急遽北千住駅に立寄ったこともあり予定より1時間以上遅れて、21時15分過ぎに東武スカイツリーラインの越谷駅に降り立ちました。何とか間に合いそうだと安心してお店に向かい、21時20分頃に店頭に到着すると店外行列は2名。5分程待って入店となりました。尚、この日の閉店時間は21時33分。私の後には4人が来店しただけの、のんびりとした雰囲気が流れる店内でしたが、営業時間までに並べば食べられるというのは、利用者からすると本当に助かります。
小ラーメン(軟らかめ)、大蒜。
ふっくらとした肌触りの表面。
茹で時間に加えて、幅広で太めの形状がよりモチモチさを生み出しています。
久しぶりに唐辛子を。そこまで辛くはありませんが、ねっとりとした印象の麺を引き締める効果が。
シャキッとした茹で加減の野菜はたっぷり。スープに沈めるとそれを弾くよう。野菜も大蒜も店主さん自身による盛付でしたが、本店修行時代を思い出す、どの助手さんよりも豪快な盛りっぷりです。
大きく厚い豚が2つ。
サクッという感じで歯を受け入れた赤身と、それと同等の歯応えを持った脂身。
むっちりと詰まったイメージで伸縮性を持った豚。
深い茶色い見ためのスープ。
一口目では醤油が勝った鋭さを特徴とする仕上がりかと思うも、徐々にクドさのない甘味が押し寄せてきて、最後には麺から溶け出した小麦粉の影響もあってか、それを捲りきって固形脂がなくともかなり円やかな味わいに。「閉店間際のスープは総じて乳化傾向」と言う方の話を、プロの料理人はいつでも同じ味を提供するよう、きっちり管理しているはずだから失礼、と否定的に捉えていたのですが、あながち・・・
辛めの大蒜はレンゲに乗せてチビチビと。
閉店後の店内で約12分を要して完食。一日の最後を大好きなお店のラーメンで締めることが出来、少し心を癒されて、帰路に就く為JR南越谷駅へ向けて歩き出しました。