11月上旬の土曜日、有楽町で成分献血をしました。終了後、手帳と知らないアニメのクリアケースを受け取り、東京駅までは徒歩で。そこからは電車でJR御茶ノ水駅へ向かいました。
店頭には16時過ぎに到着し、小雨降る中33人の行列の最後尾へ。助手さん麺上げの時間帯でしたので列の進みは予想よりも速く、1時間20分弱で入店しさらに数分でラーメンが配膳されました。
大ラーメン、大蒜脂。
麺丼。
鍋の中の滞留時間は僅かに4分。
スープを十分に絡め取ってもシコシコさを維持し続けて、総じて硬めと言える仕上がりの麺。
中心部から外側に向けて常に膨張し続けているような錯覚を覚える程に、弾力に富んでいました。
珍しくおまけが。ボソボソとして良いアクセントに。
卵黄を溶いて。
サブ丼には野菜と大蒜と豚。
大胆にカットされたキャベツがその甘さと色合いにより、存在感を際立たせていた野菜。
豚は2つ。
ほぼ赤身のヘルシーな外見もしなやかな肉質で、上質なロースハムに似た豚。中央部に存在したゼラチン質は何だったんでしょう?
ネトッとした冷えた脂身をあえてそのまま。満足感とスッキリとした後味が両立されていました。
控えめながら確実に辛みを伝えていた大蒜。
細かな油滴と脂が浮かぶスープ。
ナタの切れ味と例えたくなるような、ゆるぎない伝わり方の塩味を覚えた後に液体油による深みを感じ取りました。
豚感の主張具合は奥ゆかしいといった具合でした。
プルプルの固形脂。
生卵。卵黄と白身をそれぞれ麺と絡めて。
13分程で完食。助手さんにお礼を言い店外に出ると、お酒を止めて4kg太ったという、行列整理担当中の上機嫌の店主さんに散々揶揄われてから、帰路に就きました。後で知ったのですが、この日は開店16周年に当たる日だったそう。新参者ですが、こちらのお店に出会えたことを幸せに思っています。おめでとうございます。
この後は月島に移動して締めの一杯を、という計画だったのですが、お腹の様子から美味しくは飲めないだろうと判断し断念。うん、日々少しずつ成長していますね。
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