青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

アジアの中心でメガネを置いた初芝

2005年10月10日 13時13分19秒 | 日常
POは連勝でロッテが第1ステージを突破。

ともにロースコアのなかなか濃厚な試合で、2試合が4試合観戦したくらいの疲労度を感じました。

<初戦ダイジェスト>
パナウェーブ研究所かと突っ込みを入れたくなる白化したスタンド
栗山初球HRにスタンド「あ、あれ?」
佐藤、貝塚連打でヤバス
和田、真面目さゆえの弱気で流れを変える
中島握り直しで内野安打、松坂露骨に不快感を表明
風で何度も飛んだ帽子を拾いに行く松坂に声をかけられない猫内野陣
風速11mの逆風が阻んだ堀の幻のグランドスラム
「何故三井!」前の猫ファソ兄ちゃんと心の通い合うびが氏
三井、案の定(笑)、正津、ネ申
西岡の巧守連発、中島(´・ω・`)
9回表を前に「諦めるのはまだ早い!」の声が鴎サイドから
劇場開幕、想定内を装う鴎ファソも心はガクブル
最後は自作自演の幕

<2戦目ダイジェスト>
小坂いきなりの3ベースと和田の強烈な三遊間を逆シングル西岡呆然
小林宏之低め中心に寄せ付けない投球
てか、猫打てなさ杉じゃね?若手連中の無策な早打ち目立つ
同点チャンスに和田の内野安打性のゴロがファールライン割る。ツキもなし
ゲッツーを取り切れないニ遊間から連打で2点追加。猫…
おかわりアダ花の一発
何故か三人締め(劇場ナシ)

まず、色んな意味で西武野球が崩壊しているのが分かった。
打力優先で「ガンガン行こうぜ」しかないから、進塁打がないし早打ちで淡白。個々人の一発に頼ってチームとして方向性を持った戦いが出来ていない。守備ではニ遊間の併殺完成力が弱すぎて、それがきっちり失点に繋がった。
株抜きの打線が怖さがなかった事もあるが、決してそれだけじゃない部分での問題はだいぶ根深いような。

ちなみにグラウンドに挨拶に出てきた猫ナイン、特に今回全く出番のなかった豊田の顔に、何となく一抹の寂しさとともにいかにも「FAするんじゃねーの」的な微妙な表情が感じられたのだが…

で、今までそんな野球を平然とやってきた鴎が、逆に今江・西岡・小坂を中心にきちんと堅守を貫いてロースコアの戦いをモノにした。松坂と西口と言うリーグを代表するエース級右腕を相手に、粘って球数稼いで少しのスキから崩して行った。こんな野球が出来るのかと言う思いが強い。
長年の低迷期のファン代表として(威張るな)まだ今年の強さを量りかねているのだが、ことこの2戦に関しては少なくとも今の猫よりはかなり強いと断言出来る。
まあそれだから18.5ゲーム差も開いたんだろうけど。

で、まだコレで終わりじゃなくて第2ステージがあるのだが、もうなんか満たされた気分なので特段何も考えていない。2戦で先発2人、薮田、藤田、小林雅しか使わなかったから、投手はある程度問題なくコマが残っている。
打線は2戦で2点、3点しか取れていないが、マリン+松坂西口なら良く取った方だと思う。福岡では割と打ってるしな。

どのみち今年2位だったチームだから、2位をまず固めた事を喜びたい。
その先は、制度に則って勝てるなら勝って日シリに出て、出来れば日本一になっては貰いたいけど。

つーか初芝の選手寿命をアジアシリーズまで持ってこうやと(笑)。
9回2死、ベンチで満面の笑みを浮かべていた初芝を見て、改めてそう思いました。
コメント
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