67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

HUARACHE

2006-08-09 05:46:26 | ファッション

 HUARACHEとはメキシコ製のレザーサンダルです。ワラチと発音されてますよね。自分にとっては90年前後から夏の定番アイテムです。ご存知の方も多いでしょうが、古くは日本の「ワラジ」が語源とも言われています。オリジナルは古いタイヤをソールに貼った、レザーも分厚く武骨なデザインで、ジーンズショップでバスケットなどに入れて買いやすい値段で売られていました。最近は、売ってるところをなかなか見つけられず欲しくても探すのに難儀します。

 7月末のイベントに3年ほど前に購入し愛用していたワラチを履いていったのですが、イベント最中にソールが完全に剥がれてしまいました。まだ、夏休みも半分あるわけだし、自分のショーツを愛用するスタイルには必須アイテムですので、”どこかに売ってないのかなぁ?”なんて思っていたら、ありました。昔、アイビー、プレッピースタイルでお世話になっていたBEAMSです。早速、地元のブランチに電話でコンタクトをとったのですが”あれはBEAMS+の商品で扱えない”との返事。仕方なく原宿ビームス本店(今も明治通りにあるのですかねぇ?)にコンタクトしたところ地元ブランチに送ってくれると言う事になり、8/7遂にゲットできました。さすがにBEAMSだけあって値段もHUARACHEでは考えられないほどご立派でした。最近は古いタイヤはワイヤーが入ったタイヤ(ラジアルでしょうか?)が主でリサイクルが難しいとのことで、特殊なソール(EVAソール)が使われています。昔は、バイアスタイヤがたくさんあったと言う事でしょうかねえ?

 これで3シーズンぐらいは大丈夫かな?

ファンク!ジャズ・クルセイダーズ

2006-08-09 05:05:58 | jazz & vocal
The Festival Album/The Jazz Crusaders
(Pacific Jazz ST-20115 jp.reissue)  


 70年代半ば、ジャズは電化が進み、様々な音楽と融合を続けよりソフィスティケートされたサウンドでイージーリスニング的になっていきました。この時代クロスオーバーと呼称された音楽シーンの中核をなしたグループにクルセイダーズがある事はみなさんご存知のとおりです。この前身がテキサス・ヒューストンの高校の同級生4人【ウェイン・ヘンダーソン(tb)、ウィルトン・フェルダー(ts)、ジョー・サンプル(p)、スティックス・フーパー(ds)】を中心に結成されたジャズ・クルセイダーズです。72年”ジャズ”の名前をはずし、よりクロスオーバー的なグループとなっていきますが、前進のモーダルでファンクな演奏をするこのグループも捨て難い魅力があります。  

 本日は全盛期のジャズ・クルセイダーズのライブ録音を収録したアルバムをアップします。A面が西海岸のパシフィック・ジャズ・フェスティバルの録音、B面がニューポート・ジャズ・フェスティバルでの録音です。4人に加え、A面ではジミー・ボンド、B面ではハービー・ルイスをベースに加えての快演が聴かれます。 ヘンダーソン、フェルダーのフロントラインのアーシーでファンキーなソロはわかりやすくノリの良い彼らの音楽性の中心となるモノです。勿論、サンプルの美しいタッチのピアノ、グイグイと煽動的なフーパーのドラムもいいですね。B面参加のハービー・ルイスの"Young Rabbits"でのイントロを始め存在感を示しています。続くサンプルのオリジナル"Freedom Sound"は彼らの最も有名なレパートリで力強い主張が込められています。

 79年にキングレコードがまとめてリリースした国内盤です。彼らの演奏の中でも1.2を争うベストパフォーマンスであろうと思います。