文人画とか禅画とか漢画とか
何がどうなのか
わからなかったが
文人画って江戸時代以降なの
雪舟のはじゃあ漢画ということになるのかなあ
文人画は
本来為政者が
民を幸せに導くために
豊かな感性と
深い洞察力を身につけなければならない
そういうために
音楽詩歌すべてを学んだ一つだって
そういうことらしい
儒教的な
思想が背景に背骨としてあるもの
それが
様式として
日本では広がった
実際
日本の文人画家にも
身分の高い 支配階級の人も多いけれど
為政者としての必須の自分磨き というのではなくなって
野のものも詩を書き文字を描き絵を描いた
そういう風になっていったのが日本の文人画
為政者は心豊かに感性を磨き洞察力を高める!?
実際は権力争いにまみれてはいたけれど
それでも 政治は理想を追って行うものという前提は
儒教精神なのか
あ そうか
私も 形式 様式的にものをとらえちゃうなあ
上の絵は「東雲篩雪図」浦上玉堂
どうも 儒教的な思想なんて 読み取れません
わかんないし
でもなんかみんな似た絵と思ってたが
だんだん違いが分かってきた
玉堂の絵に惚れたことはなかったが この絵は好き
みんな中国の絵を学んできた
三遠法というのがあるそうで
見上げて遠近感を出す
見遥かせて遠近感を出す
俯瞰で遠近感を出す
これは間違いで 以下のようにとらえることだそうです
平遠とは、平原の広がりを、角度の小さい俯瞰視によって、
画面に穴の開くような奥行きとして表現すること、
高遠とは、聳え立つ山の高さと大きさを、これを仰視するようにして捉え、
あわせて山体と観者との間に巨大な空間の厚みを構成すること、
深遠とは、Ⅴ字型の山襞を左右から折り重ね、渓谷の奥行きあるいは
山々の重なりと遠さを表現すること
このほか感覚的遠近法をくわえて構図化して
六遠法とか 理論化されている
そういうのをなるほどなるほどと
取り入れたりして
模写もしたりして
勉強したらしい
下の雪舟で 多視点と書いたが
多視線だな
後はいろいろな方法が 中国の画法から学び取られてきた
マチュエールなどもいろいろ方法論があるらしい
この筆遣い墨づかいは
渲染法というそうで 乾燥したかすれたタッチの烘染法と
対比的な方法
どうも
私は技法にこだわるなあ
でも水彩に生かせそう