拝啓
北海道もいよいよ春の陽気になってきましたが、ウクライナや海難事故のことを思うと心が晴れませんね。こんなご時世になると、ずっと忘れていた昔の戦争や災害のイメージが浮かんだりします。
そんなわけで、つい最近、スマホに替えました。身近なところで事が起きたとき、情報収集に後れを取ってはいけないので。ほんとうに、パソコンよりずっと便利なものを持ち歩いている感じですね。
ところで、昨年、札幌の大学で考古学などを勉強するうちに、若かりし頃、ちょっとだけかじった甲骨・金文学のことを思い出し、45年前の手書きの卒論を引っぱり出し、パソコンで清書してみました。タイトルは「龍と豊饒」。龍字を通して中国の古代祭祀を探求するといった試みなのですが、むずかしくて読めないところが多々ありました。そんな途方もないテーマをなんで思い立ったのか、今となってはまったく動機不明です。
私の今年の課題としては、13年前から掲載しているブログの記事を精査して、手作り本にすることです。400字にして1,500枚くらいありそうなので、急がず焦らずライフワークのつもりでやっていこうと思っています。
コロナ来襲3年目、龍も蟄居することがあると言いますので、もう少しの辛抱は致し方ないのでしょうね。では、お元気で。 敬具