遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

シャガールの言語的表現

2011-02-08 23:05:36 | 現代美術

シャガールがシュールだと言ったのはアポリネールのようだけれど

シャガールはシュールレアリストだったわけでもなく

本人ンもそうくくられるのは 認めなかった

(って何者にもくくられるのは嫌ったようだけれど)

奇妙な表現には

みんな  ユダヤの言葉のイディッシュ語の言い回しを

画像化したもののようだImg379

 

七本指の自画像

七本指で行う

というのは

誠心誠意 見事に行うということを表すそうだ

そういう自負の絵か

屋根の上のバイオリン弾き

でも  ユダヤ魂とのつながりのことを書いたけれど

屋根の上を飛んでいるのは

自立していくということ

袋を持った伯父さんは  物乞いをして歩くということだって

Img378 この

屋根の上に

ぬーっと現れるおじさん

メルヘンチックに思ってしまうが

貧しくつらかった ユダヤ人の記憶に結びつているのだ

Img380

この頭のひっくり返ってるのも

酔っぱらったり

恋をしたり

めくるめく感じを

直訳すれば 回転する頭 という語で言い表すのだそうで

そういえば

女の人の頭でひっくりかえっている絵もあった

牛や猫そういう動物にも

それぞれ

意味がある 

寓意を絵にしているというか 繰り返し 同じ図像が出てくるものね

そう考えると

シュールレアリストではないわな

ブルトンは  引き込みたかったらしいけれど

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山里さんのお義母様のご冥福をお祈りします

2011-02-08 21:56:07 | ただの記事

奥様をてこずらせるほど

お元気と思っていたお義母様がおなくなりになったそうです

94歳でいらっしゃったそうです

 

その記事を見て

母が亡くなったときのことを思い出しました

その日母は透析の日で

私が帰宅したら子供たちが

おばあちゃんがまだ透析から帰ってこないというので

遅いねえと言ってたのです

 

シャントから血液が漏れて遅くなる時もあるのでそれかと思ったのですが

遅い

もう一回は母の部屋をみたら

ベッドの下に隠れて亡くなっていました

もぐりこんでいたので気が付かなかったのです

透析の後はぐっすり寝るので

邪魔しないように子供も帰宅後覗かなかったし

遅いなあと覗いたときは見つけられなかった

 

死後硬直も少し始まってた

 

びっくりして救急車を呼び

病院にも連絡した

 

救急車は亡くなってる人は運ばないといい

お医者さんは来てくれて

私は 透析中に異常があったのではないかと

パニックも起こして詰問したと思うのです

 

せき髄液など取らずに  心臓麻痺ということで

死亡診断書を書いてくださって

警察が来るということはありませんでした

 

山里さんのことがあって救急車は

死んだ人は運ばないのかを検索して

母の場合

色々おかしかったな

今にしては思います

 

朝まで元気だったのにそんなのありかと

聞いたけれど 透析の長い人が

急死することはあるんだと

 

もう生き返ることもないのだし

それで

その時は そう受け止めたのですが

ともかく亡くなってるのに気が付かなかったのを

子供たちが自分を責めているのもかわいそうで

自分も 切なかったし

 

でも 異変があったら 救急車で運んでもらえるのですね

死んでるということはお医者じゃないと決められないのだそうです

 

父の時は自殺だったのですが

私は妊娠中で

武蔵と母がすべてやってくれたので 詳しいことがわかりませんが

警察は来たんでしょうね 父を下したと思うんですが

おろしてはいけなかったのかもしれません

 

義母は病院で亡くなりました

 

おばさんはかかりつけ医がないのです

病気がないし 健康診断も頑としてやらない

これも困る

 

憂鬱な話ですみません

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エル・アナツイ展に行ってきた

2011-02-08 20:33:51 | アート・文化

神奈川近代美術館葉山館に行ってきた

このかたは

ガーナ出身 ガーナやナイジェリアで活動している彫刻家です

Img_0439葉山館入り口はこんな感じ

一色海岸のそばにあります

逗子からバスで行った

食堂からは海が見える 

アフリカ料理を食べた

スープはちょっとくどくて

 好みではない

 

 

Img_0440チキンの煮込みには

ピーナッツのすりおろし入りの

トマトソース

サツマイモ蕪ブロッコリー

パプリカなど揚げたものが

乗っていた

 

それは美味

デザートのチョコケーキ

Img_0443 超美味

 

この彫刻は

吾妻兼治郎という人のです

 

エントランスを入ると

巨大なタペストリー

Img_0448

大きすぎてカメラに入らない

N 

 

 よそから持ってきた画像→

これが

キャップなどでできている

ワインのわっかなどでは

レースのようなの

Img_0446ごいよ

裏が見えるところはこう

下の写真は表

この膨大な部品を

Img_0445エル・アナツイさんが

一人でやったんじゃないの

人海戦術 

 

工房で大勢でやる

その大勢の人たち

報酬をもらえて

いるんだろうかと思う

 

人件費の高い日本では

こう手の込んだのは

すごい贅沢に思えるが

 

廃品だから

エコだという主張のようにも見え

木彫はよかったし

レリーフもよかったが

図録がどうも写真がよくなかったので

絵葉書を買おうと思ったが

なかった

エントランス以外は写真禁止だったし

画像が見られるところを検索した   ↓ みてください

http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/press/2010r_anatsui.pdf

レリーフの穴はドリルで開けたみたい

そのほか焼印みたいなのもあった

色が見えるのは アルミ缶の色なのです

面白かった

 

その後一色海岸まで歩いた

バスストップ三つ分

途中 葉山のご用邸があってImg_0451

警備のお巡りさんが

にこやかにこんにちわという

そういうポリスボックスに

守られてるうちって

下々じゃないって感じ

かつて友人のお父さんが

偉い人で

みんなに

おまえんちは 

ポリスボックスがあって

警備してるんだろう

からかわれてた

 

葉山では

普通のおうちは

Img_0450 ういうのに守られてた

 

 

 

 

 

海岸からは

江の島が見えた

 

ここで

スケッチを一枚描いた

Hayama110208

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すごくよく寝た

2011-02-08 04:54:27 | ただの記事

Hukujusou

夕べは

すみつかれれ作れ攻勢から逃げる気か

早々と

寝ちゃった

目が覚めたら 武蔵が剣道から帰ってきた

具合が悪いと 顔色が悪い

 

あっちは根が真面目だから具合が悪くても

ボランティアの子供見守りと剣道は休まない

全く!

 

ぐっすり寝ちゃったというと

夜眠れなくなるぞというが眠れるよと答えた

またぐっすり寝た

 

私の辞書に睡眠不足という言葉はないなあ

上のフクジュソウは徒長してる

こんどお庭でがっちり咲いてるのを描こう

 

描きたいものを描くのに一番具合のいい方法があると思うがフクジュソウを

キュビズムで描いても 花の健気さは出ないな

???

でも  やってみたら画面は面白いかもしれない

先日のKINU洋画会でMonogatarihe100426

この絵を改変始めた

もはや面影がなくなるほど

潰してしまった

どうもこいう

なんとなくの感触にこだわってしまうから

思い切った

大塚先生はそばに来ては

まだるっこしいらしく

何かイメージがわいているらしく

いろいろいう

でも

私も何か思っていたのね  構成とかなんとかしようと

でも

大塚先生は下部を暗くしたら?とおっしゃるが私は反対のことを思っていた

これをこうしてああして

と意欲はわくらしくなんとなく言葉にしなくてもなんか通じる

 

大塚先生の子供は 子供らしくないからね

私はああいうのは嫌だからね

と内心反抗する

それでも

私が写実的な縛りを切り取れればなあ

と思っていらっしゃるのは  私も同感

絵を思い切って壊した

そうはいっても  よくわかんないけれど

 

みんなは  あれあれあれといい

真面目なTさんは「私にはこういう勇気はないわ」と少し呆れてる

 

ここから 一歩 前へ

というのの後押し

やっぱり

大塚先生はお上手です   へへ  出来上がるのお楽しみに    

コメント (2)
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