JR御茶ノ水駅に降り立ち、徒歩でお店へ向かいました。店頭への到着は13時50分で、38人の行列が目に入りましたが想定の範囲内。並び始める前にトイレを借りようと店内へ入ると、店主さんから「今日は早いな。」とのご挨拶を頂いた後にしっかりと用を足し、その間に1人増えた行列の最後尾に向かいました。そして、ほぼ予想通り、2時間15分後にラーメンが配膳されました。尚、並び中行列整理の助手さんからも「今日は早いね。」と。最近はお願いをしていないんだけどなぁ。
大豚、大蒜脂。
麺丼。
頂上には固形脂と豚。店主さんからのおまけですね。
助手さんの麺上げにしては多いなと思っていると、「本当はもっと少なかったんだけど、〇〇(店主)さんが足したんでこうなりました。」と助手さんが耳打ち。確かに、助手さんが盛付けをしている間、店主さんがこちらをちらちらと見ながら麺を茹でていました。
盛り上がった部分からは、他の味の影響を受けていないので、麺の風味、特に小麦感の香りを強く感じます。助手さんの場合、グルエースは振りかけないよう。
スープと絡まって滑らかさは増すも、にゅるんっとした喉越しは相変わらずの、総じて軟らかと言える茹で加減でした。
固形脂と全卵を添えて。
サブ丼には野菜と豚と大蒜。
バリバリと音を立てながら食べ進めた野菜。もう少しあっても良かったなと。
表面はとても優しい舌触りでした。
溶けて滲み始めた脂が甘い豚。
しっとりとした赤身は咀嚼すると口の中でとろけるように。
脂身は常温でも、固まった脂肪分のこびりつくような感覚がなく、舌の上からスッと消えていきました。
端豚ですが、噛み難さもなくスムーズに胃の中へ。
どの豚も、今までにあまり感じたことのない上品さを持っていました。
天辺の豚はスープに沈めて。
熱が入ってさらに軟らかく。
丼を降ろす際にドバドバと豪快に溢してしまったスープ。厚い層を形成する液体油が示すとおり、醤油の鋭さを舌で感じた後にその刺激を液体油が包み込むようにして中和させていた、豚感は控えめの味わいでした。
ソフトな口当たりのとても細かな大蒜。
固形脂はその形状を残して。
生卵。最後に残った麺を移して。
16分程で完食。寒さからか、交代後も厨房の中に留まっていた店主さんと「足りた?」「お腹いっぱいになりました。最後の一押しが効きました。」「あれじゃ足りないと思って。」というやり取りをして、退店しました。
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