黒猫 とのべい の冒険

身近な出来事や感じたことを登載してみました。

はなは、ときどきそこに

2023年04月08日 23時29分50秒 | ファンタジー
 はなが使っていた砂のトイレの臭いだろうか。先日、外出から家に戻ったとき久しぶりに嗅いだ。
 はなの存命中、頻繁にしていたその臭いがピッタリ途絶えたことをその日まで忘れていた。
やはり、はななのだ。
 お骨周辺で1ヶ月以上にわたって漂っていた匂いは、祭壇をどかして掃除したら消えた。ところが、それから2週間くらい経った昨日、はながいたころの独特な匂いが私の鼻にまとわりついた、たったの数十秒の間の出来事だったが。
 この写真(2004.6)は、おそらく、はなのいちばん幼いころのもの。はなは、この家に連れてこられて3日間鳴き続けた。夜はちゃんと寝たのだったろうか。ようやく、いくらか機嫌が良くなったところを見計らって撮ったことをはっきり憶えている。ブログを始める5年も前のことだ。
 動物を気嫌いした母親にこの写真を見せたのはなぜだったのか。そのとき、こんなかわいいネコだったんだ、という母のひと言を、不思議な気持ちで聞いたこともよく憶えている。(2023.4.8)

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