京成立石を後にし、こちらを訪れる為JR東十条駅を目指したのですが、酔いが回り過ぎたことで、ことごとく反対方面
へ向かう電車を利用してしまい、予定より1時間遅れで17時24分にお店に到着。10人以上の行列を覚悟していたの
ですが、先客は6人。幸運にもベンチに座って開店を待つことが出来ました。ただ、18時17分の開店時には、行列は
35人に達していました。
国産ブタメン、大蒜多め+野菜増し+ブタかす入りアブラ+大盛。
野菜と豚の配置で絶妙にバランスが保たれています。
野菜と豚を脇に移すと麺が登場。
量はこの位です。
以前よりも大人しくなったとは言え、厚み太さ共に豊かで縮れが強く、ゴワゴワとした舌触りの麺は、主に中心部で小麦
粉が強く主張し重量を感じるもの。しっかりと顎を使わないと負けてしまいそうですが、不思議と食べ易く次々に口の中
へ吸い込まれていきます。
てっぺんには野菜との相性抜群のアブラがちょこんと。
富士丸の代名詞とも言えるクタ野菜。野菜本来の甘味以外にも旨味を感じます。見える範囲では、普通に茹でているだけ
のようなのですが、不思議です。
豚です。
横から見ると驚く位厚く切られているのですが、スッと歯が入りサッと千切れる肉質なので、良い意味でそれを感じさせ
ません。
脂身はもちろん、赤身もたっぷりと旨味を内包しています。
濃厚な脂の美味しさを楽しめる豚。
ほぼ赤身なのですが、適度にサシが入っているので柔らかく、スープに浸さなくともそのまま美味しく頂けました。
欠片も見るからに美味しそう。
丼底にしばらく沈めて置いた豚。スープに浸っていたことで、より柔らかくよりしっとりと。
セルフ油そばの具材として黒胡椒をたっぷりと振って。
スープは豚出汁と液体油の存在感が際立つ円やかな味付けで、醤油はほんのりと優しく感じるだけなので非常に飲み易い
です。ただ 時間が経過するにつれ、液体油がその他の味を凌駕してしまうものに変化していきました。
大蒜はかなり粗めに刻まれ、その形状を口の中ではっきりと認識出来ます。辛さは弱めも香りは強めでした。
ブタかす入りアブラはお椀で。前回もそうだったんですが、中央には野菜が少し。たまたまなのかあえてなのか・・・
20分程で完食。先週久々に食べましたが、やはりクセになるラーメン、2週連続となってしまいました。本当なら先週
で区切りとするはずだったのですが、また近いうちに・・・となりそうです。退店後は、大きく膨らんだお腹をさすりな
がら開店時と変わらない長さの行列を横目に、駅へと向かい歩き出しました。
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