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大瀬良が痛恨の3失点でCS逃す

2015年10月07日 20時59分22秒 | 試合結果
中日 000 000 030 3
広島 000 000 000 0
勝利投手:若松10勝4敗
敗戦投手:大瀬良3勝8敗2S

 中4日で先発した前田健は、本来の投球ではなく、初回にルナと平田の連打と捕逸で2死1,3塁のピンチを招きましたが、森野を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。
 2回は三者凡退に抑えるも、3回には先頭の投手大野への四球とバント安打で1死1,2塁とされましたが、ルナと平田を2者連続三振に斬って得点を与えませんでした。
 その後も走者を背負う苦しい投球が続き、4回は2安打で迎えた2死1,2塁では大野を三振抑え、6回も四球と敬遠で2死1,2塁として桂を右飛に打ち取りました。
 7回にはエルドレッドの好捕にも助けられ無失点に抑え、7回で125球を投げて6安打無失点に抑えてマウンドを降りました。

 打線は、初回に先発の山本昌に対して丸がニゴロに倒れると、2番手大野に対して2死から新井が安打を放つも、エルドレッドがニゴロに倒れて無得点に終わると、その後は沈黙してしまいました。
 2回から5回までは無安打1四球に抑えられて2塁さえ踏めませんでした。6回に先頭の石原が四球を選んで出塁すると、犠打で1死2塁として初めて得点圏に走者を進めましたが、丸と菊池が連続三振に倒れて前田健を援護できませんでした。
 7回からは3番手若松に代わるも、三者凡退に倒れてしまいました。
 
 8回からは大瀬良が登板しましたが、安打などで1死2塁とされると、エルナンデスに適時2塁打を浴びて先制点を奪われると、続く藤井にも適時3塁打を浴びて、追加点を奪われてマウンドを降りました。
 代わった中崎も2死後に投手の若松に適時打を浴びて、痛すぎる3点目を失ってしまいました。
 打線は8回も三者凡退に倒れ、9回は中崎が三者凡退に抑えましたが、その裏に1死から丸が四球を選ぶも、菊池と新井が内野ゴロに倒れて、中日の3投手の継投の前に1安打零封されて完敗を喫して、4位が確定し3年連続のCS進出を逃して、2015年のシーズンが終了しました。
 2年連続で最終戦を落として、順位を落とすという悔しい終わり方となってしまいました。

 前田健は、苦しい投球でしたが、ピンチではギアを上げて後続を断って無失点に抑える力投を見せましたが、打線が完全に沈黙してしまうという今季何度も見た光景であり、今季を象徴するような負け試合でした。

 
 中日の投手が大野と若松のエース級の継投だったこともあり、大量得点は厳しいと思いましたが、それ以上にカープ打線には、負けられないというプレッシャーがあったと思われます。
 打線が沈黙して、エースは毎回のように得点圏に走者を背負ったことで、序盤から中日が押し気味の試合展開となりました。
 この状況を変えるためにも、黒田という切り札を使ってほしかったです。8回から継投するのであれば、ここで打者1人に対してだけで良いので黒田を投入すれば、チームの雰囲気も変わったのでないかと思います。
 また、福井もブルペン待機していたので、6回の無死1塁の場面で前田健に代打を送って勝負する作戦もあったのではないかと思います。
 最終戦は絶対に負けられない試合であることを考えれば、総力戦で戦って負けたのであれば諦めも尽きますが、戦力を残したままで負けたので、最後までスッキリしない試合となってしまいました。


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1 コメント

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Unknown (てつ)
2015-10-08 18:40:42
あっけなく終わってしまいましたね…

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