毎日新聞 7月4日号にタイトルの文字に目が止まった記事がある。スクラップブックの中から読み返してみた。
内容はこうだ。
「男性患者は退院させたくてもどこも引き受けてくれない」。認知症治療に携わっている堺市の病院の医師は厚生労働省の検討会で語った。(中略)
病院から自宅に退院させようとしても男性患者の場合、家族らが反対して引き受けてくれず、特養ホームなどの施設を当たっても「うちは男性枠がいっぱいなので」と断られるという。
日常生活ができない、家族やケアスタッフ、ほかの入所者と良好な人間関係が保てないことが原因らしい・・。(中略)
「互助」「共助」の福祉を担ってきた家族や地域社会の機能が低下している中、行き場を失った人々の問題は社会に暗い影を落としている。特にこれまでは福祉の対象としてあまり着目されなかった「男性」が深刻な状況にあるのだ。-省略-
(以上、記事より)
命を削るようなストレスを抱える程に社会的に責任を負って、家族のためにがむしゃらに生きてきた男性も多い。健康に無頓着であったり、遊びもゆとりもつくりだせないまま、定年を迎える方も身近にいる。しかし、これからは自分のためにも家族のためにも、健康で生きがいのある時間をつくりだしていくことが大切だ。わかちゃいるけど止められない・・ことも多いけれど、明日のために・・