郵便局に行って
出すものをだし 市役所に行ってやることをやって
いくらか気が晴れた
確定申告で使う住基カード これの暗証番号がいつもわからなくなる
あちこちでIDだのパスワードだの必要で
書いておいたものが古いパソコンに入りっぱなしだったり
この古い頭では掌握しきれず
憂鬱だった
それで 出かけても まともに足に力が入らず
左手も利かず(これまで右手首が痛いから何でも左手でやっってた)
切手のヘリを切るのさえ おぼつかなくて 情けない
たくさん出す時 ハンコ押してもらう手もあったんだろうが
やっぱりきれいな切手 貼りたいし
真面目な話 車に戻ったら
涙をこらえるのに四苦八苦だったよ
思い出すのは今度の朗読会でお友達が読む60歳からのラブレター
胃潰瘍で入院した奥さんがてっきり癌だと思って
夫に書いたラブレター
私が痛いのだって一過性なんだろうし
そのうち今泣いたカラスが・・・・なんだけれど
頭のなかは
身動きの不自由な 自分象
それがこんなに悲しいというのにショック
おばさんが よろつく足元で
「取りに行くから 暗がりを歩かないで!」
と言っても言うことは聞かない
傍のものは 参っちゃうが 当人は 自分が衰えていくのと
戦ってるんだ
自分は無理をしないほうがいいということを受け入れて
弱々しくは生きていけるものじゃないのが 人間だな
と思い至ったよ
だいたい私は 泥縄で
ぎりぎりまで やるべきことを引き伸ばし
怒涛のように仕事をやっつける
そういうタイプだったが
チョッ早では もはや 動きが取れない
それが悲しい
お嬢様みたいにゆっくりやらんならん
間に合わない!
でもね
さあ 住基カードは暗号再設定したし
確定申告 はじめよう
おばさんのはやってあげるが
武蔵のはやらない なんとなく面白くないから