67camper's Blog

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クレフのボブ・ブルックマイヤー

2006-08-07 02:48:21 | jazz & vocal
The Modernity Of Bob Brookmeyer/Bob Brookmeyer
(Clef MGC-732)

 ブルックマイヤーのクレフ盤は彼の初期の演奏を捉えたアルバムです。ピアノにジミー・ロールズ、バディ・クラークのベース、メル・ルイスと言うワンホーンの仕上がりでボブのバルブトロンボーンの妙技を充分に楽しめる構成です。7曲構成でサイドAは"You Took Advantage Of Me", "There Will Never Be Another You", "What Is There To Say", "He Ain't Got Rhythm"の4曲のスタンダードからなりカルテットのインプロビゼーションが楽しめます。一方、ボブは作曲、アレンジ面でも優れており、クロード・ソーンヒル、ウディ・ハーマン、マリガン等の有名バンドでそのタレントを発揮して来た事も良く知られています。サイドBはボブのオリジナル3曲構成でボブの作曲・アレンジの才能にスポットが当てられています。勿論、演奏も頑張っていてB-2の"The Bulldog Blues"ではピアノのロールズとともにの渋いブルースプレイが印象的です。このアルバムはクレフ盤で、Phil Sternのphotoがカバーに使われており'56のリリースです。


Plays Bob Brookmeyer And Some Others/Bob Brookmeyer
(Clef MGC-644)

 さて、クレフにはもう一枚ブルックマイヤーのアルバムがあります。このDSMカバーのアルバムでタイトルは"Plays Bob Brookmeyer And Some Others"、番号がMGC-644です。このDSMのカバーが好きで、以前から入手の機会を狙っていたのですが内容については全くunknownでした。届いてビックリ!これはMGC-732とメンバー、演奏曲も同じなんです。こちらは'55のリリース。クレフとVerveで再発するならわかるのにクレフ同士でカバーをかえて再発するとは、グランツさんどういう事???まあ、カバーが良いので許すしかないのですが・・・相変わらずこの作戦にはやられっぱなしです(笑)。