カープな毎日

カープファンのひとりごと。

薮田が緊急先発も6回無失点の好投でM10

2016年08月31日 21時15分34秒 | 試合結果
DeNA 000 000 000 0
広島 200 001 00X 3
勝利投手:薮田2勝1敗
敗戦投手:三嶋1敗
セーブ:中崎2勝4敗28S
本塁打:[広島]鈴木22号

 先発予定だった福井が、右手の違和感のため、試合開始直前に登板を回避するアクシデントが発生し、代役として薮田が緊急登板しました。薮田は、初回に2死から四球と安打で1,2塁のピンチを招きましたが、宮崎を二ゴロに打ち取り無失点で切り抜けると、2回と3回は三者凡退に抑えました。

 打線は、初回に2死から連打で1,2塁とすると、鈴木の内野安打に敵失が絡んで先制点を挙げると、更にエルドレッドの適時内野安打で2点を挙げました。2回以降は毎回のように走者を出すものの、後続が続かず5回まで追加点を奪えませんでした。
 しかし、6回に鈴木が本塁打を放って待望の追加点を挙げて、リードを3点に広げました。

 薮田は、4回に四球と2塁打で2死2,3塁のピンチを招きましたが、エリアンを三振に斬って無失点で凌ぐと、5回と6回も無安打に抑えて6回を2安打4四球無失点に抑える好投でした。
 7回からは今村が登板して、1四球無失点に抑えると、8回はジャクソンが、9回は中崎がそれぞれ三者凡退に抑えて、DeNA打線を零封して連勝となりました。貯金は今季最多の29として、巨人も敗れたためマジックは10となりました。また、この勝利でシーズン75勝となり、1984年に記録した球団シーズン最多勝利の75勝に並びました。


 福井は、試合直前までベンチ前でキャッチボールを行っていましたが、右手に力が入らないということで、トレーナーとコーチがストップをかけて、登板回避となりました。病院で検査を受けたとのことで、結果は後日発表されるようですが、緒方監督によると1軍登録を抹消するとのことで、離脱は免れない状況ようです。
 ケガの状態は分かりませんが、長期離脱になる可能性が高く、チームにとって大きな戦力ダウンとなることは間違いなく、本人もとても悔しいと思いますが、ここで無理をして取り返しがつかないことになってはいけないので、ここは治療に専念してほしいですね。とりあえずは、軽傷であることを願うだけですね。

 この緊急事態に代役として登板した薮田が本当に素晴らしい投球をしてくれました。いきなり登板機会が巡ってきましたが、初回を無失点で切り抜けると、その後は力強い直球と切れの良い変化球でDeNA打線を翻弄しました。
 もちろんDeNAも予想外の交代で対応できなかったこともありましたが、それ以上に薮田の投球が素晴らしかったと思います。福井の離脱で先発の駒不足になるのは間違いないので、薮田が先発としてチームの危機を救ってくれそうですね。

 後半戦に入って、戸田、岡田、福井と先発投手の故障離脱が相次いでいます。シーズンも残り1か月となり、佳境に入ってきました。これ以上離脱者が出ないことを願っています。
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終盤に突き放してM12

2016年08月30日 23時58分22秒 | 試合結果
DeNA 000 101 000 2
広島 020 010 50X 8
勝利投手:ジョンソン13勝6敗
敗戦投手:井納6勝10敗
本塁打:[DeNA]筒香37号
     [広島]松山8号、安部6号


 2回に1死から鈴木が四球で出塁すると、松山が2点本塁打を放って、井納から先制点を挙げました。3回には1死から連続長短と四球で満塁の追加点機を作りましたが、新井が投ゴロ併殺に倒れてしまいました。
 
 ジョンソンは、2回に2死から連続内野安打で1,2塁のピンチを招きましたが、井納を二ゴロに打ち取って無失点で切り抜けましたが、4回に四球などで1死2塁とされ、梶谷に適時打を浴びて1点を返されました。

 直後の4回には1死から松山が2塁打で出塁しながら、後続が倒れて無得点に終わりましたが、5回に田中の2塁打などで1死3塁として丸が適時3塁打を放って、再び2点差に広げました。

 しかし、直後の6回に筒香に本塁打を浴びて再び1点差に追い上げられ、更に2塁打と安打で1死1,3塁のピンチを迎えましたが、戸柱を三邪飛、代打飛雄馬を左飛に打ち取って、追加点を与えませんでした。

 7回からは今村が登板すて三者凡退に抑えると、その裏にぺトリックを攻めて、田中と菊池の連打で無死1,3塁として、丸が適時打を放って1点を挙げると、悪送球により更に1点を加え、1死後に鈴木の適時打でもう1点を加えました。更に代わったブロードウェイから阿部が2点本塁打を放って、この回5点を挙げて試合を決めました。

 8回と9回は大瀬良が三者凡退で締めて、DeNAに快勝しました。貯金を今季最多タイの28として、マジックを12に減らしました。また、この勝利で今季の3位以上が確定したため、CS進出が確定しました。



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ヘーゲンズ突如乱れて逆転負け

2016年08月28日 22時29分14秒 | 試合結果
広島 000 001 013 5
中日 000 007 00X 7
勝利投手:大野7勝7敗
敗戦投手:ヘーゲンズ6勝3敗
本塁打:[広島]エルドレッド18号、丸17号
    [中日]堂上5号

 打線は、初回に2安打と四球で1死満塁の先制機を作りましたが、鈴木が三ゴロ併殺に倒れて無得点に終わると、2回の2死2塁ではヘーゲンズが三振に倒れ、4回には連打で無死1,2塁としながらも、エルドレッドと安部が倒れ、會澤が死球を選んで2死満塁となりましたが、ヘーゲンズが中飛に倒れてしまいました。
 5回にも2死から安打と四球で1,2塁としながら、鈴木が二飛に打ち取られて大野から得点を挙げられませんでしたが、6回にエルドレッドが本塁打を放って、ようやく先制点を挙げました。

 ヘーゲンズは、2回に安打と暴投で無死2塁のピンチを招きましたが、平田を右飛、高橋と堂上を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、3回と4回は三者凡退に抑え、5回は先頭の平田に四球を与えるも、1死後に堂上を二ゴロ併殺に打ち取って、5回まで1安打無失点に抑える好投でした。
 しかし、先制した直後の6回に2四球と安打で1死満塁とされ、森野に2点適時打を浴びて逆転されました。更に福田にも安打を浴びて、再び1死満塁とされ、平田の犠飛で1点ンを失い、次打者高橋に四球を与えたところでマウンドを降りました。
 2番手で登板した薮田は、堂上に満塁本塁打を浴びて、この回7失点で試合が決してしまいました。薮田は、7回も続投して三者凡退に抑えました。

 諦めない打線は、8回に3塁打と四球で1死1,3塁とすると、會澤の適時2塁打で1点を返して、大野をKOしました。なおも1死2,3塁の得点機でしたが、2番手岡田に代打松山と田中が抑えられて1点止まりでした。
 8回を九里が三者凡退に抑えると、9回には田島から四球を選んで無死1塁として、丸が2点本塁打を放つと、堂林と代打西川の安打で2死1,3塁として、暴投で1点を加えて2点差まで追い上げましたが、會澤が三振に倒れて中日に逆転負けを喫してしまいました。
 自力でマジックを減らせマンでしたが、巨人が敗れたためマジックは13となりました。


 ヘーゲンズが5回まで素晴らしい投球で、中日打線をほぼ完璧に抑えていましたが、6回に中日打線に捕まってしまいました。ファールで粘られて苦しくなり、甘くなったところを、痛打されてしまいました。
 5回までの好投を考えれば、突如の乱調と思いますが、今日の配線はヘーゲンスだけの責任ではないと思います。打線は、5回まで3回を除いて毎回得点圏に走者を進めながら、無得点とあと1本が出ませんでした。
 この拙攻が、徐々に試合の流れを失ったと思います。5回まではヘーゲンズが耐えていましたが、エルドレッドの先制本塁打で試合が動いたことで、ヘーゲンズに1点を守ろうとする意識が生まれて、制球を狂わせたのではないでしょうか。
 それでも、終盤の8回と9回で4点を返して、簡単には負けなかったことは、良かったと思います。この諦めない気持ちがあれば、崩れることはないと思います。
 また明後日からは、地元に帰っての戦いとなりますので、気持ちを切り替えて戦ってほしいですね。 
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延長10回7得点で快勝M14

2016年08月27日 22時54分41秒 | 試合結果
広島 011 001 100 7
中日 000 012 100 0
勝利投手:大瀬良3勝
敗戦投手:祖父江3敗
本塁打:[広島]鈴木20号,21号、新井16号

 2回に1死から鈴木が2塁打を放って出塁し、続くエルドレッドが適時打を放って幸先良く先制すると、3回には四球と2塁打で無死2,3塁として、1死後に丸の犠飛で1点を追加しました。

 黒田は、球の切れ、制球とも抜群で、4回までパーフェクトに抑える好投でしたが、5回に先頭の福田に2塁打を打たれると、1死後堂上に適時打を浴びて1点を返されましたが、その後の1死2塁は後続を断って最少失点で切り抜けました。

 1点を返された直後の6回には、鈴木が本塁打を放って再びリードを2点に広げましたが、その裏に代打藤井の2塁打などで1死3塁とされ、エルナンデスと高橋に連続適時2塁打を浴びて2点を失って同点に追いつかれてしまいました。更に1死2塁のピンチでしたが、ここは福田と平田を内野ゴロに打ち取って勝ち越しは許さず、黒田は6回5安打3失点でマウンドを降りました。

 追いつかれた直後の7回に、2番手セプティモから1死後に連打で1,2塁のチャンスを作ると、3番手又吉代わり、2死後敵失により1点を勝ち越しました。
 ところが、7回に登板した今村が、2塁打と四球で1死1,2塁のピンチを招き、藤井に適時2塁打を浴びて同点に追いつかれ、更に1死2,3塁のピンチでしたが、大島の中飛でタッチアップした3走を丸が好返球で刺して勝ち越しは許しませんでした。
 
 8回と9回は得点圏に走者を進めながらもあと1本が出ず得点を挙げられませんでしたが、8回を一岡、9回を大瀬良が三者凡退に抑えて延長戦に突入しました。

 10回に2死無走者から、石原が内野安打で出塁すると、四球と安打で満塁の勝ち越し機を作り、菊池が適時打を放って1点を勝ち越し、続く丸が押し出し四球で1点、そして新井が満塁本塁打を放って、試合を決めました。更に続く鈴木も本塁打を放って、この回7得点を挙げました。
 その裏を薮田が三者凡退に抑えて、中日に快勝して4連勝で貯金を今季最多の28としました。また、ナイトゲームで巨人が敗れたため、マジックは14となりました。


 中盤までは黒田の快投で、打線も着実に加点していたので、安心していましたが、中盤以降中日打線が粘りを見せて、同点に追いつかれてしまい、試合の行方が分からなくなりました。しかし、7回に今村が同点に追いつかれた後の1死2,3塁のピンチで、昨日の試合と同様に攻守により中日に勝ち越しを許さず、その後に登板した一岡と大瀬良が三者凡退に抑えて、流れをカープに引き戻しました。
 そして10回に2死無走者から、内野安打をきっかけに2四球を挟む7者連続出塁で一気に7点を挙げました。この粘りは素晴らしいですし、選手達の1勝への執念が呼び込んだことは間違いありませんが、7回の好守で中日に傾きかけた流れを止めて、一岡と大瀬良がしっかりと抑えたところも見逃せないと思います。
 今のチーム状態は最高ですね、このまま自分たちの野球を最後まで続けていって、優勝を決めてほしいですね。

 それにしても、昨日、今日とナゴヤドームの左翼側が、こんなに赤く染まったのは見たことがありません。ファンの盛り上がりの凄さを感じましたね。

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2試合連続9回に勝ち越してM16

2016年08月26日 23時59分25秒 | 試合結果
広島 000 001 011 3
中日 010 001 000 2
勝利投手:ジャクソン5勝4敗
敗戦投手:田島3勝2敗12S
セーブ:中崎2勝4敗27S
本塁打:[広島]丸16号
[中日]近藤2号

 今日は、今季2度目のナゴヤドームでした。中日の先発は、昨季2勝4敗の八木ということで、少し嫌な予感がしましたが、今季の打線であれば攻略できると信じていました。しかし、悪い予感は的中して、5回まで2安打に抑えられて得点を奪えませんでした。

 野村は、初回から満塁ピンチを招くも無失点で切り抜けましたが、2回に伏兵近藤に本塁打を浴びて先制点を奪われてしまいました。その後も3回を除いて毎回走者を背負う苦しい投球でしたが最少失点で抑えていました。
 
 6回に2死から丸が本塁打を放って同点に追いつくも、6回に四球と自らの野選により無死1,2塁のピンチを招いてしまい、藤井と大島を抑えて2死1,3塁となったところで、荒木にまさかのセーフティースクイズを決められて、勝ち越しを許してしまいました。更にこの時の打球処理で、足を痛めて降板となり、後続は一岡が抑えて1失点で凌ぎました。

 7回は今村が無失点に抑えると、8回に3番手岡田を攻めて、敵失をきっかけに2死1,3塁として、鈴木が適時内野安打を放って同点に追いつきました。
 ところが、8回にジャクソンが、先頭に四球を与えると、次打者大島に右中間へ2塁打を浴びて勝ち越されたかと思いましたが、丸-菊池の素晴らしい中継プレーで1走を本塁で刺して失点を防ぎました。
 更に荒木の安打と盗塁で1死2,3塁の大ピンチを迎えましたが、高橋を遊ゴロ、福田を二ゴロに抑えて無失点で凌ぐと、9回に安打と四死球で1死満塁とすると、菊池が適時打を放ってついに勝ち越しに成功しました。
 9回を中崎が三者凡退に抑えて3連勝となり、マジックは16となりました。

 今季も八木を攻略できませんでしたが、終盤にリリーフ陣を捉えて逆転に成功しました。打線の名張は凄かったですが、それ以上に8回の守備が流れをカープに引き寄せたと思います。大島の当たりが右中間に落ちた時点で1点を覚悟しましたが、その後の丸の打球処理が早く、菊池へ好返球すると、菊池も會澤に素早い送球で本塁で刺しました。
 このビッグプレーが9回の勝ち越しに繋がったのは間違いないと思います。守備から流れを引き寄せられる今のカープは凄いですね。
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9回に劇的な逆転勝利でM18

2016年08月25日 22時24分14秒 | 試合結果
広島 000 001 113 6
巨人 004 000 000 4
勝利投手:一岡1勝1敗
敗戦投手:澤村4勝3敗33S
セーブ:中崎2勝4敗26S
本塁打:[広島]鈴木19号
    [巨人]村田17号

 九里は、2回に安打と四球で1死1,2塁とされるも、クルーズと小林誠を凡打に打ち取って無失点で凌ぎましたが、3回に2死から四球で走者を出すと坂本に適時2塁打を浴びて先制点を奪われ、更に阿部にも四球を与えて1,3塁としてしまい、村田に痛恨の3点本塁打を浴びて4点を失ってしまいました。
 続く4回にも安打と盗塁で1死2塁のピンチを迎えましたが、田口と長野を抑えて追加点を与えず、4回4安打4失点で降板となりました。

 打線は、2回に2安打で1死1,2塁の先制機を作りましたが、會澤が併殺に倒れて無得点に終わりました。5回にも2死から安打と四球で1,2塁の得点機を作りながら、菊池が二ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。

 5回からは大瀬良がマウンドに上がり、2番からの好打順を1安打無失点に抑えると、直後の6回に安打と暴投で2死2塁のチャンスを貰うと、鈴木が適時打を放って、ようやく1点を返しました。
 大瀬良は6回も続投して、1死から2塁打を浴びてピンチを背負うも、小林誠と田口を抑えて無失点で切り抜けると、直後の7回には2死から田中が2塁打を放って田口をマウンドから引きずり下ろし、菊池が代わったマシソンから適時打を放って1点を返しました。
 
 7回は薮田が登板して、安打と犠打で1死2塁とされましたが、坂本を一邪飛、阿部を三振に斬って無失点で凌ぐと、その直後の8回に2死から鈴木が本塁打を放って1点差に追い上げました。
 8回は一岡がマウンドに上がり、1死からギャレットに2塁打を浴びましたが、代打脇谷を三振、小林誠を二ゴロに打ち取って巨人に得点を与えませんでした。

 9回に澤村から代打松山の安打と犠打で1死2塁として、田中の二ゴロで2死3塁となり、菊池が適時内野安打を放って、ついに同点に追いつきました。続く丸は適時打3塁打を放ち勝ち越しに成功すると、新井にも適時打が生まれて、この回3得点で逆転に成功しました。
 最後は、中崎が三者凡退に抑えて、巨人に劇的な逆転勝ちを収めて、貯金を今季最多の26とし、巨人とのゲーム差を9に広げ、マジックを18に減らしました。


 5回までは、4回を除いて毎回安打を放ちながらも、あと1本が出ず、田口から得点を奪えず、3回の4失点が重くのしかかり、勝機が全く見当たりませんでした。しかし、2番手以降の大瀬良、薮田、一岡がピンチを招きながらも、巨人に追加点を与えず必死に耐えたことで、徐々に流れが変わり始めたことが、6回以降の毎回得点につながったと思います。
 そして、9回の劇的な逆転劇は、6回以降の着実な得点で、徐々に流れを引き寄せてたことが呼び込んだと思いますが、特に勝負の分かれ目になったのは、7回の巨人の継投だったと思います。2死から田中が2塁打を放ったところで、巨人はマシソンに交代しました。次打者の菊池は田口に合っていなかったように感じたので、マシソンに代わってくれたことで、適時打に繋がったのではないでしょうか。またこの継投により、マシソンがイニング跨ぎとなり、8回の鈴木の本塁打にも繋がったように思います。
 
 この1勝はとても大きな1勝であり、優勝に向けてムードは最高潮に達したと思います。この流れで確実にマジックを減らしていきたいですね。
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福井の気迫が逆転を呼びM20点灯

2016年08月24日 22時50分04秒 | 試合結果
広島 000 014 020 7
巨人 000 200 010 3
勝利投手:福井4勝4敗
敗戦投手:菅野7勝6敗
本塁打:[広島]安部5号、菊池12号、丸15号
    [巨人]阿部10号


 打線は、菅野に翻弄されて4回まで2安打に封じられて8三振で2塁さえ踏めず、攻略の糸口を掴むことができませんでした。
 福井も3回まで1安打に抑えて2塁さえ踏ませず、菅野に引けを取らない素晴らしい投球でした。しかし、4回に橋本到の安打と盗塁などで1死3塁とされると、阿部に2点本塁打を浴びて先制を許してしまいました。
 
 直後の5回に安部が本塁打を放って1点を返して、試合の流れを引き戻しました。その裏には、2死から菅野の打球が福井の右膝を直撃して、ここで降板かと思われましたが、治療後に再びマウンドに上がり、続く長野を二飛に打ち取りました。
 すると6回の攻撃で、先頭の福井が2塁打を放って打線に火をつけると、田中が適時2塁打を放って同点に追いつきました。更に犠打で1死3塁として丸の適時2塁打、松山の適時打、鈴木の適時2塁打で3点を挙げて勝ち越しに成功しました。
 
 福井は6回も続投して無失点に抑えて、6回を5安打2失点でマウンドを降りました。
 7回からは今村が登板して、失策により走者を背負うも無失点に抑えると、8回に2番手戸根から菊池と丸が連続本塁打を放って、リードを5点に広げて試合を決めました。

 8回はジャクソンンが登板するも、連続短長打で無死2,3塁のピンチを迎えて、坂本と阿部は凡打に打ち取るも、暴投で1点を失ってしまいました。
 中崎が9回を1安打無失点に抑えて、巨人に快勝し、ゲーム差を8に広げて、貯金を今季最多タイの25に戻しました。そしてついに優勝へのマジック20が点灯しました。

 
 今日は、菅野の状態が素晴らしく、阿部に2点本塁打を浴びた時には負けるかもと思いましたが、福井の気迫が逆転勝利に導きました。
 5回に菅野の打球が右膝に当たった時は、倒れ込んで起き上がれず、両肩を抱えられてベンチに戻ったので、続投は不可能だと思いました。しかし治療後に再びマウンドに戻り、後続を抑えました。この福井の姿に、今日の試合に賭ける意気込みがヒシヒシと伝わってきました。それは野手陣も同じだったと思います。
 更に食後の攻撃で、先頭の福井が2塁打を放ってチャンスメイクしたことで、福井の闘争心が野手陣に火が付いて、その後の田中、丸、松山、鈴木の適時打を呼び込んで、この回5長短打で4得点を挙げて試合をひっくり返しました。
 
 福井のマウンドと打席での気迫が、劣勢だった試合の流れを変えて、大きな1勝を挙げたと思います。巨人のエースを打ち崩しての逆転勝利により、チームに勢いが付くことは間違いないと思います。この勢いでマジックを早く減らしていきたいですね。

  
 

 

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明日から東京ドームで決戦

2016年08月22日 22時01分39秒 | 日記
 明日から、いよいよ東京ドームで巨人との直接対決3連戦が始まります。現在8ゲーム差をつけており、この3連戦で1勝または1引き分けで、ついにマジックが点灯するという状況になっており、実質的にはこの3連戦が最終決戦になりそうです。
 さすがに巨人も絶対負けられない3連戦ということで、ローテを変更してマイコラス、菅野、田口の3本柱をぶつけてきます。対してカープは、通常のローテどおりジョンソン、福井、九里で間違いないでしょう。
 
 緒方監督も、ローテを変更しないことから、特別に巨人を意識しておらず、平常心で試合に臨む考えだと思います。カープとしては、最低限3連敗だけはしなければOKであることから、変に意識し過ぎない方が良いと思います。
 今まで通り目の前の1戦1戦をしっかりと戦っていけば、3連敗することはないとはずなので、待望のマジック点灯は間違いないはずです。

 そんな重大局面ですが、明日は仕事の都合上、試合を見ることができず、ブログの更新もできないと思います。次回更新では、マジックが点灯していることを願っています。
   
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ヘーゲンズ7回1安打無失点で先発初勝利

2016年08月21日 22時06分10秒 | 試合結果
ヤクルト 000 000 000 0
広島 010 000 20X 3
勝利投手:ヘーゲンズ6勝2敗
敗戦投手:山中5勝9敗
セーブ:中崎2勝4敗25S
本塁打:[広島]田中13号


 初回は田中が死球で出塁するも、盗塁失敗により3人で攻撃を終えましたが、2回に1死から松山が安打で出塁すると、敵失と暴投で2,3塁のチャンスを貰い、安部が犠飛を放って1点を先制しました。
 3回にも2死から四球と安打で1,3塁の追加点機を作りましたが、松山が中飛に倒れて無得点に終わりました。

 ヘーゲンズは、3回までパーフェクトに抑えると、4回に2死から坂口に四球を与えて初めて走者を出しましたが、バレンティンを三ゴロに打ち取って得点を与えませんでした。
 5回は先頭今浪に四球を与えるも鵜久森を併殺に打ち取ってピンチの芽を摘み取り、無安打投球を続けました。
 6回に西田に二塁内野安打を打たれて初安打を許すと、犠打と四球で1死1,2塁とされ、初めてピンチを迎えましたが、上田を遊ゴロ併殺に打ち取って無失点で切り抜け、この回限りでマウンドを降り、6回を1安打4四球無失点に抑える素晴らしい投球でした。 
  
 7回からは今村が登板して、坂口、バレンティン、今浪の主軸を三者凡退に抑えると、その裏に安打と犠打で1死2塁として、2死後に田中が2点本塁打を放って、ようやく山中から追加点を奪いました。
 8回はジャクソンが2奪三振で三者凡退に抑え、9回も中崎が三者凡退に抑えて、ヤクルト打線を1安打零封して、2試合連続零封勝ちしました。チームは同一カード3連勝を飾り、6連勝として貯金を今季最多の25とし、巨人とのゲーム差を8に広げました。


 ヘーゲンズが、先発に回って2試合目でしたが、前回以上の素晴らしい投球でした。持ち味の打たせて取る投球が冴えわたり、ヤクルト打線に凡打の山を築かせて、全く寄せ付けず、5回まで無安打投球を続けました。
 6回に初安打を打たれて、初めて得点圏に走者を背負いましたが、落ち着いて上田を遊ゴロ併殺に打ち取り、唯一にピンチも無失点で脱しました。
 前回が5回1失点でマウンドを降りていたので、今日も5回までかと思われましたが、あまりの好投に6回まで続投したのかもしれないですね。先発での2試合を見る限りリリーフも良いですが、先発で起用した方がヘーゲンズの持ち味を存分に発揮できるように感じました。
 黒田の後は、ローテの谷間かと思いましたが、これなら谷間どころからローテの主軸と遜色なく、安心して見ていられますね。

 また、ヘーゲンズの後を継いだ今村が7回の主軸3人を三者凡退に抑えたところも良かったと思います。ヘーゲンズが先発に回って、7回を投げる投手が大きなポイントになると思っていましたが、代役の今村がしっかりと抑えていることから、その不安も解消され、これからもヘーゲンズを先発として起用できるので、チームにとってとても大きな意味があります。
 残り30試合を切ってシーズンも佳境に入ってきましたが、この投手陣であれば心配はいらないですね。
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黒田7回無失点&決勝打で5連勝

2016年08月20日 22時43分36秒 | 試合結果
ヤクルト 000 000 000 0
広島 000 100 01X 2
勝利投手:黒田8勝7敗
敗戦投手:石川5勝7敗
セーブ:中崎2勝4敗24S

 黒田は、初回に2安打を打たれるも、石原が西浦の盗塁を刺して、ピンチを未然に防いで無失点に抑えると、2回以降は制球が良くなり、ヤクルト打線に凡打の山を築かせました。
 2回から4回までは一人の走者も許さず、5回には四球で走者を背負うも、鵜久森を二ゴロ併殺に打ち取ってピンチの芽を摘み取りました。
 6回と7回も三者凡退に抑えてマウンドを降り、7回を2安打無失点で2塁さえ踏ませない好投でした。
 
 打線は、初回に安打と暴投で無死3塁の先制機を貰いながら、菊池、丸、新井が倒れて無得点に終わると、3回には無死1塁で田中が盗塁死した後の2死から連打で1,2塁としながら、エルドレッドが遊ゴロに倒れて、3回まで6安打を放ちながら得点を挙げられませんでした。
 しかし、4回に四球に盗塁と安打で1死1,3塁として、黒田がスクイズを決めて、ようやく先制点を奪いました。

 これで勢い付くかと思われましたが、その後も拙攻の繰り返しで、6回2死1,2塁では田中が中飛、7回は1死2塁として石川をKOしましたが、新井が松岡に左飛に打ち取られて、タッチアップした2走丸が3塁でアウトになってしまいました。
 
 8回からはジャクソンが登板して2死から1四球で走者を出すも、西田を三振に斬って無失点に抑えると、その裏に2四球と安打で1死満塁とすると、岩崎の暴投で1点を貰いました。
 9回は中崎が三者凡退で締めて、ヤクルトに連勝して、チームは5連勝となり、貯金は今季最多の24とし、巨人とのゲーム差7をキープしました。


 今日は打線が毎回の12安打を放ちながら、得点機で尽く適時打どころか犠飛さえ出ずに、拙攻を繰り返しました。このパターンは試合の流れを失って負ける展開でしたが、黒田が素晴らしい投球で流れを渡さないどころか、ヤクルトに付け入る隙を全く与えませんでした。
 初回は状態が悪かったようですが、2回以降は修正して制球、球の切れ、テンポと全てにおいて完璧な投球で、ヤクルト打線を翻弄しました。
 更に得点を挙げられない野手陣に喝を入れるかのように、4回1死1,3塁でスクイズを決め、6回2死1塁でも安打を放って好機を拡大させました。
 黒田の投打にわたる活躍により、カード勝ち越しを決めて5連勝としました。打線の拙攻は少し気になりますが、チームの雰囲気は良くなってきていると思います。この流れで明日も勝って、来週の巨人との首位攻防戦に臨みたいですね。


 

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