一食目を食べ終えてそのまま席で暫く待機。集合時間12時10分と指定されたお客さんのラーメンが配膳された後、私のつけ麺の調理が始まりました。どうも、ラーメンだけをそれからつけ麺だけを、という調理手順のようです。
注文した2品目が配膳されたのはラーメンを食べ終えてから15分を経過した頃のことでした。店内連食という特殊な注文方法が、店員さんのリズムを崩してしまったこともその要因であったようです。
つけ麺(本日の限定麺Ⅲ)+大盛り券。
ラーメンよりも2分強長く鍋の中を浮遊し、美しく盛り付けられた麺。店内のホワイトボードの記載から、つけ麺を注文するには大盛り券必須だと解釈したのですが、今振り返ると違いましたね。ですので、370gあるはず。
水で締められたことで、表面の反発力がさらに増しています。
ただ、もちもちさは健在な上、火自体は中心部まで入っているので顎力を必要とされる強い噛み応えに喜びを感じながら。
麺はかなり長めです。
麺丼には、豚と味玉となるととメンマと小松菜。
密度高めながらも筋っぽさやパサつきが見受けられない赤身がメインの豚。
メンマとシャキッとした小松菜はラーメンの際と同様のもの。
メンマは軟らかくしっとりさ先行。
味玉。
こちらもやや硬めの茹で加減。
黄身と白身の間にはやや軟らかさを感じました。
なるとは欠かせません。
欧風カレーを思わせるビジュアルのつけ汁。
具材はネギのみ。
麺の侵食を押しとどめるのは密度の高さに起因するのでしょうか?
粘度の高いつけ汁には、ラーメンと同様コンロの上の小さな鍋に移された後の仕上げの調理過程で、お酢や魚粉が入れられたのが確認出来たのですが、そんなことを忘れさせる変わらずの豚の圧倒的存在感。ただ、食べ進めていく中でつけ汁の温度が下がっていくと、魚介が顔を覗かせてきたようにも感じました。そして一杯目の時も思ったのですが、何度口に運んでもしょっぱさはありませんでした。
たっぷりと麺に絡めて。
スープ割りをお願いしました。
スープが加わると粘度が弱まって、より魚介の風味が強まったように思いました。
残しておいた麺を。最初のつけ汁の支配力が強いので、正直薄いなと感じ拍子抜けしてしまいました。
12分程で完食。締められた麺を食べる事でお店の特長をより強く受け止めることが出来たと思える一杯でした。
結局スープ残量はこれだけに。お忙しいのに我儘を聞いて下さった店主さんと助手さんには感謝です。
尚、12時40分過ぎに退店する頃来店したお客さんには、集合時間13時50分が案内されていました。それを聞いて引き返す方もいらっしゃいましたが、それ位の待ち時間なら苦にならないと思ってしまうのは、感覚が麻痺してしまっているのでしょうか?
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