青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

季節をまたぐ季節

2007年04月01日 21時03分12秒 | 日常
(写真:只見線会津塩沢駅から会津若松方面を望む)

また行っちゃったよ。好きなんだよなあ。奥会津。
週末は目まぐるしく、土曜日は雪、日曜日は桜。
面倒なので画像&ダイジェストで激動の週末を振り返ります(笑)。
まずは土曜日編。

金曜日、週末なのでどっかへ出掛ける事にして、とりあえず前日飲みだった山小屋氏を強引に奥会津まで連行wさいたま市民となったヤツの家までドテカマして、加須ICから東北道へ。

●伊南川(いながわ)
尾瀬を水源とし、奥会津を流れて只見川に注ぐ。雪融けの時期なので水量は多いが、周囲の山も畑にも非常に雪が少なかったなあ。暖冬だったんだね。
●只見ダム(ただみだむ)
只見川を堰き止めたロックフィル式のダム湖。私の好きな奥会津の風景が、この湖水に映る只見の山々。奥のダムサイトは田子倉ダムの堰堤。位置エネルギー万歳。
●R252田子倉口(るーと252たごくらぐち)
11月から5月まで全面通行止めの「六十里越」の福島県側入口。普段なら2m以上の積雪に閉ざされていておかしくない季節なのだが、今年はもう除雪されて路面の工事が入っている模様。今年は開通早そうだな。いいのか悪いのか。
●只見線(ただみせん)
ご存知直通3本/日の東日本No.1ローカル線。奥会津の仙境を頼りなげに力強く結ぶ。写真は会津塩沢駅から会津若松方面を望む風景。ニッポンの原風景がここにある。
●大塩温泉共同浴場(おおしおおんせんきょうどうよくじょう)
只見川沿いには、このような集落ごとの集会場のような温泉がたくさんあり、どれも200円程度の寸志で使える。車を隣の民宿の敷地に置いたら民宿のババアが出て来て怒られるwそりゃあ悪いのは自分だが、こんなド田舎でマターリ汁w。お湯は鉄分を多く含んだ甘塩っぱい湯で、ぬるめ。寝不足の体にちょうど良く、ウトウトとしてしまいました。

特にアテもなく会津川口まで流して、駅前の「おふくろ」と言う食堂で昼食。ラーメンカツ丼セット。ラーメンは喜多方風のさっぱりスープに平打ち麺でなかなか美味い。ミニ丼のカツも注文してからの揚げたてでカリッとしてるのは評価。会津川口駅前右に歩いて2分です(笑)。

●乗り鉄(のりてつ)
時間を調べたところ、只見線は会津川口で上下交換のダイヤ。只見側から上り→途中駅で下車→下りを捕まえて只見へ戻ると言うプランでプチ乗り鉄。
●18シーズン(ことしはごまいではっせんえん)
たぶんそうじゃねえかなあと思ったが、予想通り混雑していたw
私らは320円区間の切符を購入し、正規の客として只見駅の収入に貢献。
●会津越川駅(あいづこすがわえき)
こんなトコで降りると車掌も思ってなかったらしく、切符の回収もスルー(笑)。むろん周囲に何もなしwホームから裏の山に社が見えるが、雪に閉ざされて行く事は出来ない。
全景。曲がった踏み切りの標識が余計に哀愁を誘う。寒いので駅の待合室で下り列車を待つのみ。ベンチには座布団が引いてあって暖かかったのは幸い。
●下り列車(くだりれっしゃ)
午後4時に近付いて、冷え込んで来た。車窓に「会津のマッターホルン」と言われる蒲生岳のとんがった山容を見ながら只見へ戻る。
●只見到着(ただみとうちゃく)
お疲れ様でした。雨が激しくなって来たね。

只見町の「むら湯」と言う共同浴場で冷え切った体を温め仮眠。ちなみに浴場の会津オヤジの井戸端会議は内容が全く聞き取れなかったw
「むら湯」を出たのは5時半。叩き付けるような雷雨の中、南郷→駒止峠→田島→山王峠→中三依→尾頭峠→塩原→矢板と言うお決まりのコースで帰路へ。高速乗っても良かったんだけど、何となく東北道を使わないで新4号国道へ。結局東京まで下道で帰ってきてしまったw新4号、宇都宮から利根川まで完全2車線なんだもんなあ。これは使える。南越谷で山小屋氏と別れる。突然のお誘いスンマセンでした。

●そうだ、夜桜、見よう
越谷から日光街道に戻るが、結局首都高にも乗らず、神田から靖国通りへ。
目指したのは千鳥ヶ淵。
深夜12時にカメラと三脚を持って徘徊するのは、場所が場所だけに警官の目がイヤなのだが(笑)、まあ、この時期くらいはね。夜桜、夜桜。

夜になって花散らしの雨と風は強まり、写真を撮るには生憎のコンディション。それでも、千鳥ヶ淵の桜は見事なもんだ。

(その1・北の丸方面を望む)
(その2・千鳥ヶ淵の遊歩道)
(その3・内堀通り)

この雨と風では、来週までは持たないだろうなあ。
あ、金造もねw
コメント
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