いよいよ来週(7月28日 11:20〜11:30)MRTラジオに出演して、「橋の日」の活動やとんところ地震について、お話します。お時間が許す方は、ラジオをお聞き下さい。インターネットでもradikoで放送されます!
ラジオでのやりとりについて
Q.1 初めに鶴羽さんの自己紹介をお願いします。 |
A.1 こんにちは、宮崎「橋の日」実行委員会の事務局の鶴羽と申します。キャリアコンサルタントという仕事をしています。趣味はピアノの弾き語りで、月1回宮崎市内ライブなどをおこなっています。
Q.2 8月4日は「橋の日」です。今日は橋のお話を中心にお伺いいたします。橋の日実行委員会の目的を教えてください。 |
A.2 8月4日を橋に感謝する日として「橋の日」にイベントを行うことにより郷土愛をはぐくみ、ふるさと宮崎を好きになってもらうこと、年間を通して、橋を含めた地域のお宝再発見ツアーや紙芝居の上演活動。
そして、県内外に「橋の日」を広めることが活動目的です。
Q.3 8月4日に「橋の日」の活動が行われているんですね。 |
A.3 40年前に始めたまちづくり活動です。当時は単発の行事、たとえば、地域に根ざした音楽会などを開催していました。しかし、一過性の行事は、市民の皆さんに浸透しないため、毎年続けられる行事を考えるようになりました。そこで、「橋の日」発祥の地である 延岡市では市内中心部に大きな2つの川、そして町と町をつなぐ橋で、地域づくりができないかと考えました。また、一方8月は川とふれあう季節でもあり、川遊びなどでそこに架かっている橋の大切さが改めてよくわかります。そのため、8月4日を語呂合わせで「橋の日」記念日にしようと活動を始め、「橋」をテーマに、掃除や感謝を込めて、花を手向けたり、橋磨きをおこなうなど、さまざまな記念日行事をおこなっています。
Q.4 全国一斉に実行される橋の日のイベントが宮崎発祥とは誇らしいです。イベントだけではなく絵本やDVDの製作などにも取り組まれています。 |
A.4 はい、30年以上いろんなイベントをおこなってきました。ここ10年は、絵本の制作や絵本を題材にしたDVDをつくっています。スタートは、12年前につくった「福島邦成と橘橋」という紙芝居です。明治13年4月大淀川に初めてかけられた橘橋を医師である福島邦成さんを主人公にした物語です。2番目の紙芝居は、東日本大震災後、南海トラフ地震への備えを考えようとの思いから、これまで県内最大といわれた1662年に起きた寛文2年の大地震「とんところ地震」を題材に紙芝居と紙芝居DVD]を製作、その後、挿絵を4枚増やし「とんところ地震絵本」を制作しました。
Q.5 外所(とんところ)地震は日向灘沖で起きた大地震ですが、絵本にす ると子どもから大人まで幅広い世代に伝えられます。 |
A.5 そうですね。災害への備えや意識は、毎日の積み重ねですので、いろんなメディア(紙芝居も含めて)伝えていきたいと思います。このように、未来への「橋渡し」をおこなうことも、単に橋を渡るだけではなく、未来への架け橋、こころの架け橋など、見えない橋渡しも活動として取り組んでいきたいと考えています。
Q.6 それでは、「橋の日」のイベントの紹介をお願いします。会場はどちらになりますか。 |
A.6 「橋の日」イベントは、8月4日のゴロ合わせにより、つくった記念日です。8月4日には、全国各地で橋に関わる清掃や点検作業、写真や本の紹介展など、さまざまな行事が企画されています。県内でも、高千穂町、日之影町、延岡市、日向市、都農町、西米良町、国富町、都城市、日南市などで開催され、宮崎県建設業協会青年部県内11地区会員400名の方々が清掃活動を行う予定です。宮崎市では、大淀川に架かる橘橋の清掃などをおこなう予定です。小雨の場合は、橋の下にて記念行事をおこなう予定です。大雨、台風時は中止となります。
Q.7 内容を教えてください。 |
A.7 午前9時から、橋に対して日頃の感謝を込めて、花を手向けます。その後、橘橋の欄干をタオルにて、参加者全員で磨きます。当日は、警備会社の方が交通警備を担当します、また看護師さんも常駐して、皆さんが安全で安心して参加できるよう準備しています。一方、清掃用のタオルや飲料用のミネラルウォーターも準備していますので、散歩がてらご参加ください。また橘橋の北側(宮崎市役所側)下では、国土交通省宮崎河川国道事務所の主催で、親子で橋の点検体験見学会、道路老朽化対策パネル展も開催されています。
Q.8 申し込み方法やお問い合わせ先を教えてください。 |
A.8 参加ご希望の方は、当日8時50分に橘公園にテントありますので、テントまでお越し下さい。イベントの詳細は、宮崎「橋の日」実行委員会のホームページでご覧いただけます。「橋の日」で検索すると表示されます。
Q.8 最後に一言お願いします。 |
A.8 日頃、何気なく渡っている橋。どの橋も先人たちが苦労して作り、私たちに残してくれたまさに汗の結晶です。その橋には、人や車を渡すだけでなく、電線や水道など生活に必要なものも通っています。また、心や文化を結ぶとともに町や地域の景観に溶け込んで心を癒してくれるなどまさに「架け橋」となっています。8月4日、橋の日。1年に一度身近な「橋」に思いを寄せてはいかがでしょうか。
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