75回目の終戦記念日のこと。前回、閉店時間の1時間前に到着するも宣告済だったということもあり、今回は開店前に到着しあわよくば連食をと考え、10時20分頃に店頭に到着すると待ち人は1人のみ。その後20分程待っていると店員さんが出て来て、急遽熱中症対策で整理券制を採用するとのこと。少しして入店し、店内連食が可能か助手さんに尋ねると、店主さんの了解が出て2食分の食券を購入。そして食券の裏に集合時間11時40分と記載して頂きました。どうやら6人=30分換算のよう。尚、私の前に先頭で並んでいたのは、ラーメン二郎立川店で遭遇したあの方。「類は友を呼ぶ。」ということですね。
券売機はシンプルな構成。
卓上調味料はお酢と黒胡椒。
お店のこだわりが垣間見えます。
六等星こってりDX。
8分程茹でられ濃厚なスープにより色付いた麺は綺麗に盛付けられ、硬さにも繋がる強い弾力ともちもちさを併せ持っています。
スープが絡んでもそれに浸食されることなく、その特性を保っています。
店頭に掲示された雑誌の紹介文にもありましたが、最初に目が行くスープはこの強烈な麺があってこそ本当の魅力が引き出される、脇役の存在であると思いました。
黒胡椒を振って。麺もスープも強力なのでその影響力は限定的です。
豚は3枚。
どれも大きく厚さがあるので食べ応えがあります。
脂身はもちろん、赤身も軟らかな豚。
こちらの中心部はややカッチリ。
不用意に持ち上げようとすると、脂身の多い外周部と赤身中心の内周部が分離してしまう豚。
提供分を小さな鍋に移して最後の仕上げが施されてドロッドロとしたスープは、思わず豚骨の形状が思い浮かぶ程の濃縮された豚感を持ち、舌の上にザラっとした感触を残します。骨髄の中に詰まっていたものが出切ったのかもとちらりと。ただ、何度口に運んでもしつこさや臭味といったものは皆無なので、どぎつくはありません、こってりとは謳うものの、レンゲを上下させることを妨げる要素は全くありませんでした。また、他の方の分の調理をボケっと眺めていると、香味油が最後に丼の縁に注がれていたのですが、私はその存在に気が付きませんた。
煮卵は褐色の表面。
黄身は比較的硬めです。味の染み具合は正直分かりませんでした。
プリっとした白身も美味しいです。
ネギは多めに。スープをたっぷりと纏わせて。
なるとが嬉しいです。
味が染みて歯応えが弱まったメンマとシャキさを残した小松菜。
9分程で完食。食後のもたれ等はなく、見ためとは違って食べやすさも備えたラーメンでした。
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