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資格取得のきっかけとなった出来事

2014年01月20日 21時39分21秒 | シニア産業カウンセラー

2012年、産業カウンセラーの資格取得に取り組むことを決意した。理由は、これまでの活動を理論的に学び直すために、生涯学習インストラクターの講座を受けた時のことだ。人の話を聴くこと、心の声を引き出すことの大切を学び、同時に自分のスキルや経験を活かした活動がしたいと考えた。具体的には働く40代50代の人達がこれからの人生をイキイキと過ごすための支援をしたいと考えている。

そのきっかけは40代後半、自身の挫折から立ち直る過程で得たものだ。40代半ばまで馬車馬のように働いてきたが、気付いてみると、いくつかの大切なものを犠牲にしてなりたっていることを知った。何とも言えない喪失感だった。

悩み抜いた末、3つのことを実行することにした。それは、毎朝1時間を学びの時間にあてること、自分を意識して磨くこと、自分らしく生きること。それから5年、頑張った甲斐があり人生が好転した。

現在の40代50代は、仕事や子育てで時間もゆとりも少ない世代ではあるが、人生の折り返しにいる世代でもある。だからこそ、後半の人生を学習によってよりよく生きていくためのスキルアップを図り、その力が各人の幸せにつながる、そしてその力を持ち寄り連携していくことで豊かな社会づくりが実現できる信じている。

そしてその夢を実現するために、どんなアプローチができるのか。いろんなことを考えた。例えば、セミナーを企画するなどだ。しかし、生涯学習というテーマで人が参加してくれるだろうか。しかし自分にしかできない支援があるのではと考えた。

2012年10月、一念発起して、活動団体「キャリアレインボー」を立ち上げた。米国のキャリア研究者、ドナルド・E・スーパー(Donald E Super)の理論「キャリアとは、人生のある年齢や場面のさまざまな役割の組み合わせ」であるととらえた理論に魅せられて名付けた。
これから、頑張っていきたい。