青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

このムネのときめきを

2010年03月21日 08時35分12秒 | 日常

(画像:宮崎県庁)

結婚式に出るメンツと宮崎空港で合流し、式は夕方からなんでどうしよっか、と言う事でとりあえずタクシーの運ちゃんにドテカマシてもらったのが宮崎県庁(笑)。ベッタベタな展開だが、いわゆるフツーの人達と行動するとこういう展開になる。とは言え、自分だけだったら絶対行かないだろうからそれはそれで宮崎訪問の記念と言えるでしょうか。石造りのしっかりした思った以上に歴史を思わせる立派な建物なんで、そのまんま東云々を抜かしても観光スポットとして成立する場所ですねえ。

県庁は土休日だったんで中には入れてもらえなかったが、入口のガードマンに「どっかなんか宮崎名物が簡単に食える場所ないんかコラ」と聞いたらあっさりと地図を渡されて辿り着いたのが宮崎名物「チキン南蛮」の発祥の店「ファミリーレストランおぐら」。宮崎県庁に観光した人間は自動的にここへ流される仕組みになっているのか、店内は県外人と思しき人間が多かったw

これが宮崎の元祖「チキン南蛮」ランチ980円也。最近は関東に限らず全国的にチキン南蛮ってのはポピュラーな食いものになりつつあります。実はここで食う三日前くらいにサークルKのチキン南蛮弁当を食っているのだが(笑)。鶏肉に塩コショウして、溶き卵をくぐらせて揚げたものを甘酢に浸し、タルタルソースをたっぷり…なのだが、タルタルソースのたっぷり度がさすが元祖と言った感じでしょうか。
使っている肉は鶏のムネ肉。自分は鶏肉で言うと圧倒的にモモ肉が美味しいと思うのですがね。ムネ肉はパサパサするっしょ。女子はモモよりムネ派ですけどね。とフェチ的趣味はともかく、ムネ肉を使っているのだが揚げている事と甘酢に浸している事、それと何よりたっぷり過ぎるタルタルソースがややもするとパサパサのムネ肉に潤いを与える効果がありまして非常にバランスが良い。マックのフィレオフィッシュだったら10個分くらい作れる量のタルタルソースが、付け合わせのキャベツ千切り+甘酢南蛮のまとめ役となっており、口の中で混じり合ってなるほどなあと思わせる味なのであります。

コメント
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