67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

Volkswagen Meeting 2006

2006-08-19 07:29:30 | Volkswagen

 あれから2年経ちます。今年も遂にビンテージVWの全国的イベント、”フォルクスワーゲンミーティング2006”が富山で開催されます。 今度のイベントは9/10(日)という、夏休み終了後のイベントでちょっと参加が厳しいかなと考えておりましたが、秋のCMCキャンプイベントが子供たちの運動会で参加が厳しいため、この富山のイベントに無理して参加する事にいたしました。前回は台風襲来の中、キャンパーで富山に出発、台風九州上陸の中、帰高するというハードスケジュールでした。富山へは片道700km超、はっきり言って遠いです。 今回はエントリー締め切りをすぎていたのですが、主催のバグワークスさんの御厚意もありエントリーを受け付けてもらいました。今回は、66bugでの一人旅ですが、安全に気をつけて参加したいモノです。 (画像は2004イベントのモノです。)

Volkswagen Meeting 2006
■日時:2006年9月10日(日) 9:00 ~
■会場:IOX-AROSA TOYAMA(イオックスアローザ富山)
■入場料:無料(駐車場1,000円/台)
■内容:カーショー&スワップミート、チアリーディング、VWクイーン

ホワイトパーカー、フィル・ウッズ

2006-08-19 03:00:27 | jazz & vocal
Warm Woods/Phil Woods
(Epic ECPZ-8 jp reissue)


 ジャズ・アルトサックスについて語ろうとすると、必ずパーカーの話からはじまるほどにバードことチャーリー・パーカーは偉大であったといいます。実際、そのアルバムをたくさん所有してるわけでもなく、晩年のリスニングに耐えうるアルバムが数枚がレコード棚の中にひっそりと置かれているにすぎません。それすらターンテーブルに載る機会は極めて少なく、むしろ彼の模倣者たち、パーカー派のアルトイストを聴く機会の方が圧倒的です。白人では、その第一人者が本日の主役、フィル・ウッズです。多くの有名盤から、今日はエピックのワンホーンアルバムをアップしますね。

 プィル・ウッズの演奏は50年代後半に一つのピークを迎え、プレステッジ、RCAそしてこのエピックなどに快演が聴かれますが、この50年代最後のリーダーアルバムがこの"Warm Woods"です。エピックには、もう一枚有名なジーン・クイルとの熱いバトルを収録した"Phil Talks With Quill"という大有名盤がありますが、この日の録音とその直後の別のセッションをカップリングして出たのが本アルバムです。Bob Corwin(p), Nick Stabulas(b), Sonny Dallas(ds)のリズムセクションを従えたワンホーンアルバムである事も注目で、フィルのウォームなトーンを駆使したパーカー派のアルトプレイを堪能できる構成です。演奏曲も"In Your Own Sweet Way", "Easy Living". "I Love You", "Like Someone In Love"等のスタンダードと"Squire's Parlor"、"Walz For A Lovely Wife"などのフィルのオリジナルがバランスよく配されており、スタンダードでは哀愁のあるリリカルなプレイが、オリジナルでは時にアップテンポで吹きまくるプレイも楽しめ、この時期、フィルがいかに好調であったかが伺い知れます。

 ジャケはというと、若きフィルが子犬を小脇に抱えて暖炉の前でたたずむショットが使われていてなかなか好ましいカバーです。所有盤は当然の国内盤再発ですが、このオリジナルは確か相当な高値をつけていたように思います。国内盤も結構見かけないですが、最近はCDで容易に聴けるアルバムですよね。