やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

カルガモ(死体)(富山市小杉)

2018-10-14 10:58:15 | 鳥類

早朝、いつものアンダーパスの散歩道を犬と歩き始めると、始点(終点でしょうか)にある小さな緑地の中に何かいつもと違う物がありました。近寄って確認すると、カルガモの死体で、一部が食べられ始めており、あたりには胸から腹にかけての羽が散らばっていました。新鮮で、死んでからそれほど時間はたっていないようです。

死因としては①事故死(電線などに触れて落ちた)②病死(鳥インフルエンザなど)③猛禽類などによる捕食④老衰による自然死などが考えられますが、よくわかりません。私としては、①のような気がします。

アンダーパスを往復して戻ってくると、1羽のハシボソガラスがカルガモの肉を食べており、近くの照明灯にはもう1羽のハシボソガラスがあたりの様子をうかがっていました。

《羽毛が散乱したカルガモの死体 2018/10/03》

《食べられ始めたカルガモの死体 2018/10/03》

《カルガモの死体を食べるハシボソガラス 2018/10/03》 

《照明灯の上にとまってあたりの様子をうかがうハシボソガラス 2018/10/03》 

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ハクセキレイ(幼鳥)(県総合運動公園/富山市南中田)

2018-10-13 18:35:45 | 鳥類

貸し切り状態の広々とした公園で昼食を食べ(ピクニックです)、犬と散歩していると、数羽のハクセキレイが芝生や遊歩道の上で餌をとっていました。そのなかに、頭部がちょっと黄色っぽいセキレイが混じっていました。ウェブサイトをみていると、その年生まれの若いハクセキレイ(第1回冬羽)は顔が黄色味を帯びていることがあるようです。


頭部がちょっと黄色っぽいハクセキレイの幼鳥 2018/10/18》


頭部がちょっと黄色っぽいハクセキレイの幼鳥 2018/10/18》

 今日2018/10/13、図書館で借りた本です(妻の本も含まれています)。予約して借りる本が多いため、日によって借りる本が多くなり、期間内に読み切れなくて再度、再再度借りることになる本もあります。
  「公園は我が家の庭」と思うのと同じように、「図書館は我が家の書庫」と思うようにしています。多少時間はかかりますが見たいときにメール一つで書庫から出して見ることができるのです。豪勢な生活です…。
 1 『個人のたたかいー金子光晴の詩と真実ー』(茨木のり子著)
 2 『歳月』(茨木のり子著)
 3 『図書館ホスピタル』(三萩せんや著)
 4 『忘れられた巨人』(カズオ・イシグロ著)
 5 『イギリス人は甘いのがお好き』(木島タイヴァース由美子著)
 6 『おしゃれな着物リフォーム』(渋谷容子著)
 7 『すてきな着物リフォーム』(渋谷容子著)
 8 『今を楽しむ!輝くおとなの着物リフォーム」(渋谷容子著)

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シマヘビ(富山市小杉)

2018-10-13 03:56:56 | 爬虫類

数か所ある愛犬との散歩コースの一つは、北陸自動車道周辺の水田地帯の農道などです(このコースの選定理由は、①人家が少ないこと②ほかの犬の散歩が少ないこと③生きものを見る機会があることです)。

昔住んでいた街では(年をとると昔の話ばかりになります…)郊外の水田地帯は「アメリカザリガニ」「フナ」「ドジョウ」「トノサマガエル」「タガメ」「コオイムシ」「タイコウチ」「イナゴ」など生きもので溢れかえっていたような気がします。冬には、泥んこになってエビガニ(アメリカザニガニのことです)が水田などに作った越冬用の穴(盛り上がった新しい土の蓋があるのですぐにわかります)に腕の付け根まで手を入れ、指をはさまれないよう「はさみ」が千切れないよう気をつけながら引きずり出すのが遊びでした。

現在、圃場整備された水田の中を通るこの散歩コースでは、生きものの息づかいはあまり感じません。この日は珍しく、刈り取りの終わった水田でシマヘビを見かけました。このあたりは餌となるカエルも少なく、シマヘビを見かけるのは初めてです。


《農道そばの水田で見かけたシマヘビ 2018/10/08》


《農道そばの水田で見かけたシマヘビ 2018/10/08》  

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フタトガリコヤガ(幼虫)(県総合運動公園/富山市南中田)

2018-10-12 04:16:24 | 昆虫類

時々犬と散歩する公園の遊歩道の一角に、数株のフヨウが植えてあります。ピンク色の大きな花を咲かせていましたが、この葉をフタトガリコヤガの幼虫が食べていました。

フタトガリコヤガはヤガ科アオイガ亜科の蛾で、幼虫はアオイ科の植物(フヨウ、ムクゲ、オクラ、ワタなど)の葉を食べるため、我が家ではワタノメイガとともに家庭菜園のオクラの害虫です。


《フヨウの葉を食べていたフタトガリコヤガの幼虫 2018/10/02》 


《フヨウの葉を食べていたフタトガリコヤガの幼虫 2018/10/02》


《フタトガリコヤガの幼虫が葉を食べていたフヨウの花 2018/10/02》

※ ちょっと気分を替えてみようと、9月14日に散髪して以来髭を剃らずにいます(私の散髪は3か月に一度程度、我が家の愛犬は1か月に一度のトリミングで一度の料金も私の倍はかかります。トホホ…)。最初は「髭を生やせばいい」と言っていた家族も、少し伸びてくると今度は「不精髭はみっともない。剃るか手入れするかして欲しい」です。もっとも、私は今のところまったく手入れしておらず、本物の不精髭です。「髭を生やす」のウェブサイトを見ていると『無精髭の作り方・手入れや整え方・不精髭との違い・リセット方法』などもあり、「不精髭なのに不精できないのなら剃った方が楽なのかな」とも不精な私は思っています。
ちなみに我が家の愛犬は「ミニチュアシュナウザー」。シュナウザー(Schnauzer)はドイツ原産のイヌで、鼻の周りが長い毛で覆われているのが自慢。「シュナウザー(シュナウツァー)」という名前はドイツ語で口髭を意味するようです。(ウェブサイト『ウィキペディア/シュナウザー』参照)


《髭が自慢の我が家の愛犬(これでも♀です)》

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アブラゼミ(県総合運動公園/富山市南中田)

2018-10-11 03:15:34 | 昆虫類

広くて気持ちよく管理された公園のなかの遊歩道を犬と散歩しながら、何か生きものがいそうなところに寄り道します。数本植えてあるプラタナスの幹を1本1本見ていると、ある木の幹から何かが飛び出し、上の方にとまりました。よく見ると、アブラゼミでした。この公園でも、10月に入るとさすがにアブラゼミの鳴き声はもう聞いていないような気がします。そういえば、「初鳴き」は印象に残りますが、「終鳴き」は聞いたときに最後かどうかわからないので記録にも印象にも残りにくいものです。

ウェブサイト『ウィキペディア/アブラゼミ』によると、アブラゼミの「成虫は7月から9月上旬くらいまで多く発生するが、10月や11月でもたまに鳴き声が聞こえることがある」ようです。


《プラタナスの幹にとまったアブラゼミ 2018/10/09》


《プラタナスの幹にとまったアブラゼミ 2018/10/09》

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オオハナアブ(富山市)

2018-10-10 05:56:09 | 昆虫類

今秋初めて植えたみたオータムポエム(アスパラ菜)の花に、オオハナアブがきていました。

ハナアブは、ハエ目ハナアブ科の仲間の総称です。「アブ」という言葉がついていて紛らわしいのですが、いわゆる「アブ」(アブ科のほか、ムシヒキアブ科、ツリアブ科、ナガレアブ科、ミズアブ科など)と呼ばれるものとは別の仲間のようです。

オオハナアブは、全体が黒色で腹部に太い黄色の縞模様が目立ちます。体の割に頭部が大きくて半球状になっており、複眼に模様があります。


《オータムポエムの花にきていたオオハナアブ 2018/10/08》 


《オータムポエムの花にきていたオオハナアブ 2018/10/08》 

※ 孫娘の通っているT高校の文化祭を見に行ったとき(2018/09/15)、図書室にも寄ってみました。図書委員?各自のお薦め本がずらりと並べてあり、手書きPOPも添えてありました。今の高校生(私の高校時代は半世紀以上前の1960年台です)がどのような本を薦めるのか興味深く見てまわり、そのうちのおもしろそうな1冊を読んでみることにしました。『犬と私の10の約束』です。さっそく図書館に予約、借出してみると、驚いたことにその本は少し前に読んだことがある本で、自分ながら物忘れのすごさに呆れてしまいます(自慢ではありませんが、これまでに同じ本を2回買ったことが数回あります)。
この本は、作者不詳のまま広く世界に伝わっており日本では「犬の十戒」として知られている英文の詩をもとにした感動の物語です。
れからが本題です。
こういう感動的な物語を読むと(特に、約束8「私は十年くらいしか生きられません。だからできるだけ私と一緒にいてください。」)、12月に8歳になる我が家の愛犬にしばらくは優しくなってしまいます。犬のほうから言わせれば「いつも優しくして欲しい」でしょうが…。 


《『犬と私の10の約束』》 


《『犬と私の10の約束』》

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ヒラアシキバチの仲間(死体)(富山市太田南町/刀尾神社参道)

2018-10-09 05:38:38 | 昆虫類

刀尾神社の参道にあるモミジの古木(幹の半分以上は枯れています)の幹に、キバチの仲間が4頭、産卵管を差し込んだ状態で干からびていました。状況から判断すると、かなり前に死んだもののようです。

キバチの仲間(キバチ科)は、針葉樹を利用するキバチ亜科と広葉樹を利用するヒラアシキバチ亜科とに分けられるようです。このキバチはモミジに産卵していたのでヒラアシキバチ亜科のキバチになります。

種名は見当がつかないので、根来尚さん(元富山市科学博物館)にお尋ねしました。「カエデ類では、キマダラヒラアシキバチかナカネヒラアシキバチ、もしくはTremex kaedeiでしょうが、よくわかりません。ヒラアシキバチはエノキで夏から秋に、カエデ類ではキマダラ(秋に多いようだが初夏にも記録があるよう。エノキにも)、ナカネ(初夏・夏)、Tremex kaedei がいるようです。以前、ヒラアシキバチとしたものはエノキでしたでしょうか。もう一度写真を見た方が良いかもしれません。ヒラアシキバチは、複眼の間が黒く繋がっていない、ので再度見てください。」

というわけで、以前のブログ(「ヒラアシキバチ」2013/07/01)を見直してみました。複眼の間が褐色で(黒くはありませんでした)繋がっていること、産卵していた樹がキハダだったことから、ヒラアシキバチではなく「ヒラアシキバチの仲間」と訂正することにしました。
https://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/ff0b13ea1e84527727600367cb5a1859

《モミジの枯れ幹に産卵管を差し込んで死んでいたヒラアシキバチの仲間 2018/08/21》 

《モミジの枯れ幹に産卵管を差し込んで死んでいたヒラアシキバチの仲間 2018/08/21》 

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エビガラスズメ(幼虫)(土川右岸土堤/富山市布瀬町)

2018-10-08 04:07:45 | 昆虫類

土川右岸の土堤の上の道を犬と散歩していると、エビガラスズメの幼虫が道を横切っていきました。

エビガラスズメの幼虫は緑色型~中間型~褐色型まで色彩変異が大きく、尾角は丸く湾曲、頭部には2対の黒条があります。食草は、ヒルガオ科のサツマイモ、ヒルガオ、アサガオなどです。 


《土堤の上の道を横切るエビガラスズメの幼虫 2018/10/01》


《土堤の上の道を横切るエビガラスズメの幼虫 2018/10/01》

※ 10月に入ったと思ったらもう8日、そろそろ来年の年賀状のことを考える時期がやってきました。今年は12年に一度の戌年、愛犬家として手ぐすねを引いてこの時を待っていました。温めていたアイデアを具体化した年賀状が下の写真です。「愛犬のミニチュアシュナウザーが、ゴーヤカーテンのテラスでコーヒーを飲みながら飼い主の本『シュナ式生活のオキテ』を読んで感心している」の図です。ひねった年賀状でしたが、反応はまったくありませんでした。しかし、飼い主へのアンケート結果をもとに編集されたシュナ式生活のオキテ』はとてもおもしろい本で、「小粋で賢い」「飼い主いのち」などシュナの性格などが的確に表現され、何度も笑ってしまいました。

 

 

 

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ウンモンオオシロヒメシャク(富山市小杉)

2018-10-07 04:05:50 | 昆虫類

いつもの犬との散歩道の一つ、アップダウンがリハビリによさそうなアンダーパスの起点(終点でしょうか?)には小さな緑地があり、カナメモチの生垣があります。ここは、いつも怪しげに「何かいないか」とジロジロ眺めるところです。(このアンダーパスでは、元県警山岳警備隊長のTさんが柴犬と散歩される姿をときどき見かけます。)

この日は、葉陰に小さな白い蛾がとまっていました。犬を待たせて(もちろんご褒美のおやつをやります)写真に撮り、帰宅して調べてみると、2018/09/18のブログで紹介していたウンモンオオシロヒメシャクでした。


《カナメモチの生垣にとまるウンモンオオシロヒメシャク 2018/10/03》 


《カナメモチの生垣にとまるウンモンオオシロヒメシャク 2018/10/03》  

※ 登山靴(生涯で3代目)を処分しました。まだ十分に使えますが、今の私には想い出以外に用のないものになってしまいました。最初に買った登山靴は、学生時代、自転車で河原町三条にあった小さな専門店に行き注文して作ってもらった大きくて重いものでした。二、三度靴底を張り替えてもらった覚えがあります。学生時代は友だちと武奈ヶ岳など比良山系の山々、八ヶ岳、黒姫山~火打岳、大峰奥駈縦走、朝日岳~白馬岳~針ノ木岳、社会人になってからも友だちと剣岳、立山、薬師岳、水晶岳、蓮華岳、大日岳、双六岳、笠ヶ岳、抜土岳、穂高連峰、槍ヶ岳など北アルプスの山々、北岳、赤石岳など南アルプスの山々、伯耆大山、白山、至仏山~燧岳、飯豊山などよく歩きました。友だちと最後に山歩きをしたのは30代半ばころかなと思います、平標山~谷川岳でした。互いに仕事が忙しくなり、体力もなくなってきたので、いつしかいっしょに山へは行かなくなりました。(ちなみに、北アルプスと関連する仕事を選んだので、仕事でも立山、剣岳、薬師岳、大日岳、雲の平、高天原、朝日岳、白馬岳などを何度も歩き、最後は50代前半に立山室堂平:標高2,450mで4年間生活しました。)


《愛用してきた三代目の登山靴 2018/10/05》 

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エビガラスズメ(富山市小杉)

2018-10-06 19:28:45 | 昆虫類

いつものアンダーパスの散歩道を犬と歩いていると、歩道の脇にエビガラスズメがとまっていました。

エビガラスズメは、腹のエビ殻模様が特徴で、♂は翅が黒褐色がかりますが♀は一様に灰色です(『日本の昆虫1400①』参照)。


歩道の脇にとまっていたエビガラスズメ 2018/10/01》


歩道の脇にとまっていたエビガラスズメ 2018/10/01》 


刺激して翅を開かせ腹のエビ殻模様が見えたエビガラスズメ 2018/10/01》 

 今日2018/10/06、図書館で借りた本です(妻の本も含まれています)。
 1 『鳥類学者の目のツケドコロ』(松原始著)
 2 『里山さんぽ植物図鑑』(宮内泰之監修)
 3 『拾う!飾る!楽しむ!森のたからもの探検帳』(飯田猛著)
 4 『生涯最高の失敗』(田中耕一著)
 5 『詩集 寸志』(茨木のり子著)
 6 『長い道』(柏原兵三著)
 7 『中庭の出来事』(恩田陸著)
 8 『料理でわかるヨーロッパ各国気質』(片野優ほか著)
 9 『シニアのためのバラ栽培』(高木絢子著)

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オオカマキリ(富山市)

2018-10-06 16:18:41 | 昆虫類

庭のフェンスにオオカマキリがとまっていました。ここでオオカマキリを見るのは、初めてです。

富山県内で見られるカマキリの仲間7種のうち、チョウセンカマキリ、ウスバカマキリ、ヒナカマキリの3種はまだ見かけたことがないので、是非見てみたいと思っています。 


《庭のフェンスにとまるオオカマキリ 2018/10/03》 


《庭のフェンスにとまるオオカマキリ 2018/10/03》 

※ この地に越して2年半ほど、わが家の庭から剣岳の稜線と山頂がわずかに見えることに初めて気づきました。そばにある郊外型多店舗の駐車場からは毛勝三山~剣岳~立山~薬師岳の雄大な山並みが望めます。今朝は、台風26号の影響か、立山連峰の素晴らしい眺めを楽しみながら犬散歩しました。 


《庭から見える剣岳の稜線と山頂 2018/10/03》


《毎朝犬と散歩する郊外型多店舗の駐車場からの立山連峰 2017/04/20》

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ミヤマアカネ(上高地/長野県松本市安曇)

2018-10-05 18:53:06 | 昆虫類

梓川右岸、上高地ルミエスタホテルのテラスカフェで一休み、コーヒーを飲んでいると、赤く色づいたミヤマアカネが飛んできて石積みにとまりました。

ミヤマアカネはきれいな赤とんぼで、9月下旬から10月末ころには体全体が赤くなります。翅の縁紋もピンクです。

この個体はあまり近寄らせてくれなかったので、アップの写真はありません。

10月1日から7回報告してきた上高地旅行でであった生きものの報告は、今回で終わりです。機会があれば、初夏の上高地を訪ねてみたいと思っています


《ホテル前の石積みにとまるミヤマアカネ 2018/09/28》 


《ホテル前の石積みにとまるミヤマアカネ 2018/09/28》

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タヌキノチャブクロ?(上高地/長野県松本市安曇)

2018-10-05 04:09:59 | キノコ

梓川右岸、林の中に続くの遊歩道を歩いていると、立ち枯れの幹や切株にホコリタケの仲間が出ていました。生えている状態や「外被」に円錐状のとげがないことなどから、タヌキノチャブクロではないかと思いますが、よく似た種もあるようであまり自信はありません。

タヌキノチャブクロは、夏から秋にかけて、朽ち木や地上に発生するホコリタケ科ホコリタケ属のキノコです。「外被」はぬか状、粉状、まれにいぼ状の物からなりますが、剥離しやすく、熟すと褐色で光沢のある「内被」をあらわします(『山渓谷カラー名鑑 日本のきのこ』参照)。 


《立ち枯れの幹に発生したタヌキノチャブクロ 2018/09/28》 


《立ち枯れの幹に発生したタヌキノチャブクロ 2018/09/28》


《切株に発生したタヌキノチャブクロ 2018/09/28》 


《切株に発生したタヌキノチャブクロ 2018/09/28》  

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オオマルハナバチ(上高地/長野県松本市安曇)

2018-10-04 04:10:08 | 昆虫類

田代池付近を歩いていると、歩道傍の湿地に咲いたアザミの花でオオマルハナバチ♂が蜜を吸っていました。白黒、もこもこの何かが花についているようで、はじめはマルハナバチとはわかりませんでした。

「マルハナバチとはミツバチ科ミツバチ亜科…の昆虫…。マルハナバチの姿はミツバチに似て、丸みをおびており毛深いが、ミツバチより少し大きい。北方系の昆虫であり、高緯度地方に数多くの種が分布…。体色は黒で、白や黄色の筋状の模様があるものが多い。体毛が長いため花粉を集めるときに効率が良くなっており、温帯地方の虫媒花の送粉者として非常に重要な存在…。」(ウェブサイト『ウィキペディアーマルハナバチー』参照)

マルハナバチは多くの植物にとって重要な花粉の媒介者ですが、最近ではトマトやナス栽培で受粉に利用されているセイヨウオオマルハナバチが各地で野生化、生態系が攪乱されるという問題が起きているようです。 

オオマルハナバチについては、根来尚さん(元富山市科学博物館)にアドバイスしていただきました。 


《アザミの蜜を吸うオオマルハナバチ♂ 2018/09/28》 


《路上で死んでいたオオマルハナバチ 2018/09/28》 


《路上で死んでいたオオマルハナバチ 2018/09/28》 

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マダラカギバ(上高地/長野県松本市安曇)

2018-10-03 03:43:31 | 昆虫類

夕方近く、梓川右岸の歩道の傍にある卓ベンチに休んで景色と雰囲気を楽しんでいると、「後ろの草に白い蝶がとまったよ」と妻。こういうときに眼が4つあると助かります。

遠くから1枚、もう少し近寄って1枚、いつもどおりにジワジワ接近しましたが、写す前に逃げられてしまいました。歩道を横切り梓川の川面に向かってヒラヒラ飛ぶ蛾(蝶ではありませんでした)を諦めの眼で追いかけていると、幸いなことに川岸に戻ってきて灌木の裏側にとまってくれました。

帰宅してウェブサイトなどで調べると、マダラカギバのようです。マダラカギバは前翅に大きな斑紋のあるカギバガの一種(カギバガ科カギバガ亜科で、幼虫はミズキなどミズキ科の葉を食べます

《路傍の草にとまったマダラカギバ 2018/09/28》 

《川岸の灌木の葉裏にとまったマダラカギバ(ストロボ撮影) 2018/09/28》  

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