夜の地球を宇宙から見ると日本列島は煌々と輝いていますが、これは私たちが快適な夜と引き換えに膨大な化石燃料と原子力を消費しているからです。
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北本朝展@国立情報学研究所HPより
江戸時代までの不定時法では、日の出前の明るくなり始めた時を<明六つ>、日の入り後のまだ薄暗い時を<暮六つ>と定めていました。
そして夜の時間と昼の時間をそれぞれ六等分して、一刻(いっとき)という時刻を単位としていました。
そうすると、冬至の頃は昼の一刻より夜の一刻のほうが長く、夏至の頃は昼の一刻のほうが夜の一刻より長くなりますので、昼夜の一刻の長さは15日おきに調整して刻(とき)の鐘を撞き鳴らしていました。
現在の私たちには季節ごとに時間の長さが変わると不便だと思われますが、電灯がなく太陽がもっとも頼りになる照明だった時代には、太陽の位置に合わせて時刻を決める方が自然であったわけです。
化石燃料と原子力に頼らない生活を送るためには、早寝早起きをして太陽の光とともに一日の生活を送った江戸時代の先祖たちを見習う必要がありそうですね。
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北本朝展@国立情報学研究所HPより
江戸時代までの不定時法では、日の出前の明るくなり始めた時を<明六つ>、日の入り後のまだ薄暗い時を<暮六つ>と定めていました。
そして夜の時間と昼の時間をそれぞれ六等分して、一刻(いっとき)という時刻を単位としていました。
そうすると、冬至の頃は昼の一刻より夜の一刻のほうが長く、夏至の頃は昼の一刻のほうが夜の一刻より長くなりますので、昼夜の一刻の長さは15日おきに調整して刻(とき)の鐘を撞き鳴らしていました。
現在の私たちには季節ごとに時間の長さが変わると不便だと思われますが、電灯がなく太陽がもっとも頼りになる照明だった時代には、太陽の位置に合わせて時刻を決める方が自然であったわけです。
化石燃料と原子力に頼らない生活を送るためには、早寝早起きをして太陽の光とともに一日の生活を送った江戸時代の先祖たちを見習う必要がありそうですね。