カープな毎日

カープファンのひとりごと。

4本塁打11得点の大勝で4月を5割で終える

2023年04月30日 23時21分47秒 | 試合結果

広島 111 205 001 11
巨人 100 200 001 4
勝利投手:アンダーソン1勝
敗戦投手:ビーディ4敗
本塁打:[広島]上本1号、秋山2号、マクブルーム2号、磯村1号

 打線は西川を2番、松山を今季初スタメンの5番に入れる改造をしたことが的中して、初回に2死1,3塁として、松山の適時内野安打で1点を先制しました。

 先発のアンダーソンは、初回2死から連続四球で1,2塁のピンチを招き、中田翔に適時打を浴びて同点とされましたが、直後の2回1死から上本が本塁打を放って、勝ち越しに成功しました。さらに3回には秋山が本塁打を放って1点を加えると、続く4回には2死満塁として、巨人先発のビーディーをKOし、西川が代わった代木から2点適時2塁打を放って、リードを4点に広げました。

 アンダーソンが4回に無死2,3塁のピンチを迎えると、廣岡の犠飛とブリンソンの適時打で2点を返されましたが、6回に2死満塁から秋山の2点適時打とマクブルームの3点本塁打で、この回5点を奪って、巨人を突き放しました。

 9回には代打磯村の本塁打で1点を加えて試合を決めました。

 アンダーソンは5回まで投げて、5回6安打3四球6奪三振3失点でマウンドを降りると、6回はケムナが三者凡退に抑え、7回からは大道が登板して2回を1安打4奪三振無失点に抑えました。

 9回はアドゥワ1死3塁から代打ウォーカーの適時打で1点を失うも、後続を断って巨人に大勝し、アンダーソンが今季初勝利を挙げ、チームの連敗を2で止めるとともに5割に復帰しました。チームは4月を12勝12敗の5割で終えました。

 

 新井監督がついに大幅な打線改造を行うと、見事に的中して、先発野手全員安打となる14安打4本塁打11得点と爆発しました。

 初回に西川の安打からチャンスメイクをすると、松山の適時内野安打で幸先良く先制点を挙げて、昨日の嫌な空気を払拭すると共に勢いを付けました。

 同点に追いつかれた直後の2回には上本が、3回には秋山が本塁打を放つと、4回には西川の適時2塁打が飛び出し、2点差に追い上げられた6回には秋山の適時2塁とマクブルームの本塁打が飛び出して、巨人にダメ押ししました。

 ここまでは、打線が繋がりを欠き、チャンスを活かしきれず、もうひと押しができないことがが多く、終盤に逆転される試合が見られ、チームが波に乗り切れない要因になっていました。

 その中でマクブルームとデビッドソンの状態が上がらないことで打線が分断されていましたが、マクブルームは昨日が2安打、今日は3安打3打点の活躍で、デビッドソンも3試合連続安打と2人ともようやく状態が上がってきたようなので、5月は打線の繋がりが良くなって得点力が上がることが期待できそうです。

 4月は5割で終えられたので、5月は打線が奮起し、投手陣を援護して、貯金を作ってほしいですね。

 

 

コメント

栗林が痛恨の逆転弾を浴びて借金1

2023年04月29日 23時13分24秒 | 試合結果

広島 011 000 100 3
巨人 100 000 102 4
勝利投手:大江1勝
敗戦投手:栗林4敗7S
本塁打:[巨人]秋広1号、中田翔6号

 先発のコルニエルは、初回に2死2塁から岡本和に適時2塁打を浴びて先制を許しましたが、2回1死1,2塁はグリフィンとオコエを抑えると、4回無死1,2塁は坂本を中飛、中山を左飛、グリフィンを三振に斬り、5回無死1,2塁もブリンソンと岡本和を連続三振、中田翔を中飛に打ち取って無失点で凌ぎました。

 6回には四球と暴投で2死2塁のピンチを招きましたが、代打廣岡を右飛に抑えて、6回を6安打2四球5奪三振1失点の好投でした。

 打線は、2回に1死満塁から上本の適時打で同点に追いつき、続く3回には2死1,2塁としてデビッドソンの適時打で勝ち越しに成功しました。

 4回も1死2塁としながら、菊池と野間が凡退してしまい、5回には無死1,2塁の好機を作るも、西川は左飛、デビッドソンは三振、坂倉が三邪飛

に倒れて追加点を奪えませんでした。

 7回は2安打と四球で無死満塁として、デビッドソンの併殺の間に1点を挙げてリードを2点に広げましたが、7回に登板した松本が1死後に秋広に本塁打を浴びて1点を返され、なおも2死1,2塁のピンチを招いてしまい、ターリーにマウンドを譲りました。

 代わったターリーが、大城を三振に斬って追加点を与えず、8回は矢崎が無失点に抑えてリードを守りました。

 9回は栗林が登板して、連続三振で2死を取るも、岡本和に四球を与えて、続く中田翔に痛恨の2点本塁打を浴びて、サヨナラ負けを喫してしまい、チームは連敗で借金1となりました。

 先発したコルニエルが、6回までで5度も得点圏に走者を背負う苦しい投球でしたが、失点は初回の1点のみに抑える粘り強い投球を見せて、先発転向初勝利の権利を持ってマウンドを降りました。

 その後は、松本が1点を失うも、ターリーがピンチを凌ぎ、矢崎も菊池の好守にも助けられて無失点に抑えて、バトンを栗林に繋ぎました。栗林は2死までは順調でしたが、岡本和に粘られて四球を与えてしまうと、中田翔の初球が甘く入ってしまい、一振りで完璧に捉えられてしまいました。

 これで栗林は開幕から1か月で4敗目を喫してしまいました。今季はフォークの切れが悪く、失投が目立ち、直球にも力強さが感じられません。

 新井監督はプロの壁に当たっていると表現しており、本人で乗り越えてほしいとの願いから守護神としての起用を続けていますが、WBCでの腰椎椎間板症が完治しておらず、コンディション不良が原因ではないかと考えてしまいます。もしコンディション不良があるなら、このまま守護神で起用し続けても、悪化する可能性や完治に時間を要することになるため、登録を抹消してしっかりと直させた方が良いと思います。

 栗林本人はコンデイション不良を否定するかもしれませんが、新井監督は栗林としっかりと面談して、本人にとって一番良い措置を取ってほしいですね。

コメント

9回に粘りを見せるも一歩及ばず競り負ける

2023年04月28日 23時03分26秒 | 試合結果

広島 011 000 002 4
巨人 000 301 01X 5
勝利投手:横川2勝2敗
敗戦投手:遠藤1勝3敗
セーブ:大勢3S
本塁打:[広島]デビッドソン5号
    [巨人]坂本2号、坂本3号

 打線は2回にデビッドソンが本塁打を放って先制すると、3回には1死3塁でマクブルームの内野ゴロの間に1点を追加してリードを2点に広げました。

 先発の遠藤は、2回の2死1,2塁では秋広を右飛に打ち取るなど、3回までは無失点に抑えていましたが、4回1死から四球を与えた後に何らかの異変を訴えてベンチ裏に退き、再びマウンドへと戻るも、四球などで2死1,3塁とされて、坂本に3点本塁打を浴びて逆転を許してしまいました。遠藤は5回まで投げて、4安打、3四球、3失点でマウンドを降りました。

 打線は6回に無死2塁として、2死後に上本が左前打を放つも、二走のマクブルームが本塁で憤死して同点に追いつけず、直後の6回裏にケムナが2死1,2塁から代打丸の適時打で1点を失いました。

 7回は島内が無失点に抑えるも、8回に登板した戸根が坂本に本塁打を打たれて点差を3点に広げられてしまいました。

 それでも9回に1死1塁から代打松山の適時2塁打と菊池の適時打で2点を返し、さらに安打と盗塁で1死2,3塁の一打逆転のチャンスをつくりましたが、秋山とマクブルームが連続三振に倒れて、追いつくことができず、巨人に競り負けて、再び5割に逆戻りしました。

 

 遠藤は、4回の打席で手にしびれがあったようで、4回に突如、制球が乱れて、坂本に痛恨の逆転本塁打を浴び、試合の流れが一変しました。中継ぎ陣が踏ん張って欲しかったところですが、6回にはケムナ、8回には戸根がそれぞれ失点を重ねて、リードを3点に広げられて、敗色ムードが漂いました。

 しかし、9回に代打韮澤の安打をきっかけに大勢を攻めて、代打松山と菊池の連続適時長短打で1点差に詰め寄り、1死2,3塁の一打逆転の場面を作りました。惜しくも秋山とマクブルームが三振に倒れて、同点、さらには勝ち越しは成りませんでしたが、この驚異の粘り強さは、間違いなく明日の試合に繋がると思います。

 明日は、前回登板で快投を演じながらも敗戦投手となったコルニエルです。今日の良い流れに乗って、序盤からしっかりと援護してあげてほしいですね。

コメント

中継ぎ陣が耐えて延長12回サヨナラ勝ち

2023年04月27日 23時32分40秒 | 試合結果

中日 000 010 010 000 2
広島 000 000 020 001 3
勝利投手:矢崎1勝
敗戦投手:砂田1敗

 先発の九里は、初回に1死1,2塁のピンチを招くも、石川昂を併殺に打ち取って無失点に抑えると、2回から4回まで無安打に抑えました。しかし、5回に失策と2塁打で無死2,3塁のピンチを迎え、木下の犠飛で1点を失いました。

 それでも6回と7回を三者凡退に抑えて、7回を2安打、2四死球、6奪三振、1失点でマウンドを降りました。

 8回は島内がマウンドに上がり、2死後に安打とボークで2塁に走者を背負い、岡林の1塁内野安打にマクブルームの失策が絡んで、1点を失ってしまいました。

 打線は、初回の1死1,2塁では、マクブルームと西川が凡退してしまい、3回2死1,2塁もマクブルームが左飛に倒れて得点を奪えませんでした。4回から7回までは散発2安打に抑えられてしまいましたが、8回に無死2塁として、野間の適時3塁打で1点を返し、1死後にはマクブルームの適時打で同点に追いつきました。

 9回は栗林が登板して、安打と暴投に犠打で1死3塁のピンチを招くも、スリーバントスクイズを失敗させて併殺でピンチを切り抜けましたが、打線が得点できず、延長戦に突入しました。

 10回は松本がマウンドに上がり、2死後に2安打と四球で満塁としてしまいましたが、細川を中飛に打ち取ってピンチを脱すると、11回はターリーが安打と死球などで1死1,2塁とされるも、後続を連続三振に斬って 無失点で凌ぎました。

 11回裏に四球と犠打で1死2塁のサヨナラ機を作るも、上本と代打會澤が凡退してしまいました。

 12回は矢崎が無失点に抑えると、12回裏に安打と四球で2死1,2塁とし、西川が敬遠されて満塁となったところで、代打韮澤が押し出し四球を選び、サヨナラ勝ちを収めて、チームの連敗を止めました。

 9回以降はピンチの連続でしたが、何とか中継ぎ陣が踏ん張って無失点で繋ぎ、12回は矢崎が1安打無失点に抑える好リリーフで流れを引き寄せると、12回に無死1塁で野間が犠打を失敗するも、2死後に代打磯村が四球を選んで好機を拡大させ、最後は韮澤もよく球を見極めてサヨナラ勝ちに繋げました。

 このサヨナラ勝ちは、中継ぎ陣がピンチの連続でしたが踏ん張ったことはもちろん、12回を抑えた矢崎のテンポが良かったことが、攻撃にリズムを作ったことは間違いありません。矢崎が戻ってきたことは、中継ぎ陣にとって、とても心強いです。そして、この1勝は、再びチーム状態を上昇気流に乗せてくれそうな予感がしますね。

 昨日の試合で左ハムストリングに違和感を感じて降板した大瀬良が、病院で検査を受けて、左太もも裏の負傷が判明したため出場選手登録を抹消されました。全治は未定で今後は3軍でリハビリをするとのことです。しっかりと治して、万全の状態で戻ってきてほしいですね。

コメント

守備が乱れて5割に逆戻り

2023年04月26日 23時05分40秒 | 試合結果

中日 002 110 020 6
広島 002 000 100 3
勝利投手:涌井1勝3敗
敗戦投手:大瀬良2勝2敗
セーブ:マルティネス7S
本塁打:[広島]西川3号

 先発の大瀬良は、初回の1死1,2塁のピンチは、石川昂と福永を抑えて無失点で凌ぎましたが、3回は無死3塁とされ、1死後に細川の適時2塁打と福永の適時打で2点を失いました。

 打線は、坂倉とデビッドソンの打順を入れ替えると、3回に無死2塁として、2死後に菊池の適時打で1点を返し、さらに1,2塁として秋山の適時打で同点に追いつきました。

 しかし、大瀬良が4回に1死3塁のピンチを招き、2死後に坂倉の捕逸で勝ち越しを許してしまい、4回を投げて6安打1四球3失点でマウンドを降りました。

 5回はアドゥワが登板するも、2死1塁から福永に適時2塁打を浴びて1点を失ってしまいましたが、6回に登板したケムナは、2死満塁のピンチを招きながらも細川を三振に斬って無失点で凌ぐと、7回は矢崎が三者凡退に抑えました。

 打線は4回から6回は三者凡退に抑えらえていましたが、7回に西川が本塁打を放って1点差に追い上げるも、8回に登板した戸根が四球と自らの失策などで1死2,3塁のピンチを招いてしまい、岡林に2点適時2塁打を浴びてしまいました。

 9回は大道が三者凡退に抑えるも、打線が得点を奪えず、中日に競り負けてチームは連敗となり、貯金が無くなり5割に逆戻りしました。

 

 肝心な所で守備に乱れが生じるなど、自ら試合の流れを手放してしまいました。

 3回に大瀬良が2点を失った直後に打線が同点に追いつきながら、4回に坂倉の捕逸で勝ち越し点を献上してしまい、掴みかけた試合の流れを手放してしまいました。

 2点差で迎えた7回には西川の本塁打で1点差に追い上げ、反撃ムードが漂いましたが、ここでも直後の8回に戸根が四球で先頭打者を出塁させ、さらに戸根が悪送球して1,2塁とピンチを拡大させてしまい、痛恨の2失点に繋がり、反撃ムードが吹き飛び、試合が決してしまいました。

 4回と8回の失点は、ともに味方打線が反撃した直後であり、カープに傾きかけた試合の流れを、自ら手放す手痛い失点となりました。さらに新井監督によると、4回の捕逸の際にベースカバーに入った大瀬良が、左ハムストリングに違和感を感じたようで、大事を取って4回で降板させたとのことで、明日にも病院を受診して、診断結果を待って、今後について決めていくようです。診断結果によっては登録抹消の可能性があります。

 チームにとっては痛い1敗でだけでなく、にエースを欠くことになるかもしれないという、あまりにも痛い敗戦となりました。

 明日の先発九里には、この悪い流れを断ち切る快投を見せてほしいですね。

コメント

チャンス活かせずDeNAに競り負ける

2023年04月23日 23時01分24秒 | 試合結果

DeNA 020 000 011 4
広  島 001 000 200 3
勝利投手:伊勢1勝
敗戦投手:栗林3敗7S
セーブ:山﨑1敗6S

 先発の玉村は、2回1死から四球をきっかけに2死2,3塁のピンチを招き、京田に2点適時打を浴びて先制を許しましたが、3回の1死1,2塁は牧を三邪飛、桑原を一ゴロに打ち取って無失点で切り抜け、5回を投げて4安打、2四球、2失点でマウンドを降りました。

 6回はケムナが1安打無失点、7回は戸根が三者凡退に抑えました。

 打線は、3回2死から菊池が本塁打を放って1点を返すと、7回には先頭のマクブルームが本塁打を放って同点に追いつき、さらに安打と四球に暴投で無死2,3塁のチャンスを貰い、1死後、代打松山の遊ゴロの間に1点を挙げて勝ち越しに成功しました。

 しかし8回に登板したターリーが佐野に本塁打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。

 それでも8回裏に安打、振り逃げ、四球で1死満塁の勝ち越し機を作りましたが、西川は一ゴロ、途中出場の矢野は遊ゴロに倒れて得点を奪えず、9回に登板した栗林が1死後に安打と犠打に敬遠で2死1,2塁のピンチを迎えて、代打楠本に適時打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。

 9回裏は山﨑に三者凡退に抑えられて、連勝はならず、チームは2カード連即で負け越しとなりました。

 

 守護神の栗林が、開幕から1カ月たっていないのに早くも3敗目を喫してしまいました。栗林の球は本来の切れが無く、状態が良くないことは明らかですが、今日は味方打線が8回の勝ち越し機で得点できなかったこともあり、試合の流れがDeNAに傾きかけていたことも失点に繋がった要因だったと思います。

 しかし、栗林の状態が悪いことは間違いなく、今の状態では僅差の試合での登板には不安が残ります。代わりを務める投手が見当たらないことから、早く原因を見つけて、しっかりと修正して本来の投球を取り戻してほしいですね。

 一方の打線は、7回にマクブルームが今季1号となる同点弾を放ったところで試合の流れを掴んで一旦逆転し、直後に追いつかれながらも、8回に勝ち越しのチャンスを作って一気に畳みかけたいところでしたが、西川と矢野が凡退してしまい、流れを掴み損ねました。

 特に矢野の場面は、ベンチに田中が残っていたことを考えれば、代打策で勝負しても良かったと思います。矢野に経験を積ませる意味合いもあったかもしれませんが、この場面は勝敗を分ける重要な局面だっただけに、勝負してほしかったですね。

コメント

3投手の継投でDeNAに零封返し

2023年04月22日 23時23分45秒 | 試合結果

DeNA 000 000 000 0
広  島 000 300 00X 3
勝利投手:床田2勝
敗戦投手:大貫1敗
セーブ:栗林2敗7S
本塁打:[広島]西川2号

 先発の床田は、DeNA打線を5回まで散発3安打に抑えて2塁を踏ませず、6回は1死後に連打で1死1,2塁のピンチを招きましたが、宮崎を併殺打に打ち取り無失点で凌ぎ、7回まで投げて5安打、無四球、5奪三振、無失点に抑える好投でした。

 打線は、菊池が休養のためベンチスタートとなり、1番には田中、2塁には韮澤が入りました。

 3回に2死2塁とするも、田中が一ゴロに倒れてしまいましたが、4回1死1塁ではマクブルームの安打に敵失が絡んで1点を先制し、さらに続く西川が2点本塁打を放って、この回3点を奪いました。

 7回にも安打と四球で1死1,2塁の追加点機を作りましたが、韮澤が遊ゴロ併殺に倒れてしまいました。

 8回は松本が登板して、四球と連打で無死満塁の大ピンチを招きましたが、佐野を一ゴロ併殺、代打楠本を右飛に打ち取り無失点で切り抜けると、9回は栗林が1四球無失点に抑え、DeNA打線を零封しました。

 

 床田は、制球が安定しており、ストライク先行のテンポの良い投球でDeNA打線を翻弄し、唯一のピンチとなった6回1死1,2塁も好調の宮崎を狙い通りの三ゴロ併殺に打ち取ってピンチを脱して、7回を投げて無四球と素晴らしい投球内容でした。

 打線も床田の投球に刺激を受け、数少ないチャンスで得点を挙げて床田を援護しました。4回は無死1塁で秋山は一ゴロに倒れるも、全力疾走で併殺を免れると、続くマクブルームの中前打に失策が絡み、一走秋山が好判断で一気に生還して先制点を挙げました。この流れに乗って西川が2点本塁打を放ちました。

 マクブルームと西川の打撃はもちろんですが、秋山が併殺を免れ、さらに好判断で生還した走塁があったからこその3得点だったと思います。これこそが隙の無い走塁であり、カープが目指す攻撃でした。

 投手が無四球でテンポの良い投球をして無失点に抑え、打線は隙の無い走塁で得点を挙げるという理想的にな勝ち方でした。この良い流れが明日も勝って連勝したいですね。 

 

コメント

コルニエルが好投も打線が零封されて惜敗

2023年04月21日 22時57分11秒 | 試合結果

DeNA 000 000 010 1
広  島 000 000 000 0
勝利投手:今永1勝
敗戦投手:コルニエル1敗
セーブ:山﨑1敗5S

 チームは、磯村、矢崎、大道、今日の先発コルニエルの4選手が1軍登録され、代わって小園、黒原、河野、石原2軍降格となりました。

 先発のコルニエルは、初回2死1,2塁のピンチを迎えるも、桑原を中飛に打ち取って無失点で切り抜けると、3回も1死満塁で牧を遊飛、桑原を遊ゴロに抑えて無失点に抑えました。4回から7回までは1安打に封じて2塁さえ踏ませない素晴らしい投球でした。

 しかし、8回に連続四球と安打で無死満塁のピンチを招いて、牧を三振に斬って1死を取るも、続く代打楠本の一ゴロの間に1点を失ってしまい、ここでマウンドを降りました。

 なおも2死1,3塁のピンチで登板した矢崎は関根を左飛に打ち取って追加点を与えず、コルニエルは7回2/3を投げて4安打5四死球1失点でした。

 打線は、3回まで毎回走者を出しながら、後続が続かず好機を拡大できませんでした。5回は2死2塁と初めて得点圏に走者を進めるも、コルニエルは三振に倒れてしまいました。

 8回に安打と犠打で1死2塁として、代打松山を送るも三振に倒れ、続く菊池は三ゴロに打ち取られて今永から得点を奪えず、9回は山崎から無死1塁とするも、秋山とマクブルームは三振、西川は中飛に打ち取られて、零封負けを喫してしまいました。

 

 今季から先発に転向したコルニエルが素晴らしい投球を披露しました。最速156kmの直球は力強く、変化球の切れも良く、DeNA打線を7回まで散発3安打に封じました。

 8回もマウンドに上がるも、疲れが見え始めて制球が乱れてしまい、連続四球と安打で無死満塁のピンチを招き、牧は力を振り絞って三振に斬るも、続く代打楠本の当たりはマクブルームが好捕しましたが、三走が生還して決勝点を奪われてしまいました。

 コルニエルは、昨秋から先発に転向しており、まだあまり長いイニングを投げた経験も少ないことから、終盤に疲れが出てくることは仕方なく、この8回の失点はやむを得ないと思います。それどころか、無死満塁で最少失点で凌ぐことができたことは良かったと思います。

 コルニエルが先発ローテに入ることは確実であり、大瀬良も直ぐに昇格してくる予定であり、森下も5月には昇格すると思うので、先発投手陣はかなり強力になりそうですね。

 また、矢崎が昇格即登板しました。しかも8回の2死1,3塁というピンチの場面で、関根を左飛に打ち取って追加点を与えなかった投球は流石でした。矢崎が戻ってきたことで、8回を安心して任せられるようになるので、リリーフ陣も一層安定感が増してきます。

 先発、中継ぎとしっかりと駒が揃ってきたので、今年は安心して試合を観られそうですね。

コメント

中継ぎ陣が踏ん張って阪神に逆転勝ち

2023年04月20日 23時01分21秒 | 試合結果

広島 200 300 020 7
阪神 310 000 001 5
勝利投手:ケムナ1勝
敗戦投手:西純1勝2敗
セーブ:栗林勝2敗6S

 打線が初回に無死満塁として、マクブルームの適時打と西川の犠飛で2点を先制ましたが、先発のアンダーソンが直後2点の1回裏に無死1,3塁とされ、ノイジーの犠飛で1点を失い、さらに安打と四球で1死満塁として、井上の適時打と梅野の内野ゴロの間に2点を失って逆転を許しました。

 続く2回にも1死満塁のピンチを招いて、大山の適時打で1点を失い、2回を投げて8安打1四球4失点で降板となりました。

 3回はケムナが三者凡退に抑えると、打線が4回に無死満塁として、1死後に代打松山が3点適時2塁打を放って逆転に成功しました。

 7回に1死1,2塁の追加点機を作るも、マクブルームが三振、西川は遊ゴロに倒れてしまいましたが、8回に無死2塁として、適時失策で1点を加え、さらに安打などで1死1,3塁から内野ゴロの間に1点を挙げて、リードを3点に広げました。

 4回と5回は戸根が1安打無失点に抑えると、6回は島内が2死1,2塁のピンチを迎えるも、ノイジーを三振に斬って無失点で凌ぎました。

 7回は松本が1四球無失点に抑え、8回はターリーが三者凡退に抑えるも、9回に登板した栗林が安打と失策で無死3塁のピンチを迎えて、ノイジーに適時打を浴びて1点を失い、さらに安打で1,2塁のピンチでしたが、佐藤輝を左飛、代打原口を遊直併殺に抑えて、リードを守り切って、チームの連敗を2で止めました。

 

 味方打線が初回に2点を先制する幸先の良いスタートでしたが、先発のアンダーソンが大乱調で2回4失点で降板と暗雲が漂いました。それでも打線が奮起して直ぐに逆転し、終盤にも追加点を挙げて阪神に逆転勝ちしました。

 打線の奮起や4回1死満塁で代打の切り札松山を送って勝負を掛けた新井監督の采配も素晴らしかったですが、それ以上に中継ぎ陣の踏ん張りが逆転劇を呼び込みました。

 3回に登板したケムナは三者凡退に抑えて荒れていた試合を落ち着かせて直後の逆転に繋げると、4回と5回の2イニングをしっかりと無失点に抑えた戸根の投球も素晴らしかったと思います。

 3連覇した時と同様に、中継ぎ投手がしっかりと抑えると、試合の流れを引き寄て逆転に繋げられるということを改めて感じる試合でした。今年は逆転のカープが復活しそうな雰囲気を感じるので、終盤まで諦めない戦いが見られそうですね。

コメント

打線が好機であと1本出ず連敗

2023年04月19日 23時02分43秒 | 試合結果

広島 000 000 100 1
阪神 000 012 30X 6
勝利投手:大竹2勝
敗戦投手:遠藤1勝2敗

 打線は、3回に1死2塁の先制機を作るも、遠藤が三振、菊池が二飛に倒れてしまうと、4回にも1死2塁としながら、マクブルームは遊ゴロ、西川も一ゴロに打ち取られて得点を奪えませんでした。

 先発の遠藤は、4回まで阪神打線を無安打1四球に抑えて2塁さえ踏ませませんでしたが、5回に先頭の佐藤輝に不運な2塁打を打たれると、さらに安打で無死1,3塁とされて、坂本の犠飛で先制点を奪われました。

 続く6回は無死3塁のピンチを招いて、1死後ノイジーに適時2塁打を浴びて1点を失ったところで降板となりました。代わった島内は2死後佐藤輝に適時打を打たれ、遠藤は5回1/3を投げて4安打1四球3失点でした。

 打線は6回2死1塁で野間が牽制に誘い出されてアウトになってしまうも、7回に1死1,3塁として、2死後に上本が適時打を放って1点を返し、なおも2死2,3塁の一打同点のチャンスでしたが、會澤が三ゴロに倒れてしまいました。

 7回は黒原が登板するも、2四球に暴投などで1死2,3塁のピンチを招いて、近本に2点適時3塁打、続く中野にも適時打を浴びて3点を失って試合が決してしまいました。

 8回はアドゥワが三者凡退に抑えるも、打線が得点を奪えず、阪神に大敗を喫して連敗となりました。

 

 打線は、3回と4回に先制機を作りながら、後続が倒れてチャンスを逸すると、試合の流れを手放してしまい、阪神から向いた流れを遠藤が止めきれませんでした。

 それも3点差となった7回に上本の適時打で1点を返して、なおも2死2,3塁の同点機を作って粘りを見せましたが、會澤が三ゴロに倒れてしまい、直後に黒原がダメ押しの3点を失って万事休すとなりました。

 3回と4回はともに1死後に2塁打で作ったチャンスでしたが、どちらも特にベンチが動くことはありませんでした。また、7回の2死2,3塁も代打で勝負を掛けませんでした。

 ここまでの戦いを見ていると、ベンチが動いて積極的に仕掛ける場面があまり見られないように感じます。今日のように打線が上手く機能しない試合展開の時は、ベンチが動いて試合を動かしても良いと思います。

 阪神に連敗を喫してしまいましたので、何とか3タテは阻止してほしいですね。

 

コメント