたと思いましたが、勝ち越した直後の6回に中崎が暴投で1点を失ったところが痛かったです。

 4点差を跳ね返して2点のリードを奪ったところで、ミスにより1点を与えてしまったことで、ヤクルトに反撃の流れを作ってしまい、その後はヤクルトに流れが傾いてしまったので、島内や栗林の失点は責めることはできません。

 負けはしましたが、打線が粘り強く反撃したことは好材料であり、次戦に繋がると思うので、明日の移動日でリフレッシュして、週末の試合に臨んでほしいですね。

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雨天中止でローテ再編

2024年04月24日 21時27分15秒 | 日記

 今日の神宮でのヤクルト戦は、雨天中止となりました。

 チームは2分を挟んで4連勝と状態が上向いてきたところだったので、試合をやりたかったですが、天気はどうすることもできないので、仕方ありません。

 今日の先発予定だったハッチは、明日にスライド先発することになり、新井監督によると、中5日で明日先発予定だった九里は、登板間隔を空けて28日の中日戦に回るとのことでした。

 ハッチは、米国時代にもスライド登板した経験があるとのことで、問題は無さそうです。

 一方の九里は、27日の試合ではなく28日の試合に回るようですが、森下の登板を優先させたと思われますが、九里がまだ未勝利であることを考慮して、少し登板間隔を空けたのかもしれませんね。早く九里も初勝利を挙げてほしいですね。

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宇草の決勝2ランで5割復帰

2024年04月23日 21時37分49秒 | 試合結果

広島 000 000 200 2
ヤクルト 000 000 000 0
勝利投手:床田2勝1敗
敗戦投手:吉村1勝2敗
セーブ:栗林5S
本塁打:[広島]宇草2号

 7番に宇草を起用した打線は、3回に安打と犠打で1死2塁とするも、秋山は三振、菊池は左飛に倒れてしまい、6回1死2塁も菊池が遊ゴロ、野間は三振でヤクルト先発の吉村から得点を奪えませんでしたが、7回2死1塁から、宇草が2点本塁打を放って、ようやく先制点を奪いました。

 先発の床田は、初回に安打と盗塁で2死2塁のピンチを招くも、村上を三振に斬って無失点で切り抜けると、その後は毎回のように走者を背負いながらも、味方の好守もあって連打を許さず、2回から8回まで2塁さえ踏ませない素晴らしい投球で、8回を投げて4安打2四球7奪三振無失点の好投でした。

 打線は、9回には四球と失策に敬遠で1死満塁の追加点機を作るも、代打松山が併殺に倒れて追加点を奪えませんでしたが、9回裏を栗林が三者凡退に抑えて、ヤクルトに競り勝ち、チームは引き分けを挟んで4連勝となり、ようやく5割復帰を果たしました。

 

 打線は、6回までに3度得点圏に走者を進めるなど、若干カープが押し気味の展開でしたが、あと一本が出ずに、吉村から得点を奪えず、好投の床田を援護できませんでした。

 7回も1死後に小園が安打で出塁しながら、走者を2塁に進めることができず、嫌な雰囲気が漂い始めたところでしたが、宇草が値千金の本塁打を放って、試合の流れを引き戻しました。

 これで宇草は、20日の巨人戦で本塁打を放ってから、出場した3試合全てで安打を放っており、結果を残しています。

 若手選手がひしめく外野のポジション争いで、宇草が覚醒して与えられたチャンスを掴み、頭一つ抜け出した印象があります。このままレギュラーの座を掴み取ってほしいですね。そして、田村や久保らも宇草の活躍を刺激に奮起してほしいですね。

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恵みの雨で5回コールド引き分け

2024年04月21日 17時35分21秒 | 試合結果

巨人 000 00  0
広島 000 00  0

 先発の大瀬良は、2回に1死2塁とされるも、小林を右飛、吉川を左飛に打ち取ると、4回にも連打と四球で1死満塁のピンチを迎えながら、小林のスクイズを失敗、吉川を左飛に抑えて無失点で凌ぎました。

 続く5回にも田中の失策と安打で無死1,2塁のピンチを迎えましたが、オコエを犠打失敗、坂本を中飛、岡本和を遊飛に抑えて得点を与えませんでした。

 打線は、高橋礼対策として1番宇草、4番坂倉、6番田中を起用すると、初回と2回は先頭打者が安打で出塁しながら、後続が倒れて2塁に進めることさえできず、4回無死1塁も野間が遊直、坂倉は併殺に倒れてしまいました。

 5回は安打と盗塁で1死2塁と初めて得点圏に走者を進めるも、會澤が中飛、田村の敬遠後、大瀬良は三振に倒れて得点を奪えませんでした。

 大瀬良は、6回に連続長短打で無死1,3塁とされ、小林の犠飛で1点を失ったところで、降板となりましたが、ここで雨脚が強くなり、試合が中断し、そのままコールドゲームとなり、巨人の得点は認められず5回引き分けとなりました。

 

 打線は高橋礼に対して、3回を除いて毎回安打を放ち、初回、2回、4回と3度も先頭打者を出しながら、2併殺の拙攻で好機を拡大できませんでした。

 それでも先週の対戦では7回を2安打に封じられた高橋礼から、5回で4安打を放ち、捉えた打球が野手に正面に飛ぶなど不運な当たりもあったことを考えれば、対策の効果はあったと思われます。今後も対戦することがあると思うので、次回対戦では攻略してほしいですね。

 大瀬良は、3回を除き毎回走者を背負うと、2回、4回、5回は得点圏に走者を進められながらも、粘り強い投球で得点を与えませんでした。6回は雨脚が強くなった影響もあってか、犠飛で1点を失いましたが、コールドに助けられて失点が幻となりました。

 試合前半は投打とも運が無かった試合でしたが、最後は幸運な形で引き分けに持ち込むことができました。チームに良い流れができ始めていると思うので、この流れに乗って白星を重ねていきたいですね。 

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森下が12安打浴びるも2失点で今季初勝利

2024年04月20日 21時30分38秒 | オフシーズン

巨人 000 000 200 2
広島 400 001 10X 6
勝利投手:森下1勝
敗戦投手:井上2敗
本塁打:[広島]宇草1号

 打線は、初回に3安打で2死満塁とすると、上本の適時内野安打と會澤の3点適時2塁打で4点を先制しました。

 2回から5回までは三者凡退が続きましたが、6回に2塁打とセーフティーバントで無死1,3塁として、小園の二ゴロの間に1点を挙げました。

 先発の森下は、初回に連打で1死1,2塁とされるも、岡本和を左飛、丸を遊ゴロに抑えると、3回2死1塁では坂本の右前打を野間が三塁へ好返球して三塁を狙った一走オコエを刺してピンチ拡大を防ぎました。

 4回も2死1,2塁とされながら、吉川を二ゴロに打ち取ると、5回には2安打と四球で2死満塁のピンチを迎えるも、丸を右飛に抑えて無失点で凌ぎました。

 7回に連打などで1死1,3塁とされ、岡本和に適時打を浴びたところで、マウンドを塹江に譲りました。

 塹江は、四球で満塁とピンチを拡大させて、長野の遊ゴロで1点を失うも、大城を三振に斬って追加点を許さず、森下は6回1/3を投げて12安打1四球2失点でした。

 打線は3点差に追い上げられた直後の7回に代打宇草の本塁打で、リードを4点差に広げました。

 8回は島内が登板して1四球無失点、9回は森浦が三者凡退に抑えて、巨人に今季初勝利を挙げて、チームは引き分けを挟んで3連勝となりました。

 

 森下は、2回を除き毎回安打を浴びるなど、序盤からピンチの連続でしたが、要所で粘り強い投球を見せると、3回には野間が好送球で三塁を狙ったを走者を刺し、4回には久保が中前への飛球を飛び込んで好捕しました。さらに5回2死満塁では、丸の右中間への打球を野間がランニングキャッチするなど、外野陣も好守で森下を盛り立てました。

 初回に幸先良く4点を先行するも、2回以降は全く走者を出すことができず、追加点を奪えなかったこともあり、巨人に押され気味の展開が続き、1点でも返されていたら、試合の流れを失いかねない状況だったので、好守で失点を防いだことは大きな価値がありました。

 また、7回は1死満塁で長野の三塁への当たりを小園が弾くも、バックアップした矢野が素早く2塁に送球して1つアウトを取りました。このプレーで1つアウトが取れたことは、今日の勝敗を分けたプレーだったと思います。もし1死も取れず、なおも1死満塁だったら、2失点では終わらなかったと思われます。

 打線の得点力が上がらないのであれば、今日のように守り勝つことが重要になってきます。明日からも締まった守備で無駄な失点を防いでほしいですね。

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しぶとく繋ぐ攻撃で逆転勝利

2024年04月17日 22時56分03秒 | 試合結果

DeNA 010 000 000 1
広  島 001 220 00X 5
勝利投手:塹江1勝
敗戦投手:濵口2敗
セーブ:栗林4S
本塁打:[DeNA]牧1号

 先発のアドゥワは、2回に牧の本塁打で1点を失いましたが、4回の無死2塁では捕ゴロを坂倉が好判断により二走を3塁で刺すと、その後の2死1,2塁のピンチでは桑原を三振に斬って無失点で凌ぎました。

 4回の攻撃で代打を送られたため、毎回安打となる7安打を打たれながらも、無四球6奪三振1失点でマウンドを降りました。

 打線は、今日も1番に秋山、3番に野間、5番に小園を起用すると、初回と2回はともに二人の走者を出しながらも得点を奪えませんでしたが、3回に安打と連続四球で1死満塁の好機を作り、2死後に小園が押し出し四球を選んで同点に追いつきました。

 続く4回には安打と連続失策で無死満塁のチャンスを貰うと、1死後に菊池の併殺崩れの間に1点を挙げ、さらに2死1,3塁で一走の菊池が盗塁を試みる間に三走の矢野が本塁に生還して、この回1安打で2点を挙げて勝ち越しに成功しました。

 5回には1死1,2塁から坂倉の2点適時2塁打でリードを4点に広げました。

 5回は塹江が登板して三者凡退に抑えると、イニング跨ぎで6回も続投するも、内野安打を打たれたところでマウンドを益田に譲りました。 

 代わった益田は、2安打で1死満塁とピンチを拡大させましたが、山本を三ゴロ、桑原を三振に斬って無失点で凌ぎました。

 7回は矢崎が三者凡退に、8回は島内が1安打無失点に抑えると、9回は中﨑が登板するも連打で1死1,2塁のピンチを招いたところで、栗林にマウンドを譲りました。

 栗林は、渡会は三振、関根を左飛に打ち取って無失点で凌ぎ、DeNAに逆転勝して、チームは2連勝となりました。

 

 投打とも粘りを見せたカープらしい試合運びでDeNAに快勝しました。

 アドゥワは毎回安打を浴びながらも4回を1失点に抑える粘投を見せると、中継ぎ陣も走者は出すものの無失点リレーで繋ぎ、13安打を浴びながら1失点に抑えました。

 打線も3回に1安打ながらも3四球を選んで同点に追いつくと、4回には相手守備の乱れに乗じて、1死満塁から併殺崩れと重盗で勝ち越しに成功しました。

 長打が期待できない打線において、後ろに繋いで機動力を駆使する攻撃は、今季のカープが目指す形になると思います。今日のように投手陣が最少失点で凌ぎ、機動力絡めた繋ぎの攻撃を続けていくことで、チームの状態は良くなり、上位争いに食い込めるはずです。これからの戦いが楽しみになってきましたね。

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