おお、ズバリきたな。という感じだ。
作曲家 久石 譲の著書「感動をつくれますか?」
~ 角川書店
私は、作曲家としても作家としても名前は知らなかった。
しかし、久石 譲が作曲した作品名を聞くと、あの曲がそうだったのかと思ってしまうぐらいに有名な方だったのだ。
誰でもが知っているような馴染み深い曲、「風の谷のナウシカ」「となりのトトロ」「もののけ姫」など多くの作曲をしている。
著書の中で、久石譲が「感性」について述べている。
ものづくりにおいて、いや、ものづくりだけではない、日々の我々の活動において、感性が重要だとほとんどの人が認識している。
確かに、感性は重要な要素だと私自身も強く感じる。
しかし、感性ってそもそも何なのだろう?
これだと言う物が無いだけに表現するのが難しかった。
久石譲は、こんな感じで「感性」というものを捉えていた。
「感性」という言葉でくくられているものを冷静に分析して整理していくと、
もちろんその人の持つ感覚的なものもあるが、
それ以上に、
その人のバックボーンにあるものが基礎になっているのではないかと考えられる。
いつも作品は自分の力で創作しているという意識でいるが、
実際には、過去の経験、知識、出会い、思考、それらの蓄積が基になって生まれてくるものだ。
感性の95%は実はこれらなのではないだろうか?
独自の感覚だけでゼロからすべてを創造するなんてことは有り得ない。
うーん、確かに言われてみればそんな気がするなぁ。
しかし、95%のバックボーンに支えられながらも、残りの5%が肝心だと言っている。
その5%が感覚的ひらめき(直感力)、それこそが創造力の肝だとしている。
その5%の直感を磨いているのも、実は過去の体験だ。
しかし、実のところ、直感の啓示のようなものをいかにしてつかみとるかという所で、誰もが悩んでいる。
久石譲も同様に日々苦しんでいるそうだ。
結局は、直感力を導くため、ひたすら考えるしかない。
考えて、考えて、自分を極限まで追い詰めていくしかないのではないか。
何かが降りてくる、その瞬間を自分自身が受け入れやすくすることに時間と力を注ぐ。
つまりは、自分の受け入れ態勢を整える状況づくりをすることなのかなあ。
と、述べている。
また、普通に生活していても、ふと意識を向けたり、興味を持ったということは、
自分の琴線触れるものがあったということだ。
何気なく目に飛び込んでくるもの、
耳に入ってくる音、
漂ってくる香り、
人と話していてはっとしたこと...
それらは直感センサーが反応していると捉えたほうが良い。
そこから思わぬ展開が拓ける場合があるそうだ...。
作曲家 久石 譲の著書「感動をつくれますか?」
~ 角川書店
私は、作曲家としても作家としても名前は知らなかった。
しかし、久石 譲が作曲した作品名を聞くと、あの曲がそうだったのかと思ってしまうぐらいに有名な方だったのだ。
誰でもが知っているような馴染み深い曲、「風の谷のナウシカ」「となりのトトロ」「もののけ姫」など多くの作曲をしている。
著書の中で、久石譲が「感性」について述べている。
ものづくりにおいて、いや、ものづくりだけではない、日々の我々の活動において、感性が重要だとほとんどの人が認識している。
確かに、感性は重要な要素だと私自身も強く感じる。
しかし、感性ってそもそも何なのだろう?
これだと言う物が無いだけに表現するのが難しかった。
久石譲は、こんな感じで「感性」というものを捉えていた。
「感性」という言葉でくくられているものを冷静に分析して整理していくと、
もちろんその人の持つ感覚的なものもあるが、
それ以上に、
その人のバックボーンにあるものが基礎になっているのではないかと考えられる。
いつも作品は自分の力で創作しているという意識でいるが、
実際には、過去の経験、知識、出会い、思考、それらの蓄積が基になって生まれてくるものだ。
感性の95%は実はこれらなのではないだろうか?
独自の感覚だけでゼロからすべてを創造するなんてことは有り得ない。
うーん、確かに言われてみればそんな気がするなぁ。
しかし、95%のバックボーンに支えられながらも、残りの5%が肝心だと言っている。
その5%が感覚的ひらめき(直感力)、それこそが創造力の肝だとしている。
その5%の直感を磨いているのも、実は過去の体験だ。
しかし、実のところ、直感の啓示のようなものをいかにしてつかみとるかという所で、誰もが悩んでいる。
久石譲も同様に日々苦しんでいるそうだ。
結局は、直感力を導くため、ひたすら考えるしかない。
考えて、考えて、自分を極限まで追い詰めていくしかないのではないか。
何かが降りてくる、その瞬間を自分自身が受け入れやすくすることに時間と力を注ぐ。
つまりは、自分の受け入れ態勢を整える状況づくりをすることなのかなあ。
と、述べている。
また、普通に生活していても、ふと意識を向けたり、興味を持ったということは、
自分の琴線触れるものがあったということだ。
何気なく目に飛び込んでくるもの、
耳に入ってくる音、
漂ってくる香り、
人と話していてはっとしたこと...
それらは直感センサーが反応していると捉えたほうが良い。
そこから思わぬ展開が拓ける場合があるそうだ...。