晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

初出荷

2024-11-14 06:06:17 | じねんじょ
忘れていたが11月12日からは、
七十二候の一つ『地始凍(ちはじめてこおる)』でした。
地始凍(ちはじめてこおる)とは、
冬の冷気のなかで大地が凍りはじめる頃のこと。
朝は霜が降り場所によっては霜柱がみられるところもあります。
・・・なんだが、
今週の暖かいこと。
昼間は暑いくらいです。

昨日は先行予約いただいた方へ初出荷 しました。

昨年と違うのは発泡スチロールしかないってこと。
近年にない不作となってしまい、
一本ものやカットパックは、
仲間から融通してもらわないと対応できません。
周りはこれから掘る人が多く、
現時点では冷凍すりおろしか味付き冷凍でお願いしています。

宅配は早くから冷凍対応していたヤマト運輸を利用しています。
今年値上がりして料金に上乗せせざるを得ない身としては辛い。

今回発送した一つに岡山県のがあり、
高齢のお母さんを元気づけたく送りたいと来園された。
ならば手間のかからない『味付冷凍夢とろろ』を勧めた。
宅配料金は自分で送るとなると、
クール便は60サイズで1,300円以上かかるため、
当方なら宅配箱込みで1,000円で送ると話しての発送です。

こちらも大規模事業者でないため、
大口利用者とはならず、
各種割引サービスを駆使しての料金設定です。
発泡スチロール箱はコストとして計上せざるを得ないですね。

因みに『カットパック』は常温なので、
60サイズで800円としています。
何れも沖縄と離島を除く全国一律価格です。
もし北海道だとしたら相当の持ち出しになります。
しかし送った次の日に届くなんて、
便利な時代になったものです。

< 翌日に届き高齢の母喜ぶ >
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目揃えと直販打合せ

2024-11-13 06:13:23 | じねんじょ
じねんじょの蔓葉が枯れだしたため、
部会の仲間たちも順次試し掘りをしています。
この時期に開催しているのが目揃え会です。
夫々の畑で試掘りした数本を持ち寄って、
今年の出来を予想しています。
サポーターの皆さんも含めて15人が集まりました。

全体に蔓葉の張りは良かったものの、
掘ってみると湿害や腐っていたりの人もいて、
地上部の見かけだけで判断出来ない難しさが自然薯です。

後半は15日から19日の打ち合わせをした
特に15日は研修畑で100本位を初掘りするのと、
16日はJAの親子収穫体験で15組の親子が掘りに来ます。
販売と掘るイベントを同時進行せねばならず、
夫々のスタッフを確認しました。

サポーターの女性3人も販売に協力してくれることになり、
頼もしいことこの上ないです。

心配なのは空模様です。
畑作業が伴う金と土は全般に雨模様で、
特に時間帯別の雨予報にくぎ付けです。
変更するかの判断は明日です。

午後からは自宅加工所で擦りおろしを作っています。
驚異の粘りは健在ですね。


< イベント近づく空模様心配 >
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城下町へ納品

2024-11-12 06:10:44 | じねんじょ
昨日は半年ぶりに犬山城がそびえる城下町を訪ねました。
同じ市内で居るのに里暮らしの輩には、
お城を眺める頻度は観光客並みです。

平日の朝9時過ぎだと観光する人はまばらですが、
それでも外国人をチラホラ見かけた。
城の街並みと串グルメがマッチして若者が押し寄せ、
最近は外国人観光客が急激に増えているとのことです。
写真の先に犬山城があります。

店の入口には大きな看板に、
じねんじょ入りのメニューがありました。
店長さんがメニューを工夫しているとのこと。

これから毎週納品するのは『冷凍すりおろし』が5kg相当です。
250gの真空パックが20パックあります。
一本ものの自然薯を店が一から調理するのは、
保存設備や加工の手間や時間などリスクが大きいため、
『冷凍すりおろし』が一番ですね。

毎週となると個人では担当しきれないため、
部会内で希望者を募って、
今年は7人が順番に納めることになりました。
ほとんどが加工の営業許可を得ていないため、
私の加工所で私と一緒に製造して納品するスタイルです。

店は年間を通して供給して欲しいのだが、
昨シーズンは今年の4月初めで終わってしまいました。
供給に見合う生産量を如何につくるかも課題の一つです。

< 人まばら朝一城下へ薯納め >
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味付き夢とろろ

2024-11-11 06:01:19 | じねんじょ
いよいよ自然薯シーズンが始まったという感じで、
今月に入って問い合わせや注文が10件以上入っています。
本格的な販売は下旬からと決めていますが、
今年の主力商品となる『夢とろろ』の、
『味付冷凍じねんじょ』を製造開始です。
半年ぶりですね。

擦り下ろした『夢とろろ』2kgをすり鉢へ入れます。

ここへ秘伝の出汁を1,650mlを加えて擦り伸ばすのだが、
3回に分けて入れます。

すりこ木で擦るたびに出汁が、
じねんじょへ馴染んでいきます。

三回目の出汁を加えて擦り伸ばして完成です。
滑らかさ満点ですね。

冷凍化するため170gづつバットへ移しました。
山かけだと2食相当あります。

この後は急速冷凍し真空パックして完成です。
自然解凍するだけで食べれる、
超便利な『味付夢とろろ』をとくとご賞味あれ。

< すり鉢で滑らかさ極み夢とろろ >



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急な物入り

2024-11-08 06:02:57 | じねんじょ
11月7日からは七十二候の一つ『山茶始開(つばきはじめてひらく)』です。
山茶始開とは山茶花(さざんか)が咲き始める頃のこと。
冬枯れの景色の中で濃いピンク色の山茶花の花は、
ひときは目立ちながら綺麗に咲き誇ります。
 
いわゆる白物家電と言われる電化製品は、
10年サイクルとよく言われますが、
業務用で使っている電化製品も然りです。

冷凍庫を新規購入しました。
どうせ買うならと226ℓあって家庭用製品の中では大型です。


業務用製品からと考えたが、
冷凍品を扱う業務は実質半年だし、
霜取りが必要な直冷式が多く、
自動霜取りを行うファン式の家庭用にしました。

購入のきっかけは現在使っている冷凍庫の不具合です。

これは-60℃まで冷やすことが出来る優れものなのだが、
今月に入り久しぶりに使い出したら、
上蓋のパッキンが悪くなったのか、
直ぐに霜が付き凍ってしまうようになった。
凍った箇所が膨らんで更に蓋が締まりにくくなり、
長時間の連続運転が出来なくなりました。

よってこれは擦りおろし自然薯を冷凍するだけに使い、
当面保存は新しい冷凍庫で行います。
10年くらい使った中古を10年以上使ってきたので、
よく働いてくれました。
もう少し特化した作業をしてもらいます。
犬山市には農産品を加工する機器への半額補助制度があるが、
こうした急な更新には対応していないので全て自腹となる。

我が家には家庭用の小さめの冷凍庫がもう一台あって、
それは直冷式で年に2回ぐらいは霜取りをせねばならない。

これは霜取りどころか氷取りです。
真夏なら数時間で溶けてくれるが、
立冬の太陽光では半日経っても溶け切らなかった。

いずれにしてもこれからという時に物入りです。
今年は不作に続いて設備の更新とは、
営業用の収支は赤字が目に見えています。

< 不作に追い打ちお前もか冷凍庫 >

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