遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

三遠法

2011-02-02 22:02:00 | 日本美術

Gyokudou 文人画とか禅画とか漢画とか

何がどうなのか

わからなかったが

文人画って江戸時代以降なの

雪舟のはじゃあ漢画ということになるのかなあ

 

文人画は

本来為政者が

民を幸せに導くために

豊かな感性と

深い洞察力を身につけなければならない

そういうために

音楽詩歌すべてを学んだ一つだって

そういうことらしい

儒教的な

思想が背景に背骨としてあるもの

 

それが

様式として

日本では広がった

実際

日本の文人画家にも

身分の高い 支配階級の人も多いけれど

為政者としての必須の自分磨き というのではなくなって

野のものも詩を書き文字を描き絵を描いた

そういう風になっていったのが日本の文人画

 

為政者は心豊かに感性を磨き洞察力を高める!?

実際は権力争いにまみれてはいたけれど

それでも 政治は理想を追って行うものという前提は

儒教精神なのか

あ  そうか

 

私も 形式 様式的にものをとらえちゃうなあ

上の絵は「東雲篩雪図」浦上玉堂

どうも 儒教的な思想なんて 読み取れません

わかんないし

 

でもなんかみんな似た絵と思ってたが

だんだん違いが分かってきた

玉堂の絵に惚れたことはなかったが この絵は好き

 

みんな中国の絵を学んできた

三遠法というのがあるそうで

見上げて遠近感を出す

見遥かせて遠近感を出す

俯瞰で遠近感を出す

これは間違いで 以下のようにとらえることだそうです

平遠とは、平原の広がりを、角度の小さい俯瞰視によって、
    画面に穴の開くような奥行きとして表現すること、
   高遠とは、聳え立つ山の高さと大きさを、これを仰視するようにして捉え、
    あわせて山体と観者との間に巨大な空間の厚みを構成すること、
   深遠とは、Ⅴ字型の山襞を左右から折り重ね、渓谷の奥行きあるいは
    山々の重なりと遠さを表現すること

 

このほか感覚的遠近法をくわえて構図化して

六遠法とか 理論化されている

そういうのをなるほどなるほどと

取り入れたりして

模写もしたりして

勉強したらしい

 

下の雪舟で 多視点と書いたが

多視線だな

後はいろいろな方法が 中国の画法から学び取られてきた

マチュエールなどもいろいろ方法論があるらしい

この筆遣い墨づかいは

渲染法というそうで 乾燥したかすれたタッチの烘染法と

対比的な方法

 

どうも

私は技法にこだわるなあ

でも水彩に生かせそう 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

件の用事で九段にお出かけ

2011-02-02 19:48:40 | 絵画

わが家の若者の軽ワゴンが壊れて

(中古で買って 超外れて  大損)車が足りない

田舎はパソカーでないと大変なの

今日は小山まで武蔵に送ってもらった

 

上野について東博に行こうと思ったが

帰りにどうせ上野に来るなと思い

出光美術館に行った

R

Img357_2

この  水辺の四角い 切り箔 ぱらぱらと

ああ! しびれた!

この画像じゃだめね

本物見に行って!

これらのくだくだしいことは

後で時々記事に描くことにしよう

でももう一つ

Img358 抱一のメジロ

今メジロが話題だからね

この絵も 今回はない

私  第二部も行こう!

 

その後九段で用を済ませて

半蔵門線に乗ったのよ

東京駅に行こうと 大手町で降りる気で

で 降りて地上に出たら

Img_0395 殺風景なところねえ

考えてみたら

半蔵門線で大手町で降りたことなかったわ

サンケイのところだった

昔のKDDのところ

そこも名前が変わってるし

 

東京リタイアして7年(これ羊飼いさんの真似)

方向天才の遊も

形無し

 

一瞬どこにいるか把握できなかった

大丸に台所用品回に行こうと

八重洲口に行ったら  !!!  大丸無くなってる!!!

私に断りなく・・・・・

 

ここらから足が痛くなってきた  もう3時 東博はいけないや

ブリジストン行くかなあ

あそこまで歩くのいや!

美味しい肉まんがほしいと聘珍樓探したがわからん!

とあるところで 肉まんがあったが 一個500円!?

10個で5千円 やめた!

Img_0403 イイヤ 

上野の二階で

何か買って帰ろう

と思ったら

 

→!

私に断りなく・・・・・

なんだよ!

 

クソ!

違った

うんち!

 

しかし

かわいいの見つけた

 

 

 

 

Img_0396 Img_0397

工事中の囲いの壁が

お子様ギャラリーになってた

Img_0398  

Img_0399

Img_0400 

 

   Img_0401_2

 

  

あと一つね  

 Img_0402

 電車に乗ったときは

足は

耐えがたく痛かった

Img_0408痛かったのは星印

矢印の

瘤は痛くない

 

武蔵がまだ剣道に行ってなかったので

下館まで迎えに来てもらった

 

ああ疲れた

上の絵

よく見ると

下の二つは小さい子じゃないね

中学生ならこのくらい作るかな

ともかく大人だ  こんな風につくってみようという指導者のものかも

一番下はママかも

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする